日誌

2019年9月の記事一覧

考える道徳へ ~「中学校道徳授業づくり研究会」始動~

 校内の自主的研究集団「中学校道徳授業づくり研究会」の第1回研究会が、9月4日に開かれました。本年度から、中学校の道徳は、「教科」の扱いになります。特に道徳の授業では、求められる正解に到達させるような指導は価値を持たず、一人一人が考えるプロセスに意味があります。
 リフレクションでは、生徒たちの発言する姿が記録された授業ビデオを見ながら、生徒の発言の意図を、参加者全員で推測しました。
 プロセスを重視するのは、道徳だけでなく、新教育課程全体の特徴でもあります。道徳の授業の無い高校の先生方も多数参加し、熱心に討議していました。

厚くて暑くて熱い戦い ~高等学校球技大会~

 
 9月6日、台風が連れてきた熱波の中で、高校の球技大会が開催され、生徒たちは、サッカー、バスケットボール、バレーボール、卓球の各競技で競い合いました。
 競技によっては、1、2年生が優勝するなど頑張りましたが、総合順位では1位、2位、4位、5位が3年生というように、今年も3年生が上位を占めました。
 この夏空は、今年最後の夏空かもしれません。秋の空とともに、生徒諸君とって、特に3生にとっての「充実の秋」がやってきます。

新たな碑(いしぶみ)を ~水球部国体出場壮行会~


 人は移ろいやすい記憶を永遠にとどめるために、記録を石に刻みます。
「栃の葉国体」のときには、本校水球部が、見事全国制覇し、地元開催の国体に花を添えました。本校プールの東側にある碑には、「第33回国民体育大会 栃の葉国体夏季大会水球競技 優勝記念 昭和55年9月10日」の文字とともに、2名の教師と9名の選手の名が刻まれ、その栄光を永遠に称えています。
   この度、宇東高水球部が、39年ぶりの国体出場を決めてくれました。9月13日からの茨城国体にて、再び諸君の名を刻むべく、全力を尽くして欲しいと思います。
  ポセイドンの神が諸君とともにあらんことを。

予選の状況
はこちら

多様な花々、咲き誇る ~宇東祭閉幕~

令和元年度 宇東祭 一般公開

 金曜日のオープニングイベントと土曜日の一般公開。二日間の「宇東祭」の特徴が、「多様性」「ダイバーシティー」「百花繚乱」にあるのだということを改めて実感しました。二日目の一般公開には、今年度も、2800人に迫るたくさんのお客様がご来校くださいました。
 生徒諸君が「お も て な し」の精神をもって準備し、そしてお客様に接してくれたことの証だと思います。特に、実行委員、生徒会役員の皆さん、お疲れ様でした。そのほか、ご指導くださった先生方、PTA、同窓会の関係者の皆様、そして宇東祭を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。
 打ち上げ花火が消えた後の夜空には、いつも通りの星空が現れます。パレードが通り過ぎた後の大通りには、車や人並みが戻ってきます。同じように、皆さんの日常も戻ってきます。二日間のお祭りが、皆さんのこれからの日々に元気と潤いとをもたらすことを信じています。