ブログ

農業経営科の日誌

農経科 パンジー鉢上げ

9月2日(木)2年生の「草花」の実習でパンジーの鉢上げを行いました。

パンジーは冬花壇では定番の草花です。
秋の花壇植栽に向けて栽培していきます!

今回は鉢上げということで、セル苗をポリポットに移植しました。

  

農経科 シクラメン鉢替え

7月12日(月)2年生の「草花」の実習でシクラメンの鉢替えを行いました。

鉢替えとは、小鉢から一回り大きい鉢に植え替える作業です。
今回は3号鉢から4号鉢へ植え替えました。

シクラメンは塊茎(かいけい)という球根をもつ植物です。鉢替えの際には球根が埋まりすぎないよう、また浅植えになりすぎないよう気をつけながら、皆集中して取り組んでいました。

2年生は今回1人10鉢のシクラメンを鉢替えし、秋の出荷までこの10鉢を継続して管理していくことになります!きれいな花をたくさん咲かせられるよう、頑張りましょう!

     
説明をよく聞いて実習開始! 土の量の調整が難しい・・・    集中して取り組んでいます  

  
左:3号鉢 右:4号鉢   元気に育ちますように!

農経科 バンバ広場プランター設置

7月6日(火)3年生草花分会の生徒が、バンバ広場やオリオンスクエアなどの市内中心部にプランターを設置しました。この活動は、宇都宮市花と緑のまちづくり推進協議会と協力して実施しています。プランターには学校で育てた「ニチニチソウ」が植えられ、ピンクや紫の花々が街を彩りました。

    

    

なお、今回の活動が7月8日付の下野新聞に掲載されました!あわせてご覧ください。

農経科 校内花壇植栽

6月3日(木)2年生の「草花」の実習で花壇の植栽を行いました。

使用した花は学校で栽培した「ベゴニア」です。
少し汗ばむような陽気の中、皆丁寧に花苗を植えてくれました。

正面の門から入って左右に花壇が見えますので、是非ご覧ください!


    

    

農業経営科 課題研究発表会

こんにちは。農業経営科です。
2021年もよろしくお願いいたします。

年明けすぐの1月13日(水)に毎年恒例の3年生の課題研究発表会を行いました。
「課題研究」の授業では、それぞれのテーマを決めて、実験や調査に取り組んできました。
今年は新型コロナウイルス感染拡大に伴う休校があり、年度初めはまともな活動ができず、研究も途中からとなってしまったり、最後まで終えることができないこともありました。しかし、限られた時間の中ではありましたが、工夫しながら取り組むことができました。
 

授業だけでなく、放課後や冬休みも利用して、表計算ソフトなどを利用してデータをまとめ、先生方の指導を受けながらプレゼン資料作りを行ってきました。


本番はクラス全員の前で、成果を発表します。
緊張しながらも、堂々と発表することができました。
  
3年生のみなさん、おつかれさまでした!

~今年の研究テーマ~
1.高根沢農場小バエトラップ作成
2.高根沢農場周辺での野生動物痕跡調査
3.オリジナル白楊豚を目指して
4.ミニトマトに関する研究
5.着果節位の違いによる高糖度メロン作り
6.気温がイチゴの生育に与える影響
7.口に入れても大丈夫!安心・安全な野菜由来の絵の具作り
8.ナシにおける摘果の程度による生育への影響
9.ナシ栽培における労力削減と品質の変化
10.本校におけるジベレリン処理を用いた巨峰の有核・無核栽培の検討
11.摘果の有無によるナシの品質の違いについて
12.白楊高校ナシ園における病害虫調査
13.五百万石の収量および品質安定に向けた研究
14.とちぎの星を食卓へ~導入1年目の挑戦~
15.エソジマモチの収量安定に向けた研究
16.水田周辺の生物調査
17.エディブルフラワーの活用について
18.ハーブの活用法
19.元肥の違いによる花壇苗の生育調査
20.花から酵母をとろう!
21.押し花の活用
22.マイクロシクラメンの栽培
23~25.デュアルシステム活動報告

白楊のシクラメンが品評会で金賞受賞!

みなさん、こんにちは。
寒さが厳しくなってきました。

先日行われた「栃木県シクラメン&冬の鉢花品評会」において、白楊高校のシクラメンが見事『金賞・農政部長賞』をいただくことができました!
 

