家政科ニュース

2020年8月の記事一覧

課題研究(被服分野)について


3年生課題研究の授業では、
食物分野、被服分野、保育分野、情報・色彩分野に分かれ、
それぞれがテーマを決めて調査・研究を行います。

被服分野では、
各自被服に関する研究テーマを決めて
その調査・研究をもとにデザイン画を描き、
型紙の製図、生地選び、縫製、着装までを生徒本人が行います。

 

衣装製作には膨大な時間がかかるため、
夏季休業中の被服室開放日にはほとんどの生徒が
毎日登校して熱心に製作に取り組んでいました。

また、今年度から被服室にエアコンが設置され、
大変快適な環境で実習をすることができています。

今年度は新型コロナウイルス感染症の流行により
製作した衣装を発表する場があるかの見通しも立たない中ですが、
これまでに家政科で学んだ被服製作の知識や技術を応用し、
放課後などを利用して毎日夢中で製作に励む3年生の姿には
大きなパワーを感じます。

 

3年間の集大成となる作品の、完成が楽しみです!

ファッション造形の授業について


今年度の1学期は、新型コロナウイルス感染症の影響により、
約2ヶ月間の臨時休業がありました。

本校の家政科では、
全国高等学校家庭科被服製作技術検定の資格取得を目指していますが、
臨時休業の影響で検定が延期となり、
3年生は9月に洋服1級の実技試験を受検する予定です。

洋服1級は総裏ジャケットの製作です。
完成すると、まるで既製品のようなジャケットが出来上がります。

 

ファッションの授業では、
被服室の備品の消毒や換気のなどの感染対策を徹底し、
安心して授業が受けられるよう、
これからも工夫していきたいと思います。