校長室便り

校長室便り

高3生から中学生へのアドバイス(感想追加)

今日は、進路の決まった高3生が、中学生に対して講話を行いました。

5限目は中学3年生に、高校での学習・生活・部活動との両立などについて、
6限目は中学2年生7限目は中学1年生に、中学校の時にやってよかったこと・後悔していること・夢をもつことなどについて、講話を行いました。


5限目(中3対象)の講師を引き受けてくれたのは、店網泰吾君(1組)、松下陽斗君(2組)、大川高史君(3組)、荻原彩加さん(4組)の4名です。

6限目(中2対象)と7限目(中1対象)の講師を引き受けてくれたのは、熊倉幸寛君(1組)、若田部菜桜さん(1組)、高塩凱斗君(4組)、中山実千花さん(4組)、飯島初花さん(4組)の5名です。

*私が見学できたのは6限目と7限目で、5限目については残念ながら見学できませんでした。そのため、6,7限目や終了後の様子などについて、紹介します。


高3生は、選択1教室(中1と中2の教室の間)から、Zoomを使って、遠隔で講話を行いました。
一方、中学生たちは、それぞれの教室で、メモを取りながら、よく聞いていました。
講話の音声は、とてもよく聞こえていました。
→こんな感じです。 https://youtu.be/bnFyB264cYg


全員の講話が終わった後、中学生からの質問もあり、高3生がそれらに丁寧に答えてくれていました。


一人一人、質問に答えています。
最後は、中学生からの大きな拍手の音がスピーカーから流れてきました。



すべての講話終了後、中学生に何を一番伝えたかったかを聞きました。

熊倉君
「何に対しても、最後まであきらめないことです。頑張り続けることに意味があると思いました。」

飯島さん「中学高校時代は、勉強だけでなく、それ以外のやりたいことに挑戦して欲しいことを伝えました。自分の場合は、部活動やバック作りでした。」

中山さん「様々なことに興味を持ってほしいと思いました。興味はやがて知識に変わっていき、知識が増えていくことで新たな興味が生まれてくることを伝えました。」

高塩君「勉強だけでなく、何でもいいから一生懸命になれることを見つけて欲しいと思います。自分の場合は、ゲームが大好きでしたが、それが現在の進路(社会工学)につながりました。」

若田部さん「私の座右の銘は『なんとかなる』です。続けていれば、なんとかなる。私はこのことをディベートから学びました。ディベート班の活動は、つらくて途中でやめたくて仕方がありませんでしたが、6月の引退まで続けることができました。この体験から、続けていれば『なんとかなる』ことを学びました。中学生も、とにかくなにかを続けて欲しいと思います。そうすれば、なんとかなります。」


これに対して、講話を聞いていた中学生はどんなことを感じたのでしょうか。
中2の学年通信(1/25発行)に掲載される感想を一部紹介します。

磯村二葉さん(中2-1)「勉強がなかなか進まないことがあるので、基礎からやるというのは、とても良いアドバイスをもらった気がしました。」

舩江真琉乃さん(中2-1)「私はまだ将来の夢など決まっていませんが、いろいろなことに興味を持つことを心がけ、自分の世界を広げていこうと思います。中山先輩がおっしゃっていた「自分の夢を深めるためには、さまざまなことを知る必要がある」というのが、とても説得力がありました。」

山口桜佳さん(中2-2)「いきなり難しいことをするのではなく、簡単なことからコツコツと続けることが大切なのだということが分かりました。「終わりよければすべて良し。」終わりがよくなるよう頑張りたいです。」

五十嵐理希君(中2-2)「これからは集中できる場所を見つけ、目標を立てて勉強に励んでいきたいと思いました。自分も「なんとかなる」という言葉大切にしていきたいです。」

山野琉惟さん(中2-3)「何でもいいから一生懸命になれることを探す」というのは、私自身も大切だと思っていたので嬉しかったです。また、毎日5分でもいいから机に向かうというのは衝撃でした。5分間を大切にする習慣をつけたいです。」

高野蒼人君(中2-3)「友達に教えると、教えた方も内容が頭に残り定着しやすいと聞いたので、自分も率先して友達に教えたりしたいと思います。」

附属中生徒会役員選挙 ~政見放送収録!

