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~令和11年度に創立50周年を迎えます!~ |
本日1月22日(水)凍えながらも楽しく滑ってきたスノーボード実習も、とうとう最終日を迎えました。
久しぶりに体から疲れがおはようしてきた朝でしたが、そんな疲労との会話よりも友人たちとの会話に花を咲かせ、ここでの最後の朝食に舌鼓を打ちます。エネルギー補給を完璧に済ませたあと、もう慣れた足取りでゲレンデへ向かいます。その背中を見るに、このあとのバッジテストでは全員が自分の力を出しきれるであろうと確信しました
スキー場に到着しゲレンデに出ます。そこにはこの2日間で苦楽を共にし最高の滑りを演出してくれ、もう体の一部ともなった板が待ってくれていました。相棒にお待たせと告げ、板との会話を楽しみ今日の「俺たち」の調子を探るように滑り出します。この2日間「相棒の板」「ともに強くなった仲間たち」「昨日を越えてきた自分」を持った彼らに敵はいません。最高の状態でむかえたバッジテスト。自分の持つ最大限の力を発揮することができました!この3日間でスノボの技術はもちろんのことそれ以上の「何か」を自分の心に手に入れたことでしょう。
その後閉講式を行い、大変お世話になったインストラクターの方々に感謝のあいさつをし、攻略すべきライバルであり、大きな成長をさせてくれた師匠でもある、雪山に別れを告げ出発しました。
バスの中では今度は友達ではなく疲れと仲良くなり目を閉じ夢の中で会話を楽しんでいました。目を開けたころには一面寒空雪景色ではなく見慣れた暖かい風景が広がり心も体もホッと一息。無事に帰ってきた生徒を見ると、一回りいや二回りも大きく頼もしく見えました。
2年スポーツ科としての行事もこれで最後。2年生もあと少しで終わり、学校の顔である3年生に進級していきます。進路活動・部活動などやること全てに責任やプレッシャーがついてまわります。今の状況より更に追い込まれることが増えていくと思います。しかし!この3日間「自分」と向き合い乗りこなしてきた彼らなら今後立ち向かってくる風も楽々乗りこなし、自らへの追い風にしていくことでしょう!