野球部

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
JUN  2021  Vol.63

 日頃から足利工業野球部の活動にご理解、ご協力を頂き、ありがとうございます。
 1年前の6月を振り返ると、やっと休校が明けた段階で練習試合も許されていませんでした。今まで当たり前だと疑うこともなかったことが、実は当たり前ではなかったことに気づかされたのが、昨日のことのように思います。まずは甲子園を懸けて戦えることに感謝し、昨年の部員の思いも背負って大会に臨む所存です。
 このチームでの残された時間も少なくなり、6月はチームを仕上げるべき時期になります。目指すは足利工業野球部として7度目の甲子園出場。そのために常日頃から、ベスト8以上で勝負できる力を意識してきましたが、まだ十分とは言えない状況です。ただ、優勝するチームは大会で“1試合1試合、勝ち上がるごとに強くなった”とも言われます。全国優勝した作新学院は“決勝戦のシートノックまで上手くなれる”を合い言葉に練習、準備をしたとのことです。このことを肝に銘じ、最後の最後まで“悪あがき”をしながら大会に備えたいと思います。
 いよいよ3年生にとっては最後の大会が始まります。組合せ抽選の結果、初戦の相手は昨秋の優勝校である国学院栃木に決まりました。選手の夏に懸ける意気込みも高まっています。選手には足工グラウンドで3年間練習してきたことを信じ、思い切りプレーして欲しいと思います。結果は自ずとついてくるはずです。選手の懸命なプレーに、変わらぬご声援をお願いします。

“the worst condition is the best condition” 見せろ 足工魂!
全員で熱い夏にしよう!

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
MAY  2021  Vol.62

 春季市内大会では本当にたくさんのご声援を頂き、ありがとうございました。選手にとっては心強かったことと思います。
 初戦となった足利清風戦を18対0でものにすると、続く足利高校には9対7。最終回の守りは本当に苦しく、改めて大会で勝つことの難しさを感じる試合でした。ただ、大会では結果が重要であり、苦しみながらも勝てたことに収穫がありました。しかし、迎えた決勝は、足利大附属を相手に3対8の敗戦。令和元年・春以来の優勝はなりませんでした。内容的にも投打に渡っての完敗であり、満足感より、悔しさの方が強い準優勝となっています。ただ、本当の勝負は夏です。まだ足りない部分も多い現状ですが、1つ1つの課題と向き合い、克服できれば戦える手応えも感じています。今回の悔しさを夏の大会で晴らせるよう部員一同、日々の練習に取り組みたいと思います。
 そして、今後はBチームとしてもう1チームを編成(単純に1軍、2軍と分けているのではないため、この呼び方には違和感がありますが、他校に倣ってこう表記します)。別行動で並行しての練習試合を計画しています。これは努力している部員に対して、少しでも多くの活躍の場を作るためです。ケガをしている選手の戦列復帰にも役立つはずです。部員には増えたチャンスを生かすべく、元気良くプレーしてくれることを期待しています。
 また、6月は最後の追い込みの時期であり、3年生にとっては“最後の夏”まで1ヶ月になります。ケガにはくれぐれも気をつけ、あとで後悔しないだけの準備をして欲しいと思います。この夏の栃木大会も実力伯仲で、何が起きても不思議でない状況にあります。もう一度基本に返り、1人1人が役割を果たすこと。そして勢いに乗れば、本校にもチャンスがあると考えています。引き続き、選手の懸命なプレーに温かいご声援、ご協力をお願いします。

