日誌

カテゴリ:報告事項

大会参加報告(The 13th Winter Cup)

3月28日(日)に「The 13th Winter Cup High School English Debate Tournament」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮東高校から1チーム参加してまいりました。強豪校が集う中で、3勝し見事に全体順位3位となりましたので、そのご報告をいたします。

今大会は、埼玉県の高等学校英語教育研究会(高英研)が主催する大会でアカデミックディベートの初心者向けの大会として、古くから行われているものです。今年で13回を数え、全国の高校生(毎年大体高校1年生)が参加し、HEnDAのアカデミックディベートへの橋渡しとして、またジャッジに自信のない教員も練習の場としてとても勉強になる大会です。

今年の論題は、「Japan should introduce a gender quota in the Diet. (日本は国会議員の一定数以上を女性とするクォータ制を導入すべきだ)」でした。

参加チーム
宇都宮東、市立浦和、伊奈学園、大宮、蕨、坂戸、春日部、川口北、川越女子、大妻嵐山、創価、小石川、順天、神奈川朝鮮、翔凛、稲毛、成田国際、東洋大学牛久、水戸一、水戸第二、竹園、新島学園、伊那北、富山国際、金沢泉丘
計25校29チーム

予選(4戦)結果
R1 vs 水戸第二     勝ち
R2 vs 蕨A      勝ち
R3 vs 市立浦和A 負け
R4 vs 水戸一     勝ち

★結果
1位 市立浦和A 409018  ポイント
2位 春日部          311013  ポイント
3位 宇都宮東      310017  ポイント
4位 伊奈学園A 310015  ポイント
5位 金沢泉丘      310014  ポイント

★大会を終えて
 今回はWinter Cup自体が緊急事態宣言もあり、予定日よりも延長するという大変な事態に見舞われた。まず、このすばらしい大会自体を開催してくれた埼玉県高英研の先生方に感謝である。埼玉県の大会運営はいつも見習うことばかりである。
 さらに、栃木県から1校だけでも参加し入賞し良い結果を残せたことは、本当に嬉しい限りである。ぜひ、来年は栃木県から1校でも多くの学校がこの素晴らしい大会に参加して欲しい。栃木県の生徒に今後も期待したいと思う。

 
      3位入賞した宇都宮東高チームメンバー

全国大会参加報告(第10回HPDU2021)

3月21日(日)~22日(月)に「第10回HPDUパーラメンタリーディベート全国大会」がオンラインで開催され、本県からは、予選を勝ち抜いた佐野高校・宇都宮高校・宇都宮女子高校の3校が栃木県代表として参加いたしました。

今大会は、パーラメンタリー英語ディベート大会としては、日本で最高峰に位置付けられており、全国の予選を勝ち抜いた生徒が集う、非常にレベルの高い大会です。

今年で10回目を数え、全国から44校が集結し、即興型で世界大会に準じたディベート形式で英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

今年も昨年と同様、コロナウイルスの影響を鑑み、各選手の家庭で行われるオンラインディベート大会となりました。

★予選(4戦)結果
宇都宮高校   2勝2敗    1091    ポイント    14位
宇都宮女子高校 2勝2敗    1058.5 ポイント    25位
佐野高校    2勝2敗    1055.0 ポイント    26位

★結果
優勝     筑波大学附属駒場高等学校(東京) 
準優勝 渋谷教育学園渋谷高等学校(東京)

★Motion (対戦した論題)

R1:THBT the age of digital information (e.g. social media, online news, etc.) hasdone more harm than good in protecting democracy.

R2:Given the technology, THW erase society's memory and evidence of the criminalpast of former convicts after their release from prison.

R3:THP a world without lying.

R4:THBT, assuming Personal Protective Equipment is sufficiently available, medicalworkers during a pandemic should have the right to opt out of service.

QF:THBT spouses of political figures should not be recognized as public figures.

