校長室便り

校長室便り

【中学】選抜将棋選手権大会栃木県大会で「優勝・準優勝」!

5月23日(日)、鹿沼市まちなか交流プラザで、「第42回中学生選抜将棋選手権大会」栃木県大会が開催されました。決勝戦では、佐附中生同士の戦いになり、中学2年2組の石原橙真(いしはら とうま)君が優勝、3年2組の武藤優和(むとう ゆうわ)君が準優勝しました。おめでとうございます。優勝した石原君は、8月2日~4日に、山形県天童市で開催される全国大会に、栃木県代表として出場します。

左から、優勝した石原君、準優勝の武藤君です。

優勝した石原君、準優勝した武藤君に話を聞いてみました。

Q1:将棋はいつから始めましたか?
石原君「幼稚園の年中(5歳頃)に父から教えてもらい始めました。その後、地元の将棋クラブ(足利将棋クラブ)に入って、将棋を指していました。」
武藤君「小学校1年生(7歳頃)に父から教えてもらいました。中学に入ると、囲碁将棋部に入り、本格的に始めました。」

Q2:今はどんな練習をどのくらいやってますか?
石原君「学校では、囲碁将棋部で活動しており、家では、おもにネットでのオンライン対戦をしています。オンライン対戦は、これまでのオンラインでの対戦成績から、同じくらいの実力の方と対戦できるので、いい練習になります。毎日、4局くらい、時間にして2時間くらい対戦しています。1週間だと、30局はやっています。」
武藤君「自分も、学校では囲碁将棋部での対戦、家では、ネットでのオンライン対戦をしています。毎日2時間くらい、週に10局くらいやっています。」

Q3:今後の目標は何ですか?
石原君「8月に行われる全国大会でいい成績を出したいです。最低でも予選突破(3戦中2勝以上)し、決勝で上位を目指します。」
武藤君「アマチュアで三段をとれるよう、頑張りたいです。」

Q4:今回、決勝戦では、佐附中生同士でしたが、どんな気持ちでしたか?

→「佐附中で、優勝と準優勝になれるとわかったので、佐附中生同士で対戦できて良かったです。やりにくいということは、お互いになかったです。」

*二人とも小さいときから将棋をやっていました。今はオンライン対戦での練習が主流になっているんですね。二人ともおめでとうございます。今後の二人の活躍を期待しています。そして、石原君は全国大会でも頑張ってください。応援しています。

【中3】社会の授業見学(高野先生)

5月25日(火)4限目、中学3年1組の「社会」の授業(高野先生)を見学しました。授業は歴史分野で、「第一次世界大戦はどのようにして起こり、どのような特徴をもった戦争だったのか」が学習の目当でした。

授業は、第一次世界大戦が起こったきっかけ、そして、その背景にあるものを生徒に質問をしながら、解き明かしていきます。
生徒は高野先生の質問に対して、我先にと手を挙げて答えています。教室内の熱気が徐々に高まっていきます。みな集中していました。




授業は、第一次世界大戦の直接の引き金となったサラエボ事件から、それが起こった背景として、列強の対立や民族の対立があったことを明らかにしていきました。

生徒は、高野先生の説明を聞きながら、プリントに書き込み、習ったことを整理していました。


授業終了後、生徒たちは、「高野先生のお話が面白いので、毎回、授業が楽しみです。社会は好きな教科です。」と話してくれました。

【中2】道徳の授業見学(久保先生)

5月24日(月)3限目、中学2年3組の「道徳」の授業(久保先生)を見学しました。
教科書の教材は「消防団」、学びのテーマは「社会参画、公共の精神」です。

消防団」は、火災の消火や救急などを専門医扱う「消防署」とは異なります。「消防団」は他に仕事をもちながら、地域住民の安心・安全のために活動する人達の組織です。

教科書に出てくる消防団員の巻出(まきで)さんは、地元の理髪店の店主です。本業を持ちながら、出動要請があれば、消防車で現場に急行し、消火活動に当たります。

授業では、まず、地域のために、今までにどんなことをしたことがあるかを生徒が発表しました。

地域のゴミ拾い、リサイクル活動に参加、草取り、廃品回収、石拾い、いろいろな発表がありました。

次に、巻出さんが消防団を始めた時の気持ちや、消防団を続けていく内に何が変わったのか、について考えました。近くの生徒たちで考えを共有しています。



さらに、「社会の一員として、地域や社会に関わっていくには、どのような思いが大切だろうか」について考えを発表しました。



みんなの意見がたくさん出てきました。

最後に、今回の授業を振り返り、社会参画、公共の精神に関して、自分たちがどんなふうに考え、行動したら良いのかについて、一人一人、考えを書いていました。
(↓こんな感じです。)