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
APR 2021 Vol.61

 春季大会では、本当に多くのご声援を頂きありがとうございました。
 シード校として臨んだ南部地区予選は、苦しみながらも4対2で足利南高校を下し、県大会の出場権を獲得。まずはこの試合に勝つことを目標に、冬のトレーニングにも取り組んできただけに嬉しい勝利でした。ただ、思い描くような試合とはならず、大会で勝つことの難しさを実感した試合でもありました。
 そして迎えた県大会では、この代の1年生大会では優勝している文星芸大附属との対戦。5回までは一歩も譲らない戦いを演じながら、結果的には1対6での敗戦に終わりました。勝つチャンスがなかったわけではないと思う一方、投打に渡って完全に力負けであり、やるべきことの多さを感じています。夏こそ、この悔しさを晴らすべく、グラウンドだけでなく学校生活から見つめ直し、頑張りたいと思います。多くの試合を経験して感じるのは、どのチームにも力の差はないということです。野球は難しく、本当に何が起きるか分かりません。選手にとっても、大会で勝つ嬉しさを味わう一方、持てる力を発揮し、結果を出すことの大変さなど、夏の大会を前に貴重な経験となったはずです。1つ1つやるべきことをやり、浮き彫りとなった課題を克服できれば、本校にも十分にチャンスはあると考えています。今回の敗戦を胸に刻み、部員一同、夏に向けての再スタートを切りたいと思います。
 また、コロナ禍により、今後も様々な制限の中での活動が続きます。保護者の皆様には、そういった状況の中で。足工野球部の活動へのご理解、ご協力を頂いていることに改めて感謝申し上げます。部員には、好きな野球ができていることが決して当たり前ではないこと。そして感謝の気持ちを忘れずにプレーして欲しいと思っています。
 最後に、今年度についても部員不足に悩むチームが多い中、9名の新入部員を迎えられたことを嬉しく思います。スタッフとしても、新たに横山洋先生がコーチとして加わりました。高校時代は主将として甲子園出場経験もある横山先生は、部員にとって良き兄貴分となってくれるはずです。高校野球の本来あるべき姿。そして“人間性豊かな工業人の育成”という本校の教育目標に、“向学”“愛隣”“剛健”“創造”という校訓を忘れず、令和3年度も努力していく所存です。5月には次なる目標となる市内大会も控えています。中間テスト直後という難しい日程ではありますが、春季大会の悔しさを晴らせるよう頑張ります。選手の懸命なプレーに温かいご声援、ご協力をお願いします。


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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
MAR 2021 Vol.60

 “春は選抜から”とはよく言われますが、待ちに待った球春を迎えることとなりました。
 特に今年はコロナ禍により、いつ試合ができるのか不安な中でしたが、大間々高校戦を皮切りに、6試合を消化することができました。まだまだ練習不足な状況ですが、やはり試合は楽しく、好きな野球ができる喜びを感じています。部員には浮き彫りとなった1つ1つの課題に対して、正面から向かい合う姿勢を持ち続けて欲しいと思っています。
 そして、今年も3月25日から28日の日程で関西遠征を実施することができました。アルバイトをして自分の遠征費を準備した経験にも、大きな意味があったはずです。今回は特に、実施にあたってのご理解、ご支援を頂いた保護者の皆様に、この場を借りて御礼申し上げます。部員には感謝の気持ちを行動で示して欲しいと願っています。
 さらに、26日には、憧れの甲子園球場で選抜大会を観戦しました。甲子園球場の大きさに圧倒され、それを目の当たりにしたことで漠然としていた甲子園という目標が、はっきりイメージできたことと思います。試合も鳥取城北vs東海大相模、具志川商vs福岡大大濠、明豊vs市和歌山といった好カードを観ることができました。選手は、この場所でプレーしたいという気持ちが、改めて強まったはずで、夏には、あの土を踏めるよう頑張りたいと思います。さらに、近畿地区を代表するような強豪チームとの練習試合も実施しました。この貴重な経験を、今後に生かしたいと思います。
 最後に、南部地区予選の相手が足利南高校に決まりました。4月10日(土)10:00プレイボール。足利市営球場を会場にしての一戦となります。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっています。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。


“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
FEB 2021 Vol.59

 新型コロナウイルスの感染拡大による2度目の非常事態宣言に加え、両崖山の大規模な山火事。先行きの見えない不安が続きますが、それでも新しいシーズンが開幕します。全体練習が大幅に制限され、個人でのトレーニングに明け暮れた選手には、待ち遠しかったことと思います。この冬は、もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。さらに、課題となっているバットを振る力のアップや取れるアウトを取る力に加え、精神面の強化を目指してきました。現状では、十分な準備ができたとは言えませんが、一冬を越え、選手には逞しく成長した姿を見せてくれることを期待しています。
 そして今シーズンも例年同様、多くの試合を計画しました。特に、春先のゲーム数が多いのは早い段階で多くの実戦経験を積み、厳しい戦いが強いられる南部地区予選に自信を持った形で臨みたいということ。さらに、この冬の努力で成長した多くの選手にチャンスを与え、新たなレギュラー争いを行うために必要と考えるからです。切磋琢磨して、チーム全体のレベルアップを図るためということをご理解下さい。
 また、今年も3月25日(木)から28日(日)の車中泊を含む3泊4日で関西遠征を予定しています。近畿地区の強豪チームを相手にしての練習試合。さらに甲子園球場での選抜大会観戦と、またとない機会となるはずです。多くの収穫を得て、夏に繋げたいと考えておりますので併せてご理解、ご協力をお願いします。
 最後に、部員1人1人が「今シーズンに向けての抱負・意気込み」を書きました。ご覧頂き、足工グラウンドで懸命にプレーする選手を温かく見守り下さい。そして、今年度も記録集 第5号 「2019~2020“夏の足工”伝統校のプライドを胸に」とDVD「2019~2020 足利工業野球部の軌跡」を完成させることができました。この場を借りて、お礼申し上げます。今シーズンも変わらぬ支援をお願いします。


