校長室便り

2021年1月の記事一覧

令和2年度教育研究発表大会での発表

1月30日(土)、栃木県総合教育研修センターで開催された「令和2年度教育研究発表大会」で、本校の大嶋浩行先生が、「総合的な探究の時間」部門で実践発表を行いました。今年度は新型コロナ感染症対策で、Zoomでの発表となりました。


発表のテーマは、本校の「グローバル教育を軸とした探究活動」についてでした。



以下は、プログラムでの紹介文です。
「本校では、高校1年生で地域に関する課題研究を行い、2年生ではグローバルな視点での研究に発展させた探究活動を行っている。そして、3年生では自分の進路と結び付けてまとめを行う点が本校の「総合的な探究の時間」の特徴である。今年度は、コロナ禍の中で研究や発表の仕方を工夫している。その取組について報告する。」

*本校の探究活動の全体像を、生徒の具体的な活動の様子を紹介しながら、とてもわかりやすく伝えてくれました。県内のみならず、他県の高校関係者や教育委員会関係者など、多くの参加者がありました。


*実践発表後には、桐蔭横浜大学の森朋子先生による指導助言及び講話があり、本校の取組を高く評価していただきました。


*今年度の本校の「SGH成果発表会」は、3月3日(水)にオンラインで開催する予定です。

身近な風景 ~トウキョウサンショウウオの卵嚢

1月27日(水)、トウキョウサンショウウオの最初の産卵がありました。
今シーズンは雨が降りませんでしたが、23・24日の雨で、一気に産卵モードに突入しました。この場所で、30年以上、毎年観察していますが、1月中の産卵は早い方です。

これは、一匹のメスが産卵した卵嚢です。卵巣が1対あるので、このように2個セットで産卵します。(一腹分ともいいます)この卵嚢は、産卵後1日が経過した状態です。これでも、水を吸って膨らんでいます。

1月29日(金)19時、さらに一日経過しました。少し膨らんできたのが分かりますか。


1月30日(土)20時、かなり膨らんできました。


1月31日(日)16時、ぱんぱんに膨れています。水から出して撮影しています。

【中1】藍染めプロジェクト(最終回)

中1の Precious WeeK の第3弾、「藍染めプロジェクト」全4回の最終回として、風間先生のご指導の下、生徒たちが、6月から「藍」を育て、「すくも」を作り、そこから作った「染め液」を使って、一人一人が ハンカチ、クラスで一つ Tシャツを染める体験を行いました。

ご覧の通り、Tシャツは見事に染まりました。

「藍染めプロジェクト」は、足利市にある天然藍染「藍絽座」の風間幸造先生を講師として、藍の苗の植え付け・栽培(6月~)、葉の収穫(7,8月)、すくも作り(11月)、藍建て(1月)という一連の作業を1年生全員または有志(藍染めんじゃー)で取り組んできました。

1月23日(土)から27(水)にかけては、「藍染めんじゃー」(12名)によって、「染め液」を作る「藍建て」の作業を行いました。


「藍建て」は、水に溶解しない藍玉(あいだま)をアルカリ溶液で還元させ、水に溶ける白藍(しろあい)にし、染色できる状態にすることです。
この過程は、微生物の発酵によって起こるので、微生物のエサとなる「ふすま」(麦のぬか)を入れ、PHを調整しながら5日間連続して発酵させ、「染め液」を作ります。「藍染め」で最もデリケートな作業です。ここがうまくいくかで、青く染まるかどうかが決まります。

青い盛り上がるような泡が出てくれば成功です。


生徒が作った「染め液」に紙を浸し、水洗いすると、鮮やかな青い色が出てきました。成功です。生徒たちから拍手と歓声が起こりました。

今日は、生徒たちが作った「染め液」を使って、全員で「Tシャツ」を染めました。また、「染め液」の量が十分ではなかったので、風間先生が持ってきてくれた「染め液」で生徒一人一人が「ハンカチ」を染めました。












*「藍染めプロジェクト」は大成功のうちに終わりました。「藍染め」という伝統文化について学び、体験することを通して、SDGsという視点から、持続可能な藍の活用について考えるスタートラインに立つことが出来ました。
*風間先生、本当にありがとうございました。

【高1】栃木県読書コンシェルジュ

本校でただ一人、「R2年度 栃木県読書コンシェルジュ」がいます。
高校1年生の山口幸彩(やまぐち さあや)さんです。

その活動の一つとして、本校の先生方や教育実習生のおすすめの本を紹介する
読書のすゝめ ver 佐高」を作ってくれました。

ところで、山口さんは「校長室便り」2回目の登場です。1回目は11月2日、「第66回栃木県青少年読書感想文コンクール」入賞の時です。
http://153.127.209.180/ooruri/sano/nc2/index.php?key=johbsg41z-1552_1552

山口さんは、筋金入りの本好きで、毎日3時間は読書をしています。3時間の内訳は、朝、電車の中と学校に来てから授業が始まるまでの1時間、そして、夜、勉強が終わった後、寝るまでの2時間。本が手元にないと不安になるくらい「本が好き」だそうです。

ところで、「読書コンシェルジュ」って何なのでしょうか?