SF:Instead of leaving the decision up to the producing company, THW legallyrequire that Self-Driving Cars produced by companies always choose to maximizethe number of lives saved, even if it leads to the death of the passengers.

GF:THBT hacking is a legitimate way of protest against multinational corporations.


★大会を終えて
 今回は、残念ながら栃木県から入賞チームを出すことはできなかった。年々高校生のディベート力は向上し、一昔前では考えられない英語発信力であるが、首都圏の学校との差がどんどん離れている感は否めない。
 大学生に指導を受けたり、積極的にネット上で集まって練習をし、切磋琢磨をしている。コロナ禍でZoomソフトを用いたオンライン上での英語ディベート練習することはもはや当たり前となった中で、栃木県としても各学校間の連絡を取り合い、顧問同士もお互いその指導を高めながら一致団結して協力して行かなければならないと感じた。
 生徒の力はまだまだ伸びるので、今後頑張っていきたいと思う。

全国大会参加報告(第4回PDA中学生2021)

3月20日(土)に「第4回PDA即興型英語ディベート中学生全国大会」がオンラインで開催され、宇都宮東高校附属中学校から1チームが参加して参りました。首都圏を中心に強豪校がひしめく中、見事にベスト5に入賞しましたので、今回はその大会参加報告をさせて頂きます。
 
    

★大会について

    参加校 19校 20チーム  (1チームがswingチーム)
 
 この大会の主催者であるPDA(パーラメンタリーディベート人材育成協会)は、文部科学省助成事業の一環として、グローバルに活躍する人財育成の一手法として、即興型英語ディベートを推進しており、形式は授業での取り組み成果を発揮できるよう授業導入可能なフォーマットで大会が行われています。

 1チーム3名~4名で構成され、スピーチ時間は、3分(リプライは2分)と高校生・大学生の大会と比べると比較的短めに設定されています。試合形式はNA(ノースアメリカンスタイル)を採用しています。

 ジャッジは即興型英語ディベートの経験および教育的配慮がある社会人、大学生・院生、教員が行います。

★予選(3戦)結果 
 宇都宮東高校附属中学校 2勝1敗 

 1試合目 品川女子  勝ち
 2試合目 栄光    負け
 3試合目 湘南白百合   勝ち

★Motion (対戦した論題)
 R1  Japan should abolish zoos.
    R2  Hosting the Tokyo Olympics in the summer of 2021 will do more good than harm. 
    R3  Children should choose foster parent over biological parents who cannot provide adequate food, clothing and shelter.
    GF  Online learning should be introduced in junior high schools, and students should go to school only three days a week.

★結果  
   宇都宮東高校附属中学校 5位入賞
 POI賞

★大会を終えて
 今回のPDAの大会は、今年で4回目を迎え、年々レベルアップしており、生徒の英語の4技能の進歩はすばらしいと感じた。全国的にも中学生から英語で積極的にコミュニケーションを取る態度が育成され、大変望ましいことだと感じる。
 その中で、栃木県の中学校が全国レベルに入賞でき、良い結果を出すことができたのは、やはり、栃木県高文連英語部のおかげである。先輩の築き上げてきた伝統をモデルとし、さらに先輩方以上の成果を残すようがんばってほしい。

2020 英語ディベート冬季大会

3月13日(土)オンラインにて、2020 英語ディベート冬季大会が開催されました。

参加校数12校、参加生徒は総勢約128名
(宇高、宇東、宇女、大高、大女、矢東、栃高、栃女、足女、佐野、宇短附、作新)
参加チーム数は、Asian 部門 20チーム、PDA部門    22チーム   合計42チーム!!!