昨日と今日の放課後、附属中の生徒会役員選挙の立候補者と応援者の演説を生徒会室で収録しました。

新型コロナの影響で、1月21日の体育館での立会演説会は中止になりました。その代わり、事前に収録した立候補者と応援者の演説を、当日、教室で放送することになりました。

今回の選挙では、会長候補者5名、副会長候補者3名の激戦です。
立候補者のポスターにも気合が入っています。

立候補者合計8名とそれぞれの応援者8名で、計16名分の演説を収録しました。
これを21日、各教室で放送しますので、それをよく見て、聞いて、会長、副会長を選んでください。今回初めての試みですが、候補者の考えをじっくり聞くには、いい方法かもしれません。楽しみにしています。

附属中生徒会役員選挙

朝7時50分頃、中学校の昇降口付近で声が聞こえたので、近くに行ってみました。
今週の木曜日(21日)が、中学校の生徒会役員選挙ということで、立候補者と応援弁士による選挙活動が行われていました。

附属中では、立候補者のポスターを作ったり、名前の入った「たすき」をかけたり、かなり本格的に選挙活動を行っています。自分たちで、学校生活をよりよくしたい、という志のある生徒がたくさんいるのは、素晴らしいことだと思います。

中2数理探究 ~野鳥観察会(2日目)

今日は1,2時間目に、中学2年1組の数理探究で「野鳥観察会」を行いました。
昨日は午後でしたが、午前中では野鳥たちのどんな姿が見られるのでしょうか?

さあ、出発です。

今日も、日本野鳥の会栃木県支部足利分会の5名を講師として、5班に分かれて活動しました。秋山川沿いの遊歩道に出ると、毎日散歩をしている方に出会いました。
「今日はほとんど鳥が出てないねえ。猛禽類(オオタカなど)が飛んでると、隠れちゃうんだよ。」出だしから暗い雰囲気が漂ってきました。

秋山川の対岸の木の枝にカラスの巣があり、すぐ近くにカラスが止まっていました。


しかし、幸先よく、ヒヨドリを近くで見ることが出来ました。双眼鏡やフィールドスコープで観察すると、あまりのリアルさに歓声が上がりました。


秋山川と並行して、菊沢川が流れているのですが、そこで「ハクセキレイ」を観察しました。今日も、「ハクセキレイ」、「セグロセキレイ」、「キセキレイ」の3種を確認できました。ちなみに、写真の「ハクセキレイ」は顔の周りが白いのが特徴です。


今日も「モズ」が昨日と同じ電線に留まっていました。ここが、縄張り?なのでしょうか。なんだか、今日はついてるような気がしてきました。やはり、生徒からも人気がありました。


ここで、今日の主役の一人?である「アオサギ」の登場です。アオサギはここで見ることが出来る最大の鳥類です。


このアオサギは、一瞬飛び立ち、私たちの頭上を大きく一回りし、また同じ場所に戻ってきてくれました。おかげで、飛んでいる様子を身近に観察することが出来ました。サービス満点のアオサギでした。


菊沢川を下ってくると、昨日は全く見られなかった「マガモ」が複数いました。
頭が緑色なのがオスで、茶色で地味なのがメスです。何となく、つがいで行動しているように見えます。


さらに、下流に目をやると、ダイサギが4羽程度、舞い降りてきて、私たちの前に姿を現しました。水鳥の定番たちが、続々と集結しているようです。


と、そこにさらにビックなサプライズがありました。菊沢川と秋山川が合流した地点から数十メートル下流に「カワセミ」が止まっているのを発見しました。どこにいるかわかりますか? 


それを拡大したのが、次の一枚です。カワセミの独特な色彩をはっきりと確認することが出来ました。
これだけでも、今日の観察は十分満足だったのですが、さらに大きな舞台が用意されていたのです。


菊沢川にいた「マガモ」たちは、秋山川に飛んで移動し、さらに多くのマガモが合流してきました。


この写真は、秋山川にかかっている橋の上から下流をみたものです。「アオサギ」1羽、「ダイサギ」5羽、「マガモ」20羽、という今日のオールスターが一堂に集まっていました。


まるで、子どもたちを見守るお父さん、お母さんのように、「アオサギ」「ダイサギ」「マガモ」が一緒になって、一時を過ごしてしました。この関係性は、どう説明できるのでしょうか?