県のホームページで調べてみると「読書コンシェルジュ」は、読書の楽しみなどを同世代に伝えるため、毎年、県内の高校生を対象とし、研修を修了した方を任命しているそうです。 読みたい本が見つからない…、そんな時、「読書コンシェルジュ」があなたに「おすすめの本」を教えてくれます。

まさに、山口さんにぴったりですね。
山口さんが作ってくれた「読書のすゝめ ver 佐高」は、みなさん一人一人に配られますので、気になる本があったら、ぜひ手に取ってみてください。図書館に行けば、見つかるはずです。


最後に、山口さんが最近読んだ「おすすめの1冊」を教えてもらいました。

夏川草介著「新章 神様のカルテ」(2020年12月発行、ベストセラーシリーズ最新刊)

【高1】家庭基礎 ~ガトーショコラ

1月27日(水)6・7限目、1年2組の「家庭基礎」の調理実習(小倉先生)の授業で、「ガトーショコラ」を作っていました。校長室前の廊下にも、チョコレートの甘い香りが漂ってきました。


新型コロナ感染症対策として、一つの班(4人)を二つに分け、調理室と被服室を使って、同時に4人全員が作業しないように、工夫しながら実習を進めているそうです。

レシピも本格的です。
①チョコレートを細かく刻み、バターと一緒に湯煎で溶かす。
②卵を卵白と卵黄に分ける。
③卵黄を泡立て、グラニュー糖を加え、①のチョコレートとバターを加えて混ぜる。


④卵白を泡立てて、メレンゲを作る。


⑥③と④を軽く混ぜる。


⑦小麦粉とココアをふるいながら入れてざっくり混ぜる。


⑧型に流し込み、オーブンに入れて焼く(160℃、30分)


⑨粉砂糖をかける。


⑩切り分ける。


*おいしそうに出来ました。しかし、冷えてからの方がおいしいそうです。

【中1】中條先生の進路講話

中1は、今週は「Precious Week」(プレシャス ウィーク:大切な1週間)として、さまざまな取り組みを行っています。昨日の「SDGs研究発表会」に続いて、今日の6,7限目に、Zoomを使って、本校の主幹教諭である中條先生による進路講話がありました。

タイトルは「あなたはSDGsに向かっていますか
~青年海外協力隊活動をとおして~


中條先生は、今から約20年前、平成12年7月~平成14年7月までの2年間、青年海外協力隊(JICA)として、「パナマ共和国」で数学教諭として活動していました。

  国の大きさ:北海道くらい、当時の人口:約300万人、気候:熱帯モンスーン




パナマでの活動や、パナマの学校・生徒たち、パナマの生活、食事などについて、とても興味深いお話をお聞きしました。




同期の青年海外協力隊(JICA)には、さまざまな職業の隊員が参加していました。


講話を通して、「これからどのような力が必要になるのか」や、「SDGsに貢献するためにはどうしたらよいのか」などについて、語ってくださいました。



「海外に行って働くことや、国際協力NGOだけがSDGsに関わることではない。
たとえば、どのような職業であっても、環境に配慮をすれば、SDGsに関わっていることになります。何が問題かを、見つけることができそれに対して何ができるかが大切です。」


最後に、中條先生が、日頃から思って行動していることについて、話してくださいました。


*6,7限目の2時間連続の講話でしたが、生徒たちは、一言も聞き漏らすまいと、必死にメモを取ったりして聞いていました。とてもためになる講話でした。
生徒たちが、どんなことを感じていたのか、レポートを見せてもらうのが楽しみです。

【中1】オンライン授業参観

今日の5限目から7限目にかけて、中1の「SDGs研究発表会」(オンライン授業参観)を開催しました。

ユーチューブの「ライブ配信」機能を使って、3クラスからそれぞれ、研究発表を同時配信しました。

中1は、総合的な学習の時間を使って、6月からSDGs研究がスタートし、旭城祭では、SDGsについて調べたことを発表しました。

2学期からは、地域研究として、生徒が住んでいる地域の課題や問題点を調査し、SDGsの視点からどのようにしていくことで持続可能な社会になるかを考えてきました。

今日は、今年度の活動のまとめとして、研究班ごとに発表を行いました。

【1年1組】
<主な研究テーマ>
・佐野市の観光客を増やそう。
・足利市を誰にでも優しい街に
・小山市の発展と国際交流について 等



【1年2組】
<主な研究テーマ>
・足利をPRして経済再生をねらおう。
・豊かな自然を守り続ける
・地域の伝統をこれからも受け継いでいくためには
・守ろう 佐野市の憩いの場 等




【1年3組】
<主な研究テーマ>
・佐野市の祭りを盛り上げよう
・足利市の観光名所とその課題
・小山市の公園について  等




*3クラスとも、とても素晴らしい発表でした。旭城祭での発表と比べると、全ての面で成長の跡がはっきりと分かりました。生徒一人一人が、自信を持って堂々と発表している姿が印象的でした。よく頑張りました。

*3クラスとも、ユーチューブの総再生回数は190から240程度でした。
5~7限目にかけての2時間半でしたので、途中から再生したり、休み時間に一旦退出し、授業が再開する頃また再生したりと、お一人で複数回再生されたので、このような数字になったのではないかと思います。多くの方々にご参加いただき、感謝しています。ありがとうございました。


*最後は、それぞれのクラスで、画面を見ていただいている保護者に向かって、感謝の気持ちを伝えて、終了しました。

【中学】第16回佐野市理科研究展覧会

1月22日(金)、「第16回佐野市理科研究展覧会」の審査が行われました。
附属中からは、各学年から3点ずつ出品し、中1は、松葉紳一郎君の研究が最優秀賞(県出品)、中2は、栢島蒼史君の研究が最優秀賞、中3は、佐藤遙都君及び木村香乃音さんの研究がそれぞれ最優秀賞を受賞しました。また、出品した9名全員がそれぞれ賞をいただきました。おめでとうございます!


