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全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会で山根大地(元2S2)が惜しくも2位に。舘野哲治(元2G2)は5位入賞。
3月25日(金)から28日(月)まで、石川県金沢市の金沢市総合体育館で開催された第31回全国高等学校ウエイトリフティング競技選抜大会において、大会連覇を狙った69kg級山根大地(元2S2)が同記録体重差で競り負け、2位に終わった。スナッチでは115kgを挙げてライバルに5kg差をつけ優位に立ったが、その後のクリーン&ジャークで138kgの1本のみの成功にとどまり、逆転を許した。優勝したのはずっとライバル関係が続いている大阪の選手で、最優秀選手賞にも輝いた。この選手との対戦成績は山根の5勝3敗となった。今後もこのライバル関係は続いていくと思われるので、次に対戦する8月のインターハイでは今回の雪辱を晴らしてほしい。
77kg級舘野哲治(元2G2)は5位に入賞し、インターハイのシード出場枠を獲得した。スナッチこそ100kg1本のみで終わったが、クリーン&ジャークでは130kg、136kg、142kgと成功した。クリーン&ジャークのみで言えば3位であり、1位と2kg差、2位と1kg差であった。順位以上に強烈なインパクトを残し、全国にその名を轟かせた。インターハイではメダル獲得を期待したい。
56kg級中田健太郎(元2G2)は大会前に体調を崩したことが影響し、9位に終わった。1月から好調を維持し、記録が向上していただけに残念であった。全国大会優勝を目標にしており、実際にベスト記録はトップ選手と遜色がないので、インターハイで大きく飛躍することを期待したい。
次の大きな大会は6月の関東大会である。この3人以外にも上位入賞が期待できるできる選手がいるので、力を合わせて団体優勝ができるように努力精進していきたい。