小南通信

153名が巣立ちます

 本日、「ハレ」の日にふさわしくよく晴れた空の下で、令和3年度第41回卒業式が挙行されました。

 本校から、3年生153名が卒業します。
 この学年の生徒は、新型コロナウイルスによって「青春」の高校生活のうち4か月を奪われた生徒たちです。それでも、成長を止めずに地に足をつけてしっかりと歩んできました。3年間の集大成となる卒業式では、友人と笑い合い、部活動で汗を流し、成績を競い合った日々を思い返して涙をこらえる生徒がいました。
 厳粛な雰囲気の中、スポーツ科及び普通科それぞれの総代が卒業証書を受け取りました。その後の校長式辞では、何事にも前向きにチャレンジすることの大切さなどを卒業生へのエールとしておくりました。同窓会長及びPTA会長からのご祝辞も、今後の卒業生の背中を押してくれるものでした。
 在校生を代表して生徒会長が、先輩の大きな背中に憧れてその背中を追いかけたことに触れながら送辞を贈りました。卒業生による答辞で述べられた、切磋琢磨した仲間たちやこれまでの生活を支えてくれた保護者・教職員へのまっすぐな感謝の言葉に、担任も思わず涙をこぼしていました。
<卒業生入場>

 
<スポーツ科呼名>
  
<スポーツ科卒業証書授与>

<普通科呼名>
 
<普通科卒業証書授与>

<校長式辞>

<来賓祝辞>
 
<在校生送辞>                 <卒業生答辞>
 
<校長挨拶>                  <学年主任挨拶>
 

 式後、高校生活最後のホームルームが行われました。
 ホームルームでは、担任が生徒一人ひとりを呼名して一言添えながら卒業証書を手渡したり、担任からの餞の言葉がおくられたり、生徒たちは最後の時間を惜しみながら過ごしていました。
<最後のホームルーム>
 
 

 保護者の皆様におかれましては、3年間にわたって本校の教育活動にご理解、ご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。毎日のお弁当作りから送迎、疲れて寝てしまったり試験に緊張したりした姿を見守り、支えてくだって、お子様は大きく成長できたことでしょう。
 卒業によって隣を歩くことはできなくなりましたが、壁に直面し、道に迷ったとしても、みなさんにはそれを乗り越え歩み続ける力があります。少しずつ離れてゆく姿をいつまでも傍らで見守っています。
 改めて、本校職員一同、御卒業を心よりお祝い申し上げます。