*以下に、作品の紹介と研究に対する私からの簡単なコメントを載せました。

中1の研究

松葉紳一郎君「微生物の観察~第3巻~」最優秀賞(県出品)
→松葉君の研究については以前、紹介しましたが、中1という枠を超えた立派な研究です。本校では、唯一の県出品ですが、県であっても全国であっても、評価される研究内容です。
http://153.127.209.180/ooruri/sano/nc2/index.php?key=jo7tj447j-1552#_1552


池田愛華さん「手を触れずに風船を割ってみる」優良賞
→風船に柑橘類などを押し当てると風船が割れるということに気づき、それをテーマにした池田さんの着眼点が素晴らしいと思いました。


三田遙花さん「Xジャイロの秘密を探ろう」優良賞
→Xジャイロに興味を持ち、実際にいくつかのモデルを作って飛び方を比較している点は、まさに理科研究の王道といえるもので、三田さんはそれに挑戦してくれました。

【中2の研究】

栢島蒼史君「地域の石しらべ~歴史を語る石達~」最優秀賞
→石に興味を持ち、地域の特徴的な石を丹念に収集しています。それだけでも素晴らしいですが、栢島君はそこから、その土地でどんなことが起こっていたか、歴史を探ろうとした点が最優秀賞に評価されたと思います。緻密さと大胆さが垣間見れる研究です。


谷津聖子さん「コーラに骨を漬けてみたら」優秀賞
→コーラなどの炭酸飲料を飲みすぎると骨が溶けるという話は確かに聞いたことがありましたが、それを実験で証明しようとしたところが凄い発想です。しかも、溶けるかどうかを重さの変化で表したアイディアが秀逸です。谷津さん、センスいいです。


菅原和かさん「アントシアニンの力~紫外線の防止~」優良賞
→菅原さんは、ムラサキキャベツから抽出したアントシアニンが、紫外線の防止にも効果があることを実験で証明しようとしてくれました。身近な材料が紫外線の防止に関係があることに着目した点がまず素晴らしと思いました。とても発展性のあるテーマです。

【中3の研究】

佐藤遙都君「いわしの最適な除肉方法」最優秀賞
→排水口・排水管クリーナーである「パイプフィニッシュ」を使って、イワシの骨格標本を作れないか、という研究の動機とアイディアがとても興味深かったです。より効率的な方法を探るため、パイプフィニッシュの濃度を変えたり、ブラシで使ったり、いろいろなバリエーションが派生していく様子には、研究に対する佐藤君の情熱を感じました。面白い研究です。


田中美怜さん「手荒れ改善大作戦!!~手作り化粧水~」優秀賞
→コロナ禍での手指の消毒による手荒れは深刻な問題です。そうした身近な体験からテーマを設定し、実際に手にやさしい化粧水を作ってしまうバイタリティが素晴らしいと思います。この研究によって、そもそも化粧水って何?という素朴な疑問に対してもちゃんと答えてくれている点は特筆すべきです。田中さんが楽しんで研究していることが伝わってきました。


木村香乃音さん「野菜石鹸~ごみ問題解決にもつながる希望の石鹸~」最優秀賞
→木村さんは、実際にテレビなどで見た野菜石鹸に着目し、自分で作ってみようと考えテーマを設定しています。さらに、自分で作った野菜石鹸の洗浄力を独自の基準で評価している点もオリジナリティがあって素晴らしいです。また、野菜だけでなく、果物の果汁を使った果物石鹸のアイディアに至っては、研究を超えて、商品開発に近いレベルに達しています。これは、理科研究から、社会課題の研究へと発展できるテーマではないでしょうか。写真もきれいで見ていて楽しくなる研究でした。木村さんが楽しんで取り組めるテーマを見つけたことが勝因でしょう。

身近な風景 ~トウキョウサンショウウオ

1月23日・24日の雨を待ちかねていたことでしょう。
トウキョウサンショウウオが、やっと姿を現しました。
ちなみに、「トウキョウサンショウウオ」は、魚ではなく両生類です。「ウオ」とありますが、昔の人は、畑ドジョウとも呼んでいたらしく、水の中で泳いでいるものは、魚のようなものと考えていたのではないかと思います。

例年だと、12月中には、まずオスが産卵場に降りてくるのですが、晩秋から冬にかけて、全くと言っていいほど、雨が降りませんでした。そのため、定点観測地点の産卵場には水がほとんどない状態でした。
↓こんな感じでした。(1月23日の午前中に撮影)


ところが、今回の雨で24日の夕方までにここまで溜まりました。降った雨が、岩盤の地面を伝って、ぽたぽたと流れ込んで溜まっていきます。

これを待ってましたとばかりに、オスのトウキョウサンショウウオが、周囲の山などから、産卵場目指して集まってきました。その数、約15個体。これからも、さらに集まってくるでしょう。おそらく、30~40個体くらいは集まってくるはずです。

今回は、夜中(1月24日の21時頃)の産卵場の様子を動画で公開します。

R3.1.24トウキョウサンショウウオ① https://youtu.be/N7Ejcc-Qz7o

R3.1.24トウキョウサンショウウオ② https://youtu.be/o6kjJNVP68o

以下は、水中撮影です。(水が濁っています。水中撮影ができるデジカメを購入しましたので、また、うまくとれるようになったら紹介します。)

