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日誌
自然いっぱいコーナー
シジュウカラが巣立つ!
このコーナーでご紹介してきたシジュウカラが無事に巣立ちました。「おめでとう!」この巣箱を利用してくれた親鳥は、学校周辺に架けられた巣箱で育ったのかも知れません。巣だった子供たちもぜひ利用してほしいものですね。

ところで、ひなたちが巣だった後の巣箱の中は、いったいどうなっているのでしょうか?
ところで、ひなたちが巣だった後の巣箱の中は、いったいどうなっているのでしょうか?
下の写真が巣立った後の巣箱の中の様子です。

どうでしょう、ずいぶんきれいになっていることにお気づきでしょうか? シジュウカラなどの小鳥たちは、巣をたいへんきれいに保ちます。その第一の理由は、外敵から巣を守ること。ひなたちの糞は、巣箱の中はもちろん、その周囲には落とさず、遠くにくわえて運びます。巣を発見されないための工夫ですね。
それと驚いたことに、このシジュウカラが繁殖した巣箱の4m四方内にある巣箱で、なんと2箇所でスズメが巣をかけて子育てをしていました。下の写真は、スズメならではの巣作りの特徴を見ることができます。それは、巣箱の丸窓から巣材がはみ出るほどに、ワラやビニールテープなどがぎっしり詰まっています。

思いも寄らぬほど、なわばりが狭い小鳥たちの紹介をしました。これからも、一緒に観察をしていきましょう。
どうでしょう、ずいぶんきれいになっていることにお気づきでしょうか? シジュウカラなどの小鳥たちは、巣をたいへんきれいに保ちます。その第一の理由は、外敵から巣を守ること。ひなたちの糞は、巣箱の中はもちろん、その周囲には落とさず、遠くにくわえて運びます。巣を発見されないための工夫ですね。
それと驚いたことに、このシジュウカラが繁殖した巣箱の4m四方内にある巣箱で、なんと2箇所でスズメが巣をかけて子育てをしていました。下の写真は、スズメならではの巣作りの特徴を見ることができます。それは、巣箱の丸窓から巣材がはみ出るほどに、ワラやビニールテープなどがぎっしり詰まっています。
思いも寄らぬほど、なわばりが狭い小鳥たちの紹介をしました。これからも、一緒に観察をしていきましょう。
ミカンの花が咲きました。
校庭の「野鳥の庭」にある温州ミカンの花が咲きました。白くて卵のようなつぼみがだんだん大きくなって、星の形の花を咲かせました。周囲には、甘い香りを漂わせ、ミツバチたちを誘っています。
このミカンの木は、平成11年の県立学校個性化アクションプランによって植樹されました。今では約3mにまで育っています。本校には、この温州ミカン(2本)の他に、平成23年ふるさと“とちぎ”みどりづくり事業によって、プール西側に6本植えられています。
ところで、先日ご紹介したサクランボの木に架けた巣箱のシジュウカラのヒナたちですが、今日も元気に鳴いていました。
(お詫びと訂正:4月28日付けの本ホームページ「ナガサキアゲハを飛んで来い!」の記事の中で、アオスジアゲハと記載しましたがジャコウアゲハの誤りでした。お詫びいたします)
このミカンの木は、平成11年の県立学校個性化アクションプランによって植樹されました。今では約3mにまで育っています。本校には、この温州ミカン(2本)の他に、平成23年ふるさと“とちぎ”みどりづくり事業によって、プール西側に6本植えられています。
ところで、先日ご紹介したサクランボの木に架けた巣箱のシジュウカラのヒナたちですが、今日も元気に鳴いていました。
(お詫びと訂正:4月28日付けの本ホームページ「ナガサキアゲハを飛んで来い!」の記事の中で、アオスジアゲハと記載しましたがジャコウアゲハの誤りでした。お詫びいたします)
「野鳥の庭」の巣箱に・・・!
