学校生活[全日制]

学校行事や授業風景、四季の移ろいなどを紹介します

日本学生支援機構奨学金予約生の募集について

3年生を対象に日本学生支援機構奨学金予約生の説明会を行いました。

奨学金の種類は、「給付奨学金」「貸与奨学金」の2つです。

制度の詳細は、日本学生支援機構のホームページをご覧ください。
本校の「給付奨学金」の推薦基準はこちらをご覧ください。

また、平成31年度に大学等へ進学を希望する卒業生で、
卒業後2年以内の人は応募することができますので、
書類が必要な人は、本校にご連絡ください。
(電話0285-82-3413 奨学金担当まで)

なお、給付奨学金と貸与奨学金(第1回)の書類提出の期限は
6月15日(金)です。

3年生による奉仕活動

天気予報では雷雨の可能性も指摘されていましたが、曇り空のなか、予定通り1年生の奉仕活動が実施できました。本校では各学期に1回ずつ学校内外の清掃やゴミ拾いをおこなう奉仕活動を実施しています。今回は窓の汚れを綺麗にすることを中心に、教室のワックス掛け、廊下の拭き掃除、トイレの清掃、そして校外のゴミ拾いをおこないました。

廊下にはロッカーがあり、普段はなかなか清掃が行き届かない窓は念入りに綺麗にしました。

廊下も徹底して磨きます。

屋外は敷地内の落ち葉の処理、そして校外はゴミ拾いをおこない、学校まで持ち帰り処分しました。

2学期は2年生が実施します。

生徒総会

11日の6時間目に講堂で生徒総会が開かれました。

昨年度の行事報告や決算報告、今年度の行事計画案や予算案が承認されました。今年度の生徒会スローガンは「重ねる色彩 創る未来」です。生徒会議長の進行で、全高生徒が自分たちの学校をよりよくするため、生徒総会に一人一人が真剣に臨んでいました。

交通安全講話がおこなわれました

27日の6時間目に交通安全講話が行われました。

 真岡警察署の石村拓也様にお出でいただき、最近の栃木県内、真岡市内の交通事故の現状をお話ししていただきました。4~7月が交通事故が多く、高校生は登校中の事故が多いということでした。朝は生徒だけでなく、大人も通勤などで急いでいます。時間に余裕をもち、譲り合いの気持ちを忘れず登校しようと話されました。
 一時不停止、並列走行、イヤホンを使用しながらの運転、傘差し運転など、ちょっとしたことが原因で事故は起きています。登下校の際には交通事故に十分に注意しましょう。

創立記念式と講演会

 4月20日は本校の創立記念日です。今年は記念日に合わせて午後に創立記念式と創立記念講演会がおこなわれました。
 校長式辞で、本校創立の背景や、本校発展に寄与された卒業生の紹介がありました。県内3番目の旧制中学である本校は、芳賀地区の人たちの強い要望から設立されました。費用は当時で1万円、現在の約2億円に相当する金額だったそうです。そのうちの半分が地元の人たちの寄付によって賄われたということでした。旧校舎は現在も記念館として残され、創立当初からの資料や教材、制服などが展示されています。ぜひ一度ご覧下さい。

講演会では本校出身でカメラマンとして活躍している野澤亘伸氏のお話を伺いました。野澤先輩は雑誌FLASHの専属カメラマンとして1993年にデビューし、その後芸能やスポーツ、事件や災害などの作品や、海外の取材を通して様々なジャンルの写真を発表してきました。司会進行の体育科教諭と同級生だったというサプライズや、芸能界で活躍している方々の撮影の話題で生徒たちは一気にテンションが上がりました。一方、アフリカのレソトやブルキナファソ、ソマリアなどで撮影してきた社会問題を訴える写真を交え、発展途上国の現状を取材や体験談で伝えていただきました。うち捨てられた戦車の上で遊ぶ子どもたちの写真や、ゴミの山の中で生活している人たちの写真から、生徒たちは訴えかけてくる強いメッセージを感じ取ったようです。

野澤先輩は、1995年の地下鉄サリン事件の起きた電車内にいたそうです。その現場でカメラマンでありながら写真を撮れなかった悔しさがその後の活動に大きな影響があったことを話されました。その教訓が、東日本大震災では実際に現地に足を運び、ためらいもある中、悲惨な現状にレンズを向ける力になったそうです。人々に伝÷写真を撮る、プロカメラマンの熱源となっているようです。
最後に、カメラマンとしての経験を踏まえ、「やりたいことを諦めないこと」、「知識だけではなく経験によって得られるものの大切さ」、「自分の弱みを知り、そのうえで生き残る術を考えることで弱点が強みに変わる」というメッセージを生徒たちに伝えていただきました。どのエピソードも非常に印象に残るもので、あっという間の60分間でした。