*「消防団」というと、生徒の皆さんにはなじみが薄いかも知れませんが、実は、地元の「消防団」で活躍されている方の中には、生徒の皆さんの「お父さん」もいるかもしれません。
そういう方たちによって、地域の安心・安全が支えられていることを知るためにも、意味のある教材だったのではないかと思います。
実際に、地元の消防団で活躍している本校のOBの方を紹介できたらいいなと思いました。

身近な風景 ~佐野市梅林公園でのドラマ

佐野市富士町にある梅林公園は、お気に入りの観察スポットでもあります。
先週は、アズマヒキガエルの子ガエルの上陸をお伝えしましたが、現場となっている砂防ダムの池では、変化が起こっていました。

なんと、池の一部が干上がっており、水面が10mくらい後退していました。


1週間前の5月16日(日)はこんな感じでした。


1週間後の5月23日(日)です。明らかに水がありません。倒木がある辺りは20センチ以上の水位がありました。おそらく、ダムなので放水したのではないかと思います。これがちょうど子ガエルたちの上陸と重なっていたら、ほとんどの子ガエルたちは上陸に失敗していた可能性があります。危機一髪でした。


1週間前に子ガエルが上陸した場所


↑池の方から見ると、こんな感じに干上がってました。

子ガエルの上陸のことを知っていると、同じ風景を見ても、子ガエルたちのドラマが見えてきました。


さて、梅林公園のカエデの種子はどうなっているでしょうか?



ピンクに色づいてきました。葉っぱの緑と種子のピンクのコントラストが綺麗です。
子ガエルたちの前途を応援しているような気がしました。

身近な風景 ~オオキンケイギク(求む!共同研究者)

5月23日(日)道路沿いの歩道(佐野市韮川町の斎場の近く)で、鮮やかな黄色の花が目につきました。最近、いろいろなところで見かけました。在来の植物ではなさそうです。

いったい何という植物でしょうか?



「黄色い花、外来種」の2つのワードで検索してみると、すぐに出てきました。
オオキンケイギク」という外来植物で、しかも「特定外来生物」に指定されていました。


(宇都宮市環境保全課のHPより)

パンフレットには以下のように記載されていました。

「北米原産のオオキンケイギクは、強靭で冬季のグランドカバー効果が高く、花枯れ姿が汚くないという理由で、緑化のため道路の法面などに利用されたり、ポット苗としても生産・流通されていました。
 しかし、あまりの強靭さのために一度定着すると、在来の野草を駆逐し、辺りの景観を一変させてしまう性質を持っています。
 人の手でこれ以上拡げないようにするため、環境省では、平成18年2月、「特定外来生物」に指定しました。」

日本には、1880年代に観賞用、緑化用として導入されましたが、あまりに増えすぎるので、「日本の侵略的外来種ワースト100」にも指定されているそうです。
特定外来生物」に指定された生物を飼育・栽培・保管・運搬・販売・譲渡・輸入・野外に放つことを原則禁止しています。

今まで人間がさんざん利用してきたのに、増えすぎると手のひら返しで目の敵にする、という感じもします。いうまでもなく、オオキンケイギクには罪はありません。

ところで、去年は同じく特定外来種に指定されている「ナガミヒナゲシ」について、その分布を調べてみました。その時は「オオキンケイギク」に気が付きませんでした。あまり目立っていなかったのか、あるいは、そもそも、調べていたところには生えていなかったのか、今となってはわかりませんが、改めて調べてみると、「ナガミヒナゲシ」との違いが見えてくるのかもしれません。
http://153.127.209.180/ooruri/sano/nc2/index.php?key=jop8in6kv-1552#_1552


オオキンケイギクは、実際にどのくらい増えているのでしょうか? そして、在来の植物を駆逐しているような状況はあるのでしょうか?
手間はかかりますが、見かけた所を地図上に落として、オオキンケイギクのマップを作ってみると実態がわかってくると思います。これも、課題研究のテーマになるのではないかと思います。