本校の「野鳥の庭」に架設した巣箱に、なんとシジュウカラが営巣していました。「チィー、チィー」というひな鳥の声を近くで聞いた先生は、きっとスズメだろうと思っていたようです。それもそのはず、あまりにも身近すぎる場所だったからです。そして、校庭の南側にある「野鳥の庭」の木々に架けられたすべての巣箱は、校舎の軒下に架けられた巣箱を移動したものでした。
以前にご紹介しましたが、軒下や人工物の周辺に巣箱を架けると、ほとんどスズメが巣を作ります。まして、この巣箱は北向きに架けられているばかりか、風が吹くとゆらゆら揺れてしまうほど不安定でした。さらに、2,5mという低いところに架けられており、人通りもあるところでした。
とにかく、思いも寄らない身近なところで、野鳥のひなが観察できたなんて幸運でした。写真からもわかるように、巣立つまで、それほど日数はかからないでしょう。元気に飛び立ってくれることを祈るばかりです、


以前にご紹介しましたが、軒下や人工物の周辺に巣箱を架けると、ほとんどスズメが巣を作ります。まして、この巣箱は北向きに架けられているばかりか、風が吹くとゆらゆら揺れてしまうほど不安定でした。さらに、2,5mという低いところに架けられており、人通りもあるところでした。
とにかく、思いも寄らない身近なところで、野鳥のひなが観察できたなんて幸運でした。写真からもわかるように、巣立つまで、それほど日数はかからないでしょう。元気に飛び立ってくれることを祈るばかりです、
ビオトープはおもしろいよ!?
本校の中庭にあるビオトープは、平成10年に絶滅危惧植物「ミズアオイ」のプランター栽培と共に、3m(縦)×5m(横)×30cm(深さ)の観察池に土を入れて改良したものです。
このビオトープには、準絶滅危惧植物である「ミクリ」をはじめ、「サンカクイ」、「ガマ」、「スイレン」などが植えられています。そして、「メダカ」、「クチボソ」などの魚類や、「ヤマトヌマエビ」、「ヤゴ」などの水生生物もたくさん同居しています。さあ、片手に網を持って、小さな仲間たちをすくって観察してみよう。(スイレンの花が咲きました:5月15日)

このビオトープには、準絶滅危惧植物である「ミクリ」をはじめ、「サンカクイ」、「ガマ」、「スイレン」などが植えられています。そして、「メダカ」、「クチボソ」などの魚類や、「ヤマトヌマエビ」、「ヤゴ」などの水生生物もたくさん同居しています。さあ、片手に網を持って、小さな仲間たちをすくって観察してみよう。(スイレンの花が咲きました:5月15日)
たくましい自然の営みにエール!
このコーナーで、シジュウカラの産卵から抱卵の様子をご紹介いたしました。残念ながら観察の途中で、なんらかの小動物によって巣が壊されてしまいました。
しかし、5月12日(月)に行った巣箱の全体調査(裏山に架設したすべての巣箱:18個)によると、3箇所で新しい巣が確認され、その内の一つに(写真)3つの卵がありました。
自然のたくましさに感動しつつ、今回はヒナが誕生するまで観察を控えることにます。孵化予定日は、5月30日(金)(6個卵を産んだ場合)です。
(注:本校の環境教育推進委員会は、こうした自然観察をする上で、細心の注意と配慮を心がけていますが、観察を行うこと自体が自然環境に何らかの影響を与えてしまうことになります。しかし、そのリスクを念頭に置きながら、児童生徒たちがこうした自然の営みに触れ、命の尊さを感じ、生きる力を培うことを目標としています。ひいては、自然を大切にしようとする心を育てていってほしいと願っています)
しかし、5月12日(月)に行った巣箱の全体調査(裏山に架設したすべての巣箱:18個)によると、3箇所で新しい巣が確認され、その内の一つに(写真)3つの卵がありました。
自然のたくましさに感動しつつ、今回はヒナが誕生するまで観察を控えることにます。孵化予定日は、5月30日(金)(6個卵を産んだ場合)です。
(注:本校の環境教育推進委員会は、こうした自然観察をする上で、細心の注意と配慮を心がけていますが、観察を行うこと自体が自然環境に何らかの影響を与えてしまうことになります。しかし、そのリスクを念頭に置きながら、児童生徒たちがこうした自然の営みに触れ、命の尊さを感じ、生きる力を培うことを目標としています。ひいては、自然を大切にしようとする心を育てていってほしいと願っています)
絶滅危惧植物「ミズアオイ」の栽培開始!
