小南通信

祝 日本高校記録樹立!

ウエイトリフティング部の山根大地が平成28年度関東高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会において、69kg級スナッチの日本高校記録132kgを樹立。2年生の大谷恩美は大逆転で優勝!

 

1月14日(土)・15日の両日、さいたま市記念総合体育館を会場に開催された平成28年度関東高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会に本校ウエイトリフティング部員5名が出場した。

日本高校新記録を狙える者だけが出場できる3年生特別枠に69kg級山根大地(3S2)が出場した。得意のスナッチにおいて、1本目から129kgの日本高校記録を樹立し、2本目では132kgまで記録を伸ばした。3本目は135kgを惜しくも失敗したが、日本高校記録を4kg更新する快挙を成し遂げた。山根は現在、ナショナルチームに招集されており、東京オリンピックへの出場も現実味を帯びてきた。

女子63kg大谷恩美(2G1)はトータル130kgで優勝した。スナッチでは55kgで3位と出遅れたが、得意のクリーン&ジャークで75kgを挙げ、逆転で優勝を決めた。優勝も嬉しいが、130kgの大台を記録したのが大きな収穫である。全国高校選抜大会出場のため、更なる記録向上に期待したい。

女子48kg級の川﨑光唯響(1S2)はトータル100kgで第3位であった。1年生でのメダル獲得はたいへん立派な成績である。技術的にはトップリフターと遜色ないので、今後は筋力アップが課題となる。体重はリミットの48kgまでかなり余裕があるので、どんどん体重を増やしていってほしい。

男子85kg級瀬出井海英(2S1)はトータル210kgで第5位であった。大会前にフォームを崩し、調子を取り戻せないまま大会に臨んだが、結果的に1本ずつの成功と安定感を欠いた。筋力的には全国の強豪にも引けをとらない選手なので、しっかりと練習して復調してほしい。

男子94kg級の飯塚直輝(1S2)はトータル159kgで第9位であった。記録的にはまだまだであるが、初の関東大会で5本成功し、安定感とハートの強さを見せた。じっくりと力をつけて、次は上位入賞を期待したい。

1月21日(土)には本校トレーニング場を会場に南部支部新人大会が開催される。全国高校選抜大会出場を目指す選手にとってはこの大会がラストチャンスとなる。2週連続ということでコンディション調整は難しいが、更なる記録向上を目標に頑張りたい。


山根S129                                           山根S132

瀬出井S95                                         川﨑J54

大谷J75                                              飯塚J87