校長室便り

校長室便り

【中2】ソーラン節(体育・ダンス)の授業見学

2月13日(月)1限目、中学2年2組の「体育」のダンスの授業(立澤先生)を見学しました。クラス全員で「ソーラン節」に取り組んでおり、今日はその発表会が行われました。

気合に入った「ソーラン節」を披露してくれました。約3分40秒のダンスでした。 

全員、振り付けが頭に入ってました。一糸乱れぬダンスに圧倒されました。素晴らしかったです。

 

【中学】栃木県理科研究展覧会「最優秀賞」

2月3日(金)、栃木県総合教育センターで開催された「第76回栃木県理科研究展覧会」で、本校から佐野市の代表として出展した中学1年3組青木南似香さんと3年1組松葉紳一郎さんが、見事、最優秀賞となりました。おめでとうございます。

 

1年生の青木さんは「ぶどうの研究」で、3年生の松葉さんは「微生物の研究」です。二人の研究に共通するのは、今回がそれぞれ6年目の継続研究であることです。

 

青木さんは、小学校2年生の時から、ぶどうに関する研究を始めました。

小5、小6の研究も県の理科研究展覧会に出展しています。

おいしいぶどうを作り、家族に喜んでもらいたい、という気持ちから研究がスタートしたそうです。最初は庭先にぶどうを植えて、収穫できるようにすることから始まり、甘く形の良い巨峰を収穫することができました。

さらに、いろいろな品種を育ててみたいという夢が広がり、2年前から自分の理想の農園を作る「農園プロジェクト」を始動させました。家族の協力を得て、230坪の畑を借りてもらい、ブドウ園を作ってしまいました。青木さんのすごいところは、「農園プロジェクト」を家族で実行するにあたり、役割分担をしています。

青木さんは「責任者、計画立案、ぶどうの世話係」、お父さんは「重いものや機械の取扱い、危険な作業係」、お母さんは「農園までの送り迎えと草むしり係」、妹は「手伝い係

何もない畑から、家族で作り上げた「ぶどう農園」。業者には一切頼まず、材料を購入し、青木さんの夢を実現させるため、家族総出で完成させました。凄いです。

↓ 今年度、収穫できた「ぶどう」

今年度は、「甘く形の良い理想とするシャインマスカット」を作るための研究を行いました。

具体的には、植物成長調整剤の濃度による比較調査、ブドウの袋掛けをする際の素材の違いが果実品質に及ぼす影響、接ぎ木苗と挿し木苗の違いによる比較研究などで、年々、本格的、専門的になってきています。

研究からは、ぶどうへの愛が感じられました。

展覧会の審査員からも大絶賛で、「今後も期待しています」という評価をいただきました。

 

一方、中3の松葉さんの研究も本格的です。

小学校4年生の時に、庭に置いてあったバケツの水を顕微鏡で観察していて、「ヒルガタワムシ」を発見したのが研究の原点だそうです。

今年度の研究は、「6年間の研究の総括」を行うとともに、「ボルボックス」の研究に再チャレンジしました。

松葉さんの研究は、膨大なので、簡単に紹介することはできませんが、身近な水場に生息する微生物を定点観察したり、いつどんな場所で特定の微生物が増えているかなど、毎日の積み重ねが結実しました。

現在、松葉さんは、中学生ながら、宇都宮大学のiPUで活動しており、このほど「才能育成プラン」に昇格しました。これから、大学生や大学院生と一緒に、より専門的な研究に取り組む予定です。そこでも「ボルボックス」に関する研究を進めることを考えているそうです。

今年度の理科研究は「6年間の研究の総括」を行うことで、松葉さんの研究人生の次のステージに向けて、走り出す準備をしていることが伝わってきました。

高校でも頑張ってください。応援しています。

【中2】「Sプロ」佐野ケーブルTV放送日時(お知らせ)

2月3日(金)に佐野小学校で実施した中2有志生徒による「トリプルSプロジェクト」の様子が、佐野ケーブルTVの「地上111さのチャンネル」の【さのニュース】の中で紹介されます。

 

ちなみに、放送日時は以下の通りです。

 6日(月)→16時、18時、20時、22時

 7日(火)→ 7時、 9時、12時

11日(土)→16時、22時(月~金の統合版)

12日(日)→ 8時、16時、20時(月~金の統合版)

以上、お知らせでした。

【中学】大澤駅伝「中学女子・中学男子」入賞!