自転車安全点検

16日の昼休みに自転車安全点検がおこなわれました。

昨年の記事にタイヤの指定空気圧を話題にしました。タイヤの側面に指定の値が記されています。安全のため、パンク防止等のために日頃から空気圧を確認しておきましょう。その他日常の点検はどれくらいの頻度でおこなえばいいでしょうか。自転車メーカーの取扱説明書には、6ヶ月ごとに点検とあります。小さな破損でも重大な事故に繋がることもありますので、定期的にチェックするように心がけましょう。

化学実験~鉄の反応速度~

今日の2時限目、3年生の化学の授業の様子です。

上の写真はシュウ酸鉄(Ⅱ)を加熱し、非常に細かい鉄の粉末を取り出ているところです。通常、鉄はゆっくりと空気中の酸素と反応し酸化し(錆び)ていきます。しかし、非常に細かい粉末の状態になると、あっという間に酸素と結びついてしまいます。実験でそれを確認しました。
まず、鉄クギやスチールウール(金だわし)を上から落としても何も変化をしないことを確認しました。次に、シュウ酸鉄を加熱して作った細かい鉄の粉末を同じように上から落とします。

あっという間に酸素と反応します。この時鉄の粉末と酸素分子が衝突する時に摩擦エネルギーが生じ、それによって燃えながら落ちていきます。下の写真は試験管の手元を拡大したものです。

鉄粉が落ちると、瞬間的に熱を帯びて赤くなっていることがわかります。
加熱直後に落下させると余熱の影響で燃た可能性が否定できないため、一定時間冷ましてから実験をおこないました。冷えた状態でも落とすだけで燃焼することを確認しました。

1学年特別学習会がおこなわれました

今週から新学期がスタートし、ようやく1週間が終わろうとしています。課題テストがあり、部活では新しいメンバーが加わったりと、生徒たちにとっても職員にとっても慌ただしく色々なことがあった1週間でした。特に1年生は慣れない高校生活で少々疲れたころですね。疲れが溜まった週末ですが、金曜日の放課後から土曜日にかけて特別学習会がおこなわれました。

入学してすぐのこの時期に、特別学習会で予習復習の勉強法を身につけようと学習会がおこなわれています。予習復習の習慣がついている生徒にとっては当たり前のことですが、まだそういった習慣のない生徒もいるでしょう。入学して様々な場面で予習復習の大切さが言われてきました。これを機に1年生全員が予習復習の習慣を定着させ、そのやり方も身につけましょう。先日の学習会で言われた1日3時間を目標に頑張りましょう。

まず、目標は中間テスト。良いスタートダッシュを切りましょう。

結核検診

13日は集団検診車に来ていただき、1年生と職員の結核検診を行いました。

9日の始業式の日には身体計測がありました。年度初めは結核検診を初めとして様々な検診が続きます。身体計測の時の暖かさとは違って今日は少し寒いくらいでした。廊下が冷えていたのでストーブが用意されました。

生徒に前後して職員も検診を受けました。


検診車の中はこのようになっています。注意マークの扉から入って一人一人撮影しました。現在の結核検診は胸部をX線デジタル撮影し、デジタル画像を呼吸器専門の医師が確認するそうです。結果は数週間後に届くことになっています。
身体計測の時同様、生徒がしっかり取り組んで検診はスムーズに進み、午前中で職員も含めほぼ全員の検診が終わりました。

新入生部活動説明会

1年生向けに部活動説明会が開かれました。部活動は日々の勉強とともに高校生活の大きな柱です。どの部活に入るかで高校生活、そして将来が大きく変わる可能性もあります。この大切な部活動について、2・3年生の各部の先輩たちがパフォーマンスを交えて1年生に紹介しました。





写真は上からジャグリング部、応援團、吹奏楽部です。この他に本校にはたくさんの運動部、文化部、同好会があります。色々な部活を見学して自分のやりたい部活に出会って、楽しい有意義な高校生活にしましょう。

「波」の授業

9日は始業式、10日は課題テストを乗り切って、1・2年は今日11日から通常の授業が始まりました。初めての教室、新しい教科書、先生も変わり、新鮮な気持ちで授業を受けたのではないでしょうか。
昼の掃除が終わり、5時間目に廊下を歩いていると人だかりが。物理実験室横の廊下を使って教頭が“波”の実験をしているところでした。延長コードを使った横波と、バネを使った縦波を生徒たちに見せていました。特に縦波の実験は生徒の反応が良く、教頭の狙い通りの反応だったようです。