絶滅が心配されている「ミズアオイ」の栽培が始まりました。5月9日(金)小学部の児童たちが中庭のビオトープの周辺に用意されたプランターに種をまきました。
この活動は、総合的な学習の時間に実施され、身近にある自然に触れ、命の尊さについて身体全身で感じることを目標としています。
きれいに咲いた「ミズアオイ」が紹介できるように、大切に栽培していきましょう。


この活動は、総合的な学習の時間に実施され、身近にある自然に触れ、命の尊さについて身体全身で感じることを目標としています。
きれいに咲いた「ミズアオイ」が紹介できるように、大切に栽培していきましょう。
自然の厳しさに目を背けずに!
シジュウカラの孵化が予定されていた巣箱の近くまで行くと、写真のような状態に・・・。心配して中を見ると、巣だけ残されていて何も居ませんでした。巣箱の下に2本のビスでとめられていた標識も見あたりません。きっと、木登りの上手な動物が、鋭い爪でひっかいたのかも知れません。近くの木で、シジュウカラの親たちが鳴いているのを見て、少しほっとしました。
可愛いヒナたちを紹介できなかったことは、とても残念です。しかし、このようなことは決して珍しいことではないのです。改めて、命の尊さを考える機会とします。
これからも、こんなことに耐えてがんばっている親鳥たちを、みんなで応援していきましょう。
可愛いヒナたちを紹介できなかったことは、とても残念です。しかし、このようなことは決して珍しいことではないのです。改めて、命の尊さを考える機会とします。
これからも、こんなことに耐えてがんばっている親鳥たちを、みんなで応援していきましょう。
卵はお父さん鳥も・・・!?
シジュウカラが卵をあたため始めてから、約9日が過ぎました。シジュウカラの場合、抱卵から2週間で孵化し、あっという間に巣立ってしまいます。この点、猛禽類のように強い鳥は、卵の数も少なく、ゆっくり巣立ちます。シジュウカラのような小鳥たちは、多くの卵を産んで、できるだけ速く巣立つことが生き延びるために必要なことのようです。それから、猛禽類は、第1卵を産んですぐに抱卵しますが、小鳥たちは最後の卵を産んでから抱卵します。なぜかというと、小鳥は産む卵の数が多いため、孵化する日を同じにする必要があるからです。ひな鳥の成長を均一化するためなんですね。
ところで、写真の親鳥はお父さん鳥でした。お母さん鳥と協力して卵をあたためているんですね。そして、車椅子の生徒の観察のために、木から巣箱を外しても、抱卵をやめない親鳥に感激しました。(撮影はすべて生徒による)次回は、可愛いヒナたちをご紹介します。お楽しみに・・・。

ところで、写真の親鳥はお父さん鳥でした。お母さん鳥と協力して卵をあたためているんですね。そして、車椅子の生徒の観察のために、木から巣箱を外しても、抱卵をやめない親鳥に感激しました。(撮影はすべて生徒による)次回は、可愛いヒナたちをご紹介します。お楽しみに・・・。
軒下の巣箱で、山の鳥は繁殖するか?