とりあえず、今日までにオオキンケイギクを見かけた場所と写真です。

佐野市韮川町(冒頭の写真から500m程度南の道路沿い)


佐野市犬伏下町の道路沿い


佐野市犬伏下町の空き地


佐野市犬伏上町(犬伏街道の道路沿いの民家の庭先)


犬伏新町(JRの線路沿いの道路の端)

手持ちのデータはこれで全部です。ここで見かけたという人はぜひ、校長室まで教えてください。できれば、写真にとっておいてください。みんなで課題研究をやってみませんか? 情報を提供してくれた人は共同研究者です。いっしょに、オオキンケイギクの実態を解き明かしてみませんか?

【中学】佐野市中学校春季体育大会④陸上競技

5月14日(金)、15日(土)に行われた佐野市春季大会で、陸上競技部の8名の生徒が3位以内となり、県大会への進出を決めました。おめでとうございます。

県大会に出場する8名

陸上競技部で8名もの生徒が県大会に進出するのは、例年にない快挙です。

<3年生>

兵藤崇人君(共通800m:2位、共通1500m:3位)目標:県4位以内
酒本大雅君(走高跳:3位)目標:1m60cm以上
坂本妃織さん(共通100mH:3位)目標:県3位以内
初谷 凌君(共通110mH:1位)目標:県8位入賞
仁木 育君(走幅跳:2位)目標:自己ベスト突破

<2年生>
西 晃熙君(2年100m:3位)目標:県の標準記録突破
矢代怜央菜さん(4種競技:1位)目標:優勝

<1年生>
荻原惇綺君(1年1500m:2位)目標:入賞(5分を切る)

また、県大会出場には至りませんでしたが、10種目で8位入賞を果たした他、もう一歩で入賞するところまでいった、など、日頃の練習の成果を発揮しました。
県大会も頑張ってください!

中学陸上競技部の部員

【中高】来週から教育実習が始まります

来週の月曜日(5月24日)から、令和3年度の教育実習が始まります。中高合わせて13名が実習を行います。今日は、その事前研修がありました。

実習生の内訳は、中学校が2名(理科2名)、高校が11名(数学2名、物理1名、生物3名、保健体育1名、英語3名、養護1名)です。

実習期間は、2週間、3週間の他、4週間(養護)があります。

皆さんの先輩ですので、大学のことや研究について、いろいろ教えてもらいましょう。
いい機会だと思います。

【中高】いじめ・教育相談アンケート結果(5月)

5月6日に実施した中高の全生徒を対象に実施した「いじめ・教育相談アンケート」の集計結果について、個人情報に配慮した形で公表いたします。

いじめは、「いじめ防止対策推進法」の施行に伴い、以下のとおり定義されています。
当該児童生徒と一定の人的関係のある他の児童生徒が行う心理的又は物理的な影響を与える行為(インターネットを通じて行われるものも含む。)であって、当該行為の対象となった児童生徒が心身の苦痛を感じているもの。」(いじめ防止対策推進法より)

いじめは、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるものです。本アンケートは、いじめの件数をゼロにすることを目的としているのではなく、いじめの早期発見、早期対応を可能にし、生徒一人一人を理解するための一つの手段として、毎月1回実施しています。

また、アンケートだけでなく、年度当初には「教育相談週間」があります。高校生は4/12から4/30中学生は5/31から6/18にかけて、生徒一人一人と面談を行います。さらに、中学生は「生活ノート」で、毎日、担任とのやりとりを行っており、高校生は、各担任と随時、面談を行っています。様々な機会をとらえて、生徒の理解に努めるとともに、いじめの早期発見、早期対応を心がけています。

R3.5.6 いじめ・教育相談アンケート結果(中学).pdf
R3.5.6 いじめ・教育相談アンケート結果(高校).pdf
R3.5.6 いじめ・教育相談アンケート・自由記述.pdf

今回は、「いじめてしまった」「いじめられた」「友達がいじめられていると感じた」と回答した生徒が、中1と中3でいましたので、本人や関係者などから話を聞くなど対応をしています。スクールカウンセラーや教員等との面談の希望がある場合には、即座に対応しています。また、ご家庭で、お子さんのことで心配なことがあれば、担任等にまず、ご相談ください。