写真や説明だけでなく、実際に目の前で見せてもらったようすは印象に残ります。映像として頭に入ったのではないでしょうか。物理は化学や生物と比べると、教科の特性上なかなか目で見て理解する場面が少ないので、こういった実験は貴重です。
昼下がりの真岡高校、物理の授業でした。

1学年学習指導会

今日の午後、1年生全員を対象に多目的ホールで学習指導会が行われました。多目的ホールは200名が余裕で入れる大きな教室です。新入生が一堂に会して、これから3年間、真高生として過ごしていくために必要な基本的な生活や、学習について講話を聞きました。

はじめは「進路実現への3年間の道のり」という資料をもとに、学年主任から真高生としての在り方について話を聞きました。学校での過ごし方、文武両道、日々の勉強を通して精神面も成長させていくこと、それぞれが大切だという話にしっかりと耳を傾けてました。

学習指導部長からは、平日3時間休日5時間の家庭学習を積み重ねて早く予習・復習の習慣を身につけること。普段の授業をしっかりと聞き、授業内容を自分のものにするという授業中心の学習法ができるようにすること。テストの見直しは大切だということなどを丁寧に説明していただきました。

平日3時間休日5時間勉強の勉強で、1年間で約1200時間、3年間続けると3600時間となります。毎日毎日の積み重ねが高校3年間で膨大な学習時間数となります。夏休みや冬休みの長期休業中や早朝の学習時間なども入れると、始業式の校長式辞で話された「約5000時間努力するとその道のプロになれる」というその5000時間を超えることができます。
 離任式の体育科の先生は「目標を立て、それに向かってどういう努力が必要か、それに向けて逆算をして勉強や練習をしよう」と話されました。3年間は長いようであっというまです。3年後を逆算してこれからの高校生活を送りましょう。最初に渡された「進路実現への3年間の道のり」という資料は真高生の3年後を考え逆算した流れがわかります。ぜひ有効活用して、今後の真高ライフに生かしましょう。

始業式午後の身体計測

始業式を済ませた生徒たちは、その日の午後、身長、体重、視力、聴力の身体計測をおこないました。

2・3年生は身長の計測で去年よりも伸びているか期待しながら列に並んでいました。希に去年より縮んだ(?)生徒もいましたが、自分の目標を超えて喜ぶ姿がみられました。

聴力検査会場は身長計測の会場とうってかわって静かな中での検査です。
生徒たちの的確な状況判断と、保健委員・生徒会役員の働きで、全校生が同時におこなった身体計測ですが1時間ほどで大半の生徒が測定を終えました。

1学期スタート~離任式・始業式・対面式~

今日から1学期が始まりました。春休み中も部活等で生徒は登校していましたが、学校が始まり、校舎内に活気が戻ってきました。朝から廊下を歩いていると気持ちの良い挨拶が飛んできます。朝のSHRを終えた生徒たちは、まずは大掃除で校内を綺麗にするところからスタートしました。そして、掃除の後は、各式のため講堂へと移動しました。
まず最初におこなわれたのが離任式。この春の異動で真岡高校を去ることになった5名の先生から挨拶をしていただきました。

本校での勤務年数は5人それぞれ違いはありましたが、思い入れの強さは皆一緒で、本校での思い出を交えながら生徒たちにエールを送っていただきました。生徒たちも最後のメッセージをしっかりと刻んでいました。5人の先生方の挨拶が終わり、降壇の合図があったところで応援團やサッカー部、野球部の生徒たちが突然壇上に上がり、離任される先生たちにサプライズのエールを送りました。真岡高校らしい離任式だったのではないでしょうか。他の学校ではあまりないことだと思いますので、離任される先生方にとっては最後の最後でまた一つ記憶に残る思いでが追加されたのではないかと思います。

温かい雰囲気の離任式も終わり、生徒たちは始業式に臨みました。着任式や入学式で挨拶があったため、生徒たちにとっては新校長の挨拶を聞くのはこれが2回目となります。

校長からは「真高プライド」、「天の星を掴もうとすれば泥は掴まない」という西洋のことわざ、「小さなことを大切にする心」の3つのことをテーマに話がありました。その話の中で人間は約5000時間努力すれば、その道のプロになれるという話がありました。これは認知心理学に基づいたものだそうです。少し計算をしてみましょう。5000時間÷三年は1667時間。高校1年間で、1667時間。これを365で割ってみましょう。つまり1日あたりを計算すると・・・、4時間36分。部活や勉強を極めるためには毎日4時間強努力すればその競技や教科のプロに近づける、そういう数字だったのです。新学期を迎え、真岡高校の学校生活を実りあるものにするために逆算をしてみると、少しずつの努力を積み重ねることが大切なことだとわかりますね。肝に銘じましょう。
始業式が終わったあとは、2・3年生と新入生の対面式がおこなわれました。