“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
JAN 2021 Vol.58

 令和3年も幕を開け、2年生にとってはいよいよ最後、勝負の年となりました。
 新チームのスタートからここまで本当に早かった気がします。そんな中、保護者会の協力を頂き、1月3日(日)に必勝祈願を実施することができました。この場を借りてお礼申し上げます。必勝祈願は最勝寺にて護摩を焚いて頂き、厳かな雰囲気の中、今年1年をケガなくプレーでき、良い結果を残せるよう祈願しました。部員一同、気持ちを新たに精進していきたいと思います。改めて、気持ちの引き締まる思いがありました。
 その一方で、36㎞マラソンについては緊急事態宣言が再発令されたことで中止となりました。個人的には、一度始めたことは最後までやり切ることの大切さを感じています。36㎞という気の遠くなるような距離にも、挫けそうな自分に打ち克ち、歩かずに完走することで“達成感を得る”“裏づけのある自信をつける”そして“チームの絆を深める”という3つを得ることを目的としていました。さらに、保護者の皆様にも入念な準備をして頂いていただけに残念に思います。部員には、本来はこのマラソンで得られるべきだったものを何で得るか。日頃の練習で、どう補うかが課題となります。
 選抜出場校も決まり、春もそこまで来ています。足工野球部としても秋のベスト8進出という結果は大きな自信となりました。その一方、準々決勝以上で勝負するには決定的に実力が足りないことも事実です。本気で“甲子園”を狙えるレベルに到達できるよう、選手にはなお一層、足工グラウンドでの日々の練習を大切にして、来るべき春に備えて欲しいと思います。21世紀枠での選出が有力視されていた石橋高校は、残念ながら選出されませんでした。この悔しさを胸に練習に取り組み、さらに手強い相手になることを感じています。
 最後に、部員1人1人が「新春の抱負」を色紙に書きました。今年の目標、決意表明となっています。ご覧頂き、選手を温かく見守り下さい。本年も変わらぬ、ご支援をお願いします。

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News
DEC 2020 Vol.57

 今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により大変な1年でした。かつてないこういった状況を経験したことで、今まで当たり前だと思って生活できていたことが、どれだけ幸せかということを実感しています。そんな中でも本校野球部は、来春の飛躍を目指して、苦しいトレーニング期に入りました。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。そして課題となっている打撃力の向上や、守備での基本の徹底に加え、精神面の強化も、この時期に図りたいと思います。そのためには単調で、つらい練習の繰り返しが、どうしても必要になります。何事も根気強く、継続しないことには大きな成果はありません。冬のトレーニングを通じて、部員の1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれることを願っています。来シーズンに思い切り暴れるには、この時期の過ごし方が鍵を握ります。今は土の中に潜り、大きく根を張ることに専心したいと思います。
 そして合同練習を11月21日(土)、22日(日)、12月6日(日)に、それぞれ足利大附属、足利清風高校、足利高校と行いました。部員にとっては他校の良いところを学び、刺激を受け合う、またとない機会となったはずです。これらのチームとはグラウンド上ではライバルとはいえ、同じ“甲子園”という目標を持つ仲間でもあります。互いに切磋琢磨しながら高め合い、足利勢同士で甲子園出場を懸けた決勝戦を戦えたらと願っています。
 また、部員1人1人が“今シーズンを振り返って”という作文を書きました。正しい自己分析と反省がなければ、大きな進歩は望めません。ご覧頂き、選手の頑張りを温かく見守り下さい。伝統校のプライドを胸に部員一同、頑張ります。
 なお、1月17日(日)には過酷な36㎞マラソンを予定しています。今後とも本校野球部の活動にご理解頂き、変わらぬご支援をお願いします。