賞をいただいたのは、5号鉢の「ドリームパープル」という品種のものです。
品評会では、見た目の美しさだけでなく、商品としての規格や生育のそろいなども評価に含まれます。そのため、生育がそろっていて且つ質の高い3鉢をそろえるのは難しいのです。

今回は受賞した5号鉢の他に、6号鉢の「ビクトリア」で銀賞、4.5号鉢「アルーレ ピュアホワイト」で銅賞を受賞しました。
 

良いシクラメンの条件には、葉が小さく多くあることや花が多く上がっていること、鉢を覆うような株となっていることなどが挙げられますが、「良い商品とは何か」を学ぶための校内品評会も実施しています。

栃木県内の生産者さんも多く出展する品評会において、今年で4年連続で金賞を受賞しており、生徒たちもとても喜んでいました。

今年は新型コロナウイルス感染症の予防のため、保護者向けの校内販売会を行えたのみで、白楊祭での販売が中止となり、生徒たちが栽培したシクラメンのお披露目ができないことを心苦しく思っていました。しかし、今回金賞という賞を受賞できたのも生徒達が一生懸命手を掛けてくれたおかげです。

来年はより多くの方へ、白楊高のシクラメンをお届けできることを願っています。

農業経営科(野生鳥獣に関する講話)

こんにちは。農業経営科です。
日ごとに寒さも増し、学校の前のイチョウも丁度見頃となってきました。

先日、農業経営科2・3年生を対象に、「狩猟の魅力PR講座」と題して、鳥獣管理士の杉本様を講師に迎え、栃木県における野生鳥獣による農作物被害やその対策について、お話をいただきました。
 

栃木県においても、ハクビシンやイノシシなどの野生動物による農作物被害は年々大きくなってきています。そのため、地元の猟友会や鳥獣管理士の方々が中心となり、その駆除や個体数管理が行われています。

「野生動物も悪気があって畑を荒らしている訳ではなく、生きるために食料を求めているだけ」なのだというお話がとても印象的でした。だからこそ、住む場所の区分けや、増えすぎてしまった場合には捕獲も必要であることなど、大切なことを学ぶことができました。

くくりワナの実演や本物の毛皮の展示もしていただき、生徒達も興味津々といった様子で見学したり、説明を伺っていました。
  

鳥獣管理は農業に大きな影響を及ぼすため、地域の農業者との連携が重要となってきます。「自分はどう関わっていけるのか」について考える良いきっかけとなりました。

以上、農業経営科でした。

農業経営科(キャリア形成支援事業&花活)

みなさん、こんにちは。

先日、農経科3年生草花分会では、キャリア形成支援事業として、日光市のシクラメン農家である「イッセイ花園」様にお邪魔してきました。

イッセイ花園の吉原一成様から花き農家のやりがいや難しさ、栽培管理や品種について、コロナ禍における花き業界の取り組みなど、なかなか聞くことができない生の声を聞くことができました。


また日々の実習を通して疑問に感じていることを質問したり、葉組みのコツも教えていただくことができました。


教えていただいたことを学校での管理に生かしていきたいと思います!


今年度はコロナ禍で、花きの需要が落ち込んでいます。そこで少しでも花き業界を盛り上げようと、栃木県と連携した「公共施設における花きの活用拡大支援事業」として、フラワーアレンジメント講座を行いました。

農業経営科では草花生産のうち、鉢ものや苗ものを中心に学習するため、切り花を扱うことは少ないので、生徒たちにとっても楽しい授業となりました。
  

講師として「はなまつり」の島田様をお迎えし、アレンジメントの基礎を教えていただきながら、思い思いのアレンジメントを作成しました。
はじめは戸惑いながら挿していた手つきでしたが、だんだんとコツをつかんでいきます。また友人のアレンジを見て、「これいいね」や「かわいい」という声が聞こえてきました。
   

コロナ禍ということで、冠婚葬祭等の草花利用の場が減ってしまっていることから、消費が減少しています。草花を扱う身としても、活用に貢献していきたいと思います。

また花は一輪あるだけで、生活を彩ります。ぜひみなさんもお家に飾る一輪の花を花屋さんで購入してみてください。

農業経営科でした。

農業経営科(エソジマモチ収穫)

みなさん、こんにちは。

農業経営科です。

白楊高校では「幻の陸稲」とも呼ばれたエソジマモチの栽培に挑戦しています。主に3年次開講の「グリーンライフ」や「課題研究」を通して実施しています。今回はその収穫の様子をお届けしたいと思います。

 

