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2022年9月の記事一覧
【中1】「とん汁」づくり(家庭科、保科先生)
9月26日(月)5限目、中学1年1組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は「とん汁」です。前回の「ホットケーキ」と比べると、一気にレベルアップしたように見えますが、「けんちん汁」のように油で具を炒めたりしませんので、簡単に言うと、豚肉入りのみそ汁、といった感じです。しかし、具の種類が多いので、材料を切りそろえるのは、相当大変でした。
今日の材料です。
こんな感じで、材料を切りそろえます。(4人分)
切った具を沸騰したお湯の中に入れます。
丁寧にアクも取っています。
ここまでで、5限目が終了しました。別の用事があったため、この場を去りましたが、きっと美味しい「とん汁」が完成したことと思います。
【高校】国体開幕5日前(ボート競技)
9月26日(月)、今日は国体開幕5日前です。ボート部は、23日から26日まで直前の合宿があり、26日から会場の準備等が始まりました。そして本番直前の練習、ボート競技期間(10月1日~4日)、さらに後かたずけまで、約2週間、国体に専念しています。今日は、大会で使用する艇の運び出しをしました。ボート部員だけでなく大人のボランティアも加わっています。
国体のボート競技で使用する艇は、会場となる県がすべて用意します。実際には、栃木県だけですべて購入するのではなく、何年か分の国体開催県で共同購入し、国体が開催される県に次々に運ばれます。今回のとちぎ国体で使用する76艇は、一時的に旧栃木市立寺尾南小学校の体育館に保管されていました。ここから、ボートをトラックに積み込み、渡良瀬遊水地の谷中湖の湖岸のボート置き場に運びます。1艇だけでも、4,5人で運びますので、それが76艇になれば、大変な労力が必要になることは想像に難くないと思います。
旧寺尾南小学校の体育館に置かれたボート(76艇)
人力で運んで、トラックに積み込みます。
この作業は、本校のボート部員を始め、県のボート関係者やボランティアの手作業で行われました。
これを谷中湖に運びます。
1艇ずつ人力で運び、台に設置し、さらに風などで飛ばされないよう、ロープで固定します。
これを76艇分、今日一日で行いました。もうクタクタだそうです。本当に、お疲れさまでした。
国体を開催する、というのは本当に大変なことなんだと改めて思いました。
明日も、ボート部の皆さんは、会場設営などの力仕事に奔走するそうです。
とちぎ国体のために頑張ってください、としか言えません。
この苦労がレースで実を結ぶことを願っています。
【中3】全国中学生英語ディベート大会「4位入賞」(報告)
9月26日(月)昼休み、昨日の「第12回全国中学生英語ディベート大会」で4位入賞を果たした佐附中チームの7名が、校長室に報告に来てくれました。
佐附中チームの7名は、6月から4ヶ月にわたって、30回以上の練習を行いました。また、高校生のSGクラブ「英語ディベート班」とも、何度も練習試合をしてもらいました。本当によく頑張りました。チーム7名の健闘を称え「表彰カード」を差し上げました。以下に、7名の感想等を紹介します。
井本宙汰君
「資料探しや英語の読み、即興ディベートなど、長い期間、みんなで練習をしてきた成果を出すことができて嬉しかったです。そして、なにより楽しかったです。」
村田桜彩さん
「昨日の全国大会は、私にとって大きな経験になりました。全4試合あった中でも、第一試合の『さいたま市立浦和中学校』との対戦はとくに緊張しました。また、全試合に出させていただき、勝つことができたことは、本当に嬉しかったです。自分の英語力を試せたし、英語をもっと頑張りたいと思いました。良い思い出にもなりました。」
山口紗季さん
「英語ディベート部の活動を通して、自分一人ではなかなかできない経験ができました。全国大会ということで、最初は緊張していましたが、本番では、思っていた以上に落ち着いてできました。これはチームで戦っていたからこそだと思います。この部活に入って良かったです。」
相澤勇太君
「僕は英語ディベート部に入った時、最初はみんなの実力に圧倒される日々でした。しかし、少しずつ努力していき、なんとかみんなと話せるくらいにはなりました。また、今回の大会では、ネイティブの方がたくさん参加しており、正直かなり不安でした。しかし、みんなが助けてくれたので、自分の役割を果たすことができました。少しでもチームに貢献できて嬉しいです。これからも英語力を向上できるよう、一生懸命努力し続けたいです。」
黒澤さくらさん
「私は今回、大会には出場していませんが、⒍月からこれまで練習してきて、みんなどんどん話せるようになり、私自身も以前より話せるようになったと感じています。みんなで様々なお題でディベートをして、考えるのも楽しかったし、自分の力も伸ばすことができたので、本当にいい経験ができたと思っています。」
朴正勲君
「4戦全勝で4位という結果は、練習、本番ともに仲間の協力が必要不可欠であったと感じました。
浅田優君