この冬季大会は春季大会と同様、2部門に分かれて行う即興型の英語ディベートの大会です。(即興型英語ディベートは最初に対戦と論題発表→20分の準備時間→実際のディベートと進んでいきます。)年度末の締めの大会でもあります。

昨年はコロナ禍で中止を余儀なくされた本大会でしたが、今年はZoomによる開催を認めて頂き、また先生方のオンラインでの指導力、大会運営力も練習会を通じて高まり、さらには多くの大学生ジャッジの方々がヘルプに駆けつけて頂きまして、開催することができました。
実際に、参加生徒数も年々増え、両部門合わせて42チームとなり、嬉しい限りです。

2部門の試合形式はいつも通り以下のようになっています。
Asian部門(5分-5分ー5分-4分)
PDA部門  (3分-3分-2分)

ジャッジは、チーフジャッジにいつも栃木県ディベートを牽引して頂いている、得永一樹さん(元東大英語ディベート部出身)を招き、大学のディベート界で活躍している栃木のOB・OG、大学生ジャッジの方々がたくさんヘルプをして頂きました。

成績は以下の通りです。
Asian 部門  優勝  宇高A    準優勝  宇高B  3位  佐野C
PDA 部門    優勝  栃女B       準優勝  栃女A    3位  作新C
その他に、個人賞10位まで入賞。

12月からこの大会に向けて栃木全体で計4回練習会を開き、各学校ともその成果を十分に発揮することができました。

Motion (対戦した論題)
Asian部門
R1  THW transfer a government's power to technocrats during a crisis
       (economic recession, covid-19 etc.) 
R2  THBT celebrities should not publish their political position. 
R3  THP a world without marriage. 
R4  THBT social movements should use courts rather than legislature to advance social change. 

PDA部門
R1  THBT online debating is better than offline debating. 
R2  THBT idols should be allowed to have a boyfriend or a girlfriend. 
R3  THW require bicycle riders to have a driver's license.  
R4  THW apply the retirement age to politicians. 
R5  THBT centralization to Tokyo does more harm than good.  

入賞チーム、個人賞をとった生徒の皆さん、おめでとうございます。
HPDUの全国大会は来週に近づいています。この大会を生かし、栃木県代表として、全国でも良い結果が出ることを期待しております。3校の生徒さん、がんばってください!
さて、今年度の高文連英語部会の行事は全て終了ですが、引き続き来年度もがんばりましょう!

次回は、4月29日(木) 宇都宮高校(予定)にて、第1回春季英語ディベート練習会となります。皆さん、新入生部員をたくさん勧誘して連れてきてください!

全国大会参加報告(第3回日本中学生HPDU2021)

2月14日(日)に「第3回日本中学生パーラメンタリーディベート大会」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮東高校附属中学校から2チームが参加して参りました。首都圏を中心に強豪校がひしめく中、同校Aチームがベスト8に入賞しましたので、今回はその大会参加報告をさせて頂きます。

★大会について

    参加校 19校 34チーム  (1校につき2チームまで参加可能)
 
 このHPDU(日本パーラメンタリーディベート連盟)主催の中学生大会は、なんと!首都圏の高校生が中心となって運営されており、ジャッジも高校生が中心となって中学生を指導する、まさに画期的な大会です。(ジャッジも表彰されます)

 1チーム3名で構成され、スピーチ時間は、4分(リプライは3分)と高校生・大学生の大会と比べると比較的短めに設定されています。試合形式はNA(ノースアメリカンスタイル)を採用しています。

 また、高校でディベートを勉強している生徒が後輩にアドバイスする様は大変勉強になり、相乗効果があり、非常にためになる大会です。もちろん、高校生がジャッジとしての参加もOKですので、英語の勉強(4技能の向上)に興味ある生徒は、ぜひぜひ参加してみましょう!


 

★予選Aチーム(4戦)結果 
 宇都宮東高校附属中学校 3勝1敗 

 1試合目 栄光 負け
 2試合目 三田 勝ち
 3試合目 ECC   勝ち
 4試合目 聖光 勝ち

★Motion (対戦した論題)
 R1  THW allow performance-enhancing drugs in professional sporting events.
    R2  THP a world in which there are no restrictions on student's appearances in schools.  *uniforms are an exception.
    R3  THW ban Valentine's Day in schools.
    R4  THBT online learning is better than offline learning.

