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【PTA】附属中第3学年 第1回保護者会

2025年6月24日(火)、附属中第3学年の保護者会が東雲ホールで開催されました。

 

●「心の健康教室」

今回は保護者会の前に、「心の健康教室 こころのサインに気づいたら~思春期・青年期の子どもへ親のできること」について、とちぎステップ家族相談室室長 渡邉厚司先生よりお話をいただきました。

思春期、青年期は「自分自身になっていく」ために避けることのできない「今日一日」が続き、その「今日一日」に隠された大切なテーマは「親離れ‐子放し(離れ)」であり、「自己親密性の育み」への橋渡しでもある「今日一日」を歩み育む子供たちに親ができることは?という概要のお話でした。

受験期においては進学先が決まるまで親も子も不安な中で生活することとなりますが、進学先によっては子供と物理的に離れることがあるかも知れません。そんなこれからの3年間、感受性豊かな子供とどのようにコミュニケーションを取っていくかについて、「道具」という例えを交えて判りやすく学ぶことができました。

また本日の講話は親子関係だけではなく、他の家族や職場でもあてはめて考えることができる内容でした。自分自身も大切にして、私生活でも活かしたいと思います。

 

 

●単位制導入について

高校の小林主幹教諭より来年度から導入される「単位制」と制服(ブレザー導入)について、子供たちと一緒に説明を受けました。単位制について複数科目から選択できること、英数が少人数授業で後の受験に活かせることが強みになることが親としても心強く思いました。

 

●第1回保護者会

最初の中学3年生の保護者会は校長先生が不在だったため、小堀教頭先生のご挨拶をいただきました。

部活動総体の成績や今後の行事についてのお話と「附属中学校の最高学年」として連帯感をもって取り組み、各自の成長の糧にしてほしい、また中高一貫校の「折り返し地点」を間もなく迎える中学3年生の2、3学期は高校への接続を充実させるために重要な時期とのお言葉をいただきました。  

 

◎1学期の様子と夏休みの過ごし方についてと連絡事項

藤井先生・鈴木先生・高崎先生より1学期の学習・生活の様子と夏休みについてお話をいただきました。

 ・今年の中学3年生は静かにじっくり取り組むことができ、課題に対して素直に取り組む姿勢があること、グループワークではクラスメイトと協力ができていることが特徴である。

・今年度より「進路サポート」という学級活動での中高一貫校生用の補助教材を使用している。

特に中学3年は「中だるみ」しやすい時期でもあるので予習、復習そして更なる家庭学習の習慣をつけて、この時期こそ「基礎学力」を養ってほしい。

・夏休み中はこの期間にしかできないこと、例えば「外に出て行っての活動」にチャレンジする等を経験値にして大学受験時にアピールできる「自分の売り」になるものを見つけてほしい。

・高校の先生にもアポをとって質問をすることや、大学のオープンキャンパスに行く等して、いろんな方と関わりをもち広い世界に目を向けてほしい。

・中学生最後の年、特設の合唱部・駅伝部には積極的な参加を保護者からも進めていただきたい。

・「中3プロジェクト」という高校への接続を目的とした放課後の学習会。子供たちの興味が広がるような講座を10月も検討している。

・高校の部活動への参加は9月に見学期間、10月から参加可能予定。

・修学旅行について、7月上旬に参加同意書等を配布予定。

・高校の一日体験は、夏期補講の2日目の午前中に開催(後日文書配布)

 

●高校進路部との座談会

保護者会後に、高校進路部の山木先生との座談会を開催いたしました。

私たち保護者としても高校受験がないとはいえ「いま何をすべきなのか」を高校進路指導の立場からお話を伺う有意義な時間でした。

座談会は初めての形式ということでしたが、距離も近かった分、私たちの質問に対して普段では聞けない内容を事細かに教えていただきました。

 

梅雨空の午後から長時間にわたり、講師の先生、日ごろお世話になっております先生方、ありがとうございました。そして保護者の皆様、大変お疲れさまでした。あと9か月、笑顔で卒業を迎えられるように日々を過ごしていきましょう。