「私は肯定側のアタックとして、第1試合と第2試合に出場しました。相手校は、さいたま市立浦和中学校と千葉県の東邦中学校でしたが、帰国子女が多く、皆、流ちょうに話すので、とても緊張しました。しかし、初めての試合では、入念に準備してきたアタックができ、しかも、その試合のベストディベーターにも選ばれ、とても嬉しかったです。また、決勝戦を見学した時は、まるで別次元のディベートを見ているようで、自分たちの実力を思い知らされましたが、全国で4位になったということは、大きな自信になりました。」
【中3】速報!「全国中学生英語ディベート大会」4位入賞(祝)
9月25日(日)9:00~17:30、「第12回全国中学生英語ディベート大会」がオンラインで開催されました。全国から31校が参加し、難易度が高いHEnDA(全国高校英語ディベート連盟)の大会規則に基づき実施されました。佐附中チームは、第1試合から第4試合まで「全勝」という快挙を成し遂げました。複数の全勝校があったため、僅差で「4位入賞」(2年連続)となりました。おめでとうございます。
参加校は、私立や公立の中高一貫教育校や大学の附属中がほとんどで、レベルの高い大会です。
佐附中のメンバー(7名)は、6月頃から練習を重ねてきました。
今回の論題は、
日本語ディベートの論題と同じです。
4試合の結果です。4戦全勝です。
第3試合のみは、その場で論題が発表されました。
「Beauty contests は害がある。是か非か」です。
佐附中チームは否定側で戦い、勝利しました。
第4試合終了後、決勝戦の対戦校が発表されました。これが、4試合終了時点の1位と2位の対決となります。発表されたのは、渋谷教育学園幕張と渋谷教育学園渋谷の大本命の2校でした。優勝の夢は潰えましたが、4戦全勝は過去最高で、それだけでも大きな価値のある成績です。
決勝戦終了後、入賞校の発表がありました。
昨年度に引き続き、2年連続の「4位入賞」は快挙です。前年度の好成績のプレッシャーに負けずに、力を発揮できただけでなく、全国で優勝を狙える実力であることが証明されたことは、大きな自信になったと思います。
*メンバーの感想などについては、また、改めて紹介します。
身近な風景 ~ヒガンバナ2022
9月22日(木)、三毳山の西のふもとにある「万葉庭園」のヒガンバナが見頃を迎えています。八分咲きくらいで、斜面の上の方から下の方へと次々に咲き始めています。
池の水面に映る姿が印象的です。他では味わえません!お勧めです。
さすがに「彼岸花」というだけあって、ちゃんとお彼岸の頃に満開になりそうです。この状態でも十分楽しめますが、池の水面近くまで花が咲くと、もっと真っ赤に見えると思います。3連休の後半の方が、より赤い部分が増えていると思います。
上の方ほど、満開です。
<9月25日>満開でした。多くのカメラマンが写真を撮っていました。
【中学】夏休み中のボランティア報告(スポーツ交流)
9月21日(水)放課後、中学2年生の田中さつきさん、若林千悠さん、1年生の大久保琥桜君の3名が、夏休み中のボランティア活動の報告に来てくれました。3名は、佐野市社会福祉協議会主催の「障がい者スポーツ交流会」に参加しました。
報告に来てくれた田中さん、若林さん、大久保君
3名はそれぞれ、佐野市の広報といっしょに配られる「社協だより」7月号に載っていた「ボランティア活動」の募集を見て、やってみようと思ったそうです。事前学習会(8月9日)、交流会(8月19日)、事後学習会(8月23日)に参加しました。
事前学習会(8月9日)には、佐野市内に住んでいる中高短大生18名が参加しました。
まず、「ボランティア活動」について学び、交流会に参加する障がい者等に関する理解を深め、交流会でのグループに分かれてワークショップを行いました。「ふれあいシート」(自己紹介用)を作ったり、パラリンピック正式種目である「ボッチャ」のルールを理解したり、交流会での個人やグループの目標を決めたりしました。
ちなみに、3名はそれぞれ、次のような目標を立てたそうです。
田中さん「障がい者とのふれあいや交流によって、理解を深め、ボッチャを楽しむ。」
若林さん「ふれあいながら、楽しく安全にボッチャを行う。」
大久保君「こちらから積極的に話しかけ、仲良くボッチャを楽しむ。」
交流会(8月19日)では、グループごとに、障がい者と「ボッチャ」をプレイしながら、交流が行われました。
ボッチャは、ヨーロッパで障がい者のために考案されましたが、障がいのあるなしに関わらず、すべてのひとが一緒に、そして競い合えるスポーツです。
ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青それぞれ6球ずつのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、ジャックボール(目標球)にいかに近づけるかを競うゲームです。
ボッチャのルールや面白さについては、「日本ボッチャ協会」や「JAPAN BOCCIA CLUB」のHPをご覧ください。
「日本ボッチャ協会」HPより https://japan-boccia.com/about
「JAPAN BOCCIA CLUB」HPより https://japanboccia.com/
3人は、交流会でこんな体験をしました。
田中さん「私たちのグループは、視覚障害(全盲)の夫婦と一緒にプレイしました。全盲という先入観がありましたが、普通に歩けたり、ほとんど一人でできることに驚きました。ボールを投げる時も、周りの手ばたきや、声で方向や距離を伝えることで、正確に投げることができていました。」
