日誌

自然いっぱいコーナー

7月のキノコ

 7月3日(木) 学校の裏山にある「ほたる沢公園」を散歩しました。雨の多いこの頃、たまには病棟の外へ出てみることに。
 山道の風はとてもさわやかで、柔らかな日差しが車椅子に降り注いでいました。・・・と、そんな時・・・。「あっキノコだ!」 なんと、遊歩道の傍らに、きれいなキノコを発見しました。「キノコって、秋だけじゃないんですね」
 名前がわからないので、図鑑で調べてくれた人は、後でコメントをくださいね。
 

絶滅危惧植物「ミズアオイ」が育つ

 7月3日(木) 学校中庭にあるビオトープの「ミズアオイ」を紹介します。
 この「ミズアオイ」は、5月9日(金)に、総合的な学習の時間において、小学部の児童たちによって播種されました。その後、無事発芽し、元気よく育っています。
 「ミズアオイ」は、ミズアオイ科ミズアオイ属の植物です。また、環境省レッドリストによる絶滅危惧(VU)に分類されています。
 近似種に、同じミズアオイ属のコナギがありますが、ミズアオイは花序を真上に伸ばすのに対して、コナギは花を葉の横側につけるので区別できるそうです。
 花が咲いたら、よく観察してみましょう。
 

ウチョウランの花

  6月24日(火) 理科の先生に誘われて理科室に行ってみると、きれいな花を紹介してくれました。それはウチョウランという植物で、地生ランの一種、小さな多年草です。
 紹介してくれた先生は、この球根を春に播いて育ててきました。理科の授業で生徒に見せてあげるそうです。
  この球根は、小豆~小指頭大の大きさで、春に新芽を出し、6月に開花します。また、夏の成長期に1~3個の新球根ができ、秋に地上部が枯れ球根だけで越冬するそうです。来年は、生徒のみなさんによる一人一鉢栽培でも実施したくなるような可憐で小さなランでした。
 

四季を彩る学校花壇

  本校の学校花壇は、校舎の南側にあります。(10㎡×7面)この花壇は、環境整備係の教師が中心となり、四季を通じて各種の草花が栽培されています。今は、サルビアとブルーサルビアの花がきれいに咲いています。
 日頃の地道な土づくりや、草花の生育に適した施肥と灌水作業などがきめ細かに行われているため、いつも見事な花を咲かせています。
 

  

野菜を育てる楽しさを !

  小学部と中学部の多目的花壇の様子(を紹介します。この花壇は、平成23年12月、公益社団法人とちぎ環境・みどり推進機構(大塚実みどりの基金)の支援によって造成されました。
   小学部のスペースでは、生活科や理科の授業で植えられたミニトマト、ヘチマ、オクラ、枝豆などが元気に育っています。
  中学部のスペースには、サツマイモの苗がきれいに植えられています。
  昨年は、イノシシやシカたちの被害によって、生育が思わしくありませんでしたが、今年はフェンスも取り付けられ、安心して野菜たちの観察ができるようになりました。おいしい実がなることを楽しみに、しっかり勉強しましょう。
 
 
 

甘くな~い! ミカンの話

   校庭の「野鳥の庭」にある温州ミカン(樹齢:15年、樹高:3m)の花が終わり、今ではこんなにも可愛い実がついています。
  この2本の温州ミカンは、平成11年に植えられました。(県立学校個性化アクションプラン)また、この年は、第8回全国小学校中学校環境教育賞(主催:日本児童教育振興財団 後援:文部省、環境庁、全国都道府県教委、政令指定都市教委、全国39新聞社 協催:小学館)において、努力賞を受賞した年でもありました。
 「先生、このミカン甘くないんだけど・・・」そうなんです。このミカンの実は、甘くないので有名?なんです。ここで、環境教育推進委員会からのコメントをひとつ・・・・。
 ● 熟していないミカンは甘くないのです。
 鳥もまだ見向きもしないうちに、ほとんどの実が食べられてしまっているからですよ。(委員会としては、たいへんうれしいことなんですが・・・。)
 一般に、ミカンは樹齢15年頃から収穫適齢期となり、20年で最盛期と言われています。
 今年の秋は、「野鳥の庭」をよく観察して、鳥よりもはやく、しかも甘い実が食べられる児童生徒のみなさんを応援していますよ。
 
 

学校の樹木名を覚えよう

  本校の敷地内に植えられている樹木には、その名前を示すプレートがつけられています。その数はなんと60種類以上です。このプレートは、環境教育推進委員である美術科の遅澤誠先生が数年にわたって製作くださっています。
  今回は、「サクランボの花」についての続編です。数年前、元教頭の室井崇生先生が「野鳥の庭」に植えてくださいましたサクランボの名前がわかりました。「佐藤錦」と「ナポレオン」という品種です。サクランボは、このように品種の異なる木を植えることで、結実を促進させます。(他花受粉:適した品種の組み合わせがあります)室井先生は、佐藤錦とナポレオンの組み合わせが良いことをご存知でした。
  今年はまだ結実しませんでしたが、来年はサクランボが食べられることでしょう。
 
 

「野鳥の庭」の果実たちは今!

 校庭の南側にある「野鳥の庭」の果実たちは今、きれいな花を咲かせた後、かわいい実をつけはじめました。校庭に出たら、ちょっとのぞいて見てくださいね。
 今回は、柿、姫リンゴ、ブルーベリーの子どもたちを紹介します。
 
 
 

♪オタマジャクシはカエルの子♪

 6月10日(火) 小学部6年生の教室で飼われているオタマジャクシの様子が気になり、放課後お邪魔してみました。オタマジャクシから育てられてきた小さなカエル(先日ホームページで紹介)は、もうこんなに大きくなっていました。そして、アメリカザリガニも別の水槽で、チョキを振りかざしていました。
 アゲハ蝶の幼虫も食欲旺盛でした。今度、さなぎになった姿も紹介できるといいですね。
 
 
 

サツマイモの苗を植えました

 5月29日(木) 高等部の生徒によってサツマイモの苗が植えられました。この花壇は、平成25年12月「学校環境緑化モデル事業」(公益社団法人 とちぎ環境・みどり推進機構)によって造成された多目的花壇です。
 従来の花壇は、耕土も浅く、花壇の縁石が無かったことから、土がフェンスを超えて沼に流出してしまいましたが、今回の造成によって縁石が設けられ、新しく土も入れられました。そのため、耕土も5倍近く増加し、いろいろな草花や野菜を育てるのに適した多目的な花壇が誕生しました。
 まずはサツマイモの栽培から挑戦することになり、生徒たちによる心のこもった栽培がスタートしました。