★結果  
   宇都宮東高校附属中学校 (宇東Aチーム) ベスト8入賞
    (2位~8位は、全チーム3勝だが、スピーカーポイントで差がつき、宇東Aは8位)

★大会を終えて
 今回のHPDUの大会は、今年で3回目を迎え、年々レベルアップしており、生徒の英語の4技能の進歩はすばらしいと感じた。首都圏の学校の活躍が凄まじい中で、栃木県の中学校が全国レベルに入賞でき、良い結果を出すことができたのは、やはり、栃木県高文連英語部のおかげである。先輩の築き上げてきた伝統をモデルとし、さらに先輩方以上の成果を残すようがんばってほしい。

2020 第10回HPDU杯 栃木県大会 & 冬季第3回練習会

1月31日(日)オンラインにより、第10回HPDU杯 栃木県大会 & 冬季第3回練習会が開催されました。

大会参加校数 7校     (練習会参加校数 +3校)合計 10校
大会参加チーム数  14チーム(練習会参加 Asian 8, PDA 16チーム)合計 38チーム
生徒数102名

この第10回HPDU杯栃木県大会は、3月に行われるHPDU杯の予選会に位置付けられ、栃木県には2校の出場枠が与えられています。

試合形式は即興型で、春季大会のAsian部門と同じ形式であり、
対戦組み合わせと論題発表→20分の準備時間→実際のディベートと進んでいきます。

今年は、チーフジャッジにいつもお世話になっている得永一樹さん(東大ディベート部出身)を迎え、栃木のOBOGを始め総勢13名の大学生がジャッジやタブ・コミのヘルプに駆けつけてくれました。

本当に感謝しております。皆さんのご協力のおかげで栃木県の大会は運営されております。今後とも、よろしくお願いします。

大学生の方々には、論題解説だけでなく、ディベートの勉強の仕方も含め、丁寧に解説して頂きました。

さて、成績は以下の通りです。
チーム別
優勝  佐野B、準優勝 宇高A、3位 宇女B、4位 宇高B、5位 佐野A

学校別 
優勝  佐野、準優勝 宇高、3位 宇女、4位 作新、5位 宇東、6位 大高、7位 大女

以上、学校別では、優勝した佐野と準優勝した宇高の2校が全国大会への出場権を得ることができました。おめでとうございます!

Motion(対戦した論題)
R1 THW allow students to choose their teachers.
R2 THW provide welfare in the form of basic goods and sevices rather than cash payments.
R3 THW allow public servants to strike.
R4 THW prohibit art which glorifies suicide.

入賞校、個人賞をとった生徒の皆さん、おめでとうございます。全国大会での活躍を期待しています!!!

また、PDAのコースは、いつも通りの練習会を行いました。対戦した論題は以下の通りです。

R1  THW welcome more immigrants. 
R2  THW ban zoo.
R3  THW allow public servants to strike.
R4  THW introduce fat tax. 
R5  THW legalize child labor in developing countries.

前回のD1に続き、練習会・大会がオンライン開催できるようになったのは、栃木県にとって大きな財産となりました。運営側としては、引き続き、効率良く運営できるようにしていきたいと思います。

さて、次回は、まだ未定ですので、今後の連絡をお待ちください。
今後もコロナに負けず、みんなで協力し合って頑張りましょう!

2020 冬季英語ディベート合同練習会第2回

あけましておめでとうございます!