人間の世界は今、コロナ禍で苦しんでいますが、私たちの周りの野生動物たちは、おそらくコロナとは一切のかかわりがなく、いつもと同じ生活を営んでいることを、この様子を見た瞬間、実感しました。


橋の上からは、他の班もこの様子を観察していました。


しばらくすると、マガモたちは、一斉に飛び立ち、どこかへ行ってしまいました。こうして、今日の観察会のクライマックスは、唐突に終わりを告げました。


学校へ帰る途中では、来た時に最初に観察した「ヒヨドリ」がまた、留まっていました。


物憂げなネコも私たちの一団に、多少の興味を持ったようです。


教室では、今日観察した鳥たちを確認しました。

今日、私が確認できた鳥は、
ハシブトガラス、ハシボソガラス
キジバト、ヒヨドリ、ツグミ、モズ、ムクドリ、スズメ
ハクセキレイ、セグロセキレイ、キセキレイ
イソシギ、クサシギ
アオサギ、ダイサギ、カワウ
マガモ、コガモ
カワセミ  計19種類でした。

今日の「野鳥観察会」は「鳥がほとんど出てない」という地元の方の不穏な情報からスタートしましたが、終わってみると、近年まれにみる大収穫でした。野生動物の生活は予想がつきませんが、人間生活とは別の世界があることに気づいてもらえたでしょうか? それが「サイエンス」の入り口でもあります。こんな素敵な体験ができることって、本当に素晴らしいと思います。

中2数理探究 ~野鳥観察会(1日目)

今日の6,7限目、中学2年3組の数理探究の時間に、秋山川の周辺で「野鳥観察会」を行いました。

講師は、日本野鳥の会栃木県支部足利分会から、谷津勝利さん、広田幸弘さん、茂木尚枝さん、石井裕子さん、須藤健さんの5名が来てくださいました。生徒たちは5班に分かれて、野鳥観察会を楽しみました。

さて、この鳥はなんでしょうか?

(答)そうです。誰でも知っている「スズメ」です。双眼鏡でじっくり観察すると、なかなか、かわいいですね。


これは、今日観察した中で、もっとも大きな「ダイサギ」です。冬の間は、クチバシが黄色いのが特徴です。


セキレイの仲間は、セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイの3種類観察できました。これは、セグロセキレイです。


これは、電線に留まっている「モズ」です。生徒からは、今日見た鳥の中で、モズが良かったという声もありました。小動物のみを食べる完全な肉食性ですが、見た目は茶色でかわいいです。


現在、秋山川は去年の台風の影響で修繕工事が続いており、カモ類の飛来が例年になく少ない状況ですが、少し離れたところに「コガモ」のメス4羽を発見しました。
この写真でははっきりわかりませんが、高倍率の望遠鏡(フィールドスコープ)で見ると、まるで、すぐそこにいるように、はっきりと見えました。これには感動しました。生徒たちは、順番にフィールドスコープで観察しました。


この鳥は「クサシギ」です。これも離れたところにいるのを野鳥の会の石井さんが見つけてくれました。ここで見られるのはとても珍しいそうです。


「イソシギ」です。シギの仲間を2種類、観察できました。


そんな中、きれいな緑色の鳥が、ふいに現れました。「カワセミ」です。
これには皆、興奮し、一斉に双眼鏡で探し回りました。この周辺では、運がよければ、カワセミに出会うことが出来ます。


野鳥ではありませんが、川にはおおきなニシキゴイが2匹、泳いでいました。


こうして、班ごとにいろいろな野鳥を観察し、教室に戻ってきました。


教室では、今日、観察できた鳥の名前を班ごとに確認しました。

今日観察できた野鳥は以下のとおりです。
ハシボソガラス、ハシブトガラス、
ムクドリ、ヒヨドリ、モズ、ツグミ、イカル、スズメ、
ダイサギ、アオサギ、
セグロセキレイ、キセキレイ、ハクセキレイ、
イソシギ、クサシギ、
コガモ、カルガモ、
カワセミ、 以上18種類でした。