R3.1.24トウキョウサンショオウオ③ https://youtu.be/99HXTxQOquw

身近な風景 ~天神様の梅

1月23日の夜半から24日にかけて、久しぶりに雨が降りました。11月2日・3日(降水量8.5ミリ)以来ですので、約2か月半ぶりです。この雨は、身近な動植物たちにとっては、間違いなく恵みの雨でしょう。
朝日森天満宮(天神様)の梅も、ほころんできました。

天神様には、御祭神である菅原道真公が梅をこよなく愛していたということから、参道には多くの梅の木が植えられています。2月末頃が、紅梅、白梅ともに満開となりますが、すでに、花が咲いている木がありました。




また、梅の木の足元には、ホトケノザ、ナズナなども花を咲かせていました。






春は、もうそこまで来ているようです。

附属中生徒会役員選挙 ~選挙管理委員会

今日の6,7限目に、附属中生徒会役員選挙の演説と投票、そして、放課後には、選挙管理委員会による開票作業が行われました。

演説は、昨日までに収録した演説の動画をDVDにしたものを、各教室で一斉に放映しました。
その後、直ちに投票が行われ、生徒会室で開票作業を行いました。
こうした作業は、各クラスで選ばれた「選挙管理委員会」9名のお仕事です。

選挙管理委員会は、12月初旬に設置され、12月中に選挙の告示の放送や候補者のプロフィール集の作成、ポスター等の掲示物の準備などを行います。

Q1:どんなことを心がけていましたか?
委員長の黒田紗良さん(3-3)「開票作業を正確に行うことはもちろんですが、選挙の告示の放送や、今日の投票の仕方の説明(DVD)などで、みんなに、選挙に興味や関心を持ってもらえるよう、訴えかけるように伝えることを心がけました。」

Q2:なぜ、選挙管理委員をやろうと思ったのですか?
副委員長の松村唯愛さん(3-2)「2年生の時に立候補して生徒会の仕事をしようと思いましたが、あと一歩、踏み出すことができず、やればよかったと後悔していました。選挙管理委員会は裏方の仕事ですが、次の生徒会役員を決める大事な仕事なので、選挙管理委員会という形で、生徒会に関わる仕事をやろうと思いました。」

Q3:3年連続して選挙管理委員をしている人はいますか?
佐藤遙都君(3-1)「自分だけが3年連続で選挙管理委員をやっています。やはり、生徒会役員を決める大事な仕事に関わりたかったからです。」


開票作業が終わりました。しかし、選挙管理委員会の各委員は、自分が担当したクラスの開票状況しかわかりません。全体の集計作業は、生徒会顧問の高木先生が行い、その結果を委員長が校内放送で発表することになっています。

こうした地道な作業が、生徒会活動を支えています。立派な仕事ぶりでした!
お疲れ様でした。

いじめ・教育相談アンケート結果(1月)

1月13日に実施した中高の全生徒を対象に実施した「いじめ・教育相談アンケート」の集計結果について、個人情報に配慮した形で公表いたします。

本アンケートは、いじめをゼロにすることを目指すものではなく、いじめは、いつ、どこでも、だれにでも起こりうるもの、であることから、その早期発見、早期対応を目的としています。
スクールカウンセラーや教員等との面談の希望がある場合には、即座に対応しています。

今回は、中高ともに、「いじめてしまった」「いじめられた」「友達がいじめられていると感じた」と回答した生徒はいませんでした。また、自由記述では、コロナに関する不安を上げている生徒が、どの学年でも多くみられました。


*なお、今回のアンケート結果については、本HPのメニューにある「いじめ・教育相談アンケート」に収納しています。

高3生から中学生へのアドバイス(感想追加)

今日は、進路の決まった高3生が、中学生に対して講話を行いました。

5限目は中学3年生に、高校での学習・生活・部活動との両立などについて、
6限目は中学2年生7限目は中学1年生に、中学校の時にやってよかったこと・後悔していること・夢をもつことなどについて、講話を行いました。


5限目(中3対象)の講師を引き受けてくれたのは、店網泰吾君(1組)、松下陽斗君(2組)、大川高史君(3組)、荻原彩加さん(4組)の4名です。

6限目(中2対象)と7限目(中1対象)の講師を引き受けてくれたのは、熊倉幸寛君(1組)、若田部菜桜さん(1組)、高塩凱斗君(4組)、中山実千花さん(4組)、飯島初花さん(4組)の5名です。

*私が見学できたのは6限目と7限目で、5限目については残念ながら見学できませんでした。そのため、6,7限目や終了後の様子などについて、紹介します。


高3生は、選択1教室(中1と中2の教室の間)から、Zoomを使って、遠隔で講話を行いました。
一方、中学生たちは、それぞれの教室で、メモを取りながら、よく聞いていました。
講話の音声は、とてもよく聞こえていました。
→こんな感じです。 https://youtu.be/bnFyB264cYg


