校長室便り

2021年7月の記事一覧

【中高】美術部、旭城祭の巨大壁画

7月30日(金)、中高の美術部は、9月4日(土)に開催する「旭城祭」で展示する、恒例の「巨大壁画」の制作中でした。今回の壁画は、高校2年1組の塩原明莉さんの原画をベースに、美術部員全員で制作します。

7月29日(木)、段ボールを貼り合わせて、壁画の土台を制作しました。この段ボール上に壁画が描かれていきます。




7月30日(金)正午、今日の午前中で、壁画の背景となる部分の下絵が完成しました。水性のペンキを使って描かれています。




この背景の上に、何かが描かれていきます。何が描かれるかは「お楽しみに!」ということでした。今までの壁画とは全く違ったものになるそうです。
それでは、楽しみに待つことにしましょう。

【中1】ウーパールーパーの繁殖

7月28日(水)、中学1年3組の板橋風花さんが、校長室に「ウーパールーパー」を持ってきてくれました。「ウーパールーパー」は、「日本両棲類研究所」の篠崎所長(先日実施した創立記念講演会の先生です)が命名した愛称で、成熟しても幼生のままでいる個体は「アホロートル」と総称されています。

まだまだ幼生です。

板橋さんの話によると、ちょうど1年前の7月頃、弟さんとお父さんが、ウーパールーパーの幼生2匹(数センチ程度)を300円で買ってきたそうです。
それを家で育てたところ11月くらいには20センチ近くまで成長し、おおよそ12月から4月にかけて、産卵を始めました。(ということは、オスメスが1匹ずついたんですね。)卵の数は約500。それが、発生し成長し大きくなっているそうです。

成長した「ウーパールーパー」

産卵した卵塊(ばらばらに産み付けているようです)

ちゃんと発生が進んでいますね。これらが全て成長したそうです。500匹ですから大変でしたね。いろんな方に分けたりしたそうです。

今回は、学校でも飼えないかと持ってきてくれました。

そこで、生物室に水槽を用意し、水温が馴染むまで一日、容器に入れたまま、水に浮かべておくことにしました。

一日後の29日、水槽に移してやると、動き回っていました。板橋さんがエサをやると、食いついてきました。今は、5,6センチですが、これが冬には20センチ近くになるということです。生物室に新たな生き物が仲間に加わりました。板橋さんが、ちょくちょく面倒を見てくれるそうです。(安心しました!)

板橋さんは、このことがきっかけで、両生類(特にサンショウウオ)に興味を持ったそうです。また、板橋さんの話を聞いていて、家で繁殖させているお父さんの飼育技術も凄いなと思いました。

【中3】シンカゼミ・フィールドワーク

7月29日(木)10:00~11:00、中学3年の黒尾さん、山本さん、舩江さんのグループが、早稲田大学教授の金 敬黙先生に、Zoomを使ってインタビューを行いました。

3人は「日本と韓国の交流を深めるために」というテーマで、どうしたら良好な関係になることができるか、また、そのために自分たちで何ができるのか、について研究しています。

始めは、韓国について理解を深めるサークルが、早稲田大学にあることが分かり、そのサークルの方と連絡を取ろうと、中村先生を通して大学に連絡をとりました。ところが、サークルの学生はすでに卒業してしまっていたので、韓国に関して生徒の質問に答えていただける早稲田大学の金 敬黙先生を紹介してくださいました。

金教授は、3人の質問にとても丁寧に答えてくださいました。

また、中学生として、こんなことから初めてはどうか、といったアドバイスもいただき、とても参考になったようです。

金教授は、学生達で行われるゼミ(Zoom)に参加することも誘ってくださいました。3人はこのように対応していただけたことに感動し、とても、やる気がでてきたようです。あまり堅苦しく考えずに、楽しみながら研究できるといいと思います。頑張ってください。

【中学】第9回科学の甲子園ジュニア栃木県大会

7月28日(水)13:30~16:00、化学室東で、今年度の「科学の甲子園ジュニア栃木県大会」出場にむけた勉強会を行っていました。本校からは、2チーム14名(2年生10名、1年生4名、希望者)が出場します。

大会は、8月28日(土)に栃木県総合教育センターで行われますが、すでに、実技試験の課題(かなりの難問です)が出ており、当日までに準備しなければなりません。夏休み中ですが、何度も集まって対策を練って仕上げていきます。



皆、やる気と好奇心に溢れています。知恵を絞って、いいアイディアを考えてくださいね。応援しています。

【中学】栃木県中学校総合体育大会(陸上競技)

7月26日(月)、28日(水)の2日間、「第74回栃木県中学校総合体育大会陸上競技大会」が、佐野市運動公園陸上競技場で開催されました。佐附中から13名が出場しました。2年女子100mHで、矢代さんが4位、山田さんが6位に入賞しました。おめでとうございます。

7月27日(火)は台風の影響で、28日(水)に順延になりました。
26日の一部と28日の午前中の競技を見学・激励に行きました。

<28日>
2年女子1500m決勝:中村さん


3年男子1500m決勝:兵藤君


1年男子1500m決勝:荻原君


3年男子110mH予選:初谷君


3年女子100mH予選:坂本さん


*見ることが出来なかった種目もありましたが、皆さん、自己記録の更新を目指して頑張っていました。(後で、それぞれの感想等を聞かせてください)

2年女子100mH決勝:矢代さん、山田さん
(実は、1日目に決勝が行われ、矢代さん4位、山田さん5位でしたが、何らかの不備があり、本日、再試合が行われました。)

 ↑ 7レーンの矢代さんです。


 ↑ 9レーンの山田さんです。


スタートします。


第1ハードルです。


第2ハードルです。


第3ハードルです。


矢代さん4位、山田さん6位でゴールしました。県大会で入賞というのは、素晴らしい結果です。良かったですね。

走った後の本人たちの感想を顧問の吉永先生から聞きました。

矢代さん:「100mHでは自己新を出すことが出来てうれしかった。しかし、この後走った200mでは力を出せなかった。夏にしっかり練習して強い選手になりたい。」
山田さん:「26日に行われた1回目の決勝の方が、記録が良かった。また、中盤から後半にかけては、イメージ通りにいかなかった。」

*吉永先生によると、矢代さんも山田さんも、今シーズンの4月当初は18秒台でしたが、矢代さんは今回16秒を切りました(15秒97)。山田さんも2秒くらい記録を伸ばしているそうです。100mHの全国標準記録は14秒80なので、2人とも十分全国が狙えるところまで来ているそうです。さらに、力をつけて上を目指してください。これからも応援しています。

身近な風景 ~ハス池の生き物たち

7月25日(日)、サッカーの試合の帰りに「つがの里」のハス池に寄ってみました。

前回、「つがの里」のハスを紹介したのは、6月22日でしたので、約1か月後のハス池です。そこには、ハス以外の生物の姿もありました。


ハスは、まだ葉っぱは青々としていますが、果托はだいぶ固くなり、種子が出来ているものもありました。1か月で種子はできるんですね。
ところで、果托は同じ方向(南向き)を向いているような気がしました。ヒマワリの花が太陽に向いているのと似ている、と思いました。花は真上を向いていましたので、種子ができるときに南向きに傾くものが多いということなのでしょうか。

花は真上を向いています。


花びらを落とすと、確かに少し傾いているようにも感じます。種子が成熟すると、その重さに耐えきれず、傾いてしまうのでしょうか。真偽のほどは、今のところ、わかりません。



ところで、ハス池にはハス以外の生き物の姿が見られましたので、紹介します。


水面を見ると、メダカが大繁殖しています。かなりの数がいます。


シオカラトンボが、何匹か飛び回っています。


池に近づくと、ウシガエルが警戒して水に飛び込みます。他の種類のカエルは見かけませんでした。


アブラゼミの鳴き声も聞こえます。

ハス池は人工の環境ですが、そこには様々な生物たちが生活しています。
さらに一月たったら、どう変化するのか、今後も注視していきます。

【中学】栃木県中学校総合体育大会(サッカー)