カモ類が少なかったのは残念でしたが、とても楽しい観察会でした。


野鳥の会の皆さま、ありがとうございました。
明日は、1,2時間目に別のクラスで、野鳥観察会があります。
午前中にはどんな野鳥の姿が見られるでしょうか。


生徒の感想をいくつか紹介します。
「野鳥の会の先生から、鳴き声から名付けられた鳥の話や渡良瀬遊水地のコウノトリの話なども聞くことができ、非常に有意義で貴重な時間でした。

「カラスは2種類いて、カーカーと鳴くのがハシブトガラス、ガーガーと鳴くのがハシボソガラス、という見分け方を知ることができました。カワセミは青色でとてもきれいでした。」

「野鳥の会の先生方が持っていた望遠鏡で見ると、鳥の色やくちばし、足の長さなど、細かいところまで観察できました。」

「野鳥は川の近くにたくさんいるんだなと改めて思いました。小さな鳥が逃げ込みやすいような木々がたくさんありました。また、スズメのように群れる鳥と、モズのように一匹だけで生きていく鳥の違いはどこにあるのかなと思いました。」

「今日は晴れていて、川の周辺だったので、普段は見られないような鳥をたくさん見ることができました。野鳥の会の先生は、遠くにいる小さい鳥も見つけて素早く観察していて、すごいなあと思いました。鳥によって、鳴き方、形、色、すべて違っていて、それを見分けるのは大変だと思いました。今日、見つけた中で、私はキセキレイがお気に入りです。とても貴重な体験ができました。」

身近な風景 ~富士山

夕方16時40分を過ぎると、夕焼けで空が少しずつオレンジ色に輝きだします。
3階の化学室からは、南西の方角に富士山がよく見えます。




5時になると、オレンジ色の空が濃くなっています。


5時15分、建物の窓に灯る明かりの数が増え、富士山はオレンジ色の空をバックに、よりくっきりと浮かび上がります。空が暗くなる前の一瞬が、最も富士山が輝いて見えます。


5時20分を過ぎると、やがて富士山は暗い闇の中に消えていきます。

身近な風景 ~渡良瀬遊水地

渡良瀬遊水地は、この時期、カモ類などの野鳥を見ることが出来ます。
貯水池を取り巻くように遊歩道が整備されているので、ちょうどよい散歩コースの一つです。

男体山や女峰山などの日光連山が綺麗に見えました。



男体山がくっきりと見えます。山頂付近には雪が積もってますね。


マガモやカルガモの群れが水面に多数浮かんでいます。


マガモ(左)とカルガモ(右)


カルガモは、首をはねの中に入れて寝ていたり、水面に首を突っ込んでえさ探し?をしている個体も多くみられました。だいぶくつろいでいるような感じでした。近づくと、岸から離れるように泳いで行ったり、飛んで行ったりします。


シギ類も何匹が目にしました。何シギかは、はっきりわかりませんが、肢と嘴の付け根あたりのオレンジ色がかなり目立っていました。水辺を歩きながら、嘴でえさを探していました。飛んでいる姿は結構かっこいいです。

やはり渡良瀬遊水地は野鳥の楽園という感じでした。
今週は、中2の数理探究で、秋山川付近での野鳥観察があります。こちらも楽しみですね。

全国大会報告会、壮行会、始業式

今日から3学期が始まりました。
8:45から全国大会の報告会壮行会の後、始業式を行いました。その後、ホームルーム、大掃除を行い、11:30には放課となりました。

大掃除の定番、窓ガラス拭きは何も言わなくても率先してやってくれます。

全国大会の報告会
「全国高校生英語ディベート大会」で全国第5位となったSGHクラブディベート班から2年生の江部青飛君、小林杏珠さん、兵藤かほるさん、岡部豪太君の4名です。出場者代表で、江部君が報告をしてくれました。
予選リーグでは、4勝1敗1分けで5位となり、決勝リーグ(4位以上)には進めませんでしたが、唯一敗れたのが今回優勝した市立浦和高校でしたので、全国トップレベルとの戦いをすることが出来たそうです。