全員の講話が終わった後、中学生からの質問もあり、高3生がそれらに丁寧に答えてくれていました。


一人一人、質問に答えています。
最後は、中学生からの大きな拍手の音がスピーカーから流れてきました。



すべての講話終了後、中学生に何を一番伝えたかったかを聞きました。

熊倉君
「何に対しても、最後まであきらめないことです。頑張り続けることに意味があると思いました。」

飯島さん「中学高校時代は、勉強だけでなく、それ以外のやりたいことに挑戦して欲しいことを伝えました。自分の場合は、部活動やバック作りでした。」

中山さん「様々なことに興味を持ってほしいと思いました。興味はやがて知識に変わっていき、知識が増えていくことで新たな興味が生まれてくることを伝えました。」

高塩君「勉強だけでなく、何でもいいから一生懸命になれることを見つけて欲しいと思います。自分の場合は、ゲームが大好きでしたが、それが現在の進路(社会工学)につながりました。」

若田部さん「私の座右の銘は『なんとかなる』です。続けていれば、なんとかなる。私はこのことをディベートから学びました。ディベート班の活動は、つらくて途中でやめたくて仕方がありませんでしたが、6月の引退まで続けることができました。この体験から、続けていれば『なんとかなる』ことを学びました。中学生も、とにかくなにかを続けて欲しいと思います。そうすれば、なんとかなります。」


これに対して、講話を聞いていた中学生はどんなことを感じたのでしょうか。
中2の学年通信(1/25発行)に掲載される感想を一部紹介します。

磯村二葉さん(中2-1)「勉強がなかなか進まないことがあるので、基礎からやるというのは、とても良いアドバイスをもらった気がしました。」

舩江真琉乃さん(中2-1)「私はまだ将来の夢など決まっていませんが、いろいろなことに興味を持つことを心がけ、自分の世界を広げていこうと思います。中山先輩がおっしゃっていた「自分の夢を深めるためには、さまざまなことを知る必要がある」というのが、とても説得力がありました。」

山口桜佳さん(中2-2)「いきなり難しいことをするのではなく、簡単なことからコツコツと続けることが大切なのだということが分かりました。「終わりよければすべて良し。」終わりがよくなるよう頑張りたいです。」

五十嵐理希君(中2-2)「これからは集中できる場所を見つけ、目標を立てて勉強に励んでいきたいと思いました。自分も「なんとかなる」という言葉大切にしていきたいです。」

山野琉惟さん(中2-3)「何でもいいから一生懸命になれることを探す」というのは、私自身も大切だと思っていたので嬉しかったです。また、毎日5分でもいいから机に向かうというのは衝撃でした。5分間を大切にする習慣をつけたいです。」

高野蒼人君(中2-3)「友達に教えると、教えた方も内容が頭に残り定着しやすいと聞いたので、自分も率先して友達に教えたりしたいと思います。」

附属中生徒会役員選挙 ~政見放送収録!

昨日と今日の放課後、附属中の生徒会役員選挙の立候補者と応援者の演説を生徒会室で収録しました。

新型コロナの影響で、1月21日の体育館での立会演説会は中止になりました。その代わり、事前に収録した立候補者と応援者の演説を、当日、教室で放送することになりました。

今回の選挙では、会長候補者5名、副会長候補者3名の激戦です。
立候補者のポスターにも気合が入っています。

立候補者合計8名とそれぞれの応援者8名で、計16名分の演説を収録しました。
これを21日、各教室で放送しますので、それをよく見て、聞いて、会長、副会長を選んでください。今回初めての試みですが、候補者の考えをじっくり聞くには、いい方法かもしれません。楽しみにしています。

附属中生徒会役員選挙

朝7時50分頃、中学校の昇降口付近で声が聞こえたので、近くに行ってみました。
今週の木曜日(21日)が、中学校の生徒会役員選挙ということで、立候補者と応援弁士による選挙活動が行われていました。

附属中では、立候補者のポスターを作ったり、名前の入った「たすき」をかけたり、かなり本格的に選挙活動を行っています。自分たちで、学校生活をよりよくしたい、という志のある生徒がたくさんいるのは、素晴らしいことだと思います。

中2数理探究 ~野鳥観察会(2日目)

今日は1,2時間目に、中学2年1組の数理探究で「野鳥観察会」を行いました。
昨日は午後でしたが、午前中では野鳥たちのどんな姿が見られるのでしょうか?

さあ、出発です。

今日も、日本野鳥の会栃木県支部足利分会の5名を講師として、5班に分かれて活動しました。秋山川沿いの遊歩道に出ると、毎日散歩をしている方に出会いました。
「今日はほとんど鳥が出てないねえ。猛禽類(オオタカなど)が飛んでると、隠れちゃうんだよ。」出だしから暗い雰囲気が漂ってきました。

秋山川の対岸の木の枝にカラスの巣があり、すぐ近くにカラスが止まっていました。


しかし、幸先よく、ヒヨドリを近くで見ることが出来ました。双眼鏡やフィールドスコープで観察すると、あまりのリアルさに歓声が上がりました。


秋山川と並行して、菊沢川が流れているのですが、そこで「ハクセキレイ」を観察しました。今日も、「ハクセキレイ」、「セグロセキレイ」、「キセキレイ」の3種を確認できました。ちなみに、写真の「ハクセキレイ」は顔の周りが白いのが特徴です。


今日も「モズ」が昨日と同じ電線に留まっていました。ここが、縄張り?なのでしょうか。なんだか、今日はついてるような気がしてきました。やはり、生徒からも人気がありました。


ここで、今日の主役の一人?である「アオサギ」の登場です。アオサギはここで見ることが出来る最大の鳥類です。


このアオサギは、一瞬飛び立ち、私たちの頭上を大きく一回りし、また同じ場所に戻ってきてくれました。おかげで、飛んでいる様子を身近に観察することが出来ました。サービス満点のアオサギでした。


菊沢川を下ってくると、昨日は全く見られなかった「マガモ」が複数いました。
頭が緑色なのがオスで、茶色で地味なのがメスです。何となく、つがいで行動しているように見えます。


さらに、下流に目をやると、ダイサギが4羽程度、舞い降りてきて、私たちの前に姿を現しました。水鳥の定番たちが、続々と集結しているようです。


と、そこにさらにビックなサプライズがありました。菊沢川と秋山川が合流した地点から数十メートル下流に「カワセミ」が止まっているのを発見しました。どこにいるかわかりますか? 


