校長室便り

校長室便り

【中1】「とん汁」づくりの後半(家庭科、保科先生)

9月28日(水)6限目、中学1年3組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は「とん汁」作りの後半です。

 

切りそろえた具材を沸騰した水に入れ、10分間ほど煮込みます。

味噌は三分の二の量を入れて煮込みます。そして、最後に、残りの三分の一の味噌を入れて出来上がりです。

そうすると、具材に味噌の味がしみ込むのだそうです。

出来上がりです。お椀によそります。

食べる時は、被服室に持って行って食べます。

予想以上に具材が柔らかく、味も染みていたそうです。満足できる出来栄えだったようです。

【中2】日本語ディベート(CTP、高木先生)

9月28日(水)1限目、中学2年1組の「CTP」の授業(高木先生)を見学しました。日本語でのディベートに取り組んでいました。

ディベートは、通常、立論、質疑、第一反駁、第二反駁など、いろいろな役割があり、数名のチームで対戦します。授業では、それぞれの役割をすべて体験し、ディベートとはこういうものだということを学ぶために、「佐附中オリジナルのメソッド」で取り組んでいます。

今回の論題は「日本のすべての乗用自動車を電気自動車に切り替えるべきである。是か非か」ですが、それぞれの論拠は、すでに中1の時に、各自で調べてあります。それらをチームスで全員分を閲覧できるようにし、それらを参考にして、それぞれが論拠を組み立てています。これで、論拠を調べる負担は最小限になっています。

この状態で、1対1で、肯定側、否定側に分かれ、それぞれが交互に、立論、質疑、第一反駁、第二反駁を行い、対戦します。つまり、一人で全ての役割を体験することが出来ます。

 

1回の試合が約15分で終わるので、相手を変えて2回の対戦ができます。これを何回か繰り返すと、ディベートのやり方が身に付いてきます。佐附中の先生方が、試行錯誤しながら開発した「佐附中オリジナルメソッド」です。

全員がディベートのやり方を身に付けることで、論理的・批判的な考え方ができるようになってきます。

 

また、一人一台パソコンも、フル活用しています。

短時間での試合形式ですので、集中力が持続し、あっという間に上達していきます。

素晴らしい取組だと思います。

【高校】国体開幕3日前(ボート競技)

9月28日(水)、国体開幕3日前です。今日から谷中湖での「公開練習」が始まりました。各県の選手たちがぞくぞくと会場入りしています。ボランティアの生徒たちは、7時から17時まで艇の貸し出し業務をしています。

ボランティアの生徒(補助員)はオリーブグリーンのジャケットを着ています。スタッフとして、全く違和感なく溶け込んでいました。

 この仕事を朝の7時から夕方の17時まで、ローテーションしながら続けます。もうすっかり慣れていました。

ボランティアの生徒たちは、とちぎ国体を支える裏方として、自ら進んで志願してくれたそうです。戸田先生と増田先生は、生徒たちに心から感謝していました。

ジャケットのオリーブグリーンは、佐高カラーでもあります。生徒たちはかなり気に入っていました。

会場には、各県の待機場所となるテントが建てられています。

栃木県のテント(男子用)です。ここで休んだり、食事をとったりしています。

 

女子の選手たちです。みんな元気いっぱいです。

増田先生の大学の先輩にも出会いました。オリンピック選手で、日本では負けなし、だそうです。今大会は、同じ「成人女子シングルスカル」(鳥取県代表)で出場されますので、増田先生のライバルでもあります。増田先生は、決勝で大先輩と戦うことを誓っていました。生徒たちもボート界のレジェンドと写真を撮らせていただきました。

 

谷中湖の特設コースでは、各県のクルーが練習をしていました。

戸田先生も監督として、慌ただしい一日を送っています。

明日も、ボート部員たちは公開練習、ボランティアの生徒たちは受付業務と、忙しい日々が続きます。お疲れ様です。

【中2】華道(総合)

9月27日(火)7限目、中学2年1組の「総合的な学習の時間」(華道)を見学しました。今日は、竜胆(りんどう)、ひまわり、フェニックスを使った生け花でした。

華道の先生のお手本です。

 

 

生徒たちは、自分の作品をスケッチしたり、感想を書いたりしています。単なる体験にとどめず、どんなことを考えて活けたのか、自分が考えた花の配置の特徴などを記録するなど、探究的な活動として取り組んでいます。

プリントには、びっしりと今日の生け花について、自分の考えが書かれていました。とても前向きに取り組んでいることが分かりました。

 

【高2】ダンス発表会

9月27日(火)6限目、高校2年1,2組の「体育」(滝川先生)の授業を見学しました。「ダンス選択者」の最後の発表会を行っていました。後半の7つの班のダンスを見学しました。とても気合の入ったダンスを見せてくれました。

 

「ひらかわぐみ」

 

「分かんない」

 

「山口組(仮)」

 

「小林桃花」

 

「パーポンナッツプリキュア」

 

「恋愛実行員」

 

「エヌパ」

 

こうして、高2文系の「ダンス発表会」(後半の7班)はあっという間に終わりました。普段の教室の表情とは全く違った一面を見せてくれました。とても新鮮な体験でした。