校長室の窓から
コミュニティ・スクールがスタートしました(第1回学校運営協議会)
今年度から、本校は学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールとしてスタートしました。県立特別支援学校では、県内初となります。
7月12日(金)に第1回学校運営協議会が開催されました。協議会の委員は、地域住民、同窓会関係者、保護者、学識経験者、労働関係者、福祉関係者、行政関係者、交流校関係者、校長など、合計15名から構成されています。
今回は、会則の制定、学校運営の基本的な方針が協議され、承認されました。また、本校の概要や地域連携の取組の説明のほか、授業参観や高等部サービス班による喫茶サービスが行われ、委員の皆様に本校の教育活動について理解を深めていただきました。委員の皆様からは、「初めて校内に入り、国分寺特別支援学校のことがよくわかった。地域の人にもっと知ってもらったほうが良い」「地域連携についてはできることからどんどん始めていきましょう」など、建設的な意見や感想がたくさん出ました。コミュニティ・スクールを活用し、地域と共にある学校づくりをめざしていきたいと思います。詳しくは「学校運営協議会」のコーナーでご報告いたします。
熱中症対策
月に入り、高温の日が続いています。
本校では熱中症対策として、常に暑さ指数を確認して職員に周知するとともに、危険な場合は屋外での活動を速やかに取りやめるなどの対応を行っています。また保健室でも児童生徒たちにとってわかりやすい熱中症予報を掲示して注意喚起を行っています。これからも熱中症対策には十分に注意し、児童生徒たちが安全に学校生活を過ごせるようにしていきたいと思います。
【速報】第23回とちぎアビリンピック大会
7月6日(土)に第23回とちぎアビリンピック大会がありました。
本校からは「喫茶サービス」「製品パッキング」「ビルクリーニング」「オフィスアシスタント」の競技に高等部生8名が出場しました。
競技前は全員が緊張の面持ちでしたが、競技中は集中して全力で取り組み、練習の成果を十分に発揮していました。競技後は全員がやりきった達成感で笑顔があふれていました。詳細は後ほど担当がご報告いたします。
結果は「喫茶サービス」で銀賞、「木工」で銀賞をいただくことができました。おめでとうございます。
本日の給食より
今日の給食に「手作りふりかけ」がでました。教員からリクエストが出るくらい人気のふりかけです。ふりかけには、小松菜、じゃこ、鰹節などが入っています。児童生徒、教職員全員分のふりかけを作るのには、14キロの小松菜が必要で、それを4人の調理員さんで手切りしたそうです。そしてじっくり炒ることで、しっとりしたふりかけになります。
今日はおかずより、ふりかけご飯を真っ先に口にする子供たちが多くみられました。炒る時間が長いので腕がかなり痛くなるそうですが、いつもおいしい給食を作ってくださる調理員の皆様、本当にありがとうございます。
作品展in校長室
校長室の北側には掲示できる壁があります。そこに毎月各学部の作品が飾られ、校長室に彩りを添えてくれます。4月は訪問教育学級、5月は小学部高ブロック、そして今月は中学部の作品です。それぞれの作品が私を含め来室者を和ませ、そして初めて来校される方々との話題提供をしてくれます。今月の中学部の作品は運動会のために作った応援旗。これらを見ると自分も応援されているようで、今日も仕事をがんばろう!と気合が入ります。来月の作品も楽しみです。
避難訓練・引き渡し訓練
本日、避難訓練と引き渡し訓練を行いました。先月に地震初期対応訓練を行いましたが、校庭に避難する訓練は今回が初めてでした。竜巻、火災発生を想定した訓練で、緊急放送が何度も流れる中、児童生徒たちは先生の話をよく聞いて落ち着いて避難することができました。
引き渡し訓練では、小学部1年生、4年生、中学部1年生、高等部1年生を対象に行いました。保護者の方々が時間どおりに迎えに来ていただいたおかげで予定時間よりも10分早く終了することができました。詳しくは後ほど担当が報告いたします。御協力に感謝申し上げます。
中学部校内実習
盛り上がった運動会の余韻を楽しむのもつかの間、中学部では1週間の校内実習が始まりました。実習ではリサイクルファーム、手工芸、ベルマーク、紙工、軽作業など普段所属している作業を行います。1年生にとっては初めての校内実習になります。実習が始まって4日目、様子を見に行ってみると、生徒一人一人が自分の作業を理解して集中して取り組み、それぞれの方法でしっかりと報告している姿に感動しました。「校長先生、見てください」と出来上がった刺し子を嬉しそうに見せてくれたり、ベルマークの切り方を教えてくれたりする生徒もいました。明日が最終日です。疲れもあるかと思いますが、頑張ってほしいです。詳しくは後程担当がご報告します。
頑張った運動会
5月18日土曜日に運動会を行いました。
この日は真夏のような天気となる予報だったため、事前に熱中症対策を講じつつ、暑さ指数を頻繁に確認しながら進めました。幸いにも心地よい風が吹いてくれたため午前中の小学部と訪問教育学級、午後の中学部のすべての種目を行うことができました。子供たちはこれまでの練習の成果を十分に発揮し、ご家族の温かい声援を受けながら元気いっぱい走ったり、踊ったりしていました。ご家族の方もお子様の活躍ぶりを嬉しそうにご覧になっていました。今年は参観人数の制限を解除したため、たくさんのご家族の方、そしてご来賓の方々にお越しいただくことができ、笑顔あふれる運動会となりました。ありがとうございました。
明日は運動会
明日18日土曜日は小学部・中学部・訪問教育学級の運動会です。
今日は前日ということで、各学部で最後の練習や運動会の日程の確認などを行うなど、準備万端のようでした。
そして給食は、「ひれかつ」で「勝つ!」、たい焼きで「おめでたい」という思いがこめられた「運動会応援メニュー」でした。明日の子供たちの頑張りを後押ししてくれることでしょう。
放課後は先生方がグラウンド整備を念入りに行いました。明日は熱中症が心配されますが、子どもたちが練習の成果を十分に発揮できるよう、安全に実施したいと思います。
なんじゃもんじゃの木
新緑のまぶしいこの時期、校長室の窓から見える本校のシンボルツリー、「なんじゃもんじゃの木」が満開を迎えました。プロペラのような白い花がたくさん咲いて、まるで雪をかぶったようになっています。
「なんじゃもんじゃ」とは、木の種類にかかわらず、その地方に珍しい正体不明な立派な木を示して言うそうですが、調べると面白いエピソードがありました。
水戸黄門として親しまれている水戸光圀が、時の将軍に「あの木はなんという木か?」という問われ、答えがわからずにとっさに「なんじゃもんじゃ」と答えたからだといわれています。そのほかにも、神事等で使われていたため、名前を直接呼ぶことができなかったなど、諸説あるそうです。
この「なんじゃもんじゃの木」の和名は「ヒトツバタゴ」、モクセイ科の仲間です。花言葉は「清廉」。心が清らかで私欲がないという意味です。満開の「なんじゃもんじゃの木」を見ながら、日々そうありたいなあとしみじみ思う今日この頃です。