食品科学科より

2023年7月の記事一覧

食品科学科:パワフルアグリフェアへの参加

食品科学科生徒が下記の内容でイベントに参加しました。

イベント名:第22回JAグループ栃木 パワフルアグリフェア

日   時:令和5年7月22日(土)

場   所:みずほの自然の森公園

参加の生徒:食品科学科3年生(希望者12名)

活動の内容:①加工品販売(食パン いちごジャム)

      ②野菜充足度の調査(ベジチェックを用いた野菜摂取量の調査活動)

 

 

 

 販売の様子

<食パン>

 当日の朝に生徒たちが学校の製造棟製パン室(菓子製造業の許可がある施設)に集合して製造しました。会場には焼きたての食パンを持っていき、1袋6枚になるように袋詰して販売を行いました。

<いちごジャム>

 7月18日(火)に生徒たちがイベント用に製造棟製造室(缶詰又はビン詰め食品製造業の許可がある施設)で製造したいちごジャムを持っていきました。

 

当日は暑い中多くの方に足を運んでいただきありがとうございました。 

生徒たちが一生懸命作った食パン39斤といちごジャム60個は、おかげさまで1時間と少しの時間で完売することができました。足を運んでくださった多くの方々におかれましては、生徒たちに温かいお言葉などもかけていただきありがとうございました。今後の製造・販売、調査活動などの励みにしていきたいと思います。

食品科学科 上級学校見学・食品関連施設見学

食品科学科の3年生が学校見学・食品関連施設見学に行ってきました。

日  時:令和5年7月14日(金)

見学場所:午前 佐野日本大学短期大学

     午後 アサヒ飲料群馬工場「カルピス」みらいのミュージアム

 

<午前:佐野日本大学短期大学>

 

  説明の様子

 

 

 施設見学

 

 

 調理体験(地産の米粉でワッフルを作ってみよう)

 

 

 完成した米粉ワッフル

 

学校説明と施設見学では、充実した学習内容や学習施設の説明をいただくことで多くの刺激を受けることができました。調理体験では、調理方法を学ぶだけでなく、米粉の性質や特徴を学ぶことにより日頃実習で良く使用している小麦粉と米粉について理解を深めることができました。

 

<午後:アサヒ飲料群馬工場「カルピス」みらいのミュージアム>

 

 

 「カルピス」100年ギャラリーの見学

 

 

 カルピスができるまでの説明

 

 

 乳牛模型のフォトスポット写真

 

 

 カルピスラボでのクイズ             カルピスの試飲

 

 

 集合写真

 

 「カルピス」みらいのミュージアムでは、日頃学校で学んでいる「発酵」について、様々な切り口から学習することができました。本校では乳加工の学習を行う機会が少ないため、今回の見学では多くの事を学ぶことができたと思います。また、写真はありませんが、生徒たちは工場の生産ラインも見学させていただきました。先進的な技術を多く見せていただくことができ、新たな「発見」も多かったことだと思います。

 

 

佐野日本大学短期大学様、アサヒ飲料群馬工場「カルピス」みらいのミュージアム様におかれましては、食品科学科の生徒のために貴重なお時間をいただきありがとうございました。本日学んだことは、今後の学習に活かしていきたいと思います。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食品科学科味噌製造「味噌の切り返し」

7月上旬に食品科学科の2年生と3年生がそれぞれ「味噌の切り返し」を行いました。

【切り返しとは】

発酵・熟成の途中に、味噌を掘り出して別のタルに移すことです。本校の場合、3月~4月の間に合計12タルの味噌を仕込んでいます。それらを混合することによって、製品の状態を均一化します。

<切り返しの目的>

①タル内の各部位を均一に発酵・熟成させる。

②酸素の供給により、酵母の増殖を促進。

➂発酵熱によるタル内の熱の放熱

 

 

 切り返し前の味噌の様子(計12タル)

 

 

 手順の説明

 

 

 現在の味噌の様子

 

 本校の米味噌は天然醸造のため、温度管理のない部屋で味噌の発酵・熟成を行っています。7月上旬は暑い日が続きましたが、そんな中、食品科学科の2年生・3年生の皆さんが、安全面や衛生面に気を付けながら丁寧な作業をしてくれました。

 この米味噌は、この後10月下旬から11月にかけて、製品化を行います。今後は食品科学科の1年生から3年生まで皆で協力して良い製品を作っていきます。

 本校の米味噌は1パック750g詰で販売する予定です。1タルからおよそ200~250個のパックを作ることができます。地域の方々への販売については、HPなどで周知をさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

 

 

 

食品科学科3年生「先進地見学」

食品科学科3年生が、先進地見学に行ってきました。

日時:令和5年7月5日(水) 14:00~15:30

場所:カルビー清原工場

 

 

 全体説明の様子

 

 

 見学通路での説明の様子

 

 

 フォトスポット

 

 

 集合写真

 

食品科学科では日々の製造実習において徹底した衛生管理を指導していますが、大企業様の工場での衛生管理を学ぶことで、食品の安心・安全への取組に関する理解が深まったと思います。 

施設の見学では、リニューアルされた通路を通るなか、実践されている様々な取組について説明をいただき、多くの刺激を受けることができました。

 カルビー清原工場の皆様におかれましては、生徒の学習のため丁寧なご説明ありがとうございました。生徒たちの今後の学習に繋げていきたいと思います。

選択授業「食品製造」 

選択授業「食品製造」での焼きそばパンの製造

 日時:令和5年7月4日(火)5・6時間目

 

 今回の実習では、コッペパンの製造と、各班に分かれて焼きそばの製造を行いました。

 

 焼きそばパン用のパンの製造

 

 班ごとでの焼きそば製造

 

 

 完成した焼きそばパン

 

 教室は、焼き立てのパンの香りと、香ばしい焼きそばの香りに包まれました。実習では、各班で協力しながら、手際良く作業を進めることができました。今後も皆で協力して様々な製造に挑戦していきたいと思います。

ぐんぐん育む郷土愛 SL焼きそば発足フェス

食品科学科3年の生徒たちが、課題研究・総合実習の学習の一環で、真岡の町おこし焼きそばを開発しました。

昨年度の3月に真岡市青年会議所の方々から依頼をいただき、試行錯誤を重ねながら開発を行い、イベントでの販売を行いました。

 日   時:2023年7月2日(日) 10:00~

 会  場:大前神社(真岡市東郷937)

 参加生徒:食品科学科3年生15名

 

 

 当日の様子

 

 

 当日は、5種類のSL黒焼きそばを販売しました。

 ※5種類全ての特徴として、地元の特産品を使用していることと、SLをイメージした黒色ベースの焼きそばにしました。

 

 

当日は炎天下の中多くの方に来場いただきありがとうございました。生徒たちも汗をかきながら、地域のお客様に応援を賜り、頑張っている姿が印象的でした。今後もこれを励みとしてSL焼きそばを広めていきたいと思います。

 今回の取り組みにあたり、真岡市青年会議所の方々をはじめとし、開発の援助をいただきましたデイリーフーズ株式会社様、タカハシソース様には大変お世話になりました。今後ともよろしくお願いいたします。