スーパープロフェッショナルハイスクール(SPH)事業

国際交流を通した「グローバルな視野」の育成

 11月18日(水)に、昨年度、台湾研修に参加した生徒から、1学年の生徒へ研修の報告会を行いました。
 研修に参加するなかで学んだことや、感じたことなどを具体的に話してくれました。また、実際に現地で旅行業者の方に、旅行プランのプレゼンを英語で行った時の再現もしてくれ、語学のスキルも存分に発揮してくれました。
 最後には、研修やこれまでのSPH事業をとおして自分がどう変わったか、その上でどのような進路決定をしたかをそれぞれ話してくれました。1年生にとって、身近な先輩方の話は、これからの自分たちにとって、とても貴重な経験となったことと思います。

  

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

  今回は第2学年の取り組みを紹介します。現在、リサーチ&プレゼンテーションの準備として、グラフや統計資料の説明に関する表現などを学習しています。本時は、フリーテーマでグラフを作成し、それをペアワークで説明し合うという活動を行いました。以下に示す画像は、商業科2年4組の授業の様子です。
 
前時に使用したワークシート   図表説明で使用する語句を学習
 
  ALTの説明を聞きグラフ作成

  

 各自フリーテーマでグラフを作成し、ALTとJTEの助言を受けながらその説明文を作成します。

  
 ペアで自分が作成したグラフを説明し、パートナーがそのグラフを複製します。
 
 「睡眠時間」等のスタンダードなトピックだけでなく、「1週間の自分のテンションの変化」等ユニークなテーマでグラフを作成し説明している生徒もおり、興味深い授業となっていました。(文責 英語科主任 宮下慎太郎)

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

  今回は3年生の授業の様子を報告します。現在は、2時間計画でALTからアットランダムで与えられたテーマに基づき、ペアでリサーチをし意見をまとめるという活動を行っています。自分達の意見の根拠となる新聞記事や行政の資料等を検索し、110 words ~ 150 words で英文を完成させることを目標にしています。ここでは、前半の活動である資料収集の様子を紹介します。画像は、商業科3年4組です。なお、生徒達が与えられたテーマは、以下のものを含む7つです。
 
 ① After corona, students should continue having the option for online classes.  
    ② Modern technology is decreasing our communication skills.
    ③The government should ban single use plastics such as straws, forks, and bags.
 
      
   サンプルを示し最終目標を確認    ALtの助言を貰いながら、まず意見をまとめます。
     
     自分の意見を根拠づける資料や記事を検索します。JTEのチェックも受けて作業を進めます。

    テーマもなかなか難しいものなので、生徒達は資料を探すのに苦労していました。ALTからは、適切な情報源についての説明もあり、特に4年制大学に進学する生徒達にとっては、今後レポートを書いたりやプレゼンテーションを行う際に役立つものであると考えます。(文責 英語科主任 宮下慎太郎)

自分の意思を的確に伝える「英語によるコミュニケーション能力」の育成

 今回は1年生の授業での取り組みを報告します。今週の1年生は、賛成意見と反対意見を理由をつけて述べるという活動を行いました。Warm-Up の活動で、宇商の制服について "I'm for ~" または "I'm against ~" を用いてペアで話をさせ、リスニング活動をさせた後、いくつかのトピックについて、自分の意見を書かせ、ペアで意見発表をさせました。トピックとしては「学校の制服」に加えて、「ネクタイの着用」「7時間目の授業」「アルバイト」等で行い、発表と同時に、それを聴いてメモを取らせ理解の確認を図りました。以下に示す画像は、情報処理科1年6組の授業風景です。

    
    宇商の制服について意見交換        ALTによるリスニング活動         自分の意見をまとめます。  
   
  ALTのサンプル英文を元に書いた意見をパートナーに伝え、パートナーはそのメモをまとめます。
    
   ラストトピックは"No Writing" で即興で行い、終了後相手の発言を思い出しながら英語にまとめました。

 1つのトピックにつき、書く活動と話す活動を合わせて10分程度で行いました。トピックによっては理由付けが難しいものもありましたが、辞書を使いながら意欲的に発表などに取り組む事が出来ました。

SPH事業発表説明会

 10月24日(土)に行われた
   第30回 全国産業教育フェア大分大会
   スーパー・プロフェッショナル・ハイスクール事業発表会 
 に、本校の代表生徒が参加してまいりました。
 本年度は、コロナウイルス感染症の問題から、インターネット上での動画というかたちでの参加・発表となりました。
 研究指定最終年度の9校の生徒がそれぞれ、学校での企画・研究成果等について発表を行いました。
 あわせて、ポスター展示も行われました。
 動画発表後は、オンライン協議(各校発表生徒たちによる協議)が行われ、本校生徒はそこでも素晴らしい受け答えで、意見交換等を行うことが出来ました。代表生徒として大変立派なものでした。
 今回の発表会は、本校の取り組みを全国の方々に知っていただく、重要な機会となったことと思います。また、今回の発表会についてご協力いただいた関係の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
 下記に、リンクを掲載いたしますので、特設HPもぜひご覧ください。

   特設HP: さんフェアおおいた2020