エソジマモチは、明治20年代に当時の栃木県河内郡横川村江曽島の篤農家・篠崎重五郎によって育成されました。その後全国に普及し、戦後まで半世紀以上栽培された陸稲品種と言われています。

粘りが少なく歯切れが良いため、せんべいやあられなどの米菓の原料に適しており、昨年は地元業者さんと協力して、「エソジマおかき」を作り、白楊祭等で販売も行いました。

 

今年度はコロナウイルス感染症の関係でなかなか農家さんの圃場に行けなかったため、例年通り本校農場での栽培に加えて高根沢農場でも栽培を行いました。

そして先日、9月28日に高根沢農場でエソジマモチを収穫を行いました。雨の影響でなかなか収穫ができずにやきもきしましたが、生徒たちが手ずから収穫し、はざかけまで行いました。

  

 

稲わらを束ねるには力が必要ですが、しっかり力を入れて束ねます。時には友人と協力することも。

  
 

乾燥後に脱穀、籾摺、精米を行いますが、収穫できたものを使って餅つきができたらいいなと生徒たちも期待しています。

今年で5年目の取り組みとなりますが、地元とのつながりも感じられる良い機会となりました。

農業経営科2年(野菜・草花・果樹)

こんにちは。農業経営科です。
めっきり秋らしくなりましたね。
「実りの秋」と言う通り、ナシやブドウの収穫もいよいよ大詰めです。
今回は2年生の「野菜」、「草花」、「果樹」の実習の様子をご紹介します。

「野菜」ではトマト、イチゴの施設栽培、ナスやピーマンといった夏作、ハクサイやネギといった秋作の露地野菜の栽培を行っています。
育てた野菜は販売するほか、近隣の小学校や保育園の給食に提供しています
秋野菜を定植する圃場の準備から行い、先日ハクサイの定植を行いました。
 
栽培管理と同時にどんな管理が必要か?どんなことに気をつけなければならないのか?座学でも学んでいきます!

「草花」では、春・秋の花壇苗の生産とシクラメンの栽培が中心となっています。
先日は丁度秋のパンジーの鉢上げ実習を行いました。2年生が育てたパンジーは10月中旬以降市内の小中学校などに出荷していきます。
  
また、2年生ではシクラメンの栽培管理についても学びます。とくに大変なのが葉組み!得意不得意は分かれますが、綺麗な花が咲くように頑張って取り組みます。
 

「果樹」では大きく、ナシとブドウの栽培を行っています。
現在はナシの収穫をほぼ終え、ブドウを少しばかり残すところです。
熟した果実を丁寧に収穫し、袋詰めしていきます。
また、ナシは校内での販売の他、近隣の小学校の給食に提供するなどの交流も行っています。

ナシは幸水、にっこりなど5品種。ブドウはシャインマスカットなど3品種を扱います。
品種ごとの数自体は少ないですが、それぞれの特性、それに合わせた栽培方法、出荷までの流れを学んでいます。
 
本校内にある圃場で一生懸命実習しています!

3年生で専攻ごとに分かれて学習を行うので、それを選ぶ基準にもなります。
以上、園芸系科目の実習の様子でした。

農業経営科(駅前緑化&グリーン・ツーリズム入門塾)

こんにちは。農業経営科です。
新学期も始まり、学校にも活気があふれています。
今回は夏休み中の2つの活動についてお伝えしたいと思います。

まず、8月24日(月)に宇都宮市景観みどり課との連携事業として、3年生の草花分会9名で宇都宮駅のペデストリアンデッキのウェルカムガーデン植栽を行いました。
 
講師の小原先生のご指導をいただきながら、
秋の花であるダリアを主役にした素敵な植栽を仕上げることができました。新型コロナウイルス感染予防のため、短時間での作業でしたが、てきぱき動いてあっという間に植え終えてしまいました!
みなさんも駅に寄った際には、ぜひ見ていただけると嬉しいです。
 
また、今回の作業風景やちょっとしたインタビューが宇都宮ケーブルテレビ【宮チャンネル(地デジ11CH)】の
宮NAVI(15分)で以下の日程で放映される予定です。
日程:9月6日(日)まで毎日 9時~、11時~、14時~、16時~、18時~、20時~、22時~
※番組内のニュース映像の一つとなるため,3~4分程度となります。


