小南通信

令和4年度修業式

 会場となった第1体育館側の満開の桜に見守られて、本日、令和4年度修業式が挙行されました。

 

 修業式に先立ち、賞状伝達式と壮行会が開かれました。

 賞状伝達では部活動の大会成績・検定資格取得・皆勤賞をはじめとする表彰がありました。

 

 

 壮行会は、金沢で開催される全国大会に出場するウェイトリフティング部を激励するものです。

 校長先生からは、一流の選手がよりよい方法を考え「意識」して行う練習を、「意識」で行えるようになるまで積み上げる圧倒的な練習量を積んでいることを引きながら、「量」が「質」に代わるような時間の積み重ねが、学習についてもスポーツについても重要であると指摘がありました。生徒を代表して、生徒会長からも激励の言葉がありました。

激励の言葉 壮行の言葉

 

 修業式の校長講話は、学期ごとに行う業式とは異なり、単位を取得し学業をめたことに対する式典であるということから始まりました。

 WBCが開催されていたことに関連し、大谷翔平選手のWBC対アメリカ戦に臨んだ際の言葉や、同選手が高校生の頃に書いた「目標達成シート(マンダラチャート)」の事例を引きながら、人間性を高めていくことの重要性が強調されました。そして、「一人一人が小山南高校のリーダー、キャプテンのつもりで」行動せよという力強い激励で締めくくられました。

 

 

 最後に学習指導部長と生活指導部長から、春休みに臨むうえでの講話がありました。

 学習指導部長からは、この1年の講話を振り返りながら、桜が長い冬の寒さと累積400度の暖かさを経て、花を咲かせることから、高校生も時にはつらさに耐えてこそ、その先に明るい未来が待っているとのメッセージがありました。

 生活指導部長からは、悩みや不安を抱えたときには各所相談窓口を利用し心の健康に気を付けることや、交通ルールを守り、なによりも事故にあったときのことをよく考えて行動せよと、自分を大切にすることを力強くお話いただきました。

 

 

 新年度のスタートまで秒読みになりました。生徒一人ひとりが新しい一歩を踏み出す春になることを、満開の桜が応援しているような式典となりました。