日誌

カテゴリ:今日の出来事

登校風景~雨に咲く傘の花~

関東も先週梅雨入りしました。その後は数日好天が続き、昨日ようやく雨空が戻り、今朝の登校は雨の中となりました。6月11日を日本洋傘振興協議会が「傘の日」と制定しています。それに合わせたように校内で傘の花が見られました。

昨年もほぼ同時期に梅雨入りし、梅雨入りした週はほとんど雨が降らず、翌週雨が続きました。今年も昨年と似たような天候になっています。昨年は「小糠雨降る白布ヶ丘」というタイトルで梅雨入り翌週に記事を書きました。今年はそのアンサー記事として「雨に咲く傘の花」というタイトルにしてみました。どちらも欧陽菲菲の曲の歌い出しの一節が入っています。みなさんは雨というとどのような曲を思い浮かべるでしょうか・・・。

教育実習生との座談会

教育実習生が来て早2週間が経ちました。教育実習は、2週間と3週間の2パターンで実施されますが、2週間の教育実習生の最終日に合わせて毎年進学座談会を開き、情報交換をするのが恒例となっています。今回も総合的な学習の時間を使って進学座談会がおこなわれました。

生徒たちはメモを取りながら、大学での学校生活や高校の時の勉強のやり方などを真剣に聞いていました。実習生だからこそ聞ける新鮮な情報もあり、生徒たちにとってとても参考になりました。

木村昌平氏寄贈「宇宙図2018」

6月13日、益子大使・益子昌平塾塾長・セコム株式会社相談役の木村昌平氏にご講演をしていただくことになりました。木村氏から「一家に1枚宇宙図2018」というポスターをご提供していただきました。宇宙誕生から元素が生まれ、星が生まれ、生物が発生し、そして人間の誕生するという宇宙の歴史が描かれています。物理講義室廊下に掲示すると、さっそく通りがかりの生徒が熱心に読んでいました。

宇宙の誕生に興味がある生徒は特に気になるポスターです。

化学実験~ナトリウムの反応~

今週の化学で2年生がナトリウムの実験をしています。化学定番の実験で、数ミリほどのナトリウム片をビーカーの底に置いた湿らせたろ紙の上に落とし、水との反応を観察します。小さなナトリウム片を用いるのは、ナトリウムの反応は激しく、大きなものでは危険なためです。

上の写真のとおり、数ミリほどの小さな欠片でも激しく炎を上げて反応しています。
 いつも実験を記事する際は、教科書やネット上の最新のデータなどを確認して記事を書くようにしてますが、今回のナトリウムと水の反応についても調べてみると、新たな発見がありました。従来ナトリウムがこのような発火反応を示すしくみは、水と反応することで発生した水素が反応で同時に生じた熱によって発火するというのが定説でした。しかし、それでは発生した水素がナトリウム表面を覆い、次第に水と反応できなくなるはずですが、実際は反応が続きます。その理由を3年ほど前にチェコの研究チームが解明し発表していますのでご紹介します。「ナトリウム片を構成するナトリウム原子が水と接触すると数ピコ秒というほんの一瞬の間に電子を1個放出、ナトリウム片の中でそれが同時多発的に起こることで、結果的にナトリウムは電子を大量に失い、逆に陽イオンばかりが取り残され、その残された陽イオン同士が静電力によって反発・解離することで爆発が起き、その爆発によって生じた針状の金属スパイクなるのもが反応を促進させる」ということでした。つまり、ナトリウムの反応が続く理由はその金属スパイクが原因だと、ナトリウムの反応における新たな理由の一つとして追加されました。この研究はハイスピードカメラによって証明することができたようです。時代とともに色々なものがハイテク化され、今まではわからなかったものが新たにわかる時代になっています。

プール準備中

 先週数日かけてプールの水が抜かれました。今週は清掃作業が行われています。約9ヶ月間使っていなかったプールの底には予想以上に泥がたまっています。生徒たちが清掃し、水泳の授業ができるよう泥やゴミをきれいに取り除いていまます。

期末後に始まる水泳授業に綺麗なプールが使えるようにします。広いプールを綺麗に磨く年に1度のイベントに、生徒たちは暑い中でも水に触れられることもあって、楽しそうに作業しています。

今この記事を書いている最中も賑やかな声がプールから聞こえてきます。