それを拡大したのが、次の一枚です。カワセミの独特な色彩をはっきりと確認することが出来ました。
これだけでも、今日の観察は十分満足だったのですが、さらに大きな舞台が用意されていたのです。


菊沢川にいた「マガモ」たちは、秋山川に飛んで移動し、さらに多くのマガモが合流してきました。


この写真は、秋山川にかかっている橋の上から下流をみたものです。「アオサギ」1羽、「ダイサギ」5羽、「マガモ」20羽、という今日のオールスターが一堂に集まっていました。


まるで、子どもたちを見守るお父さん、お母さんのように、「アオサギ」「ダイサギ」「マガモ」が一緒になって、一時を過ごしてしました。この関係性は、どう説明できるのでしょうか?

人間の世界は今、コロナ禍で苦しんでいますが、私たちの周りの野生動物たちは、おそらくコロナとは一切のかかわりがなく、いつもと同じ生活を営んでいることを、この様子を見た瞬間、実感しました。


橋の上からは、他の班もこの様子を観察していました。


しばらくすると、マガモたちは、一斉に飛び立ち、どこかへ行ってしまいました。こうして、今日の観察会のクライマックスは、唐突に終わりを告げました。


学校へ帰る途中では、来た時に最初に観察した「ヒヨドリ」がまた、留まっていました。


物憂げなネコも私たちの一団に、多少の興味を持ったようです。


教室では、今日観察した鳥たちを確認しました。

今日、私が確認できた鳥は、
ハシブトガラス、ハシボソガラス
キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、モズ、ムクドリ、スズメ
ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ
イソシギ、クサシギ
アオサギ、ダイサギ、カワウ
マガモ、コガモ
カワセミ  計19種類でした。

今日の「野鳥観察会」は「鳥がほとんど出てない」という地元の方の不穏な情報からスタートしましたが、終わってみると、近年まれにみる大収穫でした。野生動物の生活は予想がつきませんが、人間生活とは別の世界があることに気づいてもらえたでしょうか? それが「サイエンス」の入り口でもあります。こんな素敵な体験ができることって、本当に素晴らしいと思います。

中2数理探究 ~野鳥観察会(1日目)

今日の6,7限目、中学2年3組の数理探究の時間に、秋山川の周辺で「野鳥観察会」を行いました。

講師は、日本野鳥の会栃木県支部足利分会から、谷津勝利さん、広田幸弘さん、茂木尚枝さん、石井裕子さん、須藤健さんの5名が来てくださいました。生徒たちは5班に分かれて、野鳥観察会を楽しみました。

さて、この鳥はなんでしょうか?

(答)そうです。誰でも知っている「スズメ」です。双眼鏡でじっくり観察すると、なかなか、かわいいですね。


これは、今日観察した中で、もっとも大きな「ダイサギ」です。冬の間は、クチバシが黄色いのが特徴です。


セキレイの仲間は、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイの3種類観察できました。これは、セグロセキレイです。


これは、電線に留まっている「モズ」です。生徒からは、今日見た鳥の中で、モズが良かったという声もありました。小動物のみを食べる完全な肉食性ですが、見た目は茶色でかわいいです。


現在、秋山川は去年の台風の影響で修繕工事が続いており、カモ類の飛来が例年になく少ない状況ですが、少し離れたところに「コガモ」のメス4羽を発見しました。
この写真でははっきりわかりませんが、高倍率の望遠鏡(フィールドスコープ)で見ると、まるで、すぐそこにいるように、はっきりと見えました。これには感動しました。生徒たちは、順番にフィールドスコープで観察しました。


この鳥は「クサシギ」です。これも離れたところにいるのを野鳥の会の石井さんが見つけてくれました。ここで見られるのはとても珍しいそうです。


「イソシギ」です。シギの仲間を2種類、観察できました。


そんな中、きれいな緑色の鳥が、ふいに現れました。「カワセミ」です。
これには皆、興奮し、一斉に双眼鏡で探し回りました。この周辺では、運がよければ、カワセミに出会うことが出来ます。


野鳥ではありませんが、川にはおおきなニシキゴイが2匹、泳いでいました。


こうして、班ごとにいろいろな野鳥を観察し、教室に戻ってきました。


教室では、今日、観察できた鳥の名前を班ごとに確認しました。

今日観察できた野鳥は以下のとおりです。
ハシボソガラス、ハシブトガラス、
ムクドリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、イカル、スズメ、
ダイサギ、アオサギ、
セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、
イソシギ、クサシギ、
コガモ、カルガモ、
カワセミ、 以上18種類でした。

