校長室便り

校長室便り

【中学】入学式後の新入生へのオリエンテーション

4月7日(水)、入学式終了後、新入生は旭城ホールで、新中2生による「School  Events」(学校行事)の説明会が行われました。

4月からの学校行事をスライドを使って、中学2年生が、なんと英語でプレゼンしました。新入生にとって、やさしい英語とはいっても、いきなり英語で、というのは、かなりチャレンジングだったと思いますが、写真と雰囲気で何となく分かったようです。(それも凄いですね)





また、プレゼン終了後に、質問コーナーがありましたが、10人くらいから手が上がりました。
例えば、
「どうしたら友達ができますか?」(いい質問ですね!)
「思い出に残っている行事は何ですか?」
「大変だったことは何ですか?」
など、素晴らしい質問です。
説明した中学2年生たちは、質問ぜめにあっていました。
さすがは附属中生ですね。前向きでやる気を感じました。

身近な風景 ~トウキョウサンショウウオ観察会

4月4日(日)、トウキョウサンショウウオ観察会(生息状況調査)を実施しました。
この観察会は、2005年から毎年、4月の第一日曜日に行っています。
今年は、佐野高校10名、とちぎカエル探検隊2名、宇都宮大学1名が参加してくれました。

この観察会(生息状況調査)は、小中高生を対象に、地元の希少な生物であるトウキョウサンショウウオとその生息環境について知ってもらうことと、その年の産卵数をみんなで数えることで生息状況を調査することを目的としています。近年は、佐野高校の科学部の研究とタイアップして行っています。


こんなシーンも見られました(幼生同士の共食いです!)

トウキョウサンショウウオは、栃木県ではレッドデータブックで「絶滅危惧Ⅱ類」に指定されています。栃木県では、県南地域(佐野市と栃木市)が最大の生息地ですが、近年、様々な要因から急速に減少しつつあります。そこで、生息状況を正確に把握し、保護対策を講じることを科学部とともに進めています。

本種の保護対策として、2年前から科学部によって人工の産卵場を整備しました。
この日は、実際にどこにどれだけ産んでいるかを調査し、卵のうがある場所に、目印として割り箸をたてました。この土地の所有者は、佐野高校のOBということで、とても協力していただいています。

このような雨水が集まってできた水路にも産卵が見られます。


これまでの最高の148卵のうを1時間の調査で確認しました。これだけの卵のうを発見するのは、熱意と根気がいる作業です。科学部の精鋭たちの力は凄いです。一人では、一日かかっても、ここまではとうていできないでしょう。

かなり達成感のある調査です。もちろん、卵のう数を確認した後は、もとあった場所に戻します。これだけの卵のう数から、どれだけの幼生が成長して上陸できるのか、その割合を把握し、それを高めることが保護活動に繋がります。この土地の所有者も、自由に研究に使ってくださいと協力していただいています。


近年は、人の手が加わらなくなった休耕田は荒地化し、産卵に適した環境が急減しています。荒地を探索し、卵のうを発見した時は、かなり嬉しくなります。
しかし、はたしてここで成長して成体になれるのか、と考えると、不安が大きいです。何しろ、水が干上がってしまったら、両生類は生きていけませんから。


この日は、散り始めた桜の花びらが川の水面に浮かび、花びらの滝が見られました。






在来種のカントウタンポポの大群落が花盛りでした。(アマガエルがどこにいるかわかりますか?)
今日は、お陰様で充実した調査ができました。

身近な風景 ~秋山川河川敷の桜並木

3月30日(火)、秋山川の河川敷の桜は、今満開です。

桜並木のある遊歩道は、まさに桜のトンネルです。カメラを持った人たちが大勢訪れていました。



菜の花も満開です。



たくさんのモンシロチョウが飛び交っていました。


本校の前庭の桜も満開に近づいています。

3階の化学準備室から見たクスノキと桜


駐車場わきの桜


正門わきの桜

【中学】女子バレー部の清掃活動

3月30日(火)、今日は附属中「女子バレー部」恒例の清掃活動がありました。学期末や年度末には、毎回、校庭や職員室、廊下などの清掃活動をやってくれています。
玄関前や職員室前の廊下などが、とても綺麗になりました。ありがとうございました。

清掃活動が終わると、練習が始まります。


せっかくですので、部長の永田さんに来年度に向けた抱負を聞いてみました。
目標は何ですか?
→「県大会に出場することです。
県大会に出場するには、どうすればいいんですか?
→「佐野市の大会で2位以内になれるよう頑張ります。

*新人大会では3位までいったそうですので、ぜひ、県大会出場という目標を達成してください! 応援しています。

身近な風景 ~校庭の桜

3月28日(日)、東京都などでは桜は満開を迎えていますが、本校の校庭の桜は、まだ八分咲き程度です。一本の桜の樹でも、下の方の枝では満開に近いのですが、上の方の枝ではまだ、六七部咲きという傾向があります。正門わきの桜は、特にその差が大きいです。入学式まで、なんとか持つような気がします。

正門わきの桜(かなりの老木で、折れそうな枝は切っています。)



正門わきの桜の下の方の枝です。


同じく上の方の枝です。まだまだつぼみがあります。


駐車場わきの桜です。同じような傾向があります。こちらも老木です。


グランドの北側の桜です。やはり上の方の枝は、咲いている数が少ないです。