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2017年12月の記事一覧

ひらめき 白布ヶ丘知恵袋~渋い鍵には鉛筆を~

毎日の生活で使わない人は殆どいないであろう鍵。近年は玄関や車もオートロックやスマートキーなどが普及し、差し込むタイプの鍵を使う場面は減ってはきていますが、まだまだ鍵といえば多くは差し込むタイプだと思います。もちろん真岡高校でも大半の鍵が鍵穴のある一般的な鍵や南京錠など、差し込むものを使っています。そして学校ということで色々な場所に鍵がかかっているのですが、ほぼ毎朝HP係が開けている正面玄関の鍵が、最近非常に渋くなっています。差す時も引っ掛かってなかなか大変なのですが、抜く時はさらに一苦労。今朝は特に抜けず、滑り止めの軍手をして何とか引き抜きました。ここ数日寒くなってきて毎朝こんなことで苦労するのはたまったもんではないので、鍵メーカー公認のちょっとした裏技をやってみることにしました。

まず用意するのはこれ。



鍵となるのはBの鉛筆。この鉛筆の芯に含まれる黒鉛。これを削って粉状にして鍵に塗ります。



こんな感じ♪

あとはこのまま鍵穴に差し込んで、数回抜き差しするだけです。すると今までの引っ掛かりが嘘のようになくなり、何も知らないと油でも差したのではと勘違いするほど。でも、黒鉛は塗ってもOKですが、間違っても油類は絶対厳禁です。錆びついたものに使う潤滑油スプレーなんて使おうものなら鍵穴の中で油分が悪さをして逆に症状が悪化してしまいます。鍵穴専用のパウダースプレーなども市販されていますが、身近なものですぐに解決したい場合はこの鉛筆を使ったワザが有効的です。生活の知恵というか身近な科学といった感じですね。

というわけで、この裏技、非常に効果的でした。鍵が引っ掛かるようになったなと思ったら是非お試しを。ビックリするくらい効きますよ!!ちなみに粉にするのなんて面倒という方は、鍵に直接鉛筆の芯を擦り付けて芯を付着させるだけでも十分効果があるようですよ。それから鉛筆はBより濃いものがオススメです。

あまり書くと鍵屋さんの仕事が減っちゃうのでこのあたりでやめときます・・・(笑)