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校長室便り
【中2】伝統文化を英語でプレゼン(CTP、高木先生、粂谷先生)
12月13日(火)1限目、中学2年3組の「CTP」の授業(高木先生、粂谷先生)を見学しました。これまでに体験した日本の伝統文化(茶道、華道、筝、歌舞伎、狂言など)について、英語でプレゼンをする準備を行っていました。
生徒たちは、伝統文化に関するアンケートを作成したり、それらに回答したりしていました。また、パワーポインントでプレゼン資料を作っている班もありました。こうした作業に、だいぶ慣れてきている印象を感じました。
*生徒に聞いてみると、こうした作業はやっていてとても楽しく、やりがいがある、という答えが返ってきました。
生徒たちは、それぞれ自分たちのペースで進めていました。どんなふうに完成するか、楽しみにしています。頑張ってください。
【高2】図書委員研修会での発表
12月8日(木)宇都宮工業高校の大講義室で「高文連図書部会 生徒研修会」が開催されました。県内各学校の図書委員約100名と引率教員70名を前に、本校の図書委員の代表2名(蓮沼萌衣さん、平川柚葉さん、高2-2)が本校の図書委員会の活動や課題について発表しました。
12月13日(火)昼休み、報告に来てくれました。
二人のプレゼンの一部です。「現状と課題をよく分析している」と高い評価をいただきました。
【高2】「読解力って何!?Finland × Japan 」大成功!
12月13日(火)放課後、高2の課題研究班の3人組が、自分たちで企画した「読解力って何? Finland × Japan 」と題するイベントの結果報告に来てくれました。12月11日(日)、佐野市文化会館201会議室で開催しました。
(左から)須貝咲那さん(2-1)、木村香乃音さん(2-2)、小熊優衣さん(2-2)の3人組
佐野市内の13名の高校生が参加してくれました。
イベントは3部構成になっています。
1部:読解力とは? PISA(学習到達度試験)の問題を体験する。
2部:フィンランドメソッド体験 3人が開発したゲーム「カルタdeかるた」(マインドマップ)を体験する。
意外な発想があり、深く考えさせられました。
(フィンランド体験・休憩)フィンランドの「ミートパイ」を食べよう!
3部:読解力を高める! 読解力をみる問題を作って解く!
栃木県の「とちぎユースチャレンジ」の担当者も身に来てくれていました。
マレーシアの高校生との協働研究のパネルも展示していました。
*成功して良かったですね。うまくいくか心配でしたが、さすがに、ただ者ではありませんでした。3人には「表彰カード」を差し上げました。今週末も宇都宮の会場で開催するそうです。頑張ってください。
【高2】英語の特別授業(コミュニケーション英語Ⅱ、大嶋先生)
12月13日(火)1限目、高校2年3組の「コミュニケーション英語Ⅱ」(大嶋クラス)で、「特別授業」が行われました。オーストラリアから、本校に「体験入学」している石澤彩さんのお母さんとお兄さんが来校し、ネイティブによる英語の特別授業が行われました。
まず、自己紹介と質問コーナーからは始まりました。好きなアニメや食べ物、などの話題で、和やかな雰囲気が作られました。
石澤さんのお兄さんは「メルボルン大学」の学生で建築学を学んでいます。お母さんは「モナッシュ大学」に入学する学生に英語を教えています。モナッシュ大学は、医療分野の専門的な大学で、世界各地から学生が集まってきます。そうした学生に、大学でも通用する高度な英語を身に付けさせるのがお仕事です。いわば、世界と大学をつなぐ橋渡しをされています。今日は、世界中の学生を相手にしている「英語の先生」による特別授業が実現しました。
英語を一人で勉強する方法について、お話がありました。
「TED」talks という動画を見ると、とても勉強になるそうです。再生する速さも調節できるので、聞き取りの力をつけるのに効果的だそうです。
生徒たちは、楽しそうにお話をきいていました。
45分間は、あっという間に進んでいきました。
「世界標準の英語の授業」ありがとうございました!
石澤ファミリーは、とても仲良しでした。
最後まで残ってくれていた生徒たちと記念写真を撮りました。
生徒たちにとって、素晴らしい体験だったと思います。
【中3】「模擬国連(MUN)」プロジェクト②(CTP、富永先生)
12月12日(月)1限目、中学3年2組の「CTP」の授業(富永先生)を見学しました。前回紹介した「模擬国連(MUN)」のちょうど1週間後です。(CTPの授業は週1時間です)この日は「作戦タイム&グループ決め」が行われました。
1週間前の授業では、生徒は自分が担当している国の概要について、プレゼンを行いました。
生徒が首にかけている赤い紐の先には、担当する国名が書かれたプレートがぶら下がっています。
前回の各国のプレゼンの資料を基に、自分が担当している国の特徴と共通点がある国がないか、検討しています。
主食としている穀物や宗教などにも注目し、どの国と組むと自国の利益になるか、などを考えています。いわば、「作戦タイム」です。
生徒たちは皆、パソコンの画面を見ています。いったい何を見ているのでしょうか?
実は、前時で各国がプレゼンした概要は、チームスで共有されており、自由に比較することが出来ます。ICTは授業でごく普通に使われているツールです。生徒たちは難なく使いこなしています。
それを見ながら、自分たちの国との共通点などを書き出しているチームもあります。
それらをもとに、チームの2人で作戦を練っています。
そして、いよいよ「行動」します。10分間の制限時間の中で、ターゲットにしている国々と交渉を開始します。
お互いにターゲットにしている国と接触し、仲間になってくれそうな国とグループを作っていきます。
教室内では、いくつかの塊ができていて、そこで真剣なやりとりが行われています。これは、実際の「国連」でいえば、「ロビー活動」に相当するのではないかと思います。
「あと1分」と残り時間がコールされました。教室内は、離合集散の後、大きく3つのグループに集約されていました。
↓ Aグループ
↓ Bグループ
↓ Cグループ
本時の模擬国連は、前半の「作戦タイム」(静)と後半の「グループ決め」(動)といったダイナミックな動きがありました。今後の展開を左右する一つの山場でもありました。
*わずか45分の授業時間でしたが、生徒たちの高い集中力と、それによって作り出される濃密な時間を体感できました。まさに「探究力」と「人間力」が鍛えられる瞬間です。
1週間後の次回は、それぞれのグループの中で、SDGs弁当のコンセプトが話し合われます。それぞれの国の主張と、他の国々とどこで折り合いをつけるのか、まさに答えが一つとは限らない課題について、頭をフル回転させます。ここまでが2学期でできることですね。
3学期は、3つのグループそれぞれから、SDGs弁当の提案があり、それらをもとに、人類(クラス?)の英知をかけた一つの「SDGs弁当」の完成に向けて、さらに知恵を絞ります。
*「模擬国連」なかなか奥が深いですね。生徒たちもかなり興味を持って取り組んでいます。はたして、次回(来週)はどんな展開になるのでしょうか。ますます楽しみになってきました。
特にありません。