若林さん「私たちのグループには、発達障害で人見知りがちの小学生がいて、打ち解けるまでに時間がかかりました。最初に比べると、少しずつ話せるようになってきました。」
大久保君「私たちのグループにも、人見知りの子がいました。最初は全然話すことが出来ませんでしたが、最後は、一緒に笑ったりして、楽しんでくれました。」
そして、事後学習会(8月23日)が行われました。
3人は、このボランティア活動に参加し、こんなことを感じました。
田中さん「このようなボランティア活動を体験できて、障がい者に対する考えが変わりました。今度は別なボランティアにも参加したいと思いました。」
若林さん「障がい者について知ることが出来ました。これまでにもボランティア活動に参加したことはありましたが、作ったものを手渡すだけだったので、身近でふれあいながら、一緒にプレーしたり、話したり出来たことは初めての体験でした。災害時のボランティア活動などもやってみたいと思いました。」
大久保君「今まで、障がい者とふれあうことはなかったので、一緒に遊べて楽しかったです。こういう接し方もあるんだなと思いました。以前、佐野市が台風の被害にあった時、どろかきボランティアをしている姿をみて、自分もやってみたいと思っていました。これからも、機会があれば、いろいろなボランティア活動に挑戦してみたいです。」
*3名とも、素晴らしい体験ができたことが伝わってきました。新たな一歩を踏み出した結果だと思います。良かったですね。これからも、いろいろなことにチャレンジしてください。応援しています。
【中1】水素の発生と燃焼(理科、中村先生)
9月21日(水)5限目、中学1年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。気体の性質を調べる単元で、本時は、①水素を発生させて、②集めて、③性質を調べる(燃焼させる)という実験を行いました。
発生する気体を集めています。
今日の実験の手順が示されています。
(1)水素を発生させる → マグネシウムリボンを入れた試験管に、塩酸5mlを加える。
塩酸5mlを正確に測って試験管に入れる作業は、簡単そうですが、実は基礎ができていないと危険を伴います。塩酸が飛び散る可能性もあります。親指と人差し指でピペットのゴムキャップをはさみ,残りの指でガラスの部分を持ち、安定させることが基本です。そのうえで、
①親指でゴムキャップをおして空気を出し,そのまま先を塩酸の容器に入れます。
②親指を静かにゆるめて塩酸を少し多めにすい上げ、親指の力加減でぴったりに量を調節します。
③そのまま、ピぺットの先を試験管の口に近づけ、親指でゴムキャップを押し、塩酸を流し入れます。
これがきちんとできていると「科学者」のように見えますし、できてないと危なっかしくて見てられません。
(2)発生する水素を集める(水上置換)
水素は水に溶けにくいので、水を満たした試験管に発生した水素を入れ、水を追い出して、水の上に気体を集めます。この方法を水上置換といいます。
試験管が水素で一杯になったら、次の試験管を水槽に入れ、水を満たして水素を集めます。この作業は、チームワークが大切です。どの班もみんなで協力していました。
(3)集めた水素の性質を調べる(→燃焼させる)
試験管に集めた水素にマッチの火を近づけて燃焼させます。危険を伴うので、中村先生からやり方の説明がありました。
自分たちでもやってみます。水素は、試験管3~4本分とれたので、一人ずつ交代でやっていきます。
一人は試験管を手に持ち、ゴム栓をはずします。もう一人がマッチで火を点け、試験管の口に近づけます。
水素は「ピュッ」と音を立てて燃焼します。思わず体がのけぞったりしますが、これはこの実験の一番の見どころでもあります。
*簡単な実験ではありますが、この実験には、実験の基本的な操作がぎっしり詰まっており、なぜこのような方法で気体を集めるか、など、正確な知識と考察力も必要です。
*この授業を見学した限りでは、そうしたことがきちんと身についていることを感じました。
*また、何人かの生徒に「理科は好きですか?」と聞いてみたところ、ほとんどの生徒が「好きな方です。」と答えてくれたのは嬉しかったです。実験が楽しめると、理科そのものも楽しくなってくると思います。頑張ってください。
【高3】体育「ダンス発表会」
9月20日(火)7限目、高校3年3・4組の「体育」(川田先生、増田先生、滝川先生)の授業を見学しました。「ダンス選択者」の最後の発表会(後半5班)を行っていました。
生徒の皆さんの最後の発表会にかける意気込みに、ただただ圧倒されました。素晴らしかったです。
【中3】知事盃ゴルフ・中学女子「優勝」
9月19日(月、祝日)、高根沢町の県民ゴルフ場で開催された「第59回県知事盃争奪ゴルフ競技大会」ジュニアの部(中学女子)で、中学3年1組の二渡行夏(ふたわたり あんな)さんが、見事「初優勝」に輝きました。おめでとうございます!
9月20日付け下野新聞第1面より(HP掲載許諾済)
身近な風景 ~ヒガンバナ2022
9月19日(月)台風の影響で、時折、雨が激しく降る中、真っ赤な「ヒガンバナ」が、より鮮やかに目に映りました。
栃木市岩舟町の「村檜神社」の参道付近
古い郵便ポスト(現役です)の色とよく似ていました。
特にありません。