ある年の生徒の質問に「自分の家の軒下に巣箱をつけたら、シジュウカラは繁殖するか?」というものがありました。この疑問に対して、自作した巣箱を家に持ち帰って軒下につけて観察した生徒、校舎の軒下につけて観察した生徒など様々でした。
それぞれの観察結果はこうでした。家々が立ち並ぶところや、校舎の軒下ではスズメが利用すること、家の周辺に森林があれば、その庭の木々に巣箱をつければシジュウカラなどが利用することもあるということです。
それでは、現在の学校裏山の様子はどうでしょうか。今までの観察では、スズメが山に巣をかけた記録はありませんでしたが、今年は2箇所で営巣と産卵が確認されています。
どうでしょう、写真でも明らかなように、スズメの巣箱から見ると、木々が伐採されて道がきれいに整備されているところだということがよくわかりますね。
このような事例からも、人間と自然の関係を考えるよい機会としたいですね。
それぞれの観察結果はこうでした。家々が立ち並ぶところや、校舎の軒下ではスズメが利用すること、家の周辺に森林があれば、その庭の木々に巣箱をつければシジュウカラなどが利用することもあるということです。
それでは、現在の学校裏山の様子はどうでしょうか。今までの観察では、スズメが山に巣をかけた記録はありませんでしたが、今年は2箇所で営巣と産卵が確認されています。
どうでしょう、写真でも明らかなように、スズメの巣箱から見ると、木々が伐採されて道がきれいに整備されているところだということがよくわかりますね。
このような事例からも、人間と自然の関係を考えるよい機会としたいですね。
ナガサキアゲハよ、飛んで来い!
栃木県内でナガサキアゲハが初めて確認され、撮影に成功したのは平成19年5月12日のことです。撮影された場所は、本校裏山のあしかがの森 足利病院「ほたる沢公園」です。撮影者は、本校元校長田村澄子先生のご主人、画家の田村直樹さんです。
これに先駆けて、本校の校庭には、平成11年に実施された県立学校個性化アクションプランによって、「ちょうの里」として、シロダモ、ダイダイ、夏みかんなど、蝶が好む柑橘系を中心とした10数種類の木々が植えられました。
当時のこと、田村先生の御指導によって、アオスジアゲハの越冬サナギ、通称オキクムシを採種したり、食草であるウマノスズクサを「ちょうの里」に植えたりしました。
ナガサキアゲハはクロアゲハに似ていることから、なにげなく校庭を飛来しているのかも知れませんね。今度、よく観察してみましょうね。
これに先駆けて、本校の校庭には、平成11年に実施された県立学校個性化アクションプランによって、「ちょうの里」として、シロダモ、ダイダイ、夏みかんなど、蝶が好む柑橘系を中心とした10数種類の木々が植えられました。
当時のこと、田村先生の御指導によって、アオスジアゲハの越冬サナギ、通称オキクムシを採種したり、食草であるウマノスズクサを「ちょうの里」に植えたりしました。
ナガサキアゲハはクロアゲハに似ていることから、なにげなく校庭を飛来しているのかも知れませんね。今度、よく観察してみましょうね。
延べ720羽の小鳥たちが巣立つ!
本校裏山に巣箱が本格的に架設されるようになったのは、平成4年度からです。その契機となったのは、その前年の冬のこと、しんしんと降る雪の中、朽ちかけた古い巣箱をアオゲラが出たり入ったりしていました。また、中学部の生徒が「クラスで小鳥を飼いたい」という希望をもっていました。しかし、当時は喘息で入院している生徒も多かったことから、裏山に巣箱を架けて観察することになったのです。
あれから20年の年月が過ぎましたが、裏山から巣立つ小鳥たちは延べ720羽を超えています。これは、生徒たちの観察記録から、1シーズンで概ね6箇所以上で繁殖が観察されていること、1つの巣に卵が平均6個あることから、20年間で少なくとも720羽の小鳥たちが巣立ったことが推測されるのです。
今年は、何羽の小鳥たちが巣立つのでしょうか。静かに見守っていきましょう。
あれから20年の年月が過ぎましたが、裏山から巣立つ小鳥たちは延べ720羽を超えています。これは、生徒たちの観察記録から、1シーズンで概ね6箇所以上で繁殖が観察されていること、1つの巣に卵が平均6個あることから、20年間で少なくとも720羽の小鳥たちが巣立ったことが推測されるのです。
今年は、何羽の小鳥たちが巣立つのでしょうか。静かに見守っていきましょう。
ブルーベリーの花はかわいいよ!