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NOV 2020 Vol.56

 足利市内大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。秋季県大会後は、この大会で優勝することに目標を切り替え、練習してきました。しかし、結果は足利高校を相手に0対7での敗戦。何もできないまま終わってしまい、実力の不足を思い知らされました。この舞台でできないのは、力が足りないということです。チームのスローガンともなっている“伝統校のプライド”を胸に秘めながら今後も練習に取り組み、この悔しさは来春に晴らしたいと思います。
 また、例年であれば11月は、監督会主催の練習会において県の選抜選手を選び、大学生との試合を行うことで県全体のレベルアップを図ったり、中学生を対象とした強化練習会も実施していました。しかし、今年度は新型コロナウイルスによる影響で、これらの取り組みはすべて中止となっています。これらの取り組みにより刺激を受けたり、普段とは違った立場から野球に接することで基本を再認識すること、さらに、教えることの難しさを実感する良い機会となっていただけに残念に思います。1日でも早く、今まで通りの日常に戻れたらと願わずにはいられません。
 最後に、11月21日の試合を以て、今シーズンの全試合日程が終了しました。新チーム結成以来、皆様のお力添えにより58試合もの試合を消化できたことに感謝申し上げます。結果は28勝30敗となりました。振り返れば、気持ちの整理もつかないままでの新チームスタート。土浦遠征をはじめ、猛暑の中、実力校との対戦が続いた練習試合。そして、大会での悔しい敗戦など実に様々なことがありました。この経験を生かし、前進していきたいと思います。
 前チームは1年前の同時期で50試合を消化したものの、春からは休校等の措置により予定した試合のほとんどが中止となり、最終的には58試合しかできないまま高校野球を終わりました。現チームは、すでに同数の試合を経験したことになります。これから何試合できるか分かりませんが、野球ができるのは当たり前ではないこと。さらに好きな野球ができることに感謝して、1日1日を大切にしたいと思います。これからオフ・シーズンとなりますが、この時期の過ごし方が来シーズンの飛躍の鍵を握ります。“良いチーム”そして“勝てるチーム”となれるよう、これからも地道な努力を続ける所存です。今後も変わらぬご支援をお願いします。

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OCT 2020 Vol.54

 10月は、例年であれば修学旅行をはじめとした学校行事が続き、慌ただしい1ヶ月となりますが、今年度についてはそういった行事のほとんどが中止となり、改めて今までにない1年であることを感じました。ただ、そのような状況の中でも1年生大会が実施され、今回もたくさんのご支援を頂いたことに感謝しています。
 しかし、結果は栃木工業を相手に1対7での敗戦。1年生チームでの大会ということで上手くいかなくて当然ですが、勝負に挑む姿勢をはじめ多くの課題が浮き彫りとなりました。その反省をもとに、もう1試合、戦う機会があればという気持ちがあり、その部分を残念に思います。それでも今大会は、部員不足から合同チームでの参加も目立つ中、本校は単独出場でき、恵まれていることも感じています。1年生には、この時期の貴重な経験を今後に生かして欲しいと思います。
 また、本校野球部としても例年であれば10月に学生野球の“聖地”神宮球場で、東京六大学野球・秋季リーグ戦を観戦していましたが、今年は新型コロナウィルス感染の見地から中止の判断をしました。高校球児が甲子園に憧れるように、大学生の目標は神宮球場でプレーすることと言われます。甲子園で活躍した選手。将来はプロ野球で活躍するであろう選手も多く、高いレベルの野球を肌で感じる良い機会だっただけに、こちらも残念でした。本校でも、教育実習も行った中野航大(関東学園大学4年)など大学野球部に在籍する先輩部員の他、これから大学野球で頑張ろうとしている部員もいます。足工野球部としての目標は甲子園出場です。しかし、本校部員にはそれで終わることなく、その後も各々が目指す舞台で活躍して欲しいと願っています。
 また、11月14日(土)からは、今シーズン最後の大会となる秋季市内大会を控えています。新チームで臨んだ県大会では、県立高校としては唯一の2年連続ベスト8進出は果たしたものの、準々決勝では悔しい敗戦を喫しました。今回の大会も本校の他、白鴎大足利が県大会ベスト8入りしたことからも、意地と意地のぶつかり合う、ハイレベルな戦いが繰り広げられるのは間違いありません。笑顔で今シーズンを締め括れるよう、部員一同、日夜グラウンドで練習に励んでいます。選手の懸命なプレーに温かいご声援をお願いします。



