校長室便り

校長室便り

【中学】壮行会

7月7日(水)8:15~8:40 附属中生の朝の集会で、「壮行会」を行いました。
今週末の7月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間、佐野市総合体育大会が開催されますので、その大会やそれ以外の大会に参加する部活動等の壮行会を開催し、それぞれの代表が決意表明をしてくれました。

壮行会に先立ち、場を和ませてくれる恒例の寸劇(三田君と丸山君)が繰り広げられました。だいぶ、腕を上げてきているようです。(次回も期待しています。)

開会式、生徒会長の挨拶に続き、各部活動等の代表が一言ずつ、アピールしました。
まずは、前列からです。



続いて、後ろの列が前に出て、アピールが行われました。



非常にたくさんの活動があり、それぞれ頑張っていることが伝わってきました。
今日は、7月7日、七夕ですので、皆さんの願いが届くといいですね。

【中学】各種委員会活動

7月6日(火)放課後、今日は中学の委員会活動が行われました。

学習委員会(チームスを使って毎月実施している「学習状況等に関するアンケート」結果をクラスごとに分析し、わかったことや、クラスで伝えたいことを発表していました。アンケート結果に基づいているので説得力がありました)


安全委員会


環境委員会


生活委員会


体育委員会


福祉委員会


保健委員会


美化委員会


3年シンカ委員


2年シンカ委員


1年シンカ委員

*どの委員会も、皆、責任感を持ってやっていました。とても頼もしく感じました。

【中学】特設活動サッカーの訪問

7月6日(火)昼休み、春季体育大会の県大会で大健闘した特設活動サッカーの生徒たち(2,3年生)が、校長室に改めて報告に来てくれました。また、7月9日からの佐野市総合体育大会でも頑張ることを誓ってくれました。

春の大会に続いての大活躍を期待しています。応援しています。

【中学】「佐附中生の活躍」掲示板

7月6日(火)放課後、委員会活動の一つである「広報委員会」の生徒によって、佐附中生の活躍の掲示板に、春季体育大会での賞状などが掲示されました。この調子だと、すぐに一杯になってしまいそうですね。


掲示してくれた2年生の広報委員会委員です。

【中3】国語の授業見学(石塚先生)

7月6日(火)1限目、中学3年3組の「国語」の授業(石塚先生)を見学しました。
なお、本時は、栃木県教育委員会総務課「ICT教育推進班」の指導主事が来校し、一人一台パソコンを使った先進的な授業として、視察が行われました。

今日の授業は、中村草田男の「萬緑の中や吾子の歯生え初むる」という俳句をパソコンのteams(チームス)を使って鑑賞しました。

授業に先立ち、恒例の「1分間スピーチ」を行いました。ペアになった生徒同士で、自分の近況などを1分間程度でスピーチします。その様子をお互いに動画で撮影します。







自分のスピーチを動画で確認します。言いたいことがちゃんと伝わっているか、表情はどうかなどを自分でチェックします。こうしたスピーチの練習で、生徒のプレゼン力はどんどん高まっていきます。
その後、(じゃんけんで)選ばれた1名が、代表でスピーチをしました。わかりやすく、とても堂々としたスピーチでした。


さて、ここからが今日の本題です。
各自、マイクロソフトのチームスを開きます。生徒は毎時間使っているので、非常にスムーズに作業を進めます。



チームスで、画面を共有し、中村草田男の「萬緑の中や吾子の歯生え初むる」の鑑賞が始まりました。まずは、季語や切れ字?などについて確認しています。チームスの画面と同じものがすでに印刷して配られているので、そのプリントにどんどん書き込んでいきます。


次に、俳句を詠んで各自が感じたことを、チームス上の付箋に書き込んでいきます。



グループのメンバーは、それぞれ違う色の付箋を貼り付けます。






付箋は、同じグループ内では共有されるので、各自、同じ画面を見ています。
そこで、付箋を動かして似ている内容ごとにグルーピングしています。

こうして、グループ内で共有できた内容を他のグループの人たちにもプレゼンます。
これは、「ワールドカフェ」方式というもので、グループの一人だけが残り、他のグループから来た人たちに、自分たちの「鑑賞」の内容をプレゼンします。











こうして、他のグループの「鑑賞」の内容を知ることで、人によって自分とは違う感じ方があることを知り、自分が所属しているグループに戻り、そうした知見を全員で共有します。






こうして、1コマの授業が終わりました。皆さん、本日の授業の流れは伝わったでしょうか? 初めて見る内容でしたので、自分も正しく理解できていたかどうかは自信がありません。しかし、生徒たちは、ごく普通のこととして、まさに道具としてパソコンを使っていました。生徒のパソコンへの適応の速さには驚きました。これまでだったら、模造紙に本物の付箋を貼った授業が行われていましたが、それがパソコン上で行われ、簡単に持ち運べるようになった点が、大きな特徴の一つです。

授業者の石塚先生は、「これが最善の指導法であるかどうかは、まだわかりません。しかし、ICT教育の可能性を探るには、まずやってみることが大事だと思います。」と語ってくれました。私は、こうしたチャレンジ精神がとても重要だと思います。生徒と同様に、教員もチャレンジしてこそ、教員たりうるのではないでしょうか。