まだ少し遠慮しているところも見られ、初々しい新入生ですが、今日の初心を忘れずに、1日も早く真岡高校に慣れ、立派な白布健児を目指して日々を過ごしましょう。
午前中は約2時間半、講堂で式が続く長丁場でしたが、生徒たちはしっかり式に臨んでいました。午後は身体計測です。新学期が慌ただしくはじまりました。

全定合同の入学式

穏やかな天候に恵まれ、新入生にとっては登校しやすい初日を迎えることができました。色々なことを思い、緊張の中で登校してきたことと思います。初々しい全定の新入生たちの入学式が挙行されました。

国歌斉唱につづき、各クラス担任から呼名され元気な返事で起立しました。校長から入学許可をいただき、晴れて真岡高校の生徒となりました。校長、同窓会長、PTA会長からお祝い、激励の言葉を頂戴しました。





多くの高校では演台に華やかな花が置かれますが、本校では伝統ある男子校の厳かな入学式に相応しい盆栽が佇んでいます。
祝辞の後、新入生代表の宣誓が読み上げられました。

式の最後に、吹奏楽部の演奏に助けられてまだ慣れない校歌を斉唱し、式は終了しました。式後は全日制と定時制で分かれ、講堂に残った全日制の生徒たちへは1学年の担任団の紹介があり、自分のクラスの担任と副担任を確認しました。

晴れて入学式を終え本校の生徒となった新入生たち。3年間の間には楽しいことや辛いこと、忘れられない思い出になることなどたくさんの出来事が待ち受けています。1日1日を大切に過ごし、大きく成長して、真岡高校に入学して良かったという高校生活にしていきましょう。
 新入生の保護者の皆様には狭い校内の駐車にご協力していただきありがとうございました。本校ではグランドが人工芝になって、行事等でご来校頂く際に今回のような駐車形態の駐車をお願いすることがございます。ご不便をおかけいたしますが、今後ともご協力よろしくお願い申し上げます。


入学式について

ご入学おめでとうございます
4月6日(金)
9:00~9:50に受付をお願いします。
9:50には式場内にご着席下さい。

※駐車場について
キューロク館駐車場はイベント開催のため駐車場としてお借りしていません。駐車しないようお願いします。
また、校内の駐車スペースは十分ではありません。できるだけ公共交通機関等をご利用下さい。
校内駐車は、詰めた状態でお願いします。途中の移動ができまのでご注意下さい。終了後12:30頃に一斉にご移動をお願いします。

在校生登校日・新校長着任式

5日は新2・3年生の登校日でした。今年度最初の登校日です。昨年より桜が早く咲いて、正門脇の桜は赤い花柄を残し、葉桜に変わってきています。桜の花が早かった分、欅の芽吹きも早く、今年は桜の花の代わりに欅の緑が生徒の登校を出迎えました。そよ風に欅の若葉が揺れ、爽やかな登校日となりました。



穏やかな景色の中、生徒たちは朝から大掃除や明日の入学式の準備、そして新クラス発表など新学期を目前に控え慌ただしく過ごしました。準備ができた講堂をお借りして、この4月から新たに本校校長としてお迎えした軽部校長の着任式がおこなわれました。



教頭の紹介の後、軽部校長の生徒に向けた着任の挨拶がありました。真岡高校の生徒としてプライドを持って、本校での学校生活で真の教養を身につけてほしい。教養とは単に勉強だけでなく、状況に応じて的確適切な判断のできる者が真の教養だ。新校長の講話を生徒たちは真剣に聞き入っていました。最後に生徒を代表して生徒会長から歓迎の挨拶がありました。



着任式後、新2・3年生は新たなクラスが発表され、新教室へと移動してホームルームがおこなわれました。明日の入学式で新入生が加わり、来週の始業式から全校生がそろって新年度がスタートします。一部インフルエンザの生徒が出てしまいましたが、体調を整えいい新年度のスタートが切れるようにしましょう。

卒業生による合格体験発表会

16日のLHRの時間に、この春卒業した3年生が1・2年生に向けて大学合格のためにやってきたことや、勉強法のコツなど、自分の体験を元に1・2年生にアドバイスとなるよう合格体験発表会がおこなわれました。
今年は6名の卒業生から、そぞれぞれの体験を話していただきました。

事前に配布された資料を見ながら熱心に先輩の話に耳を傾けました。

苦手科目の勉強法では具体的な問題集の名前を挙げたり、1年生のうちから部活だけでなく勉強もしっかりこなした方がいいなど、本校の先輩ならではの話をたくさんしてくれました。6人それぞれの体験談の中から。自分に合った学習法やライフスタイルなどを参考にして、今後の受験に、多いに役立てよう!

