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校長室便り
校長室便り
「全国高校即興型ディベート大会」5位入賞!
12月19日、20日の2日間、「PDA全国即興型ディベート大会」がオンラインで開催されました。全国から64校の強豪校が参加する中、横塚功樹君(1年1組)、土屋吏輝君(1年4組)、新井優平君(2年1組)のチームが、4回戦まで勝ち上がり、見事予選を突破し、ベスト8で決勝トーナメントに進出しました。
決勝トーナメントでは、残念ながら敗退しましたが、全国で5位相当という大快挙を成し遂げました。また、全体で8名しか選ばれない「ベストディベーター賞」に新井優平君が選出されました。これには、みな大興奮でした。
皆さん、おめでとうございます!
「エコノミクス甲子園」栃木大会参加
12月20日(日)13時から、全国高校生金融経済クイズ選手権「エコノミクス甲子園」栃木大会が、オンラインで開催されました。
今年は、県内の高校生が38チーム(76名)参加しました。
本校からは、1年生2チーム、2年生2チーム、計4チーム(8名)がエントリーしました。今年はオンライン開催となったため、本校の4チームは、それぞれ別々の場所からクイズに参加しており、本校の教室からは1年1組の篠原彩絢(しのはら さあや)さんと片柳賀那(かたやなぎ かな)さんが参加しました。
事前にエントリーすると、経済関係のテキストが5,6冊送られてきます。それを使って勉強しないと、クイズで正解にはたどり着けません。まさにテスト勉強並みです。
当日は、担任の久保田先生が、教室でのパソコン接続などでサポートに来てくれていました。
オンライン開催といっても、全体が一つのクイズ番組のようになっていて、参加者の回答画面とは別画面で、司会者たちがクイズ選手権を盛り上げていました。
問題はすべて4択で、全部で50問が出題されます。回答する速さも重要なポイントになってきます。50問終了後に、正答率と回答の速さなどにより、成績が発表になります。
さて結果ですが、残念ながら、佐野高校からは県代表チームはでなかったようです。代表は宇都宮高のチームでした。終了後に、2人に話を聞いてみました。
Q1. まず、今日の感想は?
→「すごく楽しかったです。今まで、経済のニュースは敬遠していましたが、いろいろと勉強して知識を得ることで、ニュースが理解できるようになりました。」
「中学生の時に、円高とか習いましたが意味が分からなかったので、興味もありませんでした。実際に、経済の勉強をしてみると、奥が深いことが分かりました。言葉を暗記するのではなく、理解することで社会の仕組みも分かってきました。そして、世界が広がりました。」
Q2. 一番難しかった問題を一つ上げてください
→「景気が後退していく中で、物価は上昇することを何というか、です。答えは、スタグフレーションでした。」
Q3.なぜ参加しようと思ったのですか?
→「エコノミクス甲子園のチラシを見た時、クイズの作成に「クイズノック」が関わっているのを知り、クイズが好きなのでやってみようかと思いました。」
(注)クイズノック(QuizKnock)は、東京大学などの卒業生及び現役生により運営されているクイズ作成団体。
*勝敗はともかく、経済について楽しく勉強できたのは良かったですね。
おそらく、この2人だけでなく、参加した他の6名も、経済に興味を持ったことは間違いないでしょう。あっぱれな挑戦でした。久保田先生もお疲れさまでした。
【高校バスケ部】白鴎足利高との練習試合
本日は9時から15時半にかけて、第2体育館で、男子バスケットボール部の練習試合がありました。相手は白鴎足利高校でした。

バスケットボール部は、高木先生の指導の下、めきめきと力をつけています。
県でベスト8が狙えるチームになってきているそうです。
バスケットボール部は、高木先生の指導の下、めきめきと力をつけています。
県でベスト8が狙えるチームになってきているそうです。
白鴎足利高は、県でベスト4レベルの強豪校です。実力の差はあるのかもしれませんが、練習試合を見ている限り、少なくとも気持ちでは負けていませんでした。個々の技術もそん色がありません。
佐高のバスケ部、実はすごいです。
シュートの切れもいいです。3点シュートも果敢に狙ってきます。
練習終了後、副部長の和田優冴君に今日の練習試合の感想等を聞いてみました。
Q1.相手のどんなところに強さを感じましたか?
