文字
背景
行間
2022年7月の記事一覧
【中高】宇都宮大学グローバルサイエンスキャンパス開講式
7月23日(土)9時~、宇都宮大学陽東キャンパス「アカデミアホール」で、「令和4年度 宇都宮大学 グローバルサイエンスキャンパス 開講式」が行われました。
宇都宮大学の科学人材育成プログラムは、 iP-U (アイピーユー:incubation program for innovative students at Utsunomiya University)と呼ばれています。
宇都宮大学は、数ある大学の中から、文部科学省によって、平成27年度にGSC(グローバルサイエンスキャンパス)に採択されました(第1期)。平成31年度には継続して採択され(第2期)、今年度で通算8年目を迎えました。
GSCは現在11大学(宇都宮大学、東京大学、東北大学、広島大学、金沢大学、名古屋大学、神戸大学、慶應義塾大学、静岡大学、島根大学、琉球大学)が採択されており、宇都宮大学のSGC事業(iPU)は、非常に高く評価されており、県外の高校生も数多く受講しています。
今年度は、募集40名のところ、県外24校を含む52校から101名の応募があり、選抜の結果46名が合格しました。本校からは、中学3年1組の松葉紳一郎君、高校1年1組の戸室葵さん、2年4組の柳川凛さんの3名が合格しました。おめでとうございます。本来、高校生が対象ですが、中3の松葉君は選抜試験(筆記とビデオメッセージ)の成績が優秀であったため、見事合格しました。
本日は、その開講式が行われました。
赤い矢印の3名が本校生です。
開講式終了後から、講座が始まりました。
次の講座の準備をしている柳川さんに会うことが出来ました。
3名とも、頑張ってください。
【中学】県総体、男子バスケットボール(1回戦)
7月22日(金)、令和4年度 栃木県中学校総合体育大会(バスケットボール)の1回戦で、那須塩原市立三島中学校と対戦しました(会場:県北体育館)。地区大会を1位で通過した強豪校を相手に惜敗しましたが、生徒たちは最後まで諦めずに戦いました。よく頑張りました。
【中3】シンカゼミ・インタビューのアポ取り
7月19日(火)・20日(水)放課後、中学3年生の「シンカゼミ」でのフィールドワーク(インタビュー等)のアポ取りのため、正面玄関に設置してある公衆電話の前には、順番待ちの列ができていました
電話でのアポ取りは、以前の「マイチャレンジ」のように事前に先生方が根回しをしておく、なんてことは一切ありません。生徒たちは、自分たちの行っている研究(商品開発)に関するフィールドワーク(インタビュー等)先を自ら選定し、どのように説明すれば、趣旨を理解していただけるか、話す内容を練り上げてから電話をします。
もちろん、断られることは普通にあります。そうした際には、先生方と相談しながら、必死に別のフィールドワーク先を探します。しかし、最終的には何とか決まります(というか、決まるまでやります)。直接訪問してお話を伺う場合もあれば、オンラインでのインタビューとなることもあります。
これらは、自分たちの壁(殻)を破るための大切な一歩です。
充実したフィールドワークとなることを願っています。
【中学】学校説明会(8/11)リハーサル
7月20日(水)放課後、来月11日(山の日)に佐野市文化開会で開催予定の「学校説明会」のリハーサルを行いました。
令和4年度の附属中学校「学校説明会」は、8月11日(木・山の日)に行われます。
午前の部<佐野市内在住者対象>
9:30開場 10:00~11:00
午後の部<佐野市外在住者対象>
13:00開場 13:30~14:30
*参加できるのは、小学6年生児童及びその保護者1名です。
説明会では、中高の生徒が「学校生活の説明」をします。今日は、そのリハーサルを行いました。
*本番での生徒の皆さんの活躍を楽しみにしています。
【高校】ジェンダーレス制服調査インタビュー
7月19日(火)放課後、筑波大学人文・文化学類2年生の朝賀史織さんが、「ジェンダーレス制服調査のインタビュー」のため、本校を訪れました。生徒会長の土屋君がインタビューを受けました。
朝賀さんは、大学で文化人類学を専攻していて、「ジェンダーレス制服の導入からジェンダーの意識の変化はどのようになっているのか」を調べているそうです。
ジェンダーレス制服導入のきっかけを作った生徒会長の土屋君への主な質問は、以下の5つでした。
1 今、それぞれの制服の選択率はどのくらいですか?
2 制服を変えることを公約にしたきっかけは何でしょうか?
3 自分らしさを尊重するなら私服という選択肢もあるように感じますが、なぜ制服にこだわったのでしょうか?
4 反対意見はなかったのでしょうか?
5 実際に、制服が変わったことについてどう思いますか?
なお、本校を調査対象に選んだ理由を聞いたところ、ネットで検索したら本校の取組が出てきたそうです。
土屋君がどのように答えたのかは知りませんが、朝賀さんの研究がうまくいくことを願っています。
わざわざ栃木県まで来てくれて、ありがとうございました。
身近な風景 ~セミ・チョウ・トンボ
自然大好きの草野さん(佐野市在住)から、たくさんの写真をいただきましたので紹介します。
まずは、7月5日頃、梅林公園で羽化したニイニイゼミです。幼虫に泥が付いているのが特徴です。一番最初に羽化するのは、このニイニイゼミのようです。
次は、アゲハチョウです。7月10日頃にいただきました。
こちらは、クロアゲハです。この写真は今日いただきました。
ハグロトンボだそうです。
昆虫たちが軽々と空を飛んでいる姿を見ていると、自分の中の余分な力がふっと抜けていくような気がしました。
素晴らしい写真をご提供いただき、ありがとうございました。
身近な風景 ~県立博物館企画展
7月17日(日)宇都宮市にある栃木県立博物館の企画展「アンモナイトの秘密 ~いまもいきるアンモナイトのなかま」「ダンゴムシ」を見学しました。皆さんも、夏休みになったら、ぜひ訪れてみてください。両企画展ともに、地味なテーマではありますが、非常に見ごたえがありました。
こちらが、企画展「アンモナイトの秘密」の入り口です。
中に入ると、「世界最大のアンモナイト生体復元」のコーナーが目立ちました。実物大の模型と化石が展示されています。もちろん写真撮影OKです。
宝石になったアンモナイトの輝きに引き付けられました。
変わった巻き方をしている化石も多数見つかっています。
日本国内でも、多数のアンモナイトの化石が出土しています。
栃木県からも発見されています。
アンモナイトは絶滅してしまいましたが、その仲間たちは今も繁栄しています。
イカやタコは、アンモナイトと同じ軟体動物で、近い関係にあります。
アンモナイトは、中学の地学分野で出てくる「示準化石」(この化石が見つかると、その時代がある程度、推測できる化石)として有名ですが、こんな暮らしをしていたのか、と驚きの連続です。
同時期に開催しているミニ企画展「ダンゴムシ」も楽しい展示です。
今回の企画展は、写真撮影OKでした、それどころか、「ハッシュタグ#ダンゴムシでつぶやいてね!」と投稿OKです。博物館もSNSを最大限に利用していました。
アンモナイトと同様に、SNS映えする展示が満載でした。
皆さんも、博物館から投稿してみませんか?
【中学】速報「全国ディベート甲子園」全国大会出場決定!
7月17日(日)、「第27回全国中学ディベート選手権(ディベート甲子園)」の関東甲信越地区予選2日目がオンラインで行われました。予選1日目(6月19日)で、本校は暫定4位と好発進をしました。今日の2日目で、全国をかけた戦いに見事勝利し、特設活動の創設以来、悲願の全国大会初出場を果たしました。おめでとうございます。
全国大会出場決定の瞬間です。石塚先生も感極まっていました。
今回のディベートの演題は、「日本は中学生以下のスマートフォンなどの使用を禁止すべきである。是か非か」です。
全国大会出場をかけ、強豪校である「桜蔭中学」と対戦しました。勝った方が全国出場という大一番です。
試合が終わりました。ジャッジからの講評が始まりました。講評を聞く限り、大接戦でどちらが勝ってもおかしくないような内容でした。若干、重苦しい雰囲気が漂っていました。どちらが勝ったかは、最後の最後に発表になります。
そして、運命の瞬間がやってきました。
結果は、本校が3-0で圧勝でした。歓喜が爆発しました。
別室で応援していた同級生や後輩たちが次々に集まり、歓喜の輪が広がりました。
今日の2日目で、全国大会の出場枠6校の内、4校が確定しました。
開智中、浅野中、創価中、そして佐高附属中です。司会の方から「佐高附属中、初出場です」と紹介され、大きな拍手が沸き起こりました。
明日の3日目は、この4校で準決勝、決勝が行われ、今日敗れた4校で、最後の2枠を争います。いずれも、私立の超進学校(中高一貫校)です。
こうして、予選2日目が終わりました。数々の激戦を行った仲間たちと再び顔を合わせ、健闘を称え合いました。
この日、応援に駆け付けてくれたOBの若林君(現高2。中3の時はコロナで大会がありませんでした)からも、お祝いと激励の言葉がありました。もちろん、校長からも「おめでとう」と言わせていただきました。
明日も試合は続きますが、全国大会初出場決定を祝して、ペットボトルのお茶で乾杯しました。
明日の準決勝、そして決勝、頑張ってください! 応援しています。
【高2】「とちぎユースチャレンジ」に採択されました!
7月15日(金)放課後、3名の高校2年生が校長室に報告に来てくれました。「とちぎユースチャレンジ」に応募し、7月2日に行われたプレゼンの結果、「ステップアップコース」(中・長期、補助金10万円、補助件数3件)での採択が決まったそうです。良かったですね。
(左から)木村香乃音さん(2-2)、小熊優衣さん(2-2)、須貝咲那さん(2-1)の3名
これは「とちぎユースチャレンジ」でのプレゼンのパワーポイントです。
以下は栃木県の「とちぎユースチャレンジ」のHPです。
https://www.pref.tochigi.lg.jp/c07/life/seishounen/seishounen/kouhou/r4yusuboshuu.html
3名は、教室の後ろの壁に掲示してあった上記の「チラシ」を見て応募したそうです。こうしたチャレンジ精神やフットワークの軽さが素晴らしいと思いました。チャンスを自分からつかみ取っています。
3名は、課題研究の一環として、教育格差の問題に取り組んでいます。教育格差の解消に向けて、教育を受ける機会を確保している国々の学生等と交流し、日本に欠けている視点や取組について研究したい、という希望を話してくれました。
私からは、自分たちだけでなんとかしようとせずに、いろいろな人たちの考えを伺ったり、巻き込んだりすることで、考えを深めたり、活動を広めたりしていくといいのではないか、とアドバイスしました。
また、毎週木曜日と金曜日の放課後、寮で開催されている「哲学カフェ」(阿見拓男先生の主宰)では、「格差」をテーマに議論されていたので、そこに参加してはどうかと勧めました。
その後、実際に「哲学カフェ」に参加してくれました。自分たちの考えを「哲学カフェ」の参加者に説明していました。
今後の3名の研究がうまくいくことを願っています。頑張ってください。応援しています。
【中2】「道徳」(消防団)の授業見学(高木先生)
7月15日(金)7限目、中学2年1組の「道徳」の授業(高木先生)を見学しました。社会参画、公共の精神をテーマにした「消防団」の仕事に関する授業でした。本校の卒業生で、葛生で理髪店を営みながら、長年「消防団活動」されている三浦克久さんが、附属中生のために、ユーチューブ動画(https://youtu.be/MbcAh06vvTQ)を作成してくださいました。消防団の活動や、なぜ、消防団活動を続けているか、などについて、わかりやすく説明してくださいました。
授業では、教科書で紹介されている巻出さんが、なぜ消防団を続けられたのかをグループで話し合いました。
いくつかの班で、発表してもらいました。
生徒たちからは、自分たちが町を守っているという「誇り」を感じていたからこそ、続けられるのではないか、という意見が出されました。
そこで、葛生町で理髪業を営む「三浦克久」さん(本校の卒業生)が作成してくださったユーチューブ動画を視聴しました。三浦さんは、昨年度もユーチューブ動画を作成してくださいましたが、今年度版はさらにシンカしていました。
→ ここで実際に視聴できます! https://youtu.be/MbcAh06vvTQ
約9分間の動画は、とてもわかりやすくまとめれており、消防団の仕事や課題などについても知ることが出来ました。生徒の皆さんの予想どおり、三浦さんも、消防団活動を通して町を守っているという「誇り」に溢れていることを感じました。
教科書では、京都の消防団が取り上げられていましたが、佐野市内で消防団として活躍されている、自分たちの先輩の発言にはリアルさがありました。生徒たちは、自分たちのこととして考えることが出来ました。
*三浦克久様におかれましては、お仕事でお忙しい中、今年度も生徒たちのためにユーチューブ動画を作成してくださり、ありがとうございました。
このような同窓生がいらっしゃることを、私たちも「誇り」に思っています。
特にありません。