小南通信

子どもの人権ってなんだろう?(人権教育講演会・人権教育)

 11月26日(火)5,6時間目に人権教育講演会・人権教育を実施いたしました。

 茨城県ユニセフ協会より、小澤八千代様を講師としてお招きし、『子どもの権利条約』と人権についてという演題でご講演をいただきました。そもそも「人権」とは、人間としての尊厳が守られ、人として幸せに生きていくためにすべての人がもっている権利だそうです。権利のABCDEというkeywordがあり、以下のように教えていただきました。

星Rights are for ALL human beings:すべての人が権利をもっています
星Rights are there at BIRTH :みな生まれながらに権利をもっています
星Rights CANNOT be taken away :権利を奪いとることはできません
星Rights DO NOT have to be earnt :権利は無条件にあるものです
星All rights are EQUALLY important :すべての権利が同じように大切です

 講演 生徒会長

  1989年に子どもの権利条約が採択され、子どもは「弱くておとなから守られる存在」という考え方から、それだけではなくて、子どもも「ひとりの人間として人権(権利)をもっている」、「権利の主体」だと大きく転換させた考え方をもつようになりました。【子どもの権利条約の考え方 | 日本ユニセフ協会より】

 3G2教室 3S1教室

 講演会後は各HRで、県教育委員会が出している「人権の窓」という学習教材を使用し、人権教育を行いました。生徒たちも多角的な視点から人権について理解を深めている様子でした。

 3S3教室 3G1教室

 生徒たちには、本日の人権教育講演会・人権教育での学びを学校生活における人との関わりだけではなく、校外での活動やこれからの人生に生かしてもらいたいと思います。

 今回、人権にまつわる学びの多い講演をしてくださった小澤先生に感謝申し上げます。