【中高】保健委員のお昼の校内放送

5月18日(火)12:20、中学2年3組の阿部希美さん(保健委員会)によって、「新型コロナ感染症拡大防止を呼び掛ける校内放送」が始まりました。

阿部さんが、まず率先して校内放送に取り組んでくれました。
順番に他の委員も協力してくれるそうです。変異種が猛威を振るう状況ですので、
こうした呼びかけは重要です。よろしくお願いします。

【中2】数学の授業見学(柾木先生)

5月18日(火)2限目、中学2年1組の「数学」の授業(柾木先生)を見学しました。
一人一台のパソコンを活用して授業を行っていました。

今日の授業は、第2章「連立方程式」の導入の部分から始まりました。大日本図書の教科書「数学の世界」では、教科書の内容とWEBコンテンツが連動しているページがあります。

(大日本図書のHPにあるWEBコンテンツ)

柾木先生の授業では、「25人で3人組と2人組をつくるとき、それぞれの班の数の組み合わせは、どんな場合が考えられるか」という設問に対して、大日本図書のHPのWEBコンテンツを活用していました。

教科書のページ


WEBコンテンツ


確かに、「班のつくり方を考える」上で、設問の意味を具体的にイメージしやすい、というメリットはあると思いました。以前は「おはじき」のような道具を使って考えたりすることもあったそうですが、WEBコンテンツの方がスマートでわかりやすく、導入のツールとしては、十分使えそうです。



WEBコンテンツを使った授業展開は正味10分くらいで、その後の連立方程式の解を求めることにもスムーズにつながっていました。生徒たちは、それほど特別なものとしてでなく、便利なツール(動く教科書)として、普通に使っている、といった感じでした。



連立方程式の解は一組とは限らないので、連立方程式の解を見つける問題では、席が隣の生徒と確認し合ったりしていました。


今日のめあて(2つの文字x、yを含む等式について考えよう)」が示され、WEBコンテンツを効果的に活用しながら、教科書の問題を解いてみるなど、見通しの良い授業が展開されていました。
そのため、生徒たちは自分たちがどこに向かっているのかを理解できており、集中力が途切れることなく、授業はテンポよく進んでいました。

最後は、今日の振り返りを記入して、今日の授業は終わりです。


(振り返りの一例です。一人一人、自分の言葉で書かれています。)


【高2】高校生外交官プログラム参加決定!

高校2年2組の篠原彩絢(しのはら さあや)さんが、AIG高校生外交官プログラムに参加することが決定しました。



AIG高校生外交官(AIG  High School Diplomats)プログラム」は、アメリカのAIG(American International Group)傘下の日本の保険会社「AIG損害保険」が、国際社会のリーダーとして活躍できる人材を育成するため、1987年から支援しています。30年以上の歴史があり、日米の高校生の異文化交流を促進する10日間のプログラムです。参加費用は無料です。

高校生外交官として、「国を代表する」「相手国を学ぶ」「真の友情を築く」という「使命」(Mission) の達成を目指します。

高校生外交官には、「渡米プログラム」(40名:日本の高校生が高校生外交官として渡米する)と「日本プログラム」(20名:来日したアメリカの高校生を高校生外交官として受け入れる)とがあり、篠原さんは、昨年12月に「日本プログラム」に応募しました。


(AIG高校生外交官プログラムHPより)

Q1:なぜ、「日本プログラム」に応募したのですか?
→「小学校の頃からソロバンを習っており、附属中でも、茶道、華道を体験しました。高校では剣道部に入部しました。こうした日本文化の素晴らしさを伝えたいと思い、日本プログラムに応募しました。」

Q2:何人くらいの応募があったんですか?
→「昨年度は、2つのプログラム合わせて800~900人の応募があったと聞いています。そこから60人が選ばれるので、倍率としては10倍以上あったと思います。」

Q3:どのように選抜されたのですか?
→「一次試験と二次試験があり、一次試験は書類審査でした。このプログラムで、チャレンジしたいこと、日本の代表として伝えたい日本の魅力とそれをどのように伝えたいか、これまでで自分が最も成長した経験、高校生外交官に選抜された場合、どのように貢献できるか、などについて答えました。半分あきらめていたので、一次審査に通ったときは、びっくりしました。」