カモ類が少なかったのは残念でしたが、とても楽しい観察会でした。


野鳥の会の皆さま、ありがとうございました。
明日は、1,2時間目に別のクラスで、野鳥観察会があります。
午前中にはどんな野鳥の姿が見られるでしょうか。


生徒の感想をいくつか紹介します。
「野鳥の会の先生から、鳴き声から名付けられた鳥の話や渡良瀬遊水地のコウノトリの話なども聞くことができ、非常に有意義で貴重な時間でした。

「カラスは2種類いて、カーカーと鳴くのがハシブトガラス、ガーガーと鳴くのがハシボソガラス、という見分け方を知ることができました。カワセミは青色でとてもきれいでした。」

「野鳥の会の先生方が持っていた望遠鏡で見ると、鳥の色やくちばし、足の長さなど、細かいところまで観察できました。」

「野鳥は川の近くにたくさんいるんだなと改めて思いました。小さな鳥が逃げ込みやすいような木々がたくさんありました。また、スズメのように群れる鳥と、モズのように一匹だけで生きていく鳥の違いはどこにあるのかなと思いました。」

「今日は晴れていて、川の周辺だったので、普段は見られないような鳥をたくさん見ることができました。野鳥の会の先生は、遠くにいる小さい鳥も見つけて素早く観察していて、すごいなあと思いました。鳥によって、鳴き方、形、色、すべて違っていて、それを見分けるのは大変だと思いました。今日、見つけた中で、私はキセキレイがお気に入りです。とても貴重な体験ができました。」

身近な風景 ~富士山

夕方16時40分を過ぎると、夕焼けで空が少しずつオレンジ色に輝きだします。
3階の化学室からは、南西の方角に富士山がよく見えます。




5時になると、オレンジ色の空が濃くなっています。


5時15分、建物の窓に灯る明かりの数が増え、富士山はオレンジ色の空をバックに、よりくっきりと浮かび上がります。空が暗くなる前の一瞬が、最も富士山が輝いて見えます。


5時20分を過ぎると、やがて富士山は暗い闇の中に消えていきます。

身近な風景 ~渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地は、この時期、カモ類などの野鳥を見ることが出来ます。
貯水池を取り巻くように遊歩道が整備されているので、ちょうどよい散歩コースの一つです。

男体山や女峰山などの日光連山が綺麗に見えました。



男体山がくっきりと見えます。山頂付近には雪が積もってますね。


マガモやカルガモの群れが水面に多数浮かんでいます。


マガモ(左)とカルガモ(右)


カルガモは、首をはねの中に入れて寝ていたり、水面に首を突っ込んでえさ探し?をしている個体も多くみられました。だいぶくつろいでいるような感じでした。近づくと、岸から離れるように泳いで行ったり、飛んで行ったりします。


シギ類も何匹が目にしました。何シギかは、はっきりわかりませんが、肢と嘴の付け根あたりのオレンジ色がかなり目立っていました。水辺を歩きながら、嘴でえさを探していました。飛んでいる姿は結構かっこいいです。

やはり渡良瀬遊水地は野鳥の楽園という感じでした。
今週は、中2の数理探究で、秋山川付近での野鳥観察があります。こちらも楽しみですね。

全国大会報告会、壮行会、始業式

今日から3学期が始まりました。
8:45から全国大会の報告会壮行会の後、始業式を行いました。その後、ホームルーム、大掃除を行い、11:30には放課となりました。

大掃除の定番、窓ガラス拭きは何も言わなくても率先してやってくれます。

全国大会の報告会
「全国高校生英語ディベート大会」で全国第5位となったSGHクラブディベート班から2年生の江部青飛君、小林杏珠さん、兵藤かほるさん、岡部豪太君の4名です。出場者代表で、江部君が報告をしてくれました。
予選リーグでは、4勝1敗1分けで5位となり、決勝リーグ(4位以上)には進めませんでしたが、唯一敗れたのが今回優勝した市立浦和高校でしたので、全国トップレベルとの戦いをすることが出来たそうです。

壮行会
全国大会「WWL・SGH×探究甲子園2021」出場
→SGHクラブ海外班:1年生の関根圭汰君、横塚功樹君、小松崎寛人君
 3月21日 Zoomにてオンライン開催

関東大会「第26回東関東アンサンブルコンテスト」
→吹奏楽部 打楽器六重奏 

激励の言葉(校長)R2 3学期始業式壮行会.pdf

始業式  R2第3学期始業式.pdf

【中学】一人1台パソコンの準備

昨年末、国のギガスクール構想に基づき、本県では、まずは県立中学校に一人一台のパソコンが届きました。生徒分315台に加え、教員分など(18台)、合わせて333台が届きました。しかし、すぐには使えません。

今日は、中学生のテニス部、バレー部、ラグビー部、バスケットボール部の生徒に手伝ってもらいました。朝8時30分から、パソコンが保管してあった校長室から、人数分を各クラスに運びました。各クラスでは、生徒が1台1台、箱からパソコンを出して、番号のシールを本体と電源コードに貼りました。これだけでも大変な作業です。

【1年1組】


【1年2組】


【1年3組】


【2年1組】


【2年2組】


【2年3組】


【3年1組】


【3年2組】


【3年3組】


この後、シールが貼られたすべてのパソコンを教室のパソコンラックにセットし、電源コードを1台1台につなぎました。



後は、パソコンラックが自動的に順番に数台ずつ充電してくれます。(300台以上を同時に充電すると、電源がパンクしてしまいます。)