1月11日(月)オンラインで、第2回冬季英語ディベート合同練習会が行われました。
生徒の皆さん、大変お疲れ様でした。
参加校数  8校
(宇高、宇東、宇女、大高、大女、栃高、栃女、作新)
参加生徒数 68名
Asian チーム 14チーム PDAチーム 12チーム

最初、たくさんの大学生がヘルプ(ジャッジ)に来ていただきまして、Asian、PDAの両コースとも、貴重なお言葉を頂きました。

過去においてチームジャパンとして日本代表として世界大会に参加した生徒からも、ディベートの勉強の仕方を含め、様々なことを教わることができ、有意義な時間を生徒は過ごせたと思います。

その後、Asianコースは3試合、PDAコースは4試合を行いました。使用したモーションは以下になります。

Asian
R1  THW introduce grade retention system in compulsory education.
R2 THBT developed countries should not require developing countries to adhere to any environmental restrictions.
R3 THW monitor ex-prisoners with GPS. 

PDA
R1 THW force companies to place more women in senior positions. 
R2 THW make hate speech illegal.  
R3 THW abolish capital punishment.  
R4 THW make voting mandatory.
 
今回は、ジャッジシステムにコンピュータ入力にし、Zoomでディベートを行ってから各ジャッジが入力して集計する方法を導入してみました。

生徒の方は、両部門とも戦った後にモーション解説を通して一生懸命学ぼうとしています。そして、徐々にレベルを高め、他校との交流を通じて力をアップしているようでした。勝ち負けにこだわらず、もっと良いアーギュメントを作るために!とみんな頑張っています。

さて、次回はいよいよ1月31日(日)オンラインででHPDU栃木県大会が行われます。
日頃の学習の成果を思う存分発揮して、皆さん一丸となって頑張りましょう!

全国大会参加報告 (第15回 HEnDA高校生英語ディベート全国大会)

12月26日(土)~27日(日)に「第15回全国高校生英語ディベート大会」がオンラインで開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮女子高校・佐野高校の3校が参加してきたので、ご報告致します。



★予選(6戦)結果 
 宇都宮高校        10位   84304907ポイント   
 宇都宮女子高校    11位  84304205ポイント 
 佐野高校              5位  94504609ポイント 
 

 佐野高校の生徒の皆さん(オンライン上で熱戦が行われています)

★大会を終えて

  今回は、全国大会のレベルは年ごとに上がっている中で、佐野高校の活躍が本当に素晴らしかった。県大会を3位で通過した時から徐々に力をつけ、予選6試合においては見事に堂々たる5位。
 惜しくも決勝トーナメントには行けなかったが、本当に素晴らしい成績を収めた。やはり、多くの練習会やセミナーを経て、栃木全体で力を高めていった結果に他ならない。
 栃木県全体としての活躍も見逃してはならない。
宇高・宇女も全国大会上位の常連校。どちらも10位, 11位と健闘した。 全国にチーム栃木を轟かすことになったことは言うまでも無い。
(参加したチームの都道府県全体の成績では、おそらく堂々の全国トップであろう) 
 
 このような成績を収めることができたのは、本県の英語部会を陰ながら応援してくださっている方々のご尽力に他ならない。この場をお借りして御礼申し上げたいと思います。それにしても、3校ともよくがんばりました!

全国大会参加報告 (第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会)

12月19日(土)~20日(日)に「第6回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会 in Zoom」が開催され、本県からは、宇都宮高校・宇都宮東高校・佐野高校・作新学院高校の4校が参加して参りました。



今大会は、文部科学省後援、一般社団法人パーラメンタリーディベート人材育成協会(PDA)主催による、高校生のための即興型英語ディベート大会で、今年度で6回目を迎えます。全国より66校がオンラインで集結し、日頃の授業や部活動で培った、英語の実践的コミュニケーション能力を競い合いました。

なお、栃木県においても、春季と冬季に2回、同じPDA形式で県大会を開いております。

★予選(4戦)結果 
 佐野高校       4勝         160 speaker point   予選4位 → 決勝ラウンド進出!
    作新学院高校  2勝2敗    153 speaker point   予選29位
    宇都宮高校     1勝3敗    147 speaker point   予選47位 
    宇都宮東高校 1勝3敗    125 speaker point   予選56位

