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2018年2月の記事一覧
記念館避雷針工事
先週から校舎の北側にある記念館の避雷針工事が行われています。

避雷針というとその表記から雷を避けるためのものと捉える人もいるかもしれませんが、避雷針に雷を呼び寄せて地面へと電流を逃がす導雷針という考え方もあるようで、発明以来、厳密にはどちらの効果によって防護されているのか、あるいは両方の効果が発揮されているのか、それとも全く別の理由で雷避けの効力を発揮しているのか、はっきりとはわかっていないようです。近年は受雷針という雷をあえて呼び寄せて建物を守るものも開発されているそうです。
ちなみに栃木県は名物に雷が挙げられるほど落雷発生件数の多い県で、お隣宇都宮市は雷都という異名があるほどです。家電の落雷保険も栃木県(宇都宮)発祥の有名量販店が他にさきがけて導入したという情報がネットに書かれていました。
備えあれば憂いなし、です。
避雷針というとその表記から雷を避けるためのものと捉える人もいるかもしれませんが、避雷針に雷を呼び寄せて地面へと電流を逃がす導雷針という考え方もあるようで、発明以来、厳密にはどちらの効果によって防護されているのか、あるいは両方の効果が発揮されているのか、それとも全く別の理由で雷避けの効力を発揮しているのか、はっきりとはわかっていないようです。近年は受雷針という雷をあえて呼び寄せて建物を守るものも開発されているそうです。
ちなみに栃木県は名物に雷が挙げられるほど落雷発生件数の多い県で、お隣宇都宮市は雷都という異名があるほどです。家電の落雷保険も栃木県(宇都宮)発祥の有名量販店が他にさきがけて導入したという情報がネットに書かれていました。
備えあれば憂いなし、です。
早春の庭をめぐりて門を出ず
「早春の庭をめぐりて門を出ず」冬が終わる立春を迎え、庭の様子を眺めに外へ出てみても、まだまだ寒く、門から出て遠くへ行く気持ちになかなかならない。高浜虚子の句です。寒さのピークも峠は越え、外の様子を見てきました。数週間前にくらべると、どことなく春の空気になってきました。二棟東側にある定時制の花壇を覗いてみると、ここにも春の訪れがありました。

たくさんの水仙が芽を出していました。朝の氷点下の寒い冷え込みが続く中で、肉厚な葉が育っています。少しすると20~30㎝ほどの草丈に成長します。
毎年のようにこの葉をニラと間違えて食べ、食中毒を起こすニュースが報道されています。この10年で報告がなかったのは2013年だけ。毎年10~20人ほどが食中毒を起こしています。学校の調理実習でニラと間違えて使ってしまった事故も起こっています。水仙はヒガンバナ同様、アルカロイドを含む植物です。葉の色や質感もニラとは若干違いますが、千切った匂いでその差は歴然なので、間違っても食さないようにしましょう。
水仙の花が咲く頃には、庭をめぐりて門を出るくらいの暖かさになることでしょう。
たくさんの水仙が芽を出していました。朝の氷点下の寒い冷え込みが続く中で、肉厚な葉が育っています。少しすると20~30㎝ほどの草丈に成長します。
毎年のようにこの葉をニラと間違えて食べ、食中毒を起こすニュースが報道されています。この10年で報告がなかったのは2013年だけ。毎年10~20人ほどが食中毒を起こしています。学校の調理実習でニラと間違えて使ってしまった事故も起こっています。水仙はヒガンバナ同様、アルカロイドを含む植物です。葉の色や質感もニラとは若干違いますが、千切った匂いでその差は歴然なので、間違っても食さないようにしましょう。
水仙の花が咲く頃には、庭をめぐりて門を出るくらいの暖かさになることでしょう。
講堂に春の便り
講堂の玄関脇にある紅梅が咲き始めました。午前中はずっと日陰になる場所です。寒さに負けず毎年花を咲かせています。


年が明けてもう1ヶ月以上、昨日が立春で暦の上では春を迎えました。植物は光の春を感じ取って少しずつ動き出しているようです。今年の寒さで、関東周辺の梅の見頃は例年より2週間ほど遅れるそうです。
年が明けてもう1ヶ月以上、昨日が立春で暦の上では春を迎えました。植物は光の春を感じ取って少しずつ動き出しているようです。今年の寒さで、関東周辺の梅の見頃は例年より2週間ほど遅れるそうです。
節分のヒイラギ
夜中から降り出した雪は朝まで降り続き、生徒が登校する頃には一面の雪景色になっていました。

ほぼ雪もやんだあと、外にも出られたので、正門のヒイラギを撮ってきました。

このヒイラギは、クリスマスのセイヨウヒイラギとは別のものです。冬に赤い実をつけるセイヨウヒイラギと違い、冬の初めに白い花を咲かせ、今はその花が枯れて残っています。実は初夏につけ、色は紫色です。
セイヨウヒイラギはクリスマスの木。このヒイラギは明日2月3日節分の木です。トゲトゲした葉は、鬼を追い払うと信じられ、ヒイラギの枝に焼いた鰯(イワシ)の頭を差して門戸に飾るという風習があります。鰯は焼く時の煙を鬼が嫌うそうです。最近はあまり見かけることもなくなりました。身近なところでヒイラギは利用されていますね。本校の正門の向かって右側にヒイラギが植えられています。これは敷地の北東にあたります。北東は表気門でヒイラギ、南東は裏鬼門でナンテンを植えることで邪気払いになります。いつも緑で変化が小さく、特に意識する人はあまりいないかもしれません。節分を機にヒイラギや古来の風習に注目してみましょう。
ほぼ雪もやんだあと、外にも出られたので、正門のヒイラギを撮ってきました。
このヒイラギは、クリスマスのセイヨウヒイラギとは別のものです。冬に赤い実をつけるセイヨウヒイラギと違い、冬の初めに白い花を咲かせ、今はその花が枯れて残っています。実は初夏につけ、色は紫色です。
セイヨウヒイラギはクリスマスの木。このヒイラギは明日2月3日節分の木です。トゲトゲした葉は、鬼を追い払うと信じられ、ヒイラギの枝に焼いた鰯(イワシ)の頭を差して門戸に飾るという風習があります。鰯は焼く時の煙を鬼が嫌うそうです。最近はあまり見かけることもなくなりました。身近なところでヒイラギは利用されていますね。本校の正門の向かって右側にヒイラギが植えられています。これは敷地の北東にあたります。北東は表気門でヒイラギ、南東は裏鬼門でナンテンを植えることで邪気払いになります。いつも緑で変化が小さく、特に意識する人はあまりいないかもしれません。節分を機にヒイラギや古来の風習に注目してみましょう。