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農業経営科の日誌

来シーズンに向けたナシ園の準備

10月下旬あたりからナシの樹の落葉が始まり、適度に落葉した11月下旬から落ち葉さらいを始めました。落ち葉をそのままにしておくと病害虫の温床となり、今後の生産に影響するため落ち葉をさらいます。

【11月26日 農経科3年 課題研究】

果樹園西側(品種:幸水、豊水)から作業が始まりました。適当に小さい山を作り、3人が協力して運搬車に積み込みます。

【12月9日 他学科選択3年 果樹】

実習の先生が毎日せん定を行っています。授業の前半は、切りとられている枝を一束にして、果樹園の外に搬出しました。後半は、果樹園中央付近(品種:にっこり)の落ち葉をさらいました。

【12月11日 農経科3年 総合実習】

この日は、枝の切り口に「癒合剤(ゆごうざい)」を塗りました。傷口の保護と病気の侵入を防ぎます。

【12月16日 他学科選択3年 果樹】

11月に講義と果樹VRで学習した「せん定のしかた」について、実際の枝で確認をしました。剪定ばさみやのこぎりで枝を切りとり・麻ひもで誘引・捻枝(ねんし:枝をひねること)をして枝を倒すことを実演しました。その後、果樹園東側(品種:あきづき)の落ち葉をさらいました。

【12月17日 農経科3年 課題研究】

落ち葉の山にダイブし、両手でかき集めて核を作ります。この核を元に踏み固めて、ぎゅうぎゅうに詰まった小さい山を作ります。そして、相当な重さになった落ち葉を3人がかりで運搬車に積み込みました。最後の山を楽しんでから落ち葉を積み込み、本日で作業が完了しました。

【次回】

ナシ園は終わりましたがブドウ園が残っていますほくそ笑む・ニヤリ。3学期はブドウ園からスタートです!

未来へつなぐ とちぎ農業ファーラム2024

 農業経営科3年生は、栃木県総合教育センターで行われた農業フォーラムに参加をしました。各校のパネリストは就農に対する思いや自分の将来像について、熱心に話してくれました。生徒たちも感じることがあったようです。

 

  

果樹VR「せん定」の授業

11月に入り、農業経営科2年生と他学科選択3年生の「果樹」では、整枝・せん定などについて学習してきました。

授業で学んだことを、さらに深めるために、今回は「果樹VR」を利用しました。

 【21日(木) 農業経営科2年】

まずは、前回までの授業内容(整枝・せん定、仕立て方など)を振り返りました。

その後、生徒代表1名はゴーグルを着用し、その映像を電子黒板で他の生徒と共有しました。

 

【25日(月) 他学科選択D3年】

【まとめ】

花芽の数が少ない枝や古い枝(4年目の枝)は、今後の収穫量が見込めないためせん定し、その空いたスペースに新しい枝を誘引する。このようなことを果樹VRを通して、さらに理解を深めることができました。

しかし、実際の果樹園は、枝の本数が多く特徴をつかむまでは見分けるのが難しいです。また、作業のしにくさや寒さによる疲労などもあり、実際に作業をしてみないと分からないことが多々あります。

今後、本校果樹園で実習する場合には、このような難しさや大変さを実感してほしいです笑う

 

[農業経営科] 農業用ロボットを学ぶ

   DXハイスクール事業により農業用ロボットの開発に携わっている宇都宮大学教授の尾崎先生を招いて、 農業経営科3年生40名に講義をしていただきました。尾崎先生に、ロボットの実演をはじめとした、仕組みや今後の課題などを指導して頂きました。生徒は実際に動いているロボットに触れることで、学びが深まったと感想を述べていました。