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農業経営科では宇都宮市内の酒蔵に本校で栽培した五百万石という酒米を使い、「白楊舞」という酒を作っていただいています。高根沢農場では、3年生の作物専攻生がコンバインによる稲刈り実習を行いました。この後、もみすりなどの実習をする予定です。
先生からコンバインの操作を教えてもらっています。
軽トラックのグレーンタンクにもみを積み込んでいる作業
農業経営科3年生と宇都宮市青少年クラブ員は畜産・果樹コースといちご・施設園芸コースに分かれバスで移動し、クラブ員さんの農場を視察しました。その後、本校の実習ハウスや露地圃場を案内しました。3年生の就農を希望する生徒は熱心にクラブ員さんに経営や作物の管理について質問をして交流を深めていました。
ドローンによる薬散を見学しました。
梨園を見学させて頂きました。
カボチャ圃場を説明しました。
シクラメンの生育状況を報告しました。
麦わらを使って、ユウガオに敷きわらをしました。麦わらは微生物が分解して、土壌改良になる効果がある他、軽くて持ち運びが楽で作業がしやすい長所があります。夏休みにかんぴょう(ユウガオの実)をむいたり、かんぴょうについて詳しく調べてみたいと思います。
農業経営科3年の生物活用の授業で栽培しているナスやピーマンの生育について、花の構造や着花習性を手に取り観察をしました。この後収穫し、自宅に持ち帰り試食をしました。
みなさん、こんにちは。
農業経営科です。
白楊高校では「幻の陸稲」とも呼ばれたエソジマモチの栽培に挑戦しています。主に3年次開講の「グリーンライフ」や「課題研究」を通して実施しています。今回はその収穫の様子をお届けしたいと思います。
エソジマモチは、明治20年代に当時の栃木県河内郡横川村江曽島の篤農家・篠崎重五郎によって育成されました。その後全国に普及し、戦後まで半世紀以上栽培された陸稲品種と言われています。
粘りが少なく歯切れが良いため、せんべいやあられなどの米菓の原料に適しており、昨年は地元業者さんと協力して、「エソジマおかき」を作り、白楊祭等で販売も行いました。
今年度はコロナウイルス感染症の関係でなかなか農家さんの圃場に行けなかったため、例年通り本校農場での栽培に加えて高根沢農場でも栽培を行いました。
そして先日、9月28日に高根沢農場でエソジマモチを収穫を行いました。雨の影響でなかなか収穫ができずにやきもきしましたが、生徒たちが手ずから収穫し、はざかけまで行いました。
稲わらを束ねるには力が必要ですが、しっかり力を入れて束ねます。時には友人と協力することも。
乾燥後に脱穀、籾摺、精米を行いますが、収穫できたものを使って餅つきができたらいいなと生徒たちも期待しています。
今年で5年目の取り組みとなりますが、地元とのつながりも感じられる良い機会となりました。