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2018年9月の記事一覧
蒼穹のその頂点へと秋津飛ぶ ~宇河地区新人大会観戦記~
14日から開かれた宇河地区新人大会では、教頭先生と手分けをして各会場を回りました。弓道男子団体、女子団体、女子個人、競泳男子個人、剣道男子団体、男子個人、女子個人において県大会への出場権を得ました。
以下、私が観戦した試合における生徒たちの活躍をリポートします。
宇東高附属中野球部10人の奮闘
わずか10名の本校野球部。全員が「戦力」です。
初戦は立ち上がりから守備に堅さも見られ、計6点を失いましたが、中盤以降は引き締まった展開になったと思います。最後まで結束して食らいついたその姿勢は、今後の成長につながるはずです。
白き道着の剣士たち
白い道着を身につけて臨んだ女子団体は、残念ながら2回戦で敗退しましたが、強豪校を相手にして、先手先手と、臆せず攻め続けたその敢闘精神に対し、惜しみない拍手を送りたいと思います。
剣道男子個人はベスト8での県大会出場です。
決して笑顔を忘れずに(バレーボール)
女子バレーボールは雀の宮中学校体育館を会場に開催されました。リーグ戦で勝利を得ることはできませんでしたが、どんなピンチでも笑顔を忘れずに互いを励まし合う姿勢は、このチームの成長の基盤として育てていって欲しいと思います。
連合チームだからこそ(サッカー)
宇東高附属中サッカー部の新チームは、部員不足により、宇都宮大学附属中学校と連合を組むことになりました。1回戦は9-2で勝利。2回戦は、シード校相手に0-0の白熱した試合を展開しましたが、最後PK戦で涙を飲みました。
連合チームだからこそ、一人一人が成長するとともに、チームとしての連携を意識して一層の組織力の向上を図って欲しいと思います。
白球を追って(ソフトテニス)
ソフトテニスは、雨で順延した関係で、女子個人戦だけの観戦となりました。
選手たちはそれぞれにペアの選手との意思疎通を図り、必死に白球を追っていました。その白球の先に、一つ上のステージが見えてくるはずです。
PTA交通安全指導実施
生徒は手作りの看板を掲げるなどして、特に自転車登校の生徒の安全意識高揚を図りました。
百花繚乱の宴の後で
8月31日(金)のオープニングイベント、そして9月1日(土)の一般公開。二日間の「宇東祭」を体験して、「多様性」つまり、まじめな研究発表から少々はっちゃけた企画までの振幅の大きさこそ、宇東祭の特徴なのだと感じました。
さて、一般公開の入場者数ですが、3年前が約1800人、一昨年が2000人強、昨年度が2300人強、そして今年度は、PTA・同窓会のスタッフ・来賓の方を除いても、2824人という、たくさんのお客様がご来校くださいました。
中学・高校それぞれ多種多様な企画を成功させた皆さん一人一人の頑張りの成果だと思います。特に、実行委員、生徒会役員の皆さんお疲れ様でした。そのほか、ご指導くださった先生方、PTA、同窓会の関係者の皆様、そして宇東祭を支えてくださったすべての皆様に感謝申し上げます。
4日(火)からは、また褻(ケ)の時間、日常の時間が戻ってきます。ただ、カーニバルにせよ、フェスティバルにせよ、フェアにせよ、ハレの時間(非日常)の最大の機能は、「褻の時間(日常)の活性化」ということであります。
学校祭という夢のようなハレの時間を通り過ぎたことで、生徒の皆さんの日常の学校生活は、宇東祭の前とほんの少し違った表情を見せ、ほんの少しだけより過ごしやすい空間になっているはずです。