7月25日(日)、総合運動公園サッカー場で、「中学校総合体育大会(サッカー)」の1回戦が行われ、佐附中と佐日中等との合同チームは、強豪チームである小山城南中と対戦しました。

結果は、PK戦に持ち込まれ惜敗しましたが、素晴らしい試合でした。審判団からも「ナイスゲーム」という声が飛び交いました。




真夏の日差しが厳しい晴天のもと、11時から試合が始まりました。



小山城南中は、県の春季大会で2勝(ベスト8)しており、今回も上位を狙っている強豪チームでしたが、合同チームは終始、優勢にゲームを運びました。前半、開始2分で、穴原君がゴールを決め、15分にPKで1点取られましたが、24分にも穴原君が2点目をゴールしました。後半も鋭いシュートを何本も放ち、攻撃の手を緩めませんでした。アディショナルタイム4分が宣言され、終了2分前までは2-1でリードしていましたが、終了直前の猛攻で同点とされ、PK戦で惜敗しました。強豪相手に一歩も引かない堂々たる戦いぶりに感動しました。






















最後に、応援に来てくれた保護者の皆さんに感謝の気持ちを伝えました。合同チームの監督、コーチ、両校の校長から、今日の試合の健闘を称える挨拶が送られました。

*佐野市春季大会で優勝するまでの3試合と県大会での1回戦、2回戦、そして、佐野市総合体育大会で優勝するまでの3試合と今回の県大会での1回戦、全部で9試合を見てきました。
1年前とは想像もつかないほど、少しずつ、一つのチームとして完成度が高まり、春季大会の県大会(特に2回戦)では、まさに「戦う集団」になっていることを感じました。2回戦で惜敗した悔しさを忘れず、夏の佐野市総合体育大会では、その実力が本物であることを証明してくれました。

今回の1回戦は、相手校の実績から、厳しい戦いを予想していましたが、開始早々、(私は全くの素人ですが、)これまでとは動きのレベルが格段に上がっていることを感じました。選手たちは、自分がやるべきことをわかって行動しており、動きに無駄がないように思いました。

相手チームが焦る中、平常心で戦う姿を見て、そこに「強いチーム」がいることを感じました。最後の最後には、相手チームの意地が一瞬、上回っていたのかもしれませんが、自分たちのサッカーをやり切ったことには変わりありません。

今日の試合を終えて、選手や監督・コーチ、そして応援してくれた保護者の皆さんにとって、見えた世界は、単なる勝ち負けではなかったと思います。これまでやってきたことを出し切り、最高の「ナイスゲーム」で終わることができたことは、選手だけでなく、関わることができた全員にとって「人生の宝物」になりました。私も、この試合のことは忘れないと思います。

もちろん、今は「悔しい気持ち」の方が大きいかもしれません。しかし、悔しさこそがここまで頑張れた糧になっていたことを思い出してください。そして、その悔しさをバネに、こんな凄いことが出来た自分たちの力をこれからも信じてください。

身近な風景 ~ヤマユリ

7月24日(土)、毎年この時期、里山に続く道路の斜面には「ヤマユリ」の花が咲いています。ちょうど見頃です。

ヤマユリは、本州に分布する「日本特産種」です。茎は高さ100~150cmにもなり、花は7月から8月に、数個から多いものは20個くらいつくものもあり、手のひらより大きな花の重さで倒れてしまうこともあります。また、球根は食用にされています。


ユリの名前の由来は、花が大きくて風に揺れやすいので「揺れる」からきた名であるとする説もあるそうです。

野生とは思えないほど華麗な姿で、山あいの目立たない場所でひっそりと、しかし、気高く咲いているユリの花は、昔から短歌や俳句などにも歌われています。
ちなみに、万葉集には、長歌1首、短歌9種が載っているそうです。
例えば、
夏の野の繁みに咲ける姫百合の
  知らえぬ恋は苦しきものそ
」(1500)などは、美しい百合によせての恋歌です。

(口語訳)夏の野の茂みに咲いている姫百合が誰にも知られないように、相手に知られていない私の恋は、苦しく切ないものです。

俳句でもこんな句があります。
百合の香や人待つ門の薄月夜」永井荷風
山百合にねむれる馬や靄(もや)の中」飯田蛇笏
山百合を捧げて泳ぎ来る子あり」富安風生

(以上、「四季花ごよみ 夏」講談社より、百合と日本人(西山松之助)、百合と俳句(飯田隆太)を参考にしました。)

大昔から同じ姿で、同じような場所で咲いてきたヤマユリ。「場違いな華麗さ」とともに「どこか懐かしさ」を感じてしまいます。日本人がヤマユリとともに歩んできた歴史が、心のどこかに刻まれているのかもしれません。

【中学】栃木県中学校総合体育大会(バスケットボール)

7月23日(金)、県北体育館で「栃木県中学校総合体育大会(バスケットボール)」の1回戦が行われ、13時半から小山市の乙女中と対戦しました。

乙女中は、県ベスト8レベルの強豪校ということでしたが、最後まで試合を諦めず、戦い抜きました。結果は惜敗でしたが、よく頑張りました。




本校生も果敢に攻めていきました。










試合は終わりました。3年生にとっては最後の試合となりましたが、力を出し切っていたのではないかと思いました。


今回は、保護者も参観することが出来ました。




これまで頑張ってきた3年生に対して、顧問の粂谷先生、北堀先生、そして、これまで指導に関わってこられた高木先生からも、心のこもった言葉が送られました。
春と夏、2回の県大会に出場できたことは、皆さんの実力の証であり、努力の結果だと思います。皆さんの宝物になるはずです。そのことは忘れないでください。

皆さん、ご苦労様でした。

【中学】栃木県夏季中学生テニス選手権大会②

7月23日(金)、「栃木県夏季中学生テニス選手権大会 兼 関東中学生テニス選手権大会【団体】栃木県予選会」の3日目、最終日でした。

まず、女子シングルスの準決勝、決勝が行われ、見事、中学2年1組の神田瑞稀さんが優勝しました。おめでとうございます。
続いて行われた、関東予選の団体戦では、幸福の科学学園中学校に勝利し、優勝しました。その結果、関東大会に出場することになりました。おめでとうございます。



12:00 いよいよ、団体戦(関東予選)が始まります。団体戦にエントリーしているのは、この10名です。濃い青のユニフォームが3年生、薄い青が2年生です。3年生は、ここで終わるか、関東大会に行けるか、が決まります。顧問の安藤先生の言葉にモチベーションが上がりました。


気合を入れて、試合に臨みます。




相手は、幸福の科学学園中学校です。


団体戦は、5-0で完勝でした。あっぱれでした。

部長からコメントが届きました。
「関東大会出場を目標に、今まで頑張ってきましたので、出場できることはとても嬉しいです。関東大会まで、あと2週間、今日できなかったことを改善し、悔いのない関東大会にできるよう、みんなで頑張ります!」

みんな、よく頑張りました。
これで、関東大会出場記録がまた更新されましたね。(プレッシャーだったと思いますが…)

関東大会は、8月6日から埼玉県狭山市の智光山公園で行われます。
関東大会でも皆さんが力を発揮できるよう、応援しています。

【高校】フードドライブ活動参加

7月23日(金)10時~14時 NPO法人「子どものとなり佐野」で、8月1日(日)に行われる「子育て世帯 配布会」の準備が行われていました。本校からは、高校3年1組の山本朋果さんと2年2組の山崎彩加さんが参加していました。

(なお、活動を見学させてもらったのは最初の30分間程度で、その後、さらに本校生が何名か加わるとのことでした。)


この日初めて顔を合わせるボランティアの方もいらっしゃいます。胸に名前を書いたテープを張っています。




山﨑さん達は、文房具などを仕分けしています。




山本さん達は、食品の賞味期限によって、いつ配布するかを選別していました。



今日は、20名程度の方が、活動をされていました。
フードドライブ」は、家庭内にある「賞味期限までに食べきれそうにない」「たくさんもらって余っている」などの食品を、コロナ禍で困っている子育て世帯に無償で提供する活動を行っています。お米、缶詰、レトルト食品、乾麺などの食品がたくさん集まっていました。8月1日(日)に、本日、仕分けした食品(約50世帯分)を配布する予定です。いつもすぐなくなってしまうそうです。それだけ、支援を必要としている方が多い、ということを感じました。

また、山本さんをリーダーとする高校生等のグループで、8月22日に、佐野市文化会館で、子どもたちを対象に夏祭りを計画しています。山崎さんは、その時に配布する文房具などを仕分けしていました。

【中学】栃木県夏季中学生テニス選手権大会①

7月21日(水)~23日(金)の3日間、栃木県総合運動公園テニスコートで、「栃木県夏季中学生テニス選手権大会 兼 関東中学生テニス選手権大会【団体】栃木県予選会」が開催されています。


1日目は、女子シングルスの準々決勝まで(ベスト4)、2日目の今日は、ダブルスの決勝まで行われました。

シングルス、ダブルスともに、試合が終わると、全員が顧問の安藤先生と富永先生に報告に来ていました。その過程で、どこが良かったのか、良くなかったのか、課題は何なのかを自分の中で、明らかにさせていました。ただ試合をしましたというだけでなく、次につなげようと、生徒や顧問が本気で向かい合っている姿を真近で見ることが出来ました。
ちなみに、両顧問は大会の事務局で運営に当たっており、忙しい中でも、生徒の試合をチェックされていました。

1日目の女子シングルスでは、中学2年1組の神田瑞稀さんが、ベスト4に残っています。


2日目(本日)の女子ダブルスは、神田瑞稀さん達(クラブチームのペアと参加)が準優勝しました。おめでとうございます。


3日目の明日は、女子シングルスの準決勝と決勝が残っており、神田さんが出場します。その後、関東大会の出場権をかけて、団体戦を行います。3日間にわたるハードな大会ですが、明日は最後の力を振り絞ります。健闘を祈っています。

【中高】壮行会と1学期の終業式

7月20日(火)、壮行会と終業式を行いました。熱中症対策として、放送により各教室で実施しました。

まず、中学の囲碁将棋部の2人ですが、中3の長崎航輝君、中2の石原橙真君、全国大会出場おめでとうございます。囲碁は「日本棋院東京本院」で8月20日、21日、将棋は山形県天童市で8月2日から4日にかけて、全国大会に出場します。2人とも、栃木県のチャンピオンとして不動の実力の持ち主です。全国でも堂々と渡り合えると思いますので、まずは1勝することを足がかりに、力を発揮してください。

続いて、高校の将棋です。高2の竹熊柊君と荒川成瑠君、高1の渡辺将有君のチームは、栃木県の最強メンバーです。チームを率いる代表の竹熊君は、附属中1年生の時から、毎年連続して、県大会で優勝し、全国大会に出場しています。いわば、全国大会の常連です。和歌山県で行われる全国大会でも、リーダーシップを発揮し、3人の力を合わせて、全国の強豪たちを撃破してください。応援しています。

次に、高校の科学部です。和歌山県で行われる全国高校生総合文化祭の自然科学部門の生物分野で発表をします。佐野市の天然記念物でもあるトウキョウサンショウウオに関する研究で、最近放送されたNHKの番組でも撮影に協力しました。代表の戸室琴乃さんは非常に優秀な部長ですので、十分に力を発揮してくれると思います。副部長の青木華瑚さんとともに頑張ってきてください。

続いて、高校のボート部です。女子クオドルプル、女子ダブルスカル、男子ダブルスカル、男子シングルスカルの4種目でインターハイに出場します。代表の船渡川優衣さんは、女子クオドルプルに出場しますが、6月に行われた関東大会で4位入賞という快挙を成し遂げています。インターハイでも、全員が入賞を目指して、頑張ってきてください。応援しています。

最後は、高校の陸上競技部です。三段跳びの加藤瞳さんと棒高跳の新井美月さんが8月の関東大会への出場を決めました。この大会は、高校生だけでなく、大学生や一般の方も参加する、よりレベルの高い大会です。自分の力が、どこまで通用するか、胸を借りるつもりでチャレンジしてください。頑張ってきてください。応援しています。

この後、放送によって1学期終業式を行いました。
→式辞 R3 1学期終業式式辞.pdf

【高校】さのクールアースデー2021(軽音楽部)

7月17日(土)15:30~ 「第11回さのクールアースデー2021」イベントのパフォーマンスとして、本校の軽音楽部に出演依頼があり、「ホテルサンルート佐野」の特設会場で演奏を披露し、イベントを盛り上げてくれました。

本校の軽音楽部からは、2チーム9名が参加しました。
こちらは、もう1チームの写真です。


イベントのご案内.jpg

会場は、ほぼ満員で大盛況だったそうです。「さのクールアースデー2021」を盛り上げることができて良かったですね。当日は、顧問2名に加え、前顧問の島田先生も駆けつけてくださいました。ありがとうございました。


【高校】佐野ケーブルテレビの取材(ラグビー部)

7月20日(火)13:30~「佐野ケーブルテレビ」がラグビー部の取材にきました。高校2年生の岩上航(いわかみ わたる)君と阿部恭介(あべ きょうすけ)君が、ラグビーの魅力を伝える番組のリポーターをしています。

番組名は「わたるくん、あべちゃん、ラグビーのこと教えて!」です。 月1回くらいのペースで「さのニュース」の中の1コーナーとして放送されています。

なんと!彼らは冠番組をもっていたのです。

今日の話題は、秋山川河川敷の復旧作業が終わり、2年ぶりに河川敷にラグビー好きが集まりました。ということで、河川敷復活祭の紹介の前振りをしています。

明日7月21日(水)の「佐野ニュース」の中で放送されるそうですので、佐野ケーブルテレビに加入している方は、ぜひ、ご覧になってください。

【中高】学期末の大掃除!

7月20日(火)、今日は1学期の終業式です。終業式に先立ち、各清掃分担区で大掃除が行われました。窓ガラスの裏側(外側)など、普段、手が届かない場所を重点的に清掃しました。













*お陰様で、校舎内が見違えるように綺麗になりました。

【高校】SGクラブ・ディベート班

7月19日(月)「令和3年度栃木県英語ディベート春季大会」(6月13日)のトロフィーが、ようやく届きました。

左から、Asian部門  準優勝、 PDA部門  準優勝

この大会は、各校の3年生が出場する最後の大会です。熾烈な戦いが予想されましたが、本校は難易度が高いAsian部門で準優勝と3位PDA部門も準優勝と4位という好結果を収めることが出来ました。おめでとうございます!


<Asian部門>
☆準優勝:内村悠之介(2-1)、関根圭汰(2-4)
★3 位:石塚凛花(2-3)、片柳賀那(2-3)、横塚功樹(2-4)

<PDA部門>
準優勝:土屋吏輝(2-2)、戸田瑛未花(2-1)、大澤菜乃(2-3)
★4 位:栗林莉子(1-3)、青木藍花(1-2)、岡村初奈(1-2)

SGクラブ・ディベート班は、3年生が引退した現在、1年生7名、2年生14名、計21名で活動しています。




8月7日・8日に、PDA全国大会(大阪で開催、Zoomで参加)が開催されます。本校からは、2年生6名、1年生4名がエントリーしています。おととしの大会では、本校が優勝するという快挙を成し遂げましたが、そう簡単に勝てるものではありません。先輩たちに負けないよう、日々練習をしています。(以上、副部長の片柳さんより)


*ディベート班は、チームワークの良さが持ち味だと思います。次の目標に向けて、頑張ってください。応援しています。

【中高】保健委員会、お昼の放送

7月19日(月)12時20分、保健委員による1学期最後のお昼の放送がありました。今日は、高校3年1組の山本朋果さんでした。



*今学期、中高の保健委員会の皆さんが、交代で、コロナ対策や熱中症予防を呼び掛ける放送をしてくれました。地道な活動ですが、とても重要な仕事をしてくれたと思っています。ありがとうございました。

【高2】体育の授業見学(吉永先生、萩原先生)

7月16日(金)6限目、高校2年3・4組の「体育」の授業(吉永先生、萩原先生)を見学しました。生徒は水泳とダンスのどちらかを選択しているのですが、第一体育館で実施している「ダンス」の授業を見学しました。

午後の体育館の中は、生徒たちの熱気に包まれていました。
今日は、選択授業の3時間目で、各グループごとに、ダンスの振り付けの確認や練習が行われていました。第一体育館では7グループが活動しており、ダンスの曲目を聞いたところ、以下のような答えが返ってきました。

・BTS「Butter」
・Snow Man 「HELLO HELLO」
・秒針を噛む
・うまぴょい伝説
・テイクアピクチャー
・ママムー HIP
・ツギハギスタッカート

正直、どんな曲か知りませんが、生徒たちの本気度はMAX!
大変な熱気です。教室内での表情とはまるで違います。

全部で、10回くらいの授業を行ってダンスを完成させ、発表会を実施するそうです。
ものすごいエネルギーを感じました。










【中1】美術の授業見学(梅澤先生)

7月16日(金)1限目、中学1年2組の「美術」の授業(梅澤先生)を見学しました。
人工物や自然物をもとにした平面構成」でデザインを制作しています。

黒板に貼ってあるデザイン画は、昨年度の中1が授業で制作した作品です。
去年は、こうしたお手本がない状態から、手探りで作っていきましたが、今年は先輩が作った作品から、イメージを広げることができているそうです。


ただし、何を書くかは、本人の自由です。自分の好きなものやこだわりのあるものを選んで、下書きを書いているところのようです。

雪の結晶」です。


赤べこ」です。2人で、それぞれ、「赤べこ」で制作しています。


クラゲ」です。


トランペット」です。吹奏楽部で、トランペットを吹いているそうです。


クリップ」です。


トランプ」です。

*皆、とても楽しそうに集中していました。どんな作品が完成するか、とても楽しみです。

【高校】水泳部、関東大会出場!

7月20日(火)~22日(木)、栃木県総合運動公園の東エリア屋内水泳場で「令和3年度 関東高等学校水泳競技大会」が開催されます。本校からは、村井謙斗君(高3-4)と中村伊吹君(高1-4)の2人が出場します。

写真、右から村井君、中村君。

3年生の村井君は「200m平泳ぎ」と「400m個人メドレー」(バタフライ100、背泳ぎ100、平泳ぎ100、クロール100)の2種目に出場します。村井君は、幼稚園の年中から水泳を始めたので、今年で14年目になるそうです。高2までは佐野市のSGCで、週に5日程度、高3では週に3日程度、練習を続けてきました。関東レベルの大会は、中学3年生の時にも出場しましたが、当日、会場で熱を出してしまい、泳ぐことができませんでした。今回は、14年間やってきた水泳の集大成として、悔いのない泳ぎをすることを目標にしています。

1年生の中村君は「50m自由形」に出場します。団体ではなく個人で出場するのは初めてです。中村君も幼稚園の年中から水泳を続けてきました。今回の目標は、ずばりインターハイ出場だそうです。インターハイに出場できる標準記録24.2秒まで、あと0.5秒ですので、十分狙えると村井君から後押しされました。

また、今回は上記3種目、2名に加えて、「4×100mフリーリレー」(村井、中村、柳田、山中)と「4×100mメドレーリレー」(村井、中村、岩地、柳田)の出場権を獲得しました。これで、部員5名全員が関東大会出場という快挙を成し遂げました。しかし、新型コロナ感染症の感染拡大防止の観点から、出場資格は得たものの、競技は行わない「幻」の種目となってしまいました。

村井君と中村君には、それぞれの目標がありますが、水泳部5名全員の気持ちを受け止め、関東大会で力を出し切って欲しいと思います。頑張ってきてください。応援しています。

【高1】数学ⅠAの授業見学(松井先生)

7月16日(金)1限目、高校1年3・4組の「数学ⅠA」の授業(松井先生)を見学しました。内容は、三角比の計算問題で、ペアワークを中心にお互いに説明し合うことを中心に授業が進んでいきます。

授業は、予習をしてくるのが前提で、それをもとにペアワークで説明します。
そのため、予習の際に、ノートに工夫してわかりやすくまとめてくる生徒もいます。
(↓細井さんのノートを見せてもらいました。)



授業では、予習で分からなかったところをわかるまで考えたり、先生に質問したりして解決していきます。




理解できたときは、思わず拍手が起こることもあります。


授業では、この時間の中で、ここまではできるようにしよう、といった到達目標があらかじめ生徒に示されます。理解できた生徒は、ペアの生徒に教えることで、自分の中で整理されて定着していくとともに、分からなかった生徒も、他の生徒や先生から教えてもらうことで、理解していきます。


最後は、到達目標が達成できたか、自分の力だけで、配られたプリントの問題を解いていきます。


数学が得意な生徒、苦手な生徒、いろいろいると思いますが、全員が予習をして授業に臨み、授業の中で、ここまでは理解する、という授業スタイルが、1学期の間に定着し、生徒はそれをうまく活用できるようになってきたことを感じました。

【中学】陸上競技部、大躍進!

7月9日・10日に行われた「佐野市中学校総合体育大会」で、附属中陸上部は、17種目で3位以内に入賞し、13名が県大会出場を決めました。春季大会での県大会出場8名を大幅に上回る大躍進です。今回は、その大躍進の謎に迫りました!

春季大会の県大会出場者は、男子6名、女子2名、合計8名でした。今大会は、男子6名は同じですが、女子は7名(+5名)になりました。顧問の吉永先生によると、ライバルとなる他校の選手のタイムを研究し、どうすれば3位以内になれるかを分析し、それを意識した練習を行ったそうです。その結果、10種目で7名が3位以内に入りました。

特に、2年女子の100mHは、附属中が1・2・3位を独占しました(1位:矢代玲央菜さん、2位:山田文音さん、3位:三田遙花さん)。また、3年女子の100mHも坂本妃織さんが3位入賞しました。

4名の女子100mH軍団、凄いです。


矢代さんは100mH:優勝だけでなく、2年女子200m:第2位共通女子四種競技:優勝、と大活躍です。
また、女子では、大川りささんが2年女子800m:第3位2年女子走幅跳第:3位中村ゆきのさんが2年女子1500m:第2位木本歩華さんが1年女子走高跳:第3位になりました。





一方、男子も負けていません。春季大会で県大会に出場した6名全員が、再び県大会出場を果たしました。
兵藤崇人君は3年男子800m:第2位3年男子1500m:第2位初谷凌君は3年男子110mH:優勝二木育君は3年男子走幅跳:優勝酒本大雅君は3年男子走高跳:第3位西晃熙君は2年男子200m:第2位荻原惇綺君は1年男子1500m:第3位になりました。


県大会出場者

最後に、部長の兵藤君(3年)と次期部長の矢代さん(2年)に、陸上競技部の大躍進の理由と県大会の目標を聞きました。

「私たちは、2008年の創部以来、苦しい気持ちに打ち克つ『克己心』を大切にしてきました。他校に負けた悔しい気持ちを忘れず、みんなで苦しい練習に打ち克つことが、お互いを高め合う力となりました。私たちは、お互いに信頼しており、お互いの存在があるからこそ、頑張ることができます。また、それぞれの目標を明確にすることで、一人一人の強い思いをより大きな力に変えることができました。」
「県大会の目標は、全員が自己ベストを更新することです。」


お互いの信頼関係に裏付けられた高いモチベーションと、明確な目標を設定していることが、大躍進の原動力となったのではないかと思いました。陸上競技というと個人競技というイメージがありましたが、団体戦なんだなと認識を新たにしました。大学受験と一緒ですね。とても素晴らしいです。
*県大会は、7月26日・27日に佐野市の運動公園で行われるそうです。頑張ってください。応援しています。

【高校】野球部 選手権大会1回戦

7月14日(水)、清原球場の第一試合で、1回戦、那須拓陽高校と対戦しました。
12日(月)雷雨で4回ノーゲーム、再試合。13日(火)雷雨で中止、再試合。3度目の正直でようやく試合ができました。

結果は、3対8で敗れましたが、1回に先取点を取り、その裏、同点とされるも、5回に追加点で突き放すという素晴らしい試合展開を見せてくれました。5回裏に連打で6点を取られましたが、6回以降1点に抑えるなど、最後まで集中し、よく頑張りました。


ピッチャーの古橋君は、最後まで粘りのピッチングを見せてくれました。


皆、堅実な守備で試合を盛り上げてくれました。


1番 若田部君(2年)


2番 佐山君(3年)


3番 大門君(1年)


4番 古橋君(2年)


5番 猿橋君(2年)


6番 阿部君(3年)


7番 鯉沼君(3年)


8番 三品君(1年)


9番 小林君(1年)

今回は、3度目の試合、ということで、応援団を出すことはできませんでしたが、野球部の保護者の皆様や駆けつけてくれた卒業生の皆さんが、応援をしてくれました。ありがとうございました。


まず先取点を取り、鮮やかな追加点を取ることが出来たことは狙い通りの展開でした。6失点が痛かったですが、その後、崩れず、ゲームメイクできたことは立派でした。見ていて、よく頑張ったなということを感じました。また、選手たちも、地力で勝る相手に力を出し切ることができ、やり切った感があったのではないかと思いました。本当に、ご苦労様でした。

3年生は、次の目標に向かって頑張りましょう。1,2年生も今回の経験を活かし、さらなる成長を期待しています。

【中高】学校評議員による授業見学

7月12日(月)6限目、学校評議員会の開催に先立ち、学校評議員5名による授業見学を実施しました。


中高の様々な教科の授業(6クラス)をそれぞれ短時間(6~7分間)ですが、見学していただきました。

①中学2年1組:「技術」粂谷先生




②中学3年3組「数理探究」柾木先生
「ハノイの塔は最短で何回で移動できるか?」




③高校1年1組「コミュニケーション英語Ⅰ」川俣先生




④高校1年2組「現代社会」高久先生




⑤高校3年4組「数学Ⅲ」戸田先生




⑥中学1年1組「理科」神戸先生




*評議員の方々からは、「昔と違って、グループワークやペアワークが日常的に行われており、工夫された授業の中で、生徒たちが楽しそうに取り組んでいる姿が印象的。このような授業をぜひ他の学校にも広めて欲しい。」といった評価をいただきました。

【中1】社会の授業見学(宍戸先生)

7月12日(月)5限目、中学1年3組の「社会」の授業(宍戸先生)を見学しました。
内容は、地理分野で「雨温図の読みとり」でした。

1年間の降水量と気温のグラフ(雨温図)を読みとると、それが何気候で、どの地域にみられるものかを判断することが出来ます。宍戸先生は、世界の各都市と雨温図の関係をクイズ形式で出題していました。

生徒は、グループ内で相談しながら、出題された都市名と雨温図の組み合わせを考えます。



問題は、実際に全国の高校入試の問題として出題されていたものを使っています。

生徒は、クイズ形式で考えさせる問題が大好きで、身を乗り出して問題に食い入っています。問題自体は(高校入試レベルの)かなり難しい内容が含まれています。

「雨温図の読みとり」には、いくつかのポイントがあり、それに当てはめて考えてゆくと、必ず、答えにたどり着けます。こうした、複数の情報を組み合わせて論理的に答えを導くことによって、「論理的思考力」が身に付いていきます。

宍戸先生の授業は、楽しみながら、いつのまにか頭をフル回転させて、考えさせようとしているところが、素晴らしいと思いました。

【中学】佐野市中学校総合体育大会 ~サッカー初優勝!

7月11日(日)9:00~ 佐附中と佐日中等との合同チームが田沼東中との決勝戦を2対1で勝利し、見事、初優勝しました。今年度、春季大会に続いて佐野市の大会で2連覇を成し遂げました。おめでとうございます。

合同チームの14名(前列の5名は3年生)

試合は、前半10分くらいで、田沼東中に先制点をとられ、重苦しい雰囲気が漂っていましたが、前半のロスタイム終了直前、コーナーキックから佐藤君(2年)がゴールを決め、振り出しに戻しました。
後半に入ると、やはりコーナーキックから穴原君(3年)がゴールを決め、決勝点を上げました。
また、後半、相手の怒濤の攻めに、ゴールキーパーの山崎君(3年)がファインプレーで、何度も危ないところを守り切りました。佐野市の春季大会に引き続いての連続優勝に、実力が本物であることを証明してくれました。



合同チーム中の佐附中のメンバーです。優勝カップが2つと、優勝旗をいただきました。(3年生は、前列左側の穴原君と同中央の山﨑君です。同右側は1点目を決めた佐藤君です)

キャプテンの山崎君(3年、GK)と穴原君(3年、FW)からコメントが届きました。

山崎君
→「目標の無失点にはできませんでしたが、優勝という結果を残せて嬉しいです。この決勝戦で、自分でも驚くようないいプレーができ、納得のいく試合ができたと思います。」

穴原君
→「県大会では、市を代表して出場するので、責任と自覚を持って、チームに貢献できるように頑張ります。最後の試合になると思うので、悔いのない結果を残せるよう全力を尽くします。」

【中高】学力向上に向けた教員研修(追記済み)

7月8日(木)、「学力向上に向けた教員研修」を実施しました。

本校は、県内の進学校を対象とした「学力向上に向けた教員研修事業」に昨年度からの3年間指定を受けています。今回は、その一環として、本校のアドバイザーを依頼している群馬大学教育学部の濱田秀行先生をお招きし、教員全員が参加する研究授業(6,7限目)、授業研究(放課後:グループ協議、全体協議)を実施しました。高校教育課からも見学に来てくれました。
(↑ 群馬大学の濱田先生)

(6限目)研究授業① <中3英語(3年3組)、栗原先生>
 本時の題目:関係代名詞Whichを使い、お互いのほしいものについて伝えあおう

















(7限目)研究授業② <高2古典B(2年1組)、松浦先生>
 本時の目標
グループワークを通して、自分の意見を様々な角度から捉え直し、自分の考えを広げようとする
本文と資料の比較を通して、作者のものの見方を理解する















(放課後)グループ協議 <中学英語:選択3教室、高校古典:選択4教室>













全体協議(選択4教室)→グループ協議の内容を発表 →濱田先生の講評









*今回の「学力向上研修」は、全員が「研究授業」に参加し、そこで気づいたことをもとに全員が「グループ協議」を行いました。これは、初めての試みでした。
栗原先生と松浦先生の研究授業は、とても素晴らしい内容でした。講師の濱田先生も深く感動していました。また、先生方の熱心な授業観察や研究協議への取り組みも非常に高く評価していただきました。今回の研修を通して、授業を見る視点を学ぶことができ、それぞれの授業改善に活かすことができるのではないかと思いました。
今後もこうした研修を行い、学力向上に向けた授業改善に努めて参ります。

【中学】佐野市中学校総合体育大会 ~サッカー

7月9日(金)、今日から、「佐野市中学校総合体育大会」が始まりました。3年生にとっては、中学の部活の引退をかけた最後の大会です。本校からは、陸上競技、野球、バレー(女子)、バスケット(女子)、卓球(男子)、水泳、サッカーが出場しました。
各競技の結果は、明日以降に順次紹介します。
ところで、附属中の校長はサッカーの専門部長ですので、会場に貼りつきとなりました。そこで、サッカーの試合の速報をお伝えします。

本校は、特設活動(佐附中FC)として活動しており、今回は佐日中等との合同チームで戦っています。今日は1回戦4試合が行われ、合同チームは第一試合で佐野西中と対戦しました。

試合は、前半25分までは、0対0でしたが、穴原君のシュートで均衡が破れました。

後半は波に乗ることができ、4点を連取しました。

穴原君はハットトリックを達成しました。

試合は、5対1で快勝し、順調なスタートを切りました。

明日の試合(準決勝、佐野北と対戦)に勝つと、県大会への出場が決まります。
明日も頑張ってください!

【高校】高校野球開幕!

7月9日(金)、今日から高校野球が開幕しました。今年は、例年のような開会式のセレモニーはありませんでしたが、去年とは比べ物にならないくらい、平常に近い大会となっています。本校の一回戦は、7月12日(月)の第3試合。しかし、その日は「学校評議員会」が開催されるため、校長は応援に行くことはできません。そこで、本日の夕方、野球グランドで、野球部を個人的に激励しました。

今日は一日中、雨が降っていましたが、夕方も小雨が降る中、選手たちは練習していました。駐車場からグランドに近づくと、選手たちが走って挨拶に来てくれました。全速力で走ってきてくれるので、かなり恐縮しました。

マネージャーを含めて、総勢17名です。部長の佐山君が代表して、大会の抱負を語ってくれました。

「1回戦の那須拓陽高校は、相手にとって不足はありません。今まで練習してきたことを信じて、力を出し切って戦ってきます。」
部長の明るく前向きなところがいいですね。背景に映り込んだ鯉沼君の笑顔も印象的です。大一番にはポジティブな発想が大事だと思います。そのままの雰囲気で戦ってきてください。当日は、学校(会議中)から応援しています。頑張ってきてください。

【高校】将棋団体戦・総文祭出場(下野新聞掲載)

7月9日(金)下野新聞14面「総文祭県代表紹介」で、将棋の団体戦に出場する2年生の竹熊柊(たけくま しゅう)君、荒川成瑠(あらかわ なる)君、1年生の渡辺将有(わたなべ しょうり)君の紹介記事が掲載されました。
全国大会での健闘を祈ります。

(7月9日付け下野新聞14面より、写真は左から荒川君、竹熊君、渡辺君、HP掲載許諾済み)
R3 囲碁将棋 総文祭 .pdf

【高校】本日19:30 「NHKとちスぺ」科学部撮影協力しています。

NHKテレビで栃木のサンショウウオについての放送があるので情報提供します。

7月9日(金) 19時30分~57分
NHK総合「とちスペ」
栃木県のみで放送される地域限定の番組です。(アンテナが東京の方を向いていると、東京発の番組しか映りません。残念ながら、佐野や足利では見られなかったかもしれません)

https://www.nhk.jp/p/ts/8X4YLVWKY4/

【内容紹介】
栃木県で生きるサンショウウオは4種類。
爪がはえていて沢を登るなどユニークな特徴があるものも…。
一方で栃木では宅地の開発が進み、自然が失われていく中、
その数が減り絶滅危惧種に指定されているサンショウウオもいる。
番組ではタレントの鈴木奈々さんをゲストに迎え、サンショウウオの魅力に迫る。
自然の中にでかける機会が多くなる夏本番を前にサンショウウオと栃木の関係を描く。

本校生の姿は出てきませんが、番組で出てくるトウキョウサンショウウオは、科学部の生徒が採集・飼育していたものです。番組の最後に、取材協力で「栃木県立佐野高等学校科学部」のテロップが流れると思います。お時間のある方は、ぜひ、ご覧ください!

PS:放送見ました!?
番組の冒頭と最後に登場していた幼生や幼体たちは佐高産です。


【高校】高校野球の応援練習

7月8日(木)昼休み、第1体育館で、吹奏楽部、生徒会、応援委員会による合同練習を行いました。

本校野球部の1回戦の試合は、7月12日(月)、清原球場での第3試合で、那須拓陽高校との対戦です。応援団は、声を出すことは禁止されていますので、メガホンを叩いて応援します。








*短時間でしたが、気合いの入った応援練習ができていました。
本番も頑張ってください。

【高2】地理Bの授業見学(小森先生)

7月7日(水)2限目、高校2年4組の「地理B」の授業(小森先生)を見学しました。小森先生は今年度の新採用で「地理」が専門です。また、大学院では、防災教育を研究されていたそうです。

見学した授業は「風水害と防災を学ぶ」という単元でした。熱海市で起こった土石流など、防災に関する関心が高まっている中で、タイムリーな内容だと思いました。

小森先生の授業は、プリントを使っており、その内容は、「ウォーミングアップ」→「ステップアップ」→「ジャンプアップ」という順番で、進んでいきます。

ウォーミングアップ」では、「地理×防災で思いつくことを挙げてみよう」「災害が発生する恐れがある時、どのように情報を収集しますか?」という問いから始まり、それぞれが、プリントに記入した後、周囲の生徒同士で共有します。




ステップアップ」では、地滑り、崖崩れ、土石流など、山地で見られる災害低地の水害都市型水害について、自分たちで考えながら、プリントを埋めていきます。
先生が一方的に教えて、それをプリントに書き写す、という形ではなく、自分たちで資料集などを見ながら解答し、さらに周囲の生徒同士で確認し合います。その際、先生に質問したりすることもできます。




その後、黒板に今日学んだことをまとめ、いろいろな情報を補足します。




さらに「ジャンプアップ」(考察する問題など)で、自分たちの考えを書き込んでいきます。プリントは、授業終了後、回収します。

*授業は、プリントをうまく活用しており、なるべく、資料を基に考えさせるよう、工夫していると感じました。次回は、小森先生が大学院で研究されていた「防災教育」について、どんなことを研究されていたのか、お話してくれるといいなと思いました。楽しみにしています。

【高校】こどもの笑顔種まきプロジェクト

7月3日(土)、宇都宮市の「とちぎ青少年センター」で、「とちぎユースチャレンジ応援事業」の2次審査(プレゼンテーション)が行われ、参加した本校生のチームが、見事助成対象事業に決定しました。企画名は「こどもの笑顔種まきプロジェクト」で、3年生の山本朋果さん、2年生の中村そのかさんの2人が代表でプレゼンをしました。

7月5日(月)昼休みにその報告に来てくれました。
左から、中村そのかさん(2-1)、山本朋果さん(3-1)、山﨑彩加さん(2-2)、笹村色織さん(2-2)

山本さんたちは、NPO法人「子どものとなり佐野」で、子どもたちを応援するために活動していましたが、そこで一緒に活動していた高校生たちで「佐野市の子どもを応援する学生の会」を立ち上げました。高校生12名(佐高生9名、佐東生1名、足女生2名)、大学生3名からなっています。普段は、NPO法人「子どものとなり佐野」と連携し、毎週月曜日に集まって、子どもたちの食事、学習支援、居場所づくり、相談などを行っています。

今回の4人は、高1で行った課題研究(子どもの貧困問題)で参加した「子どものとなり佐野」でのボランティア活動がきっかけとなって活動を継続しています。

こどもの笑顔種まきプロジェクト ~すべての子どもたちが十分な養育を受けるために私達ができること~」は、「子どものとなり佐野」のお手伝いとして活動するだけでなく、自分たちでできることを自分たちで企画しようと、上記の4人が中心となって立ち上げました。

プロジェクトは「夏祭りだよ! 全員集合!
8月11日の午後、市役所内の共有スペースを借りて、佐野の子どもたちのために「夏祭り」を企画しました。食品の提供(かき氷、チョコバナナ)、ビンゴ大会、うちわ作り、ヨーヨー釣り、などを「佐野市の子どもを応援する学生の会」が出店します。それらを通して、子どもたちが人と関わることの楽しさを感じてもらったり、交流する機会を持ってもらうことを目的としています。

今回の「とちぎユースチャレンジ応援事業」で、夏祭りを運営するための経済的な支援を受けることが出来ました。現在、夏祭りの開催に向けて、毎週集まって準備を進めているそうです。

*とても意義のある活動を自分たちで企画・運営しているところが素晴らしいです。
8月10日の夏祭りが成功することを祈っています。このことを知って、自分も一緒にやってみたい、と思った人は、上記の4人に声をかけてみてはいかがでしょうか。

【中学】壮行会

7月7日(水)8:15~8:40 附属中生の朝の集会で、「壮行会」を行いました。
今週末の7月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間、佐野市総合体育大会が開催されますので、その大会やそれ以外の大会に参加する部活動等の壮行会を開催し、それぞれの代表が決意表明をしてくれました。

壮行会に先立ち、場を和ませてくれる恒例の寸劇(三田君と丸山君)が繰り広げられました。だいぶ、腕を上げてきているようです。(次回も期待しています。)

開会式、生徒会長の挨拶に続き、各部活動等の代表が一言ずつ、アピールしました。
まずは、前列からです。



続いて、後ろの列が前に出て、アピールが行われました。



非常にたくさんの活動があり、それぞれ頑張っていることが伝わってきました。
今日は、7月7日、七夕ですので、皆さんの願いが届くといいですね。

【中学】各種委員会活動

7月6日(火)放課後、今日は中学の委員会活動が行われました。

学習委員会(チームスを使って毎月実施している「学習状況等に関するアンケート」結果をクラスごとに分析し、わかったことや、クラスで伝えたいことを発表していました。アンケート結果に基づいているので説得力がありました)


安全委員会


環境委員会


生活委員会


体育委員会


福祉委員会


保健委員会


美化委員会


3年シンカ委員


2年シンカ委員


1年シンカ委員

*どの委員会も、皆、責任感を持ってやっていました。とても頼もしく感じました。

【中学】特設活動サッカーの訪問

7月6日(火)昼休み、春季体育大会の県大会で大健闘した特設活動サッカーの生徒たち(2,3年生)が、校長室に改めて報告に来てくれました。また、7月9日からの佐野市総合体育大会でも頑張ることを誓ってくれました。

春の大会に続いての大活躍を期待しています。応援しています。

【中学】「佐附中生の活躍」掲示板

7月6日(火)放課後、委員会活動の一つである「広報委員会」の生徒によって、佐附中生の活躍の掲示板に、春季体育大会での賞状などが掲示されました。この調子だと、すぐに一杯になってしまいそうですね。


掲示してくれた2年生の広報委員会委員です。

【中3】国語の授業見学(石塚先生)

7月6日(火)1限目、中学3年3組の「国語」の授業(石塚先生)を見学しました。
なお、本時は、栃木県教育委員会総務課「ICT教育推進班」の指導主事が来校し、一人一台パソコンを使った先進的な授業として、視察が行われました。

今日の授業は、中村草田男の「萬緑の中や吾子の歯生え初むる」という俳句をパソコンのteams(チームス)を使って鑑賞しました。

授業に先立ち、恒例の「1分間スピーチ」を行いました。ペアになった生徒同士で、自分の近況などを1分間程度でスピーチします。その様子をお互いに動画で撮影します。







自分のスピーチを動画で確認します。言いたいことがちゃんと伝わっているか、表情はどうかなどを自分でチェックします。こうしたスピーチの練習で、生徒のプレゼン力はどんどん高まっていきます。
その後、(じゃんけんで)選ばれた1名が、代表でスピーチをしました。わかりやすく、とても堂々としたスピーチでした。


さて、ここからが今日の本題です。
各自、マイクロソフトのチームスを開きます。生徒は毎時間使っているので、非常にスムーズに作業を進めます。



チームスで、画面を共有し、中村草田男の「萬緑の中や吾子の歯生え初むる」の鑑賞が始まりました。まずは、季語や切れ字?などについて確認しています。チームスの画面と同じものがすでに印刷して配られているので、そのプリントにどんどん書き込んでいきます。


次に、俳句を詠んで各自が感じたことを、チームス上の付箋に書き込んでいきます。



グループのメンバーは、それぞれ違う色の付箋を貼り付けます。






付箋は、同じグループ内では共有されるので、各自、同じ画面を見ています。
そこで、付箋を動かして似ている内容ごとにグルーピングしています。

こうして、グループ内で共有できた内容を他のグループの人たちにもプレゼンます。
これは、「ワールドカフェ」方式というもので、グループの一人だけが残り、他のグループから来た人たちに、自分たちの「鑑賞」の内容をプレゼンします。











こうして、他のグループの「鑑賞」の内容を知ることで、人によって自分とは違う感じ方があることを知り、自分が所属しているグループに戻り、そうした知見を全員で共有します。






こうして、1コマの授業が終わりました。皆さん、本日の授業の流れは伝わったでしょうか? 初めて見る内容でしたので、自分も正しく理解できていたかどうかは自信がありません。しかし、生徒たちは、ごく普通のこととして、まさに道具としてパソコンを使っていました。生徒のパソコンへの適応の速さには驚きました。これまでだったら、模造紙に本物の付箋を貼った授業が行われていましたが、それがパソコン上で行われ、簡単に持ち運べるようになった点が、大きな特徴の一つです。

授業者の石塚先生は、「これが最善の指導法であるかどうかは、まだわかりません。しかし、ICT教育の可能性を探るには、まずやってみることが大事だと思います。」と語ってくれました。私は、こうしたチャレンジ精神がとても重要だと思います。生徒と同様に、教員もチャレンジしてこそ、教員たりうるのではないでしょうか。

【高3】保健委員のお昼の放送

7月5日(月)昼休み、高校3年2組相田紘夏さんによる「熱中症対策」に関する放送がありました。

放送の原稿は、自分で考えているそうです。
毎回、生徒によって放送の内容(原稿)が変わるので、今日はどんな内容かなと聞き耳をたてています。


毎日、リレー形式でいろいろな生徒がアナウンスしてくれるので、お昼の時間が楽しみです。

【中2】理科の授業見学(笠倉先生)

7月5日(月)4限目、中学2年1組の「理科」の授業(笠倉先生)を見学しました。
単元は化学分野で、「反応する物質同士の質量の割合」について学びます。

前時の授業では、「銅の粉末を熱すると、酸素と反応し酸化銅となり、酸素と銅が結びつく」ことを実験で確かめました。

それを受けて、今日の授業は以下のように進行しました。

①学習のめあて「金属と結びつく酸素の質量は、金属の質量とどのような関係があるのか?」を設定する。
  ↓
②金属と結びつく酸素の質量には、どんな関係があるか、仮説を立てる
  ↓
③その仮説を確かめるために、どんな実験をすればよいか、実験方法を考える


→生徒たちは、まず仮説を立て、それを確かめるための実験方法を班ごとに10分程度で考え、ホワイトボードにまとめ、すべての班(9班)が、順番にプレゼンをします。

プレゼンを受け、納得がいかない点があれば、どんどん質問をします。


想像以上にいろいろな実験のやり方があることに気付くとともに、限られた授業時間内で効率的に、正確な結論を導くためには、どのような実験をすればよいか、議論が白熱します。






例えば、「班ごとに反応させる銅の質量を変えれば、一度にいろいろな質量の銅に対して、結びつく酸素の質量を求めることが出来る」という実験方法に対して、「班ごとに銅の熱し方が違うと正確な値が求められないのではないか」といった反論がありました。
また、銅の質量についても、質量に比例するという仮説から、「比例関係がわかりやすいよう、整数倍の質量で実験する」という方法に対して、「それだと、質量が多すぎて実験に時間がかかりすぎる」といった反論もありました。

主に、「正確さ」と「コスト」(時間内にできるか)に着目し、それらを両立できる実験方法であるか、という視点から議論がなされたのは、本質を突いており、素晴らしいと思いました。

自分たちが考えた実験方法の方が、理にかなっていることをアピールする班もあります。

以下の9枚のホワイトボードが、すべての班が考えた実験方法です。




















最後に、どの班の実験方法が良かったか、振り返りシートにまとめ、提出(投票)しました。

次の時間は、最も多くの支持を集めた班の実験方法によって、実験を行うそうです。
実験方法について、白熱した議論ができる中学生を初めて見ました!
笠倉先生は、生徒を夢中にさせる授業をしていました。

どの班の実験方法が選ばれるのか、楽しみです。

【中1】理科の授業見学(神戸先生)

7月2日(金)5限目、中学1年2組の「理科」の授業(神戸先生)を見学しました。
謎の物質Xの正体についてまとめよう」が今回の授業のめあてです。

(注)今週の授業見学では、中学1年2組が3回あたりましたが、毎回、たまたま気になった授業にふらっと入っているので、偶然です。また、先週から今週にかけては、中学の各学年の保護者会がありましたので、中学生の授業を優先的に紹介してきました。来週は、高校生の授業見学も紹介します。今年度、すでに延べ30名以上の先生方の授業を紹介してきました。

前回の授業で、物体X(白い粉)が何であるかを突き止めるため、物質Xの色やにおい、手触りなどに加え、水に溶かす、加熱する、などの実験を行いました。今回は、その結果を整理し、仮説を立て、根拠を持って、説明します。

まずは、実験の結果、どのような変化が生じたのか、気づいたことを発表します。

皆、元気に手を上げて、発表しています。


いろいろな変化を発表してくれました。なかなか気がつかない視点からも観察していることがわかりました。神戸先生は、そういう発言を大事に取り上げています。


時間を設定し、限られた時間の中で、考えをまとめながら、テンポ良く進んでいきます。

Webルーレットを使って、発表する内容や順番をその場で決めたりするので、生徒も気が抜けません。



物質Xは班ごとに違うようですが、白い粉は、砂糖、塩、片栗粉のどれかです。
班ごとに、それぞれ根拠を上げて、物質Xが何かを発表しました。


















各班ごとに発表がありましたが、同じ根拠だけでなく、独自の根拠を加えたりしているので、内容はそれぞれ個性があります。皆、発表者に注目し、素晴らしい発表に惜しみない拍手を送っていました。


最後に、今日学んだことをノートにまとめました。




*一人で考える場面、班で話し合う場面、みんなで発表を聞く場面、それぞれメリハリを付けて、集中しながらも和気藹々と授業は進んでいきました。全員が授業に参加していました。科学的に考えるとはどういうことなのかを肌で感じることが、神戸先生の「ねらい」であることが、伝わってきました。

【中3】英語の授業見学(栗原先生)

7月1日(木)3限目、中学3年2組の「英語」の授業(栗原先生)を見学しました。

単元は「From  the  Diary  of  Kawamoto  Itsuyoshi  」(河本聿美 君の日記より)です。


(3年の英語の授業は、2分割した少人数で行われています。)

「1945年8月6日、原子爆弾が広島市に投下され、多くの中学生も犠牲になりました。当時広島県立広島第二中学校(二中)の1年生だった河本聿美くんもその一人です。1944年12月1日から原爆投下2日前の1945年8月4日までの日々の出来事が、克明に書かれています。」(以上、教科書より抜粋)

今日の授業のGoalは「河本君の日記の内容を絵を見て紹介しよう」です。

栗原先生が作成したプリントには、日記の内容を表す絵が8枚、ランダムに並んでいます。まず、それらの絵が何日の日記の内容を表しているかをその理由を含めて答えました。次に、ペアで絵を見ながら、その内容を英語で紹介し合いました。



教科書の文章をもとに、日記の第一人称(私は…)から、第三人称(彼は…)に変えて紹介します。慣れてくると、そこに自分の感想などを付け足します。

これがスムーズにできたかどうかが、本日の授業のGoalですので、ペアを変えながら、何度も繰り返します。ALTのデリアン先生も加わっています。

仕上げに、指名された何人かの生徒が、それぞれ1枚の絵を選び、みんなに紹介します。


それが終わると、Reading Task として、プリントの質問に答えていきます。


近くの生徒同士で、答えを確認しています。




最後は、日記の内容に合うように、河本君の生活を表にまとめ、自分の中学校生活との類似点・相違点などを考えました。栗原先生やデリアン先生も、アドバイスしてくれています。


*栗原先生の授業は、生徒が自分の言葉で英語が表現できるよう、工夫したプリントをうまく活用しています。生徒も他の生徒の紹介を聞くことで、表現の幅を広げていました。この単元は、2学期に行われる「広島での修学旅行」にもつながる内容でもあり、生徒は同世代の河本君の日記に、自分の生活と重ね合わせて取り組んでいるように感じました。

【高校】SNSのリーフレット配布

7月1日(水)、本校生による「SNSの扱いとルール」と題するリーフレットが、佐野市内のすべての中学1年生に配布されました。

左から、加藤真結花さん(班長)、佐々木柊君、種谷星七君、大塚彩奈さん、寺嶋天音さん、高橋彩音さん

このリーフレットは、高校3年生の加藤さんたちの研究班が、高校1年生の時の課題研究で作成したものです。


加藤さん達の研究は、「萌えキャラ」による町の活性化でした。自分たちで作った「萌えキャラ」を「さのまる」とは違う視点から佐野市をもりあげる二次元キャラクターとして活用できないか、1年生の9月頃、「さのまる」の担当課である「佐野市都市ブランド推進課」に企画を提案しました。

上記のイラストが、オリジナルの萌えキャラで、「佐野市に住む高校1年生の女の子。突然佐野市に襲いかかる異変がきっかけで、魔法少女に!?」とキャラを設定しました。「魔法が使える少女」という設定ならば、いろいろなシチュエーションで活躍できる、と考えました。

課の担当者もこのアイディアに乗ってくれ、「魔法少女」の萌えキャラをどのように佐野市の広報活動に活用できるか、何度も話し合いがもたれました。
           ↓
魔法少女」の名前をSNSで募集する案、「萌えキャラグランプリ」に出場する案専門学校とコラボしてアニメ化する案なども検討されました。そして、2学期の終わり頃、佐野市防犯協会と佐野警察署から、この萌えキャラで、「SNSの扱いとルール」を中学生に伝えるリーフレットを作成して欲しいというオファーがありました。
           ↓
そこから、リーフレットの内容や構成の検討が始まりました。最初の原案を作成してから、10回以上、市役所に通って、ブラッシュアップの日々が続きました。

           ↓
その間、お笑い芸人のテルさん(佐野市まちおこし協力隊)や教育委員会からもアドバイスをいただき、中学生にもわかりやすい、見ていて楽しくなるものにしていきました。

           ↓
そして、2年生になった1学期に、リーフレットが完成し、佐野市内のすべての中学1年生に配布されました。(これは凄いことです。ここまで長かったですね。)

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さらに、加藤さん達が3年生になった7月1日、今年度も、佐野市内の中学1年生全員に、リーフレットが配布されました。(昨年度配布したリーフレットが好評だったようです。今後、数年間は毎年配布する予定だそうです。)
  
中学1年生だけに関係する話ではありませんので、多くの方に見ていただきたいです。佐野市防犯協会からも了解をいただきましたので、PDFファイルも添付しました。リーフレット.pdf
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*生徒の皆さんの中には、研究の成果を行政などに提案・提言したいと考えている人もたくさんいると思います。今回のリーフレットは、そうした成功事例の一つと言えると思います。企画力や行動力、そしてチャレンジ精神など、見習うべきものがたくさん詰まっていますね。