8月26日(水)には、科目「グリーンライフ」の一環で、16名の生徒が栃木県主催の「ふるさと発見 グリーン・ツーリズム入門塾」に参加しました。
グリーン・ツーリズムとは、農村地域において自然、文化、人びととの交流を楽しむ滞在型の余暇活動のことを言います。つまり、農山村での農業体験や農家民宿などで人や自然とのふれあいを楽しむ活動のことです。

今回は都市農山漁村交流活性機構の宍戸様に、グリーン・ツーリズムの考え方や実践事例などの講義をいただいた後、塩谷町の宿泊型体験施設「星ふる学校 くまの木」で実践事例を見学してきました。
 

星ふる学校は、1999年に閉校した熊ノ木小学校の校舎を活用した施設で、農業体験のほか、修学旅行などにも利用されるとのことです。
その土地の農産物を使った料理を食べ、自然や文化を感じることで農山村の魅力を再発見できる取り組みがなされています。
自然が豊かな環境で昔なつかしい小学校の校舎ということもあり、生徒たちも興味しんしんで見学していました。
  
農山村が持つ資源はとても魅力的ですが、一方でそれらを維持していく地域の人材が不足するなど、課題も多いそうです。私達もこのような事例を理解し、農山村の素晴らしさをPRすることで地域活性化に貢献していきたいと思います。

新学期が始まりましたので、今後は授業の様子も挙げていきたいと思います。

スマート農業の実践(農経科・キャリア形成支援事業)

みなさん、こんにちは。
猛暑が続いていますね。
農場での実習も熱中症に気をつけながら行っています。

先日、農業経営科3年生の作物分会・畜産分会のメンバーはキャリア形成支援事業の一環で、スマート農業の実践について学習しました。
高根沢農場にて、農作業受託Aroshの田代様を講師にお呼びして、ドローンによる空中散布の現状について講義をいただきました。


近年は、農業従事者の高齢化、後継者不足が問題視されています。そして40℃近い暑さの中での作業、同じ姿勢での作業、重い荷物の運搬など、従事者にとって大変な作業も課題のひとつです。
そこで、作業者の負担を減らすためや、農業を効率的に実践するためにAIやICTを利用した「スマート農業」が推進されています。

ドローンの活用もそのひとつです。
空中散布というと、ヘリコプターでの散布もありますが、ドローンを利用した方が安く済むこともあるそうです。
そのようなためになるお話もいただき、実際の散布も実演していただきました。
実際にドローンを飛ばすのには、申請や資格なども必要なことがあるので注意が必要です!


作業者の負担が少なくなれば、経験の浅い人の就農促進にも繋がるかもしれません。少ない人数でも効率的に作業を行うことができるスマート農業は、大きな存在となってくるでしょう。
今後の農業経営に関する視点、技術について学ぶことができました。

宇都宮市内緑化活動(農経草花分会)

こんにちは。農業経営科です。
長かった梅雨が明け、ようやく夏らしい暑さがやってきました。
作物達も太陽を浴びてぐんぐん育っています。

さて、農業経営科草花分会では7月29日(水)に市内の緑化活動の一環として、二荒山神社の下のバンバ広場と、栃木銀行馬場町支店様および足利銀行宇都宮支店様の店舗前にベゴニアの花を植えたプランターを設置させていただきました。
 

プランターの設置には今年の草花専攻生9名が参加しました。ずっしりと重いプランターなので1人で運ぶのは大変ですが、さすがの3年生、1基ずつ丁寧に運んでくれました。設置後は目立つ花柄を取り、終了です。


終了後は下野新聞社の方に取材を受ける一場面もあり、7月30日(木)の記事として掲載していただきました。


白楊高農業経営科では、宇都宮市景観みどり課様と連携し、市内の緑化活動を継続して行っています。
市内の緑化活動は、自分達の育てた花が町を彩るということを身近に実感できる活動の1つです。

オリオンスクエアや馬車道通りを彩る「まちなかハンギングバスケット大作戦」や城址公園で開催される「花と緑のフェスティバルうつのみや」などにボランティアとして参加したり、年2回のプランター設置、駅前の緑化活動などにも取り組んだりしています。
   

草花は、観賞して楽しみ、人々の暮らしを豊かにすることを目的に栽培するものです。
私達が育てた花が誰かの心を潤す手助けができれば嬉しく思います。

農業経営科3年「総合実習Part2」

こんにちは。農業経営科です。
今回は前回紹介した園芸系3分会(野菜・果樹・草花)以外の作物分会、畜産分会についてご紹介したいと思います。

白楊高校には、元今泉にある本校農場とは別に高根沢町に農場があり、「作物」や「畜産」の学習はスクールバスで高根沢農場まで移動して実施しています。

さて、「総合実習」という授業ですが、園芸系と同様に週3時間実習を通して各専攻の学習をしています。
作物分会では、約350アールの水田で、「コシヒカリ」を中心に、昨年大嘗祭で献上された品種である「とちぎの星」、日本酒に加工する「五百万石」などを栽培しています。