Q4:2つのプログラムは、コロナ禍の中、実施できるのですか?
→「二次試験の合格発表が4月30日にメールでありましたが、その際、国内外の感染症の状況を踏まえ、2021年7月に予定していたAIG高校生外交官渡米プログラム、同日本プログラムは中止とする連絡がありました。その代わりに、今年度は、両プログラムの参加者60名による「2021年度特別プログラム」が実施されることになりました。」

Q5:それはどんな内容ですか?
→「日本の高校生だけで実施されるプログラムです。そのオリエンテーション資料が届きましたが、まず、5月22日(土)に、「プレ・オリエンテーション」がオンラインで始まります。そのための宿題が配信されました。」

Q6:将来はどんなことをやってみたいですか?
→「検察官や国際弁護士などに興味があります。被害者の人権を守る仕事に関わりたいと思っています。」

*夢は大きく広がっていますね。篠原さんの素晴らしいチャレンジを心から応援しています。

【緊急情報】令和3年5月15日以降の教育活動について


5月15日(土)以降についても、本県における警戒度レベルを引き続き、県版ステージ2.5「厳重警戒」とすることに加え、特に、県境をまたぐ不要不急の移動は避け県内の移動や外出についても慎重に判断することが、県民に対する協力要請として出されました。県立高校の教育活動については、以下のような方針が示されましたので、ご理解とご協力をお願いいたします。

〇引き続き感染防止対策を徹底しながら、教育活動(部活動を含む)を実施する。
〇特に、部活動に付随する場面(飲食、更衣等)での感染防止対策を徹底する。
〇ただし、県境をまたぐ不要不急の往来は不可とする。


さらに、部活動については、感染力の強い変異株の拡大により、3密ではない状況でもクラスターが発生している事案なども確認されていることから、県教育委員会スポーツ振興課より、本人はもとより同居する家族や身近な知人に発熱や感染が疑われる場合等は、競技会等に参加しないことを徹底することに加え、学校に対して、以下の点に留意するよう通知がありました。

1 競技会等に参加する者自身による日常的な検温や体調管理などの健康観察の励行を強化し、発熱等の症状のある生徒等は活動への参加を控えるよう周知徹底を図る。
2 活動終了後に、車座になって飲み物を飲みながらの会話や、食事の際に感染が広がることを防ぐため、活動前後での集団での飲食は控えるとともに、人との接触を避ける観点から、終了後はすみやかな帰宅を促す。
3 更衣室、ロッカールーム等の共用エリアを使用する場合には、短時間の利用とし、一斉に利用することは避け、時間差利用、身体的距離の確保、会話の制限を行う
4 競技会等に参加する者が感染した場合に感染の拡大を防ぐため、連絡体制や対応手順を主催者側が示しているガイドライン等で再確認する。

身近な風景 ~アズマヒキガエルの幼体の上陸作戦

5月16日(日)13時、佐野市の梅林公園奥のため池で、アズマヒキガエルの幼体の上陸作戦が始まっていました。

この池では、昨年、初めてアズマヒキガエルの幼生を確認しました。今年も幼生を確認していましたが、今日の13時頃、池に行ってみると、変態が終わった子ガエルたちが、上陸を始めていました。

黒っぽくみえるのは、すべて子ガエルです。


膨大な数です。数えようとは思いませんでしたが、池全体では数万匹は下らないでしょう。その一匹一匹が、陸を目指して歩いています。今日は小雨が降っていましたので、上陸のタイミングとしては理想的なのかもしれません。よく見ると、まだ尻尾が吸収されていない個体も上陸しています。




一匹の体長は1センチ以下です。

https://youtu.be/VthU1gpLpVY


気が付くと、足元にもたくさんいました。靴の上にも這い上がっていました。


岸の近くには、池のコイが数匹集まっており、変態途中の幼生を食べようとしているようです。水中にはコイ、陸上にも子ガエルを餌とする生物がたくさん待ち受けています。また、地面の乾燥も命とりです。地面に貼りつき、そのまま干からびてしまいます。これらの子ガエルのうち、何匹が成体になって、池に戻ってこれるでしょうか

【中学】佐野市中学校春季体育大会③バスケットボール

5月15日(土)佐野市中学校春季体育大会2日目、各競技の見学・応援を行いました。
男子バスケットボール部は、決勝に進出、初の準優勝を収め、県大会への出場を決めました。おめでとうございます!

