日誌

2019年9月の記事一覧

激闘の果て  ~宇東高水球部 国体1回戦~

 少年男子栃木県代表として宇東単独チームで臨んだ茨城国体の初戦は、文字通りの激戦となりました。相手はインターハイ常連校を中心とした強豪県の一つ、沖縄です。
 見事先取点を奪ったのは栃木でした。その後3-3に追いつかれましたが、連続得点で6-3とリードした場面もありました。しかし沖縄も必死に追い上げ、同点で後半へ。後半は、沖縄のミスが減りシュートの精度も上がり、一時は3点差まで差広げられました。しかし、栃木は執念のシュートを決めて12-13。最後は、キーパーまで加わった全員攻撃を仕掛け、残り数秒で同点を狙ったシュートを放ちました。が、阻まれ、ゲームセット。
 勝利を手にすることはできませんでしたが、強豪県と互角に渡り合った選手諸君の実力と、最後までシュートを放ち続けた精神力と、勝利を目指してパスをつなぎ合った団結力は、この試合で証明されました。
 それらを宇東の財産として新チームに継承し、さらなる飛躍につなげて欲しいと思います。
          

思考を伝える ~高1 総合的な探究の時間Ⅲ 中間発表~

 SDGsを視点として進められてきた本校の「総合的な探究の時間」で、研究経過の報告会がありました。それぞれの興味・関心・進路等に応じてそれぞれに進められてきた探究活動の、第一段階のまとめ、そして初めての発表になります。
  自分の発見した課題、その課題のもつ意味の重さ、これからの探究の方向性などを理解してもらおうと、懸命に考えを伝えていました。その問題意識の意味するところに、聞く側の生徒も真摯に耳を傾けて関心を寄せていました。
              

道具を操る手 ~ロボコン研究会 ロボット製作中~

  創造アイデアロボットコンテスト(中学生ロボコン)において、10年以上全国出場を続けている附属中学校(特設部)ロボコン研究会が、今年も、ロボット作りに励んでいます。
 ものを作ること、道具を操ることは、人間(ホモサピエンス)の本質的特性です。工具を操って材料を加工し、メカに仕上げていくロボット作り。その課題解決のプロセスに、工夫があり、思考があり、喜びがあり、したがって成長があるのだと思います。

 

小学生のロールモデルとして  ~宇東附属中学校 学校見学会~

 9月8日(日)、九百名を越える小学生と保護者の皆様が学校見学会に来校されました。お出迎え、学校説明、校舎案内をしたのは、本校附属中学校の生徒たちです。
 生徒諸君の姿自体が、小学生の良きロールモデルとして、ご来校の皆様にとっての最良の見学内容だったのではないかと思います。

確かな第一歩 ~高校野球秋季大会~


 夏の大会の記憶もまださほど遠くない9月7日、硬式野球の経験が少ない生徒も含む新チームは、初めての公式戦である秋季大会に臨みました。初戦の相手は私立強豪校。苦戦は覚悟していましたが、予想以上の厳しい展開となり、コールドで敗退しました。
 ただ、「若い」チームがその第一歩を踏み出したのは確かです。この試合を糧として、互いに励まし会いながら苦境を力強く乗り越えていくチームへと成長して欲しいと思います。