→「白鴎足利高は、まずフィジカルが違ってました。また、球際のボールへの執着心が全然違ってました。そして、決めるべきシュートは必ず決めてくるところに、強さを感じました。」
Q2.佐高の良かった点や反省点はありますか?
→「1試合目の入りはあまり良くなかったですが、やっているうちに、修正できたところが良かったです。力はついてきていると思います。しかし、まだまだツメが甘いので、確実に点が取れるようにしたいです。」
Q3.次の大会はいつですか。また、目標は?
→「来年の1月16日に新人戦があります。相手は鹿沼東高です。2勝してベスト16が目標です。」
Q4.目標はベスト8じゃないんですか?
→「その次に当たる大田原高が強敵なのでベスト16かなと思ってましたが、やはり、目標はベスト8です。頑張ります!」
*個々の技量は高いと、素人ながら見ていて思いました。十分にベスト8が狙えるチームだと思います。新人戦、頑張ってください。ベスト8になったら、また、取材に来ます。その時は一人一人のコメントを紹介します。
ちなみに、これが佐高のユニフォームです。「SANO HIGH SCHOOL DRAGONS」のチーム名とともに、ドラゴンのロゴが入っています。高木先生がデザインした自信作だそうです。
そして、忘れてはならないのが、4人のマネージャーです。
彼女たちのサポートがあって、ここまできているのではないかと思います。
新人戦、応援しています!
微生物の研究者
12月18日(金)の放課後、中学1年2組の松葉紳一郎君が校長室を訪ねてくれました。
松葉君は、1学期にも紹介しましたが「微生物の研究者」です。この夏までに行った研究をまとめたものを見せてくれました。
松葉君は、1学期にも紹介しましたが「微生物の研究者」です。この夏までに行った研究をまとめたものを見せてくれました。
これが、研究をまとめた冊子です。第3巻とありますが、松葉君は、小学4年生の時、小学校にある「ひょうたん池」でクンショウモを見つけたことがきっかけで、微生物に興味を持つようになり、小学5年生の時から、水中の微生物の研究を本格的に始めました。
小学校の時の研究をまとめた「微生物の観察 第1巻」と「同 第2巻」(いずれも大作です。)を見せてもらいました。今年の作品は、過去2回と比較すると、「観察」のレベルから「研究」のレベルへと確実に進化していました。
その意味で、松葉君はまだ中学1年生ではありますが、間違いなく「微生物の研究者」と言えます。
その意味で、松葉君はまだ中学1年生ではありますが、間違いなく「微生物の研究者」と言えます。
今年は新型コロナの影響で、これまでのように県外に微生物の採集に出かけることが出来なかったため、家の近くの田んぼの水から、偶然「ボルボックス」を発見したことが、研究の転機になったようです。
松葉君はボルボックスを観察していて、形態が異なる3つのタイプが存在していることに気づき、それらが別種なのか、そうではないのかを実験・観察によって解明しました。
その結果、Aタイプのボルボックスから、Bタイプのボルボックスが生まれ、それが成長して、Cタイプのボルボックスとなり、やがて死んでいく、というボルボックスの生活史を解明しました。これは、立派な論文レベルの研究といえると思います。また、これを指導者の手を借りずに、自分だけでまとめ上げた、ことは特筆に値します。
松葉君の研究は、1月に開催される佐野市の理科展に出品されます。おそらく県大会でも評価されると思いますが、県レベルにとどまる研究ではありません。
来年はぜひ全国で勝負してください(勝ち負けではありませんが…)。私もこの若い才能の力になれれば光栄です。
本当に楽しみにしています。
中1「オンライン授業参観」2日目
今日の5限目、中学1年2組の「英語」(富永先生)の「オンライン授業参観」(2日目)を実施しました。約30名の保護者や関係者がZoomで入室し、オンライン授業参観を楽しんでいただきました。
「オンライン授業参観」の2回目は、1回目よりだいぶ工夫が見られました。
前回は定点カメラが3か所(うしろ、南側、北側)でしたが、今回は、さらに教室の前面(パソコン)の定点カメラが加わりました。また、授業者目線カメラ、見学者目線カメラの計2台の移動カメラが加わりました。
これらの映像をお好みで切り替えることで、生徒の活動の様子をその場にいるかのように、知ることができました。
↓実際のスマホでの見え方を見てみましょう。(6台のカメラの映像から、見たい映像を選ぶことが出来ます)
南側(上)、北側(左)、うしろ(右)の定点カメラの映像
パソコン(上、教室の前面)、授業者(富永)目線(左)、見学者目線(右)の映像
授業者(富永先生)もタブレットを持って、生徒の活動の様子を時々映し出します。
南側カメラ(固定カメラ)の映像
見学者目線の映像(移動カメラ)です。見学者が見たい場面を映し出します。
また、前回は生徒の声が聞き取りにくかった課題が、かなり改善されていたようでした。このようなやり方で「オンライン授業参観」が十分可能であることが分かりました。
今回は1年2組の保護者に加えて、県教育委員会の教育次長様を始め、総務課、義務教育課、高校教育課、安足教育事務所の指導主事の方々にも授業を見学していただきました。ご指導ありがとうございました。
なお、来週の21日(月)には、最後の1年3組(道徳、粂谷先生)のオンライン授業参観が予定されています。
中3「理科」の授業見学
今日の1限目は中学3年1組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。
校長室の前の駐車場付近が、なにやら賑やかそうです。
校長室の前の駐車場付近が、なにやら賑やかそうです。
透明半球を使って、太陽の1日の動きを調べています。幸い、お天気も快晴です。
このように、ペン先の影が、透明半球の円の中心にくる位置を球面に記録します。
約1時間ごと(休み時間)に太陽の位置を記録します。
1時間ごとの点をなめらかな曲線で結び、透明半球のふちまで伸ばすと、太陽の1日の動きを知ることが出来ます。今日は、風が強くて、透明半球が飛ばされそうになったので、5限目終了時(13時45分)で、終了しました。
ちょっと残念でしたが、太陽が一番高くなる時刻は越えていたので、今日の太陽高度の最大値などは計測できそうですね。
中1「伝統文化の学習」 ~茶道
本日の6,7時限目、1年2組の「茶道」の学習を見学しました。
講師の先生は、裏千家の荒井宗佳先生とお弟子さんの須藤宗弘先生、岡野宗登先生の3人です。

今日は、「つばき」のお菓子です。
講師の先生は、裏千家の荒井宗佳先生とお弟子さんの須藤宗弘先生、岡野宗登先生の3人です。
今日は、「つばき」のお菓子です。
今日の活動は、伝統文化室で、生徒全員が自分でお茶を点てていただきました。
茶道の作法は3人の講師によって、3グループに分かれて教わります。
1年生の茶道の授業は今日で3回目だそうです。
自分で点てたお茶をいただくのは、何ともいえない気分です。
抹茶の苦みとお菓子の甘さが絶妙のバランスです。穏やかな時間が流れています。
茶碗の絵柄を鑑賞するのも、作法の一つです。
最後に、みんなで後片付けをして終了です。日本の伝統文化として、全員が「茶道」を学べるのはとても素晴らしいですね。
中2「伝統文化の学習」 ~華道
今日の6,7限目は、「総合的な学習の時間」を使って、中学2年2組は、「華道」の学習がありました。講師は、いけばな小原流の清水一克先生です。
今日の花材は、フェニックス、カーネーション、オンシジュームの3点です。
今回のいけばなのテーマは、「ひらくかたち」だそうです。
決まった型はありますが、その中で、どう個性を発揮するか、ということだそうです。
一克先生は、生徒が生けたものを見て、まず点数を言ってくれます。そして、ここはこうすると良いと手直しをしてくれます。ちなみに、生徒から聞いた話では、最高点数は95点位で、100点はまずないそうです。
一克先生に見てもらった後は、担任が記録として写真に残します。
↓こんな感じです。
皆さん、自分の「いけばな」には愛着を持っているようです。
お花は家に持って帰るので、家でもいけばなをすることができます。
「私は花瓶にいれて飾ります。」という生徒もいましたが、それはそれでいいのかもしれません。皆さん、楽しそうにやってました。
中1のオンライン授業参観
本日の5限目、中学1年1組の「道徳」(久保先生)で、Zoomを使った「オンライン授業参観」を実施しました。中学1年生の保護者は、入学してから一度も授業を見たことがないことから、中1の先生方が企画しました。
教室には、うしろ、南側、北側、に計3台のカメラを設置しました。
保護者は、パソコンやスマホ上で、3台のカメラの画像を切り替えることができます。
教室のうしろのカメラ画像(生徒の後ろ姿が写っています。音声はこのカメラで拾っています)
教室の南側に設置したカメラ画像(生徒の正面からみた姿が、窓側から写っています)
当日の「オンライン授業参観」は、1年1組の保護者が20名から30名が入ってくれました。
Zoomにはチャット機能があり、コメントも多数いただきました。
「このような機会を設定してくれてありがたい」「学校の様子がよくわかった」等、好意的なご意見を多数いただきました。一方、課題として、先生の声は聞こえるが、生徒の声は聞き取りにくい、ということがありました。これは、カメラ3台で撮影していますが、3台ともマイクをオンにしてしまうとハウリングを起こしてしまうため、教室の「うしろ」のカメラからしか音声は拾えません。そのため、生徒の声は聞き取りにくくなってしまいます。今のところ、解決策はありませんが、カメラの位置は工夫したいと思います。
1年2組と3組について、以下の日程で実施します。
1年2組 →12月17日(木)5限目 英語、13:00~13:45、富永先生
1年3組 →12月21日(月)5限目 道徳、13:00~13:45、粂谷先生
なお、上記のオンライン授業参観は、お子さんが在籍しているクラスの授業しか入室できません。
中3英語の授業見学
本日の4限目、中学3年1組の英語(川俣先生と鴇田先生)の授業を見学しました。
「日本文化を紹介しよう」というプロジェクトで、実物や写真を見せながら、「自分が紹介したい日本文化」を「Show & Tell」で紹介しました。
「日本文化を紹介しよう」というプロジェクトで、実物や写真を見せながら、「自分が紹介したい日本文化」を「Show & Tell」で紹介しました。
4人1組となって、順番に「自分が紹介したい日本文化」を実物や写真を見せながら、英語で説明します。これを「Show & Tell」と呼んでいます。
まずは、最初の発表です。発表者を確認しています。先生方も元気いっぱいです。
皆さん、待ってましたとばかりに、英語での説明に力が入っています。また、発表後には、大きな拍手がわき起こります。
「自分が紹介したい日本文化」は、折り紙、おせんべい、お茶、手ぬぐい、梅干し、金平糖など、様々です。
おにぎりやカップラーメンもあり、共感を呼んでいます。
友達の発表を聞いて、わかったことをメモしたり、わからなかったことを質問したりします。
最後に、皆さんの発表を聞いていた川俣先生のご指名で、興味深い紹介をしてくれていた4人が、クラス全体に紹介をしてくれました。
「甘酒」の紹介です。
「百人一首」の紹介です。
「手ぬぐい」の紹介です。
「折り紙」の紹介です。
今回は、「Big Voice」「Eye contact」「Smile」「Reaction」を心がけて発表していました。楽しみながら話す力が付けるのが、このプロジェクトの目標です。
また、皆さん、とてもわかりやすい説明で、「なるほど」と思わせる内容でした。
とても良かったと思います。
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