朝日新聞青春スクロール3/14版・政界特集

3月14日の朝日新聞に本校特集8回目となる青春スクロールが掲載されています。本日の記事が連載の最後です。最後を飾るのは政界で活躍している人たちです。その10名をここで短く紹介します。

最初に登場するのが国井正幸氏。参議院の議員を2期務め、そのなかで農林水産副大臣なども歴任してきました。国井氏の他に本校出身の議員は参議院議員の岩崎純三氏、衆議院議員の神田厚氏がいらっしゃいます。政界の記者として日本経済新聞社元顧問の久保庭啓一郎氏と、その同級生で西明寺の住職だった田中雅博氏も紹介されています。益子町にある西明寺は歴史を感じさせる建造物と、笑った顔の笑い閻魔の像があることで知られていて、その閻魔様をモチーフにした御朱印も御朱印ガールなどから密かな人気となっていました。政府専用機の機長だった舩木滋氏、県議の岩崎信氏と一木弘司氏、そして芳賀郡の市貝町長である入野正明氏と隣接する益子町の町長大塚朋之氏も掲載されています。

国を動かす国会や地元の活性化のために手腕を振るう地方議会でも本校OBが活躍しています。

全8回のシリーズでしたが、記事に登場したOBは本校出身者の一部で、まだまだ色々なところで本校で学んだ卒業生たちが活躍しています。もうすぐ120年を迎える長い歴史の中で、今も変わらず「至誠」の精神の基で、生徒たちは文武両道で高校生活を送っています。そして真岡高校で培われたすべてのものが卒業生のその後の活躍を支えています。

朝日新聞青春スクロール3/7版・スポーツ界特集

3月7日に、7回目の朝日新聞青春スクロールが連載されました。今回はスポーツ界で名をあげた真高出身者たちです。

まずは旧制中学時代から2名、日下田実氏と堀口恒男氏です。日下田氏は戦時中に本校に在学、その後早稲田大学へと進み、その後1956年に世界で8番目の高さを誇るヒマラヤのマナスル登頂に成功しました。弱冠25歳の時のこと。マナスルへの登頂は彼が世界初という快挙でした。そしてピストン堀口こと堀口恒男氏。堀口氏もまた早稲田大学へと進み、上京後ボクシングと出会います。そしてデビューから引き分けをはさみ47連勝という記録を打ち立てました。戦時中ということもあり、世界王座への挑戦は叶わなかったようですが、東洋フェザー級チャンピョンの座を奪取しました。現真岡高校になってからの3名は弘山勉氏、上野誠氏、山崎泰史氏が掲載されています。弘山氏は筑波大学で陸上競技部のコーチを務めています。1990年の福岡国際マラソンで2位という実績を残しています。上野氏は本校空手部に所属、3年時に全国大会に駒を進め、そこで見事優勝を果たしました。県スポーツ振興課に勤務する山崎氏は、2年時に関東大会でベスト8になりました。今も野球部OBとして声援を送っています。

1月の連載3回目にはサッカー部特集がありましたが、サッカー以外のスポーツ界でも本校には凄いOBがいます。今年度も色々な運動部が大会等で好成績を残しました。今の生徒たちもOBに負けず劣らず勉強以外の部分でも頑張っています。文武両道を掲げる本校ですが、その言葉通りの頑張りを見せてくれています。

卒業式が挙行されました

朝まで続いた雨が嘘のように、午後は真っ青な澄んだ空が広がっています。卒業生にとっては今日が真岡高校最後の日です。最後の朝が雨というのも記憶に残るのではないでしょうか。午後は校内のあちこちで各部活の送別会などが行われているようですが、午前中の卒業式の写真を載せておきます。

在校生とご来賓、保護者の皆様、職員に包まれるなかを、全日制・定時制あわせて207名の卒業生が入場しました。教頭の開式の辞で、厳粛な雰囲気の卒業式がはじまりました。



卒業生一人一人が名前を呼ばれ元気