また、昨年からはJGAP認証の取得や、市内の酒蔵への酒米の提供など栽培に限らず、様々なことにチャレンジしています。

田植え以後は、定期的に調査を行い、順調に生長していることを確認していきます。
 

また、今年はJGAP認証の一環で水田の周辺の生物調査を行っています。
周辺環境の生態系を知ることで、環境に配慮した生産に貢献することができるようになります。
 

畜産分会では、和牛と豚の飼育をしています。
かわいい畜産動物たちを愛情いっぱいに育てますが、その一方で「経済動物」として、市場に出荷しなければならないという一面もあり、生産者としての意識も育てていきます。

昨年は、全国の農業高校生が集う「第3回和牛甲子園」に参加し、枝肉でとちぎ和牛のランク付けで最も高い「A-5」と評価され、総合評価として奨励賞をいただくことができました。
また、畜産分会では「白楊豚」としてのブランド化を目標に、日々肉質向上などの研究を行っています。

先日またかわいい子豚が生まれました!
すくすく大きくなってほしいですね。


かわいい豚たちが最終的に消費者の元に届き、おいしく食べていただくことが私たちの目標でもあります。みなさんも市内のスーパー等で見かけたら、ぜひ手にとっていただけると嬉しいです。


今回は「作物」と「畜産」について紹介させていただきました。
次回は1年生や2年生の授業の様子など紹介したいと思います。

農業経営科3年「総合実習」

こんにちは。農業経営科です。
やっといつも通りの実習の風景が戻りつつあります。

3年生の「総合実習」という授業では週3時間「作物」「畜産」「野菜」「草花」「果樹」の5分会に分かれ、専門的な学習を行っています。今回は園芸系の3分会を紹介します。

下の写真は「野菜」分会で実施したかんぴょうむき実習です。
かんぴょうといえば、全国で生産される約98%が栃木県で生産されていることはご存じでしょうか。白楊高ではトマトやイチゴなどのほか、地元で生産される農産物に触れる機会が多くあります。


また、「果樹」分会ではナシやブドウの栽培を行っています。
写真は種無しブドウを作るために行うジベレリン処理の様子です。
この他、授粉や摘果など、細かい作業が多くありますが、こうした地道な作業がおいしい果実につながっていくのです。


7月はいよいよシクラメン栽培のメイン作業「葉組み」の時期です。
その年のシクラメンの出来を大きく左右する作業ですが、去年授業で学んだ経験を生かし、1鉢1鉢丁寧に作業していきます。


スタートは遅れてしまいましたが、栽培に必要な知識、技術を実習を通して学んでいます。
次は「畜産」と「作物」を紹介したいと思います。

農業経営科 近況

みなさん、いかがお過ごしですか?
寒気が去り、一気に暖かくなってきました。
新学期に入ってもう1ヶ月が過ぎようとしていますが、生徒のみなさんの顔が見られず、寂しい気持ちでいっぱいです。
さて、休校中ではありますが、農業に「待った」はありません。
少しですが、農経科の近況をお知らせしようと思います。

4月10日
子豚14頭が生まれました!

4月15日
出会いがあれば別れもある。2頭のウシが無事に出荷を迎えました。

同じ日に1年生の「農業と環境」用のトウモロコシとジャガイモの播種(種まき)を行いました。

4月30日
夏用の花壇苗も日に日に成長しています。2年生に送ったマリーゴールドの種子もそろそろ発芽するでしょうか。

高根沢農場では1番草を上げました!緑がまぶしいですね。

農経科の教員力を合わせて作業を行う毎日です。生徒のみなさんの休校がいつ明けてもいいように、準備をして待っています!

シクラメン表彰&花と緑のまちづくり功労者表彰

栃木県シクラメン&冬の鉢花品評会において、農業経営科草花分会が栽培したシクラメンが見事金賞・栃木県農政部長賞を受賞しました!
 