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SEP 2020 Vol.54

 新チームで迎えた秋季県大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。
 新チーム結成後は、この大会を勝ち抜くことを目標に練習してきました。そして迎えた初戦は、佐野・足利清風との連合チームを相手に5回コールドの10対0。硬さがありながらも、シード校として初戦を突破すると、続く真岡高校戦は、延長11回の末、4対3。終盤の苦しい状況にも踏ん張り、絶対に負けないという、選手の気持ちの伝わる熱戦でした。さらに3回戦では宇都宮工業を6対3で破り、2年連続となるベスト8に進出。力のある相手にも選手は堂々と戦いを挑み、まさに足工魂を体現したような戦いでした。前チームが準々決勝で敗れた相手だっただけに雪辱できたという点でも、この勝利は格別なものでした。
 しかし、迎えた準々決勝は石橋高校を相手に2対9のコールド負け。再び準々決勝の壁に阻まれ、この壁を破るには、まだ実力が足りないことを思い知らされる悔しい結果となりました。ただ、それでも立ち止まっている時間はありません。次なる目標に向けて再スタートを切るには、この結果を現地点の力と潔く認める必要があります。実際に、石橋高校は雨の中でも各自が役割を果たし、勝つに値するだけのプレーをしていました。今大会を通じて浮き彫りとなった課題を克服するのは簡単でなく、もう1つ上まで勝ち上がるには普段の生活から、もう一度見つめ直す必要性も感じています。勝つためには確固たるチーム力が必要です。この悔しさを忘れず“良いチーム”“勝てるチーム”となれるようチーム一丸となって努力していく所存です。
 そして、次なる目標は市内大会での優勝となります。今回の市内大会も、県大会で本校と白鴎大足利がベスト8入りしたように意地と意地のぶつかり合う、ハイレベルな戦いが繰り広げられるのは間違いありません。メンバー争いも白紙からのスタートとなります。懸命にプレーする選手に引き続き、温かいご声援をお願いします。
 また、10月は1年生大会も実施されます。本校の初戦は10日となり、この時期の大会経験は貴重な財産となるはずです。残念ながら保護者も含めた完全な無観客試合となりますが、1年生チームの活躍をご期待下さい。今後も本校野球部の活動に変わらぬご理解、ご協力をお願いします。


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AUG  2020  Vol.53

 今年も熱い夏が終わりました。代替大会となった夏は、宇都宮北高校を相手に練習してきた成果を発揮しての嬉しい勝利を挙げた一方、続く栃木工業戦は悔しい逆転負け。甲子園大会が中止になるなど、今までに誰も経験したことのない夏だっただけに、どう心の整理をつければ良いか分からないままでしたが、多くの方のご尽力により、新チームをスタートさせることができました。この場を借りてお礼申し上げます。
 さて、その新チームですが、今年も約1ヶ月間で26試合を消化するハード・スケジュールとなりました。結果は14勝12敗と勝ち越しはしたもののメンバーも入れ替わり、まだ多くの課題を抱えている現状です。ただ、選手は本当によく頑張りました。そして何より、2年生12名と1年生16名の28名全員で、この夏を乗り切れたことを嬉しく思います。部員1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれたことを実感した夏でした。
 そして、8月1日から1泊2日での土浦遠征も無事、実施することができました。県教委からの規定に従い、可能な範囲での注意を払っての実施ではありましたが、今回は特に、新型コロナウイルス感染の心配がゼロではない中で、保護者の皆様にはご理解、ご協力を頂いたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。今回の遠征も普段とは違う環境の中、県外の様々なタイプのチームを相手に、選手は貴重な経験を積めたはずです。
 さらに、22日、23日の両日で実施された交流戦では、前評判の高かった宇都宮商業を4対2。秋季県大会のシード権を懸けた足利高校戦も7対1で勝利することができました。選手の頑張りが形になったことを嬉しく思います。また、今回の交流戦は、やるべきことができれば、ある程度は戦える手応えを掴むと同時に、課題も浮き彫りになるなど収穫の多いものでした。県大会を前に緊張感ある本気の戦いを2試合経験できたことも貴重だと思います。本番は次です。この経験を生かしながら秋季県大会では持てる力を発揮し、旋風を巻き起こせるよう一戦一戦、全力で立ち向かいたいと思います。
 最後に、これからも新型コロナウイルスの感染拡大等により先が見えず、予断を許さない状況が続きます。しかし、その中でも足利工業野球部としては、高校生らしい好チームとなるため日々の練習から真剣な取り組みを続け、努力していく所存です。選手の懸命なプレーに変わらぬご支援をお願いします。