校庭の南側にある「野鳥の庭」にあるブルーベリーの花が咲きました。このブルーベリーは、平成23年12月に、「大塚実みどりの基金」による「ふるさと"とちぎ”みどりづくり事業によって16本植樹されました。これとともに、プールの東側に花壇が整備され、その西側にみかんの木が7本新たに植樹されました。(社団法人 とちぎ環境・みどり推進機構の支援による)
このブルーベリーは、ツツジ科スノキ属の低木で、ツツジと似た性質をもち、酸性土壌を好む果樹です。よく「花が咲かない」という話を聞きますが、多くの場合、植えられた環境(土壌)がアルカリ性のためと考えられます。根本に市販されているピートモス(カナダの水苔を腐熟させた園芸資材)などをすき込んでやると、やがて花をつけるようになるようです。
今年も、おいしい実がつきますように・・・・。小鳥たちと楽しみに見守っていきましょう。

このブルーベリーは、ツツジ科スノキ属の低木で、ツツジと似た性質をもち、酸性土壌を好む果樹です。よく「花が咲かない」という話を聞きますが、多くの場合、植えられた環境(土壌)がアルカリ性のためと考えられます。根本に市販されているピートモス(カナダの水苔を腐熟させた園芸資材)などをすき込んでやると、やがて花をつけるようになるようです。
今年も、おいしい実がつきますように・・・・。小鳥たちと楽しみに見守っていきましょう。
ホーホケキョ のお話 ♪
学校の裏山では、いよいよ児童生徒による自然観察が始まりました。
「先生、ウグイスも巣箱に入るの?」という素朴な疑問をなげかける生徒たち。ウグイスのさえずりがたくさん聞こえます。
「巣箱を利用する鳥は、カラ類(シジュウカラ、ヤマガラなど)、ゲラ類(アオゲラ、アカゲラなどのキツツキ)、フクロウなど・・・・数種類の鳥たちにしか利用されません」
メジロなどはお椀型の巣を作ります。巣箱のように屋根があるとだめなんですね。
「ウグイスは、一年中ホーホケキョって鳴いてるんですか」
冬は、笹鳴きとかといって「ジェッ、ジェッ、ジェッ・・・」と鳴きます。なんだか「アマちゃん」みたいですね。そして、春になって日が長くなると、ホーホケキョと鳴けるようになるんです。鳴き始めは、ホーホケキョときれいに鳴けません。よく聞いてみてください。個体によって同じ鳥でも鳴き方に個性があるんですよ。
「先生、ウグイスも巣箱に入るの?」という素朴な疑問をなげかける生徒たち。ウグイスのさえずりがたくさん聞こえます。
「巣箱を利用する鳥は、カラ類(シジュウカラ、ヤマガラなど)、ゲラ類(アオゲラ、アカゲラなどのキツツキ)、フクロウなど・・・・数種類の鳥たちにしか利用されません」
メジロなどはお椀型の巣を作ります。巣箱のように屋根があるとだめなんですね。
「ウグイスは、一年中ホーホケキョって鳴いてるんですか」
冬は、笹鳴きとかといって「ジェッ、ジェッ、ジェッ・・・」と鳴きます。なんだか「アマちゃん」みたいですね。そして、春になって日が長くなると、ホーホケキョと鳴けるようになるんです。鳴き始めは、ホーホケキョときれいに鳴けません。よく聞いてみてください。個体によって同じ鳥でも鳴き方に個性があるんですよ。
たまごをあたため始めた親鳥
4月22日(火) 学校裏山に架設した巣箱で、待望の抱卵が始まりました。写真の鳥は、シジュウカラです。この角度からでは、雄か雌かはわかりませんが、首元に黒いネクタイをしており、太くてはっきりしている方が雄です。
観察の際に、巣の近くでガラガラガラ・・と鳴いている時は、外敵に対する威嚇なので注意が必要です。また、抱卵中の親鳥は、めったなことでは卵やヒナから離れません。しかし、興奮させてしまうと、尾羽を思い切り開いて、シュッ、シュッという音を出して威嚇します。観察には細心の配慮が必要です。
こうした本校における観察や活動をとおして、児童生徒のみなさんに自然の美しさや大切さを身近に感じてもらい、生命を尊重する心を育てることをねらいとしています。
観察の際に、巣の近くでガラガラガラ・・と鳴いている時は、外敵に対する威嚇なので注意が必要です。また、抱卵中の親鳥は、めったなことでは卵やヒナから離れません。しかし、興奮させてしまうと、尾羽を思い切り開いて、シュッ、シュッという音を出して威嚇します。観察には細心の配慮が必要です。
こうした本校における観察や活動をとおして、児童生徒のみなさんに自然の美しさや大切さを身近に感じてもらい、生命を尊重する心を育てることをねらいとしています。
校庭にリンゴの木があるなんて!!