今年度で3年連続の金賞受賞となりました。
先日市内で行われた授賞式に3年生が参加してきました。
地元農家さんも出展する品評会で、自分達で丹精込めて育てたシクラメンを評価してもらえて、嬉しい限りです。


また、別日に行われた宇都宮市花と緑のまちづくり功労者表彰式においては、3年生の草花分会生9名が表彰されました。


昨年の3月に行った宇都宮市のデスティネーションキャンペーンのウェルカムガーデンの作成をはじめ、市内の緑化活動、ボランティアへの参加を受けての表彰ということで、少なからず地元宇都宮に貢献することができました。

今年度の活動は終了となりましたが、また次年度も宇都宮市の緑化に意欲的に取り組んでいきたいと思います。

課題研究発表会

農業経営科では作物分会・畜産分会・野菜分会・草花分会・果樹分会の5つの分野における1年間の課題研究に取り組んだ成果を発表しました。発表内容は次の通りとなります。

 

発表数

題目

1

海外研修について

2

白楊牛の飼養管理改善~美しい枝肉作り~

3

和牛甲子園について

4

白楊豚のブランド化

5

酒米の研究

6

グランドカバープランツの研究

7

米粉の研究

8

米袋リニューアルに向けた研究

9

様々な溶液がシクラメンの生育に与える影響

10

ハーブの利用法

11

エディブルフラワーの活用

12

ドライフラワーの活用

13

花から酵母を取ろう

14

マイクロシクラメンの栽培

15

花の香りについて

16

種苗会社と連携をしたマーケットインを活用した社会貢献

17

梨に味以外の新たな価値を見出す研究

18

ぶどうと梨で紅茶づくり~廃棄ロス削減を目指して~

 

 

かんぴょう剥き実習


 「野菜」の授業を選択している3年生の他学科生徒19名が、本校の農場で栽培した夕顔の実を使い、かんぴょう剥きに挑戦しました。栃木県を代表するかんぴょうがどのようにして作るかがわかり、興味を持って取り組んでいました。


   

「明日の農業コンテスト」授賞式に参加

第3回「明日の農業コンテスト」に農業経営科3年宇部慎二君が「農業経営の継承について」と題して応募したところ、見事金賞を受賞し、東京の両国で授賞式がありました。また、副賞としてオランダ農業派遣(8月18日~25日まで)に参加しました。宇部君は「この貴重な経験を将来の進路に活かしたい」と言っていました。

 

とちぎ米パッケジデザイン・愛称コンテスト表彰式

10月27日(土)にJA全農とちぎ主催、「『とちぎ米』パッケージデザイン・愛称コンテスト」の表彰式がありました。県内学生から約300点の応募があり本校からはパッケージ部門で優秀賞、入賞、愛称部門で最優秀賞、優秀賞、入賞をそれぞれ受賞しました。全入賞者12人中、本校生徒が5人です。11月から発売する新商品に本校生徒の作品がパッケージとして採用されています。


ケーブルテレビのレポーター体験活動

 3月28日(木) 農業経営科生徒2名は宇都宮ケーブルテレビの地場産野菜の紹介リポーターとして、宇都宮市のアスパラ農家(相良律子さん)の収穫や料理の紹介をしました。
「生徒たちはアスパラの栽培や流通などを学ぶ良い機会となりました。」と感想を述べていました。  
   

 

JGAPトマトの販売実習

 農業経営科2年生のGAPチーム(8名)の生徒達が、宇都宮市内のオリスクマーケットで、JGAP認証トマトの販売実習を行いました。僅か、2時間の販売時間で完売しました。また、ステージでは、JGAP認証までの取り組み活動などについて発表を行いました。

    

白楊豚の販売実習について

 2月24日(土)~25日(日)の2日間、高根沢町元気あっぷむらの「うんまい祭り」で、農業経営科畜産分会の生徒達が販売実習を実施しました。高根沢農場の実習で飼育管理した「白楊豚」を加工したポークカレーです。多くの方においしく召し上がって頂きました。

  

 

生徒発表会の実施

 農業経営科では今年度の新たな活動として、3年生の課題研究の授業の一つとして農業後継を考えた生徒対象のデュアルシステム(4名参加)とトマトにおけるJGAP認証の報告と試食会を河内地区農業教育連絡協議会で行いました。参加した生徒は3年間で学んだ農業の魅力や今後の抱負やGAPの感想などを発表していました。 
                                   

国際理解講演会の開催

 農業経営科1年生、生物工学科1年生の合同で、JC総研より髙橋昭博氏を
お招きしてグローカル農業と国際支援などの内容で講演会を実施した。この講演から国際貢献にはさらに、農業の技術力や人との関わり方などが大切であることを感じることができた。