★結果  
   優勝     聖光学院高等学校   (神奈川)
   準優勝    湘南白百合高等学校(神奈川)
   3位    神大附属高等学校 (兵庫)   
   4位         城ノ内高等学校     (徳島県)
  ベスト8   筑波大学付属駒場(東京)
                  佐野高校(栃木)
     盛岡第一(青森)
     富山国際(富山)
(個人賞)*本県のみ 
    ベストディベーター 佐野高校より1名
 POI賞                      作新高校より1名
 授業導入賞    宇都宮高校、宇都宮東高校、佐野高校、作新学院高等学校
    (Breaking Judges(教員)  宇都宮東高校、作新学院高等学校より1名ずつ)


★Motion (論題)
予選1:Wearing a mask should be mandatory.
予選2:The media should not report on suicide. 
予選3:Infertility treatment should be free.
予選4:Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.
準々決勝: Tuition fees for university STEM departments should be free.
準決勝:Prevention of COVID19 should be prioritized over boosting economy
              in developing countries.
決勝:Japan should introduce a basic income. 


★大会を終えて
 栃木県としては決勝トーナメントに佐野高校が進出したが、惜しくも準々決勝で敗れ、世界大会出場までもう一歩であった。全国的にも強豪校が連なる中で、予選での4勝は見事としか言いようがない。その他の学校も追いつくようにがんばってもらいたい。
 
 栃木県全体としては首都圏だけでなく、全国的に生徒の発信力がどんどんレベルアップしている中で、参加した4校とも、「授業導入賞」を受賞することができた。これは、普段の授業でディベート活動を行っている学校の授業報告を基に評価されるもので、日頃の成果が認められ、良い結果となった。
 
 今後新たに導入される「論理・表現」の授業においては、スピーチやプレゼン、ディベートによる発信力強化が望まれる。ぜひ、このような大会を通じて授業力をさらに磨いていきたい。

生徒の皆さん・顧問の先生方、大変お疲れ様でした。
また、来年、がんばりましょう!

令和2年度 冬季即興英語ディベート練習会第1回

12月6日(日)オンライン(Zoomソフト使用)により、第1回冬季英語ディベート練習会が行われました。今回から即興型のパーラメンタリーディベート(論題発表から20分で準備してディベートする形式)について全4回に渡って、冬季練習会を行っていきます。

参加校数  9校+1校(神戸大附属がゲスト参加)
(宇高、宇東、宇女、大女、矢東、栃女、佐野、宇短附、作新)
参加生徒数 112名

この練習会は、来年の3/13(土)宇都宮女子高校で開催される栃木県英語ディベート冬季大会に向けての練習会です。また、第3回の練習会では、HPDU連盟杯の栃木県予選会も開催されます。皆さんが楽しみにしていた、パーラの季節到来!ですね。
午前の部ですが、今回お忙しい中にも関わらず、大学生が7名も参加して頂き、貴重なお言葉を頂くことができました。

その後、簡易的な講義(ルールやロール確認、アーギュメントの作り方の確認)をして、2部門(Asian部門、PDA部門)に分かれて、モデルディベートをジャッジ練習。(ディベートした論題は、AsianがTHW ban tobacco. PDAがTHW ban violent video games. 大学生と宇東の皆さん、ご協力ありがとうございます!) 
ここで午前終了。

午後には2~3試合練習を行っていきました。
ディベートした論題(Motion)は以下の通りです。
Asian部門
THW legalize organ transplant for profit.
THW make test to be eligible for voting.

PDA部門
THW separate students according to their academic ability. 
THBT AI does more harm than good. 
THW legalize the trade of organs for profit.

久しぶりにパーラメンタリーディベートをした生徒や、まだパーラを始めたばかりの初心者の生徒も多いのですが、それぞれ生徒は切磋琢磨しながら英語力を高めているようでした。

さて、次回は、来年の1月11日(月)オンラインで第2回の冬季練習会が行われます。
たくさんの生徒・先生方のご参加をお待ちしております。一緒に頑張りましょう!