2月5日(日)、「清酒開華スタジアム」(佐野市運動公園陸上競技場)を会場として、第73回大澤駅伝競走大会が4年ぶりに開催されました。本校は、中学女子の部、中学男子の部に参加し、中学女子(8位)中学男子(7位)に入賞しました。男女とも、素晴らしい走りで見事にタスキをつなぎました。おめでとうございます。

 

大澤駅伝は、郷土の偉大なランナーである「大澤龍雄」への追悼の意を込めて開催されています。大澤龍雄氏は1918(大正7)年に現・佐野市牧町で生まれ、1931(昭和8)年に県立佐野中学校(現・佐野高校)に入学し、長距離走者として全国でも実力を発揮しました。

1936(昭和11)年、日本大学に進学してからは、その天性に磨きをかけ、東京-箱根間駅伝競走をはじめ、大活躍しました。大学2年時には日米対抗陸上競技大会に日本代表として出場しました。

1940(昭和15)年の明治神宮大会3000m障害走で「9分25秒2の日本新記録」を樹立しましたが、太平洋戦争により、1944(昭和19)年9月、南洋パラオ諸島のアンガウル島にて27歳という若さで戦死を遂げました。

郷土の生んだ偉大なランナーへの追悼の意を込めて、「大澤駅伝競走大会」が開催されています。

(以上、大会のパンフレットの記事をもとに紹介しました)

大澤駅伝には、このような歴史があり、本校にとっても特別な意味のある大会です。今回、中学で男女とも入賞できたことを嬉しく思います。

大会のパンフレット

 

<中学女子>8位入賞!

 

1区:大塚心晴さん

 

2区:恩田彩衣さん

 

3区:小林琥珀さん → 区間3位

 

4区:関口紫月さん

 

5区:川島えれなさん

 *選手のコメント

「入賞できて本当に良かったです。県外からの強豪校と一緒に走ることが出来て、いい経験になりました。来年度の駅伝も頑張ります。」

 

<中学男子>7位入賞

 

1区:橋本京弥さん

 

2区:高野蒼空さん → 区間2位

 

3区:渡邉佑真さん

 

4区:石川大和さん

 

5区:太田睦葵さん

 

6区:荻原惇綺さん → 区間3位

*選手のコメント

「もっと頑張れたという気持ちはありますが、全員でタスキをつなぐことが出来て良かったです。」

 

*男女とも、よく頑張りました!大きな自信になったと思います。

 

また、高校の陸上競技部員は、大会の運営を担当し、一般男子の部で3名がクラブチームで参加しました。

 

今日一日、皆さん、お疲れさまでした!

 

【高1・2】課題研究発表会

2月2日(木)13:00~15:55(5・6・7限目+清掃の時間)、高校1・2年生の「総合的な探究の時間」での「課題研究発表会」を行いました。高1、高2それぞれ、各グループの発表とそれに対する評価を行いました。

高1の発表です。このグループはオールイングリッシュで行いました。

 

高1は、発表10分、質疑2分、講評1分30秒、評価記入・入替1分、計約15分が1サイクルとなり、全部で30班発表しました。

生徒は、各自のタブレットからも、すでにTeamsに提出している発表画面を見ることが出来ます。

生徒からの質問や先生方からの講評は、研究の質を高めるためにも重要です。

 

高2は、発表時間7分、質疑2分30秒、講評1分30秒、評価記入1分計12分が1サイクルです。全部で49班の発表がありました。高2は、高1からの継続研究や個人研究も多く、自分が目指す進路と関連のあるテーマも増えています。

 

高1、高2ともに、素晴らしい発表の連続でした。とても良かったと思います。

最後に、各会場で担当の先生から、全体の講評がありました。

 

なお、本日の発表会の評価をもとに、3月2日(木)に行われる「全体発表会」(中3、高1,高2の代表班が発表)が行われます。

 

(告知)

生徒の課題研究を直接、佐野市長さんにプレゼンする発表会の開催が決定しました。高校2年生の青木藍花さんが、佐野市長との新春対談(佐野ケーブルテレビで放映)で市長さんに要望したことが実現しました。

日時は、3月22日(水)の午後1時間です。佐野市役所で発表します。

佐野市をもっとよくしたい、佐野市長に若者の声を伝えたい、といった前向きな気持ちのある課題研究の成果を発表してもらいます。皆さんの熱い思いを伝えてください。

 

【高2】ニューヨーク・バレエ留学(報告)

2月2日(木)放課後、高校2年2組小林優花さんが、ニューヨークでのバレエ留学(12月5日~28日)の報告に来てくれました。小林さんは「日本国際バレエフェスティバル」 の奨学金を得て、Mid Manhattan Performing Artsミッドマンハッタンパフォーミングアーツ)で、クラシックバレエだけでなく、ジャズ、タップ、モダンなど、様々なジャンルのダンスを学びました。

ミッド マンハッタン パフォーミング アーツの修了証を見せてくれました。

 

夜のミッドマンハッタンパフォーミングアーツ。手前でポーズを決めているのが小林さんです。

この時期、日本各地から6名の女子がバレエ留学に来ており、バレエ学校のシェアハウスで共同生活をしていました。

バレエの衣装を着けています。

小林さんは、とても優秀な留学生だったようです。すべて英語でコミュニケーションできたことは大きな自信にもなりました。(中学校で習った英語で十分通じたそうです。)

ニューヨークでは、様々なシアターでダンスなどを見ることが出来ました。

留学中に行ったシアターのパンフレット

 

今回のバレエ留学に参加し、踊ることが大好きなことを再確認できたことが最大の収穫だったそうです。また、自分のチャレンジを支えてくれた家族や友人への感謝を改めて感じたことを話してくれました。

クリスマスのミッドマンハッタンは、小林さんのバレエ人生にとって「かけがえのない出会い」だったと思います。将来の夢に向かって、また一歩近づきましたね。

報告ありがとうございました。