農業フォーラムに生徒が参加

  12月16日(土) 宇都宮市内のとちぎいきがいづくりセンターにおいて、未来へつなぐ農業フォーラムinとちぎ講演会が開催されました。本校では農業経営科の2年生男子(本郷中出身)が参加をした。この講演会には県内の7校の農業関係高校の他、大学生や農家などが参加をして、農業の魅力や可能性について意見交換をする場です。今回、参加をした生徒の家では、トマトを栽培しており、将来父の跡を継ぎ、経営規模を拡大したいという夢を話していた。


 フォーラムの様子

新里ネギの栽培

  農業経営科2年は1年間に渡り、野菜の授業で地域の伝統野菜である新里ネギの栽培を
 学習してきました。この日は生徒が自分で栽培したネギを評価する校内コンクールを行いまました。収穫したネギは調製をして並べ、長さや曲がりの状態など先生に評価をしてもらいました。 
         新里ネギのほ場の様子             生徒たちが栽培した新里ネギ
          
  
  優勝した新里ネギ

イチゴの初収穫

  3年の野菜専攻生(8名)は昨年の9月にイチゴの苗を植え付けしました。12月に入りイチゴの収穫を向かえた。本日は、きれいにパックに詰める作業の実習で先生より指導し教えて頂いた。イチゴの農家の後継者の生徒は将来に向けて、残り少ない時間を有意義に過ごしたいと意気込みを話している。

      イチゴのパック詰めの実習                 パック詰めをしたイチゴ

トマトでJGAP認証

 農業経営科では3年野菜専攻生8名を中心に、学科の全学年の生徒たちでトマトのJGAP認証に向け、昨年から取り組み、12月26日にJGAPの認証を取得した。JGAPは農業生産者が順守すべき一定の基準を満たしているか第三者が審査認定する制度である。今後は市内において販売実習や小学校の学校給食に提供していく予定です。

   
 審査の様子                    野菜専攻生

イチゴの栽培

農業経営科では今年より野菜の授業でイチゴを栽培しています。収穫は12月末になります。収穫が楽しみです。
 

藁上げ作業

11月18日(金) 高根沢農場の木々もすっかり紅葉し、秋晴れの清々しい日に、牛の餌にする藁上げ作業を行いました。機械で藁をブロックに縛り上げ、倉庫に格納します。たくさん食べて大きくなって下さい。
 
 

高根沢農場のマスコット

高根沢農場には、かわいいマスコットが2匹住み着いています。仕事は、毎日のネズミの番です。
名前はまだありません。かわいい名前を募集しています。
 

宇都宮青葉高等学園との交流活動

 7月12日(火)今年度開校した宇都宮青葉高等学園の生徒さん8名をお迎えし、本校農業経営科3年の課題研究班との交流活動が行われました。
 まず、ユウガオの皮剥きを体験していただきました。普段食べているかんぴょうの作り方にはとても驚いた様子でした。次に、本校生が補助をしながら、畑で大きくなったセロリを柔らかくするための新聞紙を巻き付ける作業や、除草作業を行いました。とても暑い日でしたが、学園ではなかなか体験できない土や作物に触れる活動に生き生きと取り組んでいただきました。
  
  
        

トマト試験区の収穫

 根域制限栽培の試験をしているトマト(CF桃太郎はるか)の収穫が始まりました。糖度は7度ほどあり、甘いトマトでした。今後も継続して調査をしていきます。

                                                                     

トマトが色づきました

  
  
 
 2学期に定植したトマト(桃太郎はるか)の果実が色づき始めました。さっそく、糖度を測ったところ6度あり、甘くできました。花は9段目が開花し始めました。これから、実習でトマトの収穫を体験します。


               

事業所見学

  
 
 農業経営科2年生41名は、3月3日(木)に、専門の「野菜」や「草花」の授業の理解を深めるために、事業所見学を実施しました。訪問先は、栃木市のパナプラス、いちご研究場、宇都宮市の(株)クボタ宇都宮工場の3ケ所です。生徒たちは、自分の進路などについて相談や質問などを、研究員さんに真剣にお聞きしていました。
       