昨年度の12月、公益社団法人 とちぎ環境・みどり推進機構の御支援と、ローソンの「緑と水の森林基金によって、校庭に花壇の造成とリンゴの木が植樹されました。
このリンゴの品種名は「ふじ」で、本校の「野鳥の庭」や「ちょうの里」に植えられている果樹(約15種)の内、最も新しく仲間入りした果樹です。この度、このリンゴの木が花をつけました。ますます華やかになってきた校庭は、児童生徒のみなさんはもちろん、学校の周辺に生息する生き物たちの楽園となることでしょう。
校庭に、みかん、柿、ブルーベリー・・・、そしてリンゴも! 特色ある学校の庭は、今、花盛りです。


このリンゴの品種名は「ふじ」で、本校の「野鳥の庭」や「ちょうの里」に植えられている果樹(約15種)の内、最も新しく仲間入りした果樹です。この度、このリンゴの木が花をつけました。ますます華やかになってきた校庭は、児童生徒のみなさんはもちろん、学校の周辺に生息する生き物たちの楽園となることでしょう。
校庭に、みかん、柿、ブルーベリー・・・、そしてリンゴも! 特色ある学校の庭は、今、花盛りです。
「姫リンゴ」の花が咲きました。
4月16日(火)の昼下がり、校庭の南側にある「野鳥の庭」を見ると、「姫リンゴ」の花が満開になっていました。次々に咲きほこる校庭の木々・・・。さりげなく花開く様子に感動してしまいました。これからも、うっかりしていると見過ごしてしまいそうな動植物のけなげな様子を紹介していきます。

玄関の「自然いっぱいコーナー」の紹介
本校の玄関にある「自然いっぱいコーナー」を紹介します。このコーナーは、一昨年度まで「自然保護コーナー」として、本校の特色である野生生物保護活動の様子を紹介してきました。そして、昨年度からは、教職員の組織である自然保護委員会が環境教育推進委員会となり、自然保護活動だけではなく、環境教育という広い視野に立った活動を目指すこととなりました。これを契機として、「自然いっぱいコーナー」としてリニューアルされました。このコーナーには、児童生徒が作成した巣箱の架設マップが掲示されており、繁殖の様子が写真とともに記録されています。また、「リンゴの植樹」など、環境教育に関する活動の様子が紹介されています。
アケビの花が咲きました。
校庭の南側にある「野鳥の庭」のアケビが咲きました。みなさん、アケビの花って見たことありますか? ほら、こんなにかわいい花なんですよ。今度、アケビ棚の下でよく観察してみてくださいね。

「ほたる沢」に生息する魚たち
学校の裏山にある「ほたる沢」に生息する水生生物を観察しました。クチボソやメダカなどがいました。お隣の病院(あしかがの森 足利病院)の総務部長さんに、魚をわけてもらい、学校の玄関にある水槽(120×45×45㎝)に入れました。今ではとても貴重になってしまったメダカなどを間近に観察することができるようになりました。
サクランボの花が咲きました。
「野鳥の庭」に植えられたサクランボ(佐藤錦?)の花が咲きました。この「野鳥の庭」には、いわゆるごく普通の「桜桃」とよばれているサクランボが植えてあり、樹高は3m近くに育っています。ここで紹介したサクランボは、まだ背丈ほどですが、数年前、M教頭先生がこっそり植えてくださった「佐藤錦」系。「桜桃」の花はすでに終わっており、「佐藤錦」や「高砂」といった品種は、4月の中旬から5月にかけて満開になります。
今度、M教頭先生に、正しい品種名をお伺いして、樹木名の記した表札を作ります。
今度、M教頭先生に、正しい品種名をお伺いして、樹木名の記した表札を作ります。
学校裏山の「ほたる沢」に住む仲間たち