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JUL 2020  Vol.52
 夏の代替大会では多くのご声援を頂き、ありがとうございました。新型コロナウイルスの影響で様々な制限が設けられ、例年とは違う夏となりましたが、ベンチにいてもその思いは十分に伝わりました。選手、特に3年生にとっては“最後の夏”ということに変わりなく、心強かったことと思います。
 初戦となった宇都宮北高校戦は、5回コールドの13対3。大会の緊張感ある中でも17安打の猛攻を見せ、昨秋のベスト8として相応しい戦いを見せてくれました。3年生部員全員が出場を果たし、多くの笑顔が出せたことを嬉しく思います。続く栃木工業戦は、3対4の逆転負けを喫しましたが、悪コンディションの中でも、それを理由にすることなく堂々と戦う好ゲームでした。“足工魂”を体現する姿を後輩に示してくれたという点でも足工野球部にとって大きな財産であり、3年生には感謝しています。“このチームで、もっと野球がやりたい”と思う、好チームでした。選手には胸を張って欲しいと思います。本当によく頑張りました。
 また、集計してみると昨夏の新チーム結成から58試合を消化し、通算成績は27勝24敗7分けという戦績でした。ここでも新型コロナウイルスの影響があり、例年の半分以下の試合数となったことを寂しく思います。それでも振り返れば、力がないと言われ続けたチームが、その言葉に発奮し、昨秋のベスト8進出は見事でした。長い教員生活の中でも、高校生の持つ可能性の大きさを改めて教えられた気がします。高校野球に没頭できた1年ではありませんでしたが、3年生の頑張りには、頭の下がる思いです。ご苦労様でした。
 3年生にはこれから、それぞれの希望する進路実現に向けて努力して欲しいと思います。グラウンドでの頑張りがあれば、何でもできるはずです。足工のユニフォームを着て3年間野球をやり遂げたことに誇りを持って下さい。そして、3年生の保護者の皆様、今までありがとうございました。おかげさまで良い環境の中、思い切り野球をすることができました。これからも足工野球部は良き伝統を引き継ぎ、努力し続けます。今後も変わらぬご支援をお願いします。

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APR 2020 Vol.49
MAY  2020 Vol.50
JUN  2020 Vol.51
 夏の大会中止が発表されました。春夏と続けての中止は、100年を超える高校野球の歴史の中でも初めてとのことです。目標としていた甲子園を懸けて、戦うことすら叶わなかった3年生、並びにその保護者の皆様には何と言ってよいか言葉が見つからない状況です。
 ただ、だからといって嘆き、下を向いているだけでは何も始まりません。そのため通常授業が再開した6月1日に“甲子園がなくなっても得られるもの”。そして“夏の大会が中止となった中で、どう感謝の気持ちを示すか”などをテーマとしたミーティングを行いました。こういった状況だからこそ、なおさら最後の1日まで全力でやり切れるよう心を1つにしたいと思います。
 また、今年度についても部員不足で悩むチームが多い中、16名の新入部員を迎えられたことを嬉しく思います。スタッフとしても石塚大輝先生にコーチとして加わって頂きました。若い石塚コーチは、部員にとって良き兄貴分となってくれるはずです。高校野球の本来あるべき姿。そして“人間性豊かな工業人の育成”という本校の教育目標に“向学”“愛隣”“剛健”“創造”という校訓を忘れず、令和2年度も努力していく所存です。7月には市内大会と、夏の代替試合が実現するよう準備が進められています。選手の懸命な姿に変わらぬご支援、ご協力をお願いします。


“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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FEB 2020 Vol.47

 MAR  2020 Vol.48

 “春は選抜から”とはよく言われますが、今年もそういった時期になりました。しかし、今年度については、新型コロナウイルスの影響により突然の休校措置。部活動も休止とされ、春の選抜大会は史上初の中止となりました。今までに経験したことのない非常事態に誰もが先の見えない不安の中にいることと思います。ただ、朝の来ない夜はありません。待ち遠しかったシーズン開幕も、そこまで迫っているはずです。
 選手には、予定した関西遠征も残念ながら中止となりましたが、野球ができることが当たり前ではないこと。好きな野球に打ち込めることが、どれだけ恵まれているかを忘れず、心身ともに逞しく成長した姿を見せてくれることを期待しています。
 また、部員1人1人が「今シーズンに向けての抱負・意気込み」を書きました。ご覧頂き、足工グラウンドで懸命にプレーする選手を温かく見守り下さい。そして、今年度も記録集 第4号 「2018~2019“夏の足工”伝統校のプライドを胸に」とDVD「2018~2019 足利工業野球部の軌跡」を完成させることができました。この場を借りて、お礼申し上げます。
  最後に、南部地区予選の相手が、小山西高校に決まりました。現時点では4月18日(土)9:00プレイボール。栃木市営球場を会場にしての一戦となる予定です。選手も目標が明確になり、モチベーションも高まっているはずです。今後も懸命にプレーする選手に温かいご声援をお願いします。


“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                           JAN 2020 Vol.46

