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農業経営科の日誌

農経科 シクラメン葉組み②

10月に入り段々と涼しくなってきました。
暑さに弱いシクラメンも、元気を取り戻してきているところです。

草花の実習では、引き続きシクラメンの葉組みを行っています!
今回は2年生が担当する4号鉢の様子をお知らせします。

    

だいぶ葉枚数が増え、小さな花芽もたくさん上がってきました。
株から飛び出た葉がないように、形を整えることを意識して作業に取り組みました。

農経科 シクラメン葉組み①

3生生草花分会の生徒がシクラメンの葉組みを行いました。

葉組みとは、シクラメンの株全体の形を整える作業です。
株の中心に光が入るように葉を組むと、葉枚数が増え、より多くの花を咲かせることにもつながります。
この作業を新しい葉が増える度に繰り返していきます。
形の整った良いシクラメンになるよう、頑張りましょう!

    

  
    葉組み前          葉組み後    

農経科 パンジー鉢上げ

9月2日(木)2年生の「草花」の実習でパンジーの鉢上げを行いました。

パンジーは冬花壇では定番の草花です。
秋の花壇植栽に向けて栽培していきます!

今回は鉢上げということで、セル苗をポリポットに移植しました。

  

農経科 シクラメン鉢替え

7月12日(月)2年生の「草花」の実習でシクラメンの鉢替えを行いました。

鉢替えとは、小鉢から一回り大きい鉢に植え替える作業です。
今回は3号鉢から4号鉢へ植え替えました。

シクラメンは塊茎(かいけい)という球根をもつ植物です。鉢替えの際には球根が埋まりすぎないよう、また浅植えになりすぎないよう気をつけながら、皆集中して取り組んでいました。

2年生は今回1人10鉢のシクラメンを鉢替えし、秋の出荷までこの10鉢を継続して管理していくことになります!きれいな花をたくさん咲かせられるよう、頑張りましょう!

     
説明をよく聞いて実習開始! 土の量の調整が難しい・・・    集中して取り組んでいます  

  
左:3号鉢 右:4号鉢   元気に育ちますように!

農経科 バンバ広場プランター設置

7月6日(火)3年生草花分会の生徒が、バンバ広場やオリオンスクエアなどの市内中心部にプランターを設置しました。この活動は、宇都宮市花と緑のまちづくり推進協議会と協力して実施しています。プランターには学校で育てた「ニチニチソウ」が植えられ、ピンクや紫の花々が街を彩りました。

    

    

なお、今回の活動が7月8日付の下野新聞に掲載されました!あわせてご覧ください。

農経科 校内花壇植栽

6月3日(木)2年生の「草花」の実習で花壇の植栽を行いました。

使用した花は学校で栽培した「ベゴニア」です。
少し汗ばむような陽気の中、皆丁寧に花苗を植えてくれました。

正面の門から入って左右に花壇が見えますので、是非ご覧ください!


    

    

農業経営科 課題研究発表会

こんにちは。農業経営科です。
2021年もよろしくお願いいたします。

年明けすぐの1月13日(水)に毎年恒例の3年生の課題研究発表会を行いました。
「課題研究」の授業では、それぞれのテーマを決めて、実験や調査に取り組んできました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校があり、年度初めはまともな活動ができず、研究も途中からとなってしまったり、最後まで終えることができないこともありました。しかし、限られた時間の中ではありましたが、工夫しながら取り組むことができました。
 

授業だけでなく、放課後や冬休みも利用して、表計算ソフトなどを利用してデータをまとめ、先生方の指導を受けながらプレゼン資料作りを行ってきました。


本番はクラス全員の前で、成果を発表します。
緊張しながらも、堂々と発表することができました。
  
3年生のみなさん、おつかれさまでした!

~今年の研究テーマ~
1.高根沢農場小バエトラップ作成
2.高根沢農場周辺での野生動物痕跡調査
3.オリジナル白楊豚を目指して
4.ミニトマトに関する研究
5.着果節位の違いによる高糖度メロン作り
6.気温がイチゴの生育に与える影響
7.口に入れても大丈夫!安心・安全な野菜由来の絵の具作り
8.ナシにおける摘果の程度による生育への影響
9.ナシ栽培における労力削減と品質の変化
10.本校におけるジベレリン処理を用いた巨峰の有核・無核栽培の検討
11.摘果の有無によるナシの品質の違いについて
12.白楊高校ナシ園における病害虫調査
13.五百万石の収量および品質安定に向けた研究
14.とちぎの星を食卓へ~導入1年目の挑戦~
15.エソジマモチの収量安定に向けた研究
16.水田周辺の生物調査
17.エディブルフラワーの活用について
18.ハーブの活用法
19.元肥の違いによる花壇苗の生育調査
20.花から酵母をとろう!
21.押し花の活用
22.マイクロシクラメンの栽培
23~25.デュアルシステム活動報告

白楊のシクラメンが品評会で金賞受賞!

