校長室便り

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【中3】関東と関西の違い(社会・宍戸先生)追加版

9月26日(月)1限目、中学3年3組の「社会」の授業(宍戸先生)を見学しました。修学旅行が近いので、社会の地理分野として、関東と関西の食文化の違いについて調べたことをプレゼンする授業でした。また、修学旅行中に京都で行きたい店についてリサーチしたことも発表していました。

まずは班ごとに、それぞれが調べてきたことをパワーポイントの画面を見せながら発表しました。

お稲荷さんの形も違うそうです。

関東と関西では、お膳の中で、みそ汁の置く場所が異なるそうです。

 

次に、班の代表を決め、クラス全体に発表しました。

行ってみたい店もアピールしています。話を聞いていると、確かに行ってみたくなります。

今回、「京都で行ってみたい店」を調査対象に設定したのは、例年、修学旅行の班別行動で、せっかく京都まで来たのに、昼をマックですます班があることから、是非、京都ならではの店で、食文化を体験して欲しい、という願いがあることを宍戸先生が語ってくれました。確かに、自分で調べてみると、行ってみたくなりますね。

 

関東では「豚カツ」ですが、関西では「牛カツ」なのだそうです。

そういわれてみると、「牛カツ」の店にも行ってみたいですね。

うどんやおでんにも特徴があるそうです。

班の代表の発表は、明日も後半の3名が行われます。

 

<9月27日(火)1限目> 班の代表の発表の後半です。2名の発表を見学しました。

関東と関西の「もち」の違いに注目しました。

 

近畿と関東ではなく、近畿と東北という設定で、食文化の違いに挑戦しました。

 

すべての班代表の発表が終わり、投票の結果、票はばらけましたが、最後に発表した茂木さんが、最も多くの票を集めました。この結果を受けて、茂木さんから素晴らしいコメントがありました。

 

最後に、宍戸先生から、京都の「ひつまぶし」について、楽しいお話がありました。

「ひつまぶし」というと名古屋が有名で、ウナギを刻んだものがご飯の上に乗っています。ところが、京都でも「ひつまぶし」のお店があるそうです。

しかし、ご飯の上に乗っているのはウナギではなく、牛肉のステーキです。これを「うしまぶし」というのだそうです。京都で行ってみたいお店が、また一つ増えました。

 

 

食文化の違い」という視点が加わると、修学旅行はまた違った楽しみ方があることが見えてきました。

今回の授業は、地理と食文化(家庭科)、歴史などに関わる「教科横断型」のユニークな授業実践だと思いました。

Good Jobです。

【高校】国体開幕4日前(ボート競技)

9月27日(火)、国体開幕4日前です。今日からはボート部員だけでなく、本校と佐野東高のボランティアの生徒約30名が加わり、ボート競技の会場で開幕に向けた準備を開始しました。生徒たちは、バスで会場(渡良瀬遊水地)に移動しました。会場から、生徒たちの頑張りを伝える写真が届きましたので紹介します。

艇に「リガー」という金具をドライバーで付けています。ボランティア生徒は、ボートに関して全くの素人ですが、このような重要な仕事を任され、責任を持ってやり遂げてくれました。

 

 

午前中は艇の準備を、ボート部員+ボランティア生徒のチームで行いました。

 

午後は、刈った草を片付けるなど、様々な会場準備を行いました。

お陰で、スッキリと見やすくなりました。

他にも、いろいろな仕事をやってくれました。

暑い中、よく頑張ってくれました。

16時を過ぎた頃、今日の仕事はやっと終わりました。本当にお疲れさまでした。

お陰様で、会場は見違えるように綺麗になりました。明日からは、他県の選手たちが練習のためにやってきます。ボランティアメンバーは、艇を貸し出す業務などを担当するそうです。国体は、こうした生徒たちによって支えられているのですね。

生徒たちはバスで帰途につきました。明日もまた、よろしくお願いします。

身近な風景 ~朝の挨拶運動(PTA)

9月26日(月)から、PTAによる「朝の挨拶運動」が始まりました。保護者ということで、照れくさい人もいるかもしれませんが、生徒の皆さんから声をかけてくれると、お互いに嬉しい気持ちになると思いますよ。

<9月27日の様子>

<9月26日の様子>

【中1】「とん汁」づくり(家庭科、保科先生)

9月26日(月)5限目、中学1年1組の「家庭科」の授業(保科先生)を見学しました。今日は「とん汁」です。前回の「ホットケーキ」と比べると、一気にレベルアップしたように見えますが、「けんちん汁」のように油で具を炒めたりしませんので、簡単に言うと、豚肉入りのみそ汁、といった感じです。しかし、具の種類が多いので、材料を切りそろえるのは、相当大変でした。

 

今日の材料です。

こんな感じで、材料を切りそろえます。(4人分)

 

 

切った具を沸騰したお湯の中に入れます。

丁寧にアクも取っています。

ここまでで、5限目が終了しました。別の用事があったため、この場を去りましたが、きっと美味しい「とん汁」が完成したことと思います。

【高校】国体開幕5日前(ボート競技)

9月26日(月)、今日は国体開幕5日前です。ボート部は、23日から26日まで直前の合宿があり、26日から会場の準備等が始まりました。そして本番直前の練習ボート競技期間(10月1日~4日)、さらに後かたずけまで、約2週間、国体に専念しています。今日は、大会で使用する艇の運び出しをしました。ボート部員だけでなく大人のボランティアも加わっています。

 

 

国体のボート競技で使用する艇は、会場となる県がすべて用意します。実際には、栃木県だけですべて購入するのではなく、何年か分の国体開催県で共同購入し、国体が開催される県に次々に運ばれます。今回のとちぎ国体で使用する76艇は、一時的に旧栃木市立寺尾南小学校の体育館に保管されていました。ここから、ボートをトラックに積み込み、渡良瀬遊水地の谷中湖の湖岸のボート置き場に運びます。1艇だけでも、4,5人で運びますので、それが76艇になれば、大変な労力が必要になることは想像に難くないと思います。

旧寺尾南小学校の体育館に置かれたボート(76艇)

人力で運んで、トラックに積み込みます。

この作業は、本校のボート部員を始め、県のボート関係者やボランティアの手作業で行われました。

これを谷中湖に運びます。

1艇ずつ人力で運び、台に設置し、さらに風などで飛ばされないよう、ロープで固定します。

これを76艇分、今日一日で行いました。もうクタクタだそうです。本当に、お疲れさまでした。

国体を開催する、というのは本当に大変なことなんだと改めて思いました。

明日も、ボート部の皆さんは、会場設営などの力仕事に奔走するそうです。

とちぎ国体のために頑張ってください、としか言えません。

この苦労がレースで実を結ぶことを願っています。