学校の裏山にある「ほたる沢公園」(あしかがの森 足利病院内)の沢に生息する生き物調査が行われました。この調査は、あしかがの森足利病院の総務部長さんが中心になって実施されました。調査で撮影された生き物たちの写真は、学校玄関の「自然いっぱいコーナー」に掲示しました。総務部長さんのお話では、「写真で紹介した他にも、小さな生き物がたくさん確認されています。特に、カワニナはホタルの幼虫のエサにもなるのでホタル復活も夢ではありません。大事に育てていきましょう」とのことでした。
本校においても1999年(平成11年)「県立学校個性化アクションプラン」の指定を受けた際に、ホタルの繁殖計画も検討されたこともありました。足利病院の「ホタル沢公園」の整備にともない、文字通りの「ホタル沢」になることを心から願うとともに、環境教育活動を推進させていきたいと考えています。
本校においても1999年(平成11年)「県立学校個性化アクションプラン」の指定を受けた際に、ホタルの繁殖計画も検討されたこともありました。足利病院の「ホタル沢公園」の整備にともない、文字通りの「ホタル沢」になることを心から願うとともに、環境教育活動を推進させていきたいと考えています。
春がきた! 校庭の花たち
4月7日(火) 1学期の始業式が行われました。そして、明日は入学式を迎える本校の校庭には、春を待っていた花たちが暖かな日差しを浴びて咲き出しました。
児童生徒の澄んだ瞳で、輝く春を敏感に感じとってくれることでしょう。「ほら、よく見てごらん、こんなところにも・・・・」
乙女ツバキが満開に
校庭にある「野鳥の庭」の乙女椿(オトメツバキ)の花が満開になりました。この椿は、
1998年(平成10年)「子どもエコクラブ全国フェスティバルin名古屋」に招待された時
にいただいた記念樹です。当初は小さな苗木でしたが、今ではこんなに大きく育ちまし
た。今年も、児童生徒の活躍を見守ってくれることでしょう。
巣箱の中に卵が・・・!!
どうぞ今後の観察結果をお楽しみに!(ちなみに、この2個の巣箱は、あすなろ2グループの二人が作成したもので、1つはなんとピンク色なんです。営巣に色は関係ないことが本校の観察データからも明らかなんですが・・・・製作を生徒と一緒に担当したK先生の趣味だとか!?)
巣箱の様子を見てきました。
4月4日(金)の午後、学校裏山に架設した巣箱の様子を観察しました。昨年リニューアルされた16個の巣箱の内、6個の巣箱に巣材(コケ類)が運ばれていました。いよいよ繁殖のシーズンが始まります。子育ての様子をはやく子供たちに見せてあげたいですね。
巣箱の清掃をしました。
野鳥たちが利用した巣箱の清掃をしました。昨年繁殖に利用された巣箱にはコケ類で作られた産座が残されています。下の写真の巣には、残念ながら卵が2個取り残されていました。他の卵は、きっと元気にかえって、大空に飛び立っていったことでしょう。
この季節、シジュウカラなどが巣箱をねぐらとして利用することが多く、翌年、その巣箱で繁殖することが多いことが今までの観察で明らかになっています。
巣箱もきれいになって、来春の繁殖を待つばかりです。以前、ヤマガラが3月に産卵した記録も残っています。みんなで、やさしく見守りましょうね。


この季節、シジュウカラなどが巣箱をねぐらとして利用することが多く、翌年、その巣箱で繁殖することが多いことが今までの観察で明らかになっています。
巣箱もきれいになって、来春の繁殖を待つばかりです。以前、ヤマガラが3月に産卵した記録も残っています。みんなで、やさしく見守りましょうね。
校庭に果実がいっぱい!