 令和2年も幕を開け、2年生にとってはいよいよ最後、勝負の年となりました。
 新チームのスタートからここまで本当に早かった気がします。そんな中、保護者会の協力を頂き、1月3日(金)に必勝祈願。13日(月)には36㎞マラソンを無事、実施することができました。この場を借りてお礼申し上げます。
 必勝祈願は最勝寺にて護摩を焚いて頂き、厳かな雰囲気の中、今年1年をケガなくプレーでき、良い結果を残せるよう祈願しました。部員一同、気持ちを新たに精進していきたいと思います。改めて、気持ちの引き締まる思いがありました。
 そして、36㎞マラソンについては、今回も本当に過酷なものとなりました。36㎞という距離に加え、アップダウンの激しい、厳しいコースに、まずは“完走する”ことを目標に掲げ、選手1人1人が自分との戦いに挑みました。各自が限界に挑戦する姿を目の当たりにして、足工野球部員が頼もしく見えた1日でもありました。個人的には、一度決めたことは最後までやり切ることの大切さを感じています。部員は苦しみながらも完走したことにより、大きな達成感を実感したことでしょう。今後、壁に突き当たることがあっても、この経験を自信として乗り越えて欲しいと思います。残念ながら、このマラソンを走っただけでは、野球が上手くなるわけでも、打てるようになるわけでもありません。肝心なのは、この経験をもとに何をするかです。
 選抜出場校も決まり、春もそこまで来ています。足工野球部としても秋のベスト8進出という結果は大きな自信となりました。その一方、準々決勝以上で勝負するには決定的に実力が足りないことも事実です。本気で“甲子園”を狙えるレベルに到達できるよう、選手にはなお一層、足工グラウンドでの日々の練習を大切にして、来るべき春に備えて欲しいと思います。最後に、部員1人1人が「新春の抱負」を色紙に書きました。今年の目標、決意表明となっています。ご覧頂き、選手を温かく見守り下さい。本年も変わらぬ、ご支援をお願いします。

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

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ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                                     DEC 2019 Vol.45

 本校野球部も来春の飛躍を目指して、苦しいトレーニング期に入りました。もう一段階上のレベルにステップアップするための総合的な身体能力の底上げ。ケガをしない体作り。そして、課題となっている打撃の向上や守備での基本の徹底に加え、精神面の強化をこの時期に図りたいと考えています。そのためには単調で、つらい練習の繰り返しが、どうしても必要になります。何事も根気強く、継続しないことには大きな成果はありません。冬のトレーニングを通じて、部員の1人1人が身体面だけでなく、精神的にも逞しく成長してくれることを願っています。来シーズンに思い切り暴れるには、この時期の過ごし方が鍵を握ります。今は土の中に潜り、大きく根を張ることに専心したいと思います。
 そして12月15日(日)には、学童野球との交流会が実施されました。これは野球をやる子供の減少が顕著となり、野球界全体で危機感が高まっている結果です。まだ手探りの状況ですが、とにかく一歩を踏み出し、まずは行動を起こしたことに意味があると思います。振り返ると、個人的にも野球を通じて育ててもらった気持ちがあります。100回大会を超える歴史を誇る高校野球が、今後も変わることなく続くために、野球に携わる1人として、それを次代に繋ぐ役割は欠かせないものに違いありません。高校でも野球を続けてくれる選手が1人でも増えてくれることを願っています。
 また、部員1人1人が“今シーズンを振り返って”という作文を書きました。正しい自己分析と反省がなければ、大きな進歩は望めません。ご覧頂き、選手の頑張りを温かく見守り下さい。伝統校のプライドを胸に部員一同、頑張ります。
 なお、1月13日(月)の過酷な36㎞マラソンに加え、26(日)には食事に関する講習会も予定しています。今後とも本校野球部の活動にご理解頂き、変わらぬご支援をお願いします。

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

                      “夏の足工”伝統校のプライドを胸に
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                                      NOV 2019 Vol.44