みなさん、こんにちは。
寒さが厳しくなってきました。

先日行われた「栃木県シクラメン&冬の鉢花品評会」において、白楊高校のシクラメンが見事『金賞・農政部長賞』をいただくことができました!
 

賞をいただいたのは、5号鉢の「ドリームパープル」という品種のものです。
品評会では、見た目の美しさだけでなく、商品としての規格や生育のそろいなども評価に含まれます。そのため、生育がそろっていて且つ質の高い3鉢をそろえるのは難しいのです。

今回は受賞した5号鉢の他に、6号鉢の「ビクトリア」で銀賞、4.5号鉢「アルーレ ピュアホワイト」で銅賞を受賞しました。
 

良いシクラメンの条件には、葉が小さく多くあることや花が多く上がっていること、鉢を覆うような株となっていることなどが挙げられますが、「良い商品とは何か」を学ぶための校内品評会も実施しています。

栃木県内の生産者さんも多く出展する品評会において、今年で4年連続で金賞を受賞しており、生徒たちもとても喜んでいました。

今年は新型コロナウイルス感染症の予防のため、保護者向けの校内販売会を行えたのみで、白楊祭での販売が中止となり、生徒たちが栽培したシクラメンのお披露目ができないことを心苦しく思っていました。しかし、今回金賞という賞を受賞できたのも生徒達が一生懸命手を掛けてくれたおかげです。

来年はより多くの方へ、白楊高のシクラメンをお届けできることを願っています。

農業経営科(野生鳥獣に関する講話)

こんにちは。農業経営科です。
日ごとに寒さも増し、学校の前のイチョウも丁度見頃となってきました。

先日、農業経営科2・3年生を対象に、「狩猟の魅力PR講座」と題して、鳥獣管理士の杉本様を講師に迎え、栃木県における野生鳥獣による農作物被害やその対策について、お話をいただきました。
 

栃木県においても、ハクビシンやイノシシなどの野生動物による農作物被害は年々大きくなってきています。そのため、地元の猟友会や鳥獣管理士の方々が中心となり、その駆除や個体数管理が行われています。

「野生動物も悪気があって畑を荒らしている訳ではなく、生きるために食料を求めているだけ」なのだというお話がとても印象的でした。だからこそ、住む場所の区分けや、増えすぎてしまった場合には捕獲も必要であることなど、大切なことを学ぶことができました。

くくりワナの実演や本物の毛皮の展示もしていただき、生徒達も興味津々といった様子で見学したり、説明を伺っていました。
  

鳥獣管理は農業に大きな影響を及ぼすため、地域の農業者との連携が重要となってきます。「自分はどう関わっていけるのか」について考える良いきっかけとなりました。

以上、農業経営科でした。

農業経営科(キャリア形成支援事業&花活)

みなさん、こんにちは。

先日、農経科3年生草花分会では、キャリア形成支援事業として、日光市のシクラメン農家である「イッセイ花園」様にお邪魔してきました。

イッセイ花園の吉原一成様から花き農家のやりがいや難しさ、栽培管理や品種について、コロナ禍における花き業界の取り組みなど、なかなか聞くことができない生の声を聞くことができました。


また日々の実習を通して疑問に感じていることを質問したり、葉組みのコツも教えていただくことができました。


教えていただいたことを学校での管理に生かしていきたいと思います!


今年度はコロナ禍で、花きの需要が落ち込んでいます。そこで少しでも花き業界を盛り上げようと、栃木県と連携した「公共施設における花きの活用拡大支援事業」として、フラワーアレンジメント講座を行いました。

農業経営科では草花生産のうち、鉢ものや苗ものを中心に学習するため、切り花を扱うことは少ないので、生徒たちにとっても楽しい授業となりました。
  

講師として「はなまつり」の島田様をお迎えし、アレンジメントの基礎を教えていただきながら、思い思いのアレンジメントを作成しました。
はじめは戸惑いながら挿していた手つきでしたが、だんだんとコツをつかんでいきます。また友人のアレンジを見て、「これいいね」や「かわいい」という声が聞こえてきました。
   

コロナ禍ということで、冠婚葬祭等の草花利用の場が減ってしまっていることから、消費が減少しています。草花を扱う身としても、活用に貢献していきたいと思います。

また花は一輪あるだけで、生活を彩ります。ぜひみなさんもお家に飾る一輪の花を花屋さんで購入してみてください。

農業経営科でした。