農業経営科の課題研究の発表会

 1月19日(火)本校キャリア教室において、農業経営科の課題研究の発表会を行いました。内容は作物、畜産、果樹、野菜、草花分会に分かれての、1年間の研究内容・成果の発表です。各分会とも一生懸命に発表をしていました。各分会の発表内容は、下記の通りです。
作物:鉄コーテイングたん水直播についての研究
畜産:豚豚(トントン)の再来~先輩から受け継ぐ豚豚(トントン)が送る笑顔の輪
    和牛生産高1位を目指して~未来の牛屋として志を胸に今できること~
果樹:リンクTの取り組み他
野菜:ニラの消費拡大を目指して
草花:トルコキキョウの栽培について




 

トマト栽培について 

  農業経営科では、野菜の授業でトマトの栽培学習をします。品種はCF桃太郎はるかを用いています。先月、定植や誘引などの作業を行いました。現在、トマトの大きさは小指程度に成長をしています。 
     
    
   トマトの定植 
      
   トマトの誘引                    現在のトマトの様子

農業交流会の実施について

 農業経営科生徒7名は11月8日(日) 宇都宮市叶谷町の農業生産ネットワーク団体「農人たち」の圃場において、ニンニクの植え付け作業に参加をしました。「農人たち」では、有機質肥料使用や無農薬での野菜栽培に取り組んでいます。今回、定植した圃場は3年前までは、耕作放棄地でした。「農人たち」で実施している、微生物肥料などをもちいた土づくりについて教えて頂いた後、午後は私たちが授業で扱っている野菜の栽培方法を紹介して交流をしました。

                
 

トマトの接ぎ木の実習

 
 
 農業経営科野菜分会の3年生8名が11月定植予定のトマト苗接ぎ木の実習を行いました。「桃太郎はるか」を穂木に、本葉3枚程度に育った台木(ブロック)に幼苗接ぎを行いました。集中して真剣に取り組んでいる姿をご覧ください。


     

とちぎ食と農ふれあいフェア2015

 とちぎ食と農ふれあいフェア2015に参加(農業経営科・食品科学科)して、
お米・野菜・加工パンの販売実習を行いました。生徒は元気よく販売し、きらきらマルシェde元気賞を受賞いたしました。


     

キャリア形成支援事業について

 農業経営科1年(40名)では、キャリア形成支援事業として、JA全農とちぎ畜産生産課長 小林誠一郎氏を講師に迎え、子牛の流通や畜産業界の課題などについて、講演していただきました。

           

地産地消の取り組み

 農業経営科では、学校の実習で栽培した農産物を近隣の小・中学校の学校給食に提供をしています。先日は今泉小へ梨やネギを提供しました。いずれも、新鮮な農産物でおいしいと好評でした。
 

           

ハロウィンかぼちゃ

 
 学校の畑で育てたおばけカボチャで作ったハロウィンかぼちゃランタンのコンクールが行われました。
 全部で9つのランタンが毎朝生徒を出迎えています。

ニラの試験栽培

 農業経営科野菜分会の生徒は、マルチの色を変えることで、ニラの品種ごとの、生育や収量にどのような違いが出るかの調査を行っています。栃木県はニラの生産量がかつては全国1位でしたが、現在は全国2位となっています。栃木県産のニラの魅力やすばらしさを発信できるように、私たちも栽培に努力を注いでいます。 

    
 

林業トライアル体験研修について

 
 
 林業・木材製造業労働災害防止協会による林業トライアル体験研修が、7月12日、13日の2日間にわたり、農業経営科・農業工学科の生徒43名が参加して実施されました。13日には、鹿沼森林組合の職員さんによる刈り払い機の実技指導があり、午後は管内の杉林の伐採見学などに参加させて頂きました。生徒たちは、専門知識の幅や見識が広がったと話していました。

     

若手農家さんとの交流会

 7月8日(水)農業経営科3年生(39名)は、宇都宮市の若手農業者の人たち(宇都宮市青少年クラブ員25名参加)との交流会を開催しました。午前に清原地区の3名の農家さんを訪問。午後は本校農業経営科の農場を視察していただき、意見交換を行い親睦を深めました。生徒たちからは、「今後の自分の進路に、大きな励みと自信になった」などの意見が寄せられました。

      

3年野菜分会(メロンの収穫)

 
 私たち3年生の野菜分会(7名)は7月9日(金)にもみ殻くんたんの使用による栽培試験の試験区のメロンを収穫しました。非破壊分析器による糖度測定と糖度計による調査をし、糖度が15~16度もある甘いメロンができたことを確認しました。その後、試食をして、メロン栽培の評価、分析をしました。