 足利市内大会では、たくさんの応援を頂きありがとうございました。秋季県大会後は、この大会で優勝することに目標を切り替え、練習してきました。しかし、初戦となった足利大附属戦は、1対4での敗戦。攻撃力の弱さに加え、守備が乱れての失点が続くなど、実力の不足を思い知らされる結果となりました。この舞台でできないのは、力が足りないということです。チームのスローガンともなっている“伝統校のプライド”を胸に秘めながら今後も練習に取り組み、この悔しさは来春に晴らしたいと思います。
 また、1年生大会についても、たくさんの応援を頂きありがとうございました。県大会への出場権を懸けた栃木工業戦は4対5という結果に終わったものの、1年生にとっては、この時期に貴重な経験となったはずです。
 そして、11月23日には足利地区の中学生を対象とした強化練習会が実施されました。これは足利地区のレベルアップのため、市内の中学校と高校が連携して行っているものです。本校部員も普段とは違った立場から野球に接することで基本を再認識したり、教えることの難しさを実感する良い機会となりました。今後も切磋琢磨しながら、足利から甲子園に出場するチームが出ることを願っています。
 さらに9日、10日に実施された監督会主催の練習会では、小倉宗司(2年)が県の選抜選手に選出され、16日に行われた作新学院大学戦に出場を果たしました。名誉なことであり、この経験を個人として生かすのはもちろん、チームにも還元して全体のレベルアップに繋がってくれることを期待しています。
 最後に、この市内大会を以て、今シーズンの全試合日程が終了しました。新チーム結成以来、皆様のお力添えにより50試合もの試合を消化できたことに感謝申し上げます。結果は23勝20敗7分けとなりました。振り返れば、気持ちの整理もつかないままでの新チームスタート。土浦遠征をはじめ、猛暑の中、実力校との対戦が続いた練習試合。そして、大会での悔しい敗戦など実に様々なことがありました。この経験を生かし、前進していきたいと思います。これからオフ・シーズンとなりますが、この時期の過ごし方が来シーズンの飛躍の鍵を握ります。“良いチーム”そして“勝てるチーム”となれるよう、これからも地道な努力を続ける所存です。今後も変わらぬご支援をお願いします。


第118回足利市内高校野球親善試合について

第118回足利市内高校野球親善試合について

 令和元(2019)年11月16日(土)、足利市総合運動公園野球場で「第118回足利市内高校野球親善試合
が開催されました。
 本校野球部は、第1回戦 対足利工業大学附属高校が行われ 1-4で負けました。
応援ありがとうございました。

 第1回戦より 先輩方の力強い応援
      頑張れ足工!                先輩方の力強い応援!    

第10回1年生大会南部地区ブロック大会結果について

◇第10回1年生大会南部地区ブロック大会結果について

 令和元(2019)年10月19日(土)から、「第10回1年生大会南部地区ブロック大会」が開催され
ました。
 本校野球部は、11月2日(土) 栃木県総合運動公園野球場において、南部地区決勝戦 栃木工業高校
が行われ 4-5で負けました。応援ありがとうございました。

 詳しくは、栃木県高校野球連盟のホームページをご覧ください。

◇栃木県高校野球連盟のホームページ
  http://www.tochigi-koyaren.net/

“夏の足工”伝統校のプライドを胸に

                      “夏の足工”伝統校のプライドを胸に 
ASHIKAGA TECHNICAL High School Baseball Club News                         OCT 2019 Vol.43

 10月は中間テスト、修学旅行などの学校行事が続き、全部員が揃っての活動を制限された1ヶ月でした。そのため個々のレベルアップに主眼を置く活動が中心となりましたが、そのような状況の中でも1年生大会が実施されました。今回もたくさんの応援を頂いたことに感謝しています。
 初戦は、小山南高校を相手に4対0の勝利。続く栃木農業戦も2対1と競り勝ちました。1年生同士の戦いということで当然、多くの課題はありますが、真剣勝負の貴重な大会経験をもう1試合積めることに意味があります。今大会は、部員不足から合同チームでの参加も目立つ中、本校は単独出場でき、恵まれていることも感じています。1年生には、この時期の貴重な経験を今後に生かして欲しいと思います。
 そして、10月20日(日)には学生野球の“聖地”神宮球場で、東京六大学野球・秋季リーグ戦を観戦しました。高校球児が甲子園に憧れるように、大学生の目標は神宮球場でプレーすることとなります。甲子園で活躍した選手。将来はプロ野球で活躍するであろう選手も多く、高いレベルの野球を肌で感じる良い機会となりました。本校野球部でも、中野航大(関東学園大学3年)、坪井直也(作新学院大学3年)といった先輩部員が大学野球部に在籍しています。足工野球部としての目標は甲子園出場です。しかし、本校部員にはそれで終わることなく、その後も各々が目指す舞台で活躍して欲しいと願っています。この観戦が進路について考える機会にもなり、野球に限らず、勉強へのモチベーションを高める材料の1つにもなってくれることを期待しています。
 また、11月16日(土)からは、今シーズン最後の大会となる秋季市内大会を控えています。新チームで臨んだ県大会では、ベスト8進出は果たしたものの、準々決勝ではまだまだ実力が足りないことを思い知らされました。今回の相手は足利大附属高校となり、この一戦を決勝戦のつもりで臨む所存です。今大会も意地と意地のぶつかり合う、ハイレベルな戦いが繰り広げられるのは間違いありません。笑顔で今シーズンを締め括れるよう、部員一同、日夜グラウンドで練習に励んでいます。選手の全力プレーに温かいご声援をお願いします。