今日の作業は、ここまでしかできません。
手伝ってくれた部活の部員の皆さん、ありがとうございました!
(中学生の皆さんは、使うときに、テニス部、バレー部、ラグビー部、バスケットボール部に感謝しましょう。)

しかし、これでパソコンが使えるようになったわけではありません。
今度は、充電が完了したパソコンを1台1台立ち上げ、セットアップします。そして、今回工事して設置したWifiを使って、ネットからパソコンにソフト(ワードやエクセルなど)をダウンロードしてインストールします。

インストール終了まで結構な時間がかかりますので、これは休み明けの授業を使って、自分が使うパソコンを自分でインストールすることになると思います。使えるようになるには、もう少し、時間がかかりそうです。

ちなみに、高校生は一人1台ではなく、三人に1台の割合でパソコンが入ります。こちらの方は、まだ、物品が届いてませんので、もう少し先になります。

【中高】ラグビー部の練習風景

今日の午前中、中高のラグビー部が合同で練習していました。
ちょうど見学した時は、廃タイヤを利用した練習に全員で取り組んでいました。


11時頃、校庭の方から何やらペタンペタンという音が響いてきたので、何をやっているのかなと校庭に行ってみると、中高のラグビー部員が廃タイヤを使った練習をしていました。





それぞれが、廃タイヤを押したり、引っ張ったり、倒したり、など、校庭を何往復もしていました。なかには、ハンマーでひたすら叩いている者もいました。


この練習は柾木先生の発案によるもので、かなりキツイ練習だそうです。
前からこのタイヤは何に使うのかなと思っていましたが、納得しました。

高校ラグビー部の新部長「小倉悠輝(おぐら ゆうき)」君(高2)によると、高校生の部員は男子9名、女子2名、早期入部の女子が1名、合計12名で活動しているそうです。ちなみに、中学のラグビー部は、女子8名、男子5名の13名です。中高合わせて25名で練習しています。

Q1:高校ラグビー部の新部長になってどんなことを感じましたか?
→「部長として、やるべきことが予想以上にたくさんあることに驚きました。今まで見てきた部長は大変なことをやっていたんだなあと思いました。」

Q2:部長として、やりがいとかはありますか?
→「みんなと一緒に練習して、一緒に成長することができる、というのは嬉しいです。そのためにやるべきことをやっていきたいです。」

Q3:目標は何ですか?
→「やはり、ラグビーをやっている以上、目標は花園へ行くことです。それには、まず、部員が15人必要なので、何とか、あと8人集めたいです。」

*今年は、ラグビー部の創部70周年にあたる年だそうです。70年の長い年月の間には、いろいろなことがありましたが、中高一貫のラグビー部として活躍を期待しています。

【高校】野球部、初練習!

今日は、野球部の初練習がありました。
朝7時から第2グランドにある部室で勉強会を行った後、朝日森天満宮(天神様)まで走ってきました。
全員そろって、夏の大会に向けた勝利祈願等を行いました。


野球部は現在、部員10名(うち、マネージャー2名)+附属中3年生の早期入部2名の計12名で活動しています。


部長の佐山竜空(さやま りく)君に今年の抱負を聞きました。
→「去年は夏の大会で1勝を上げることが出来たので、今年は2勝が目標です。」

*去年の素晴らしい戦いぶりが印象に残っていますが、是非それを上回る活躍を期待しています。今年も応援しています。



「天神様のなで牛」
朝日森天満宮の御祭神 菅原道真公は、反芻類の牛が繰り返し噛み砕き消化することを学問になぞらえ、大変かわいがられたそうです。天神様の使わしめ(神牛)の耳元でお願いを唱えながら、一番気にかかる箇所をやさしく撫でると、撫でた箇所と同じところにご利益があるといわれている。(以上、案内板より抜粋)

身近な風景 ~初詣

明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

初詣も分散参拝ということでしたので、年が変わった直後ではなく、2日の夜8時頃に初詣に行きました。家族連れが3人しかいませんでした。しかし、この神社は正月三が日は夜9時頃まで参道が灯篭で明るく照らされていて幻想的です。(何神社かわかりますか? 旧岩舟町にあります。)それでは、興味のある方は「バーチャル初詣」をお楽しみください。

鳥居をくぐると、石の階段が続きます。


参道の途中に「茅の輪」と呼ばれるものが見えます。

輪をくぐって出てくる、ということは、新しく生まれ変わる「再生」の意味があるそうです。

さあ、くぐってみましょう。


「茅の輪」をくぐると、最後の石段が続きます。


本殿の姿が見えてきました。


神社の本殿です。この神社は室町時代に建立されたとされており、需要文化財に指定されています。


三密防止のシールが貼られていますが、今はだれもいないので進んでいきましょう。


ここで、「二礼二拍手一礼」でお参りします。
今年は、新型コロナが終息することをお願いしました。


ところで、私はもう30年以上も毎年、この神社に初詣に来ています。

実は、ここでは、毎年、1月から4月にかけて、トウキョウサンショウウオが産卵にやってくるのです。しかし、今年はこれまで雨が全く降っていないので、産卵場に水がほとんど溜まっていません。本当に、いつ雨が降ってくれるのでしょうか。
今後、まとまった雨が降ったら、感動的な産卵の様子を紹介したいと思います。

それでは、足元に気を付けて、来た道を戻りましょう。由緒正しい、趣のある神社でしたね。