秋もいよいよ深まり、校庭の果樹の枝も、たくさんの実をつけてたわわになってきました。
この果樹たちは、平成11年、県立学校個性化アクションプランによって、「野鳥の庭」を野鳥の食べる実のなる木として、柿、サクランボ、ミカン、アケビなどがを植栽されました。
そして今年度は、公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構による、学校環境緑化モデル事業が実施されることとなり、野鳥の庭周辺の花壇の整備やリンゴ(ふじ)が植栽される予定です。
この果樹たちは、平成11年、県立学校個性化アクションプランによって、「野鳥の庭」を野鳥の食べる実のなる木として、柿、サクランボ、ミカン、アケビなどがを植栽されました。
そして今年度は、公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構による、学校環境緑化モデル事業が実施されることとなり、野鳥の庭周辺の花壇の整備やリンゴ(ふじ)が植栽される予定です。
絶滅危惧植物「ミズアオイ」開花
6月に播種した絶滅危惧植物「ミズアオイ」の花が咲きました。
この「ミズアオイ」は、平成8年5月から本校で栽培し続けられてきました。
「ミズアオイ」は1年草ですから、花が咲いた後、慎重に種をとって、翌年に引き継がれています。
今年も生徒の手によって、プランラーで育てられ、花を咲かせることができました。絶滅が心配されている「ミズアオイ」の花を見ることができ、生命の尊さを身近に感じています。
まさに、本校におけるささやかな命のリレーは17年余を迎えてました。
この「ミズアオイ」は、平成8年5月から本校で栽培し続けられてきました。
「ミズアオイ」は1年草ですから、花が咲いた後、慎重に種をとって、翌年に引き継がれています。
今年も生徒の手によって、プランラーで育てられ、花を咲かせることができました。絶滅が心配されている「ミズアオイ」の花を見ることができ、生命の尊さを身近に感じています。
まさに、本校におけるささやかな命のリレーは17年余を迎えてました。
「野鳥の庭」と「ビオトープ」
校庭の片隅にある「野鳥の庭」に、リニューアルされたプレートが立ちました。これは、1998年に、子どもエコクラブ全国フェスティバル(名古屋)に栃木県代表として参加した記念にいただいた「乙女椿(オトメツバキ)」のものです。
校内の樹木には、名前を記したプレートが付けられていますが、現在では50数種類にも及んでいます。
これからも、児童生徒や地域の皆さんに、木々の名前を覚えていただくために、少しづつ増やしていく予定です。
校内の樹木には、名前を記したプレートが付けられていますが、現在では50数種類にも及んでいます。
これからも、児童生徒や地域の皆さんに、木々の名前を覚えていただくために、少しづつ増やしていく予定です。
カブトムシ
昨年6月にマイチャレンジでお世話になった、『ミカモライディングクラブ』さんからカブトムシをたくさんいただき、手作りの特製ケースで飼育しました。写真はおがくずにもぐっているカブトムシです。夕方になると元気に這い出して昆虫ゼリーを食べています。
夏休み前に児童生徒に『カブトムシの里親』を募集しました。カブトムシ14匹、クワガタ4匹全員無事に巣立っていきました。

夏休み前に児童生徒に『カブトムシの里親』を募集しました。カブトムシ14匹、クワガタ4匹全員無事に巣立っていきました。
学校風景
連絡先
〒326-0011
栃木県足利市大沼田町619-1
電話 0284-91-1110
FAX 0284-91-3660
ナビを利用して本校に来校される場合には、
「あしかがの森足利病院」で検索されると便利です。
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