14日(金)の第一試合は、西中と対戦し、68対28で勝利しました。
15日(土)の準決勝は、城東中と対戦し、68対54で勝利し、決勝へ駒を進めました。






決勝戦は、北中と対戦し、41対64で敗れましたが、堂々の準優勝を成し遂げました。


【中学】佐野市中学校春季体育大会②卓球

5月15日(土)佐野市中学校春季体育大会2日目、各競技の見学・応援を行いました。
卓球部は、個人戦で岩上統司君が優勝し、上岡諒吾君と野部辰郎君がベスト8に進出しました。この3名は県大会に出場します。おめでとうございます!

岩上君


上岡君


野部君

【中学】佐野市中学校春季体育大会①サッカー

5月15日(土)佐野市中学校春季体育大会2日目、各競技の見学・応援を行いました。佐附中の校長はサッカーの専門部会長であるため、基本はサッカーの会場に詰めていましたが、試合の合間を縫って他競技の試合の見学・応援に行きました。(応援に行けなかった競技の選手の皆さん、ごめんなさい)
サッカーは、佐野高校附属中と佐野日大中等教育学校の合同チームで参加し、見事、初優勝を成し遂げ、初の県大会出場を果たしました。 おめでとうございます!

14日(金)1日目は、あそ野学園に3-0で勝利しました。
15日(土)2日目の準決勝は、城東中に2-0で競り勝ちました。対戦することを想定した練習をしたおかげで、守りつつ攻める、作戦が功を奏しました。








決勝戦は、田沼東中に1-0で勝ちました。



前半にとった1点を守り切り、優勝しました。3試合ともディフェンスが良く頑張り、0点に抑えました。また、附属中と佐日中等とのチームワークも抜群で、一体感がありました。それが一番の勝因だったかもしれません。


合同チーム中の佐附中のメンバーです。満面の笑みがこぼれました。

【高1】古典の授業見学(松浦先生)

5月13日(木)3限目、高校1年1組の「古典」の授業(松浦先生)を見学しました。
松浦先生の授業見学は今年度2度目ですが、ふらっと通りかかったときに、なんか面白そうなことをやっていそうな雰囲気を感じましたので、授業の一部を見学しました。

生徒たちは、立って何かを読んでいます。

中間テストが近づいているので、これまでの復習の要素があるそうですが、単元は、宇治拾遺物語の「児(ちご)のそら寝」と「検非違使忠明(けびいしただあきら)のこと」でした。
松浦先生は、本文を朗読することを重視しているようです。朗読の仕方には、いくつかのパターンがありました。

まずは、ペアになっている生徒同士で、お互いの朗読を聞き合います。


次に、一文または文章の区切りで、読み手がリレーしていき、全員で2つの物語を朗読します。


最後のパターンは、まず全員が立って朗読し、終わったら着席する、というものです。

これらの朗読を聞いていて、不思議に思ったことがありました。
個人的には、朗読すること自体、生徒はそんなに興味あるのかな、という思い込みが正直ありました。しかし、見てると、生徒はかなり本気で読んでいて、やらされて仕方なく読んでいる、という感じではありません。また、以前に、中1の詩の授業を見学した際、朗読することが詩の内容を理解する上でも、重要な意味を持っていたことを思い出しました。

そこまで考えて、生徒たちは、物語の意味や作者の思いを知ることで、それを伝えるにはどんな読み方をすればいいのか、ということまで意識しながら、読んでいたのではないかと思いました。だとすれば、それだけ深い理解に達していることになります。

それによって、生徒が朗読するという行為自体も、「主体的で対話的な深い学び」につながっていく可能性があります。朗読も作者との対話、という部分があるのかもしれません。非常に素晴らしい取り組みだと思います。

次に、「児のそら寝」の文章の中から、動詞を抜き出す作業を行いました。


自分で選んだ「動詞」をペアで確認し合います。


続いて、指名されたペアが黒板に書き込みます。


最後は、松浦先生が間違いやすいポイントを解説しました。


こうした一連の作業にも、授業者の意図や生徒のチャレンジ精神が感じられました。