壮行会
全国大会「WWL・SGH×探究甲子園2021」出場
→SGHクラブ海外班:1年生の関根圭汰君、横塚功樹君、小松崎寛人君
 3月21日 Zoomにてオンライン開催

関東大会「第26回東関東アンサンブルコンテスト」
→吹奏楽部 打楽器六重奏 

激励の言葉(校長)R2 3学期始業式壮行会.pdf

始業式  R2第3学期始業式.pdf

【中学】一人1台パソコンの準備

昨年末、国のギガスクール構想に基づき、本県では、まずは県立中学校に一人一台のパソコンが届きました。生徒分315台に加え、教員分など(18台)、合わせて333台が届きました。しかし、すぐには使えません。

今日は、中学生のテニス部、バレー部、ラグビー部、バスケットボール部の生徒に手伝ってもらいました。朝8時30分から、パソコンが保管してあった校長室から、人数分を各クラスに運びました。各クラスでは、生徒が1台1台、箱からパソコンを出して、番号のシールを本体と電源コードに貼りました。これだけでも大変な作業です。

【1年1組】


【1年2組】


【1年3組】


【2年1組】


【2年2組】


【2年3組】


【3年1組】


【3年2組】


【3年3組】


この後、シールが貼られたすべてのパソコンを教室のパソコンラックにセットし、電源コードを1台1台につなぎました。



後は、パソコンラックが自動的に順番に数台ずつ充電してくれます。(300台以上を同時に充電すると、電源がパンクしてしまいます。)

今日の作業は、ここまでしかできません。
手伝ってくれた部活の部員の皆さん、ありがとうございました!
(中学生の皆さんは、使うときに、テニス部、バレー部、ラグビー部、バスケットボール部に感謝しましょう。)

しかし、これでパソコンが使えるようになったわけではありません。
今度は、充電が完了したパソコンを1台1台立ち上げ、セットアップします。そして、今回工事して設置したWifiを使って、ネットからパソコンにソフト(ワードやエクセルなど)をダウンロードしてインストールします。

インストール終了まで結構な時間がかかりますので、これは休み明けの授業を使って、自分が使うパソコンを自分でインストールすることになると思います。使えるようになるには、もう少し、時間がかかりそうです。

ちなみに、高校生は一人1台ではなく、三人に1台の割合でパソコンが入ります。こちらの方は、まだ、物品が届いてませんので、もう少し先になります。

【中高】ラグビー部の練習風景

今日の午前中、中高のラグビー部が合同で練習していました。
ちょうど見学した時は、廃タイヤを利用した練習に全員で取り組んでいました。


11時頃、校庭の方から何やらペタンペタンという音が響いてきたので、何をやっているのかなと校庭に行ってみると、中高のラグビー部員が廃タイヤを使った練習をしていました。





それぞれが、廃タイヤを押したり、引っ張ったり、倒したり、など、校庭を何往復もしていました。なかには、ハンマーでひたすら叩いている者もいました。


この練習は柾木先生の発案によるもので、かなりキツイ練習だそうです。
前からこのタイヤは何に使うのかなと思っていましたが、納得しました。

高校ラグビー部の新部長「小倉悠輝(おぐら ゆうき)」君(高2)によると、高校生の部員は男子9名、女子2名、早期入部の女子が1名、合計12名で活動しているそうです。ちなみに、中学のラグビー部は、女子8名、男子5名の13名です。中高合わせて25名で練習しています。

Q1:高校ラグビー部の新部長になってどんなことを感じましたか?
→「部長として、やるべきことが予想以上にたくさんあることに驚きました。今まで見てきた部長は大変なことをやっていたんだなあと思いました。」

Q2:部長として、やりがいとかはありますか?
→「みんなと一緒に練習して、一緒に成長することができる、というのは嬉しいです。そのためにやるべきことをやっていきたいです。」

Q3:目標は何ですか?
→「やはり、ラグビーをやっている以上、目標は花園へ行くことです。それには、まず、部員が15人必要なので、何とか、あと8人集めたいです。」

*今年は、ラグビー部の創部70周年にあたる年だそうです。70年の長い年月の間には、いろいろなことがありましたが、中高一貫のラグビー部として活躍を期待しています。