小南通信

「平和」について考えました

 本日5時間目・6時間目、2学年の生徒たちは、延期となった修学旅行の事前学習として各クラスで「平和学習」を行いました。

 今から76年前、広島と長崎に落とされた「原爆」。今回は、修学旅行で実際に訪れる広島での原爆被害を理解し、生徒たち一人ひとりの気付きを共有することで、「平和」への自覚と責任を促すものとして実施しました。
 まず、DVDを視聴する前に、各クラスの正副担任が生徒たちとのやりとりを通して、原爆や戦争についての基本的な内容を確認しました。
 そしてその後、広島の原爆被害についてのDVDを視聴しました。生徒たちは、昼休みの浮ついた気持ちを直ぐに正し、当時の映像や被害者の方々が語った貴重な話に真剣なまなざしで食い入るように視聴していました。
 徐々に薄れていく日本が歩んできた「歴史」について、自分の目で、耳で、肌で感じることは何よりも大切でしょう。修学旅行で広島へ行った際には、今回の平和学習の内容を踏まえて、生徒たちには自分の五感を最大限に使って「平和」について考えて欲しいと思いました。

<各クラスでの原爆・戦争についての説明>

<DVD視聴の様子>