校長室便り

校長室便り

【中2】技術の授業見学(粂谷先生)

4月19日(月)6,7限目、中学2年1組の「技術」の授業見学(粂谷先生)をしました。今日が、一人一台パソコンを使う最初の時間です。パソコンのセットアップから始めます。

①セットアップが済んだら、「teams」を起動します。

↑上から3番目が「teams」のアイコンです。

②「技術2-1」のフォルダをクリックします。


③次に「課題の表示」をクリックします。


④課題が表示されました。


⑤課題に直接入力します。この時、ネットで調べたことをコピペして貼り付けることもできます。課題は、「グリーンカーテンについて調べよう」という内容です。


⑥調べたことをパワーポイントで、自分の出席番号のページに貼りつけます。
クラス全員で、一つのパワーポイントのファイルを完成させます。このように、チームで一つのファイルを作成できるところから、」teams (チームス)と呼ばれています。


⑦授業の最後に、「forms」を使って、授業の振り返りを行います。アンケートに答えるイメージです。


⑧入力すると、クラス全体の結果が自動的に集計されます。頼んでもいないのに、勝手にグラフまで作ってくれます。


⑨コメントもこのように、エクセルにまとめて表示されます。


*一人一台パソコンによって、このようなクラス全体で協働作業を行うことが出来ます。

今日は、中高の先生方も見学に来ていました。生徒も先生方も、慣れるまでは大変ですが、生徒の方が呑み込みがよさそうです。

身近な風景 ~那須岳(茶臼岳)

4月16日(金)~18日(日)にかけて、「なす高原自然の家」で中1の「ふれあい宿泊学習」が行われました。

「なす高原自然の家」から望む那須連山(4月18日10時)

4月18日(三日目)の活動に午前中から参加しました。この時の天気は快晴でした。

那須岳(茶臼岳)、朝日岳など、素晴らしい眺めです。
自然の家の職員の田崎さんから、ここから見える山の名前を教えていただきました。

この日は、通常はなかなか見ることができない「飯盛大滝」もよく見えました。
(上の写真で、「飯盛大滝」がどこに位置するか、確かめてみてください。)


しかし、13時頃から、雲と風が出てきて、風花(雪)が舞ってきました。
山の天気は変わりやすいです。


今回の「ふれあい宿泊学習」の目標の一つに、「自然の大切さを学ぼう」というのがありました。2日目の「オリエンテーリング」で、野外で自然を体験する予定でしたが、あいにく、2日目は暴風雨で、外出できませんでした。

そこで、退所式の挨拶では、「自然の大切さを学ぶ」という観点から、4年前(平成29年3月27日)に高校山岳部の「那須雪崩事故」が、自然の家から見える場所で起こったことを話しました。雪崩事故があったことは、ほとんどの生徒は知っていました。

(自然の家で展示されているパネル)

さらに、佐野高校山岳部は、昭和25年12月30日に、谷川岳で雪崩に遭遇し5名の尊い命が奪われています。(私が新採で佐高に赴任した際は、山岳部の顧問として毎年追悼登山に行ってました。)

人間は、科学技術の進歩等により、自然そのものを改変したり、コントロールしようとしたりしていますが、大きな自然現象の前では、無力な存在です。台風や地震などの自然災害は言うまでもありません。

人間は地球46億年の歴史の中では全くの新参者で、地球の支配者というわけではありません。地球に生きる生物の一つに過ぎないことを理解した上で、環境を守ることや、自然の大切さを学ぶことは、とても意義のあることだと思います。その延長線上に、田中正造の「真の文明」という考え方があり、SDGsの目的にもつながってくると思います。
今回の「ふれあい宿泊学習」が、「自然」について考える際のきっかけになってくれればと思っています。

【高校】野球部、春季南部地区予選

4月17日(土)、とちぎ木の花球場(栃木市総合運動公園)で、野球部の春季南部地区予選が行われました。対戦相手は、足利高校でした。




今日の試合は、今年度の新チームとしての初の公式戦だったのではないかと思います。
昨年度、3年生が引退した後は、単独チームが組めず、足利清風高校との合同チームで新人戦を戦いました。
今年度は、1年生が7名入部し、合計17名の部員となり(うち、マネージャー4名)、単独チームで出場することが出来ました。


今日のスタメンは、
1 センター:若田部君(2年)
2 ショート:佐山君(3年)
3 ピッチャー:古橋君(2年)
4 ファースト:松本君(2年)
5 ライト:阿部君(3年)
6 キャッチャー:猿橋君(2年)
7 セカンド:大門君(1年)
8 レフト:鯉沼君(3年)
9 サード:小林君(1年)
でした。


試合は、3回までは互角でしたが、4,5、7回に追加点を奪われ、結果としては9対2で敗れました。
本校の守備は手堅く、いいプレーがたくさんありました。やるべきことはできていたと感じました。
しかし、それ以上に相手の打者に力があり、強いチームでした。
今日が新チームの船出ということでしたが、いいチームになると思いました。
応援しています。


【中2】理科の授業見学(中村先生)

4月15日(木)4限目、中学2年2組の「理科」の授業(中村先生)を見学しました。
今日の授業は、「炭酸水素ナトリウムを加熱して発生する気体の正体を探る」ことが狙いです。

まず、実験器具をセットし、炭酸水素ナトリウムを加熱し、発生する気体を水上置換法で、試験管に3本集めます。その気体を、①石灰水を入れる、②線香を近づける、③リトマス紙の反応、などから、気体が何かを考察します。


中村先生からは、試験管内に発生した水滴が、水であることを確かめるために、「塩化コバルト紙」を使う方法の説明が追加されました。実験道具をかたずけた後、最後にプリントをまとめます。実験の方法、結果、考察などを、工夫しながら自分の言葉で書いていきます。考察も感想ではなく、論理的になぜ、そう判断したのかが具体的に書かれています。
(↓こんな風に)

そして、プリントを提出して、授業が終了します。

ここまでの、実験の準備、実験、記録、後片付け、プリントのまとめ、という一連の作業を生徒たちは、何も言われなくとも、とてもスムーズにこなしていました。

ここまでを45分の授業の中で、きっちりできる生徒たちは、凄いと思います。
遊んでいる生徒は一人もおらず、皆集中していました。お見事でした!

その証拠に、当日提出されたプリントの一部(選んだわけではありません)を以下に紹介します。これからの授業も楽しみです。











【中学】伝統文化教室の講師の方々

附属中では、茶道や華道など、日本の伝統文化について学ぶ探究活動を行っています。
今日は、茶道の荒井佳子(宗佳)先生と、華道の清水克江(一克)先生が、学校にご挨拶にお見えになりました。

(左から、清水先生と荒井先生)

今年度の伝統文化教室は、2年生が4月20日から、1年生が5月18日から始まります。生徒たちは、とても楽しみにしていますので、よろしくお願いいたします。