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今週17日(火)に課題研究の2・3時限目を利用して、キャリア形成推進事業を実施しました。
河内農業振興事務所の職員(果樹担当)をお招きし、あきづきの夏季誘引についてご指導をいただきました。
本校の果樹園は、幸水や豊水、にっこりなどが41本あり、そのうち10本は「あきづき」です。
あきづきは、品質や食味は良好で2001年に品種登録された、やや晩生の赤ナシです。
おいしいナシですが、新梢に花芽がつきにくいという特徴があり、7月初旬頃に誘引することによって花芽の数を増やせます。
【まずは自己紹介。講師の先生は本校のOBでした】
【講義の前半は、本県の農業の現状や推移について。後半は、あきづきの特徴について説明していただきました】
【誘引する新梢の見きわめ方について(止め葉)】
【新梢に麻ひもを結わえて…】
【45°にして棚に固定します】
このようにご指導いただきました。実際に新梢の誘引に取り掛かろうしたところ…
麻ひもの縛り方でわからないことがあり、誘引よりも縛り方のご指導をいただくことになりました。
そして、時間になってしまったため、誘引は行えませんでした。
次週から学校は夏休みになりますが、果樹園の栽培管理でたびたび登校しますので、その時に夏季誘引を実施します。
本日は、お忙しい中ありがとうございました。
今年度、農業経営科の3年、地域資源活用の授業で栽培しているエソジマモチの現在の生育状況です。先日草取りをしました。生育が不揃いになった箇所が課題となりました。
ブドウの袋掛けを終え、次は副房(ふくぼう)を切る作業に取りかかりました。
果実(房)がつく枝を「結果枝(けっかし)」と言いますが、その枝に、商品にならない(袋掛けをしなかった)房が、まだついています。
本日は、副房を切り落とし、商品にする房の品質を高めるための管理作業をしました。
【7/11 他学科選択D3年】
※2年生の体育着(グリーン)を着ている生徒がいます。
本人に話を聞くと「昨日、体育があって洗濯をしたら乾かなかったので、これは弟のジャージです」とのこと。
農業の授業では、洗濯した実習着が乾かない…どうしようということがあります。
梅雨時の農業の授業あるあるです
私が担任をしていた時、夏の保護者面談で「先生、実習服をもう一着買いたいんですけど…」と、保護者からお話をいただくことが、たびたびあったな。と、思い出しました。
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副房を切る作業は、もう少し続きます!
今週は、2年生がインターンシップを行っており(農業工学科の生徒を除く)、果樹園の栽培管理は3年生がメインです。このような中、ブドウの袋掛けが始まりました
袋掛けは、雨滴伝染性の果実病害の軽減・農薬散布による果実汚染の回避・害虫防除・裂果防止・鳥害防止・日焼け防止・外観品質の向上の目的があります。
【7/8 他学科選択D3年 品種:ハニービーナス】
【7/9 農業経営科3年果樹専攻 品種:シャインマスカット】
※農経科2年生。本日は、インターンシップ先が定休日のため学校で実習です。
ネットを下ろし、地際にあるワイヤーに麻ひもで固定しました。
※3年生の袋掛け作業は終盤。2年生も作業終盤(ブドウ園をぐるっと一周してネットを固定)。
※ブドウの袋掛けは、翌日7/10の農経科3年総合実習の授業で完了しました
色づいてきたブドウは、こんな感じ。
先週の6/14(金)に農業クラブ県大会が開催、そして無事に終えることができました。
やっと、ひと息つくことができ、穏やかな学校生活が戻ってきました
そこで、昨日の「課題研究」と今日の「総合実習」で、ブドウの摘粒作業を終わらせました。
【農業経営科3年】
◦シャインマスカットは、他の品種に比べて房数が少ないため果樹専攻生が行いました。
◦本日、作業が完了。撤収
◦あきづき(ナシ)の誘引する枝の長さを測定しました。
◦ナシの本摘果も完了し、現在の大きさはピンポン玉くらいです(幸水・豊水)。
◦こちらはラ・フランスです。
さて、来週から1学期期末テストが始まります。
ブドウの整房・ジベレリン処理・摘粒を忘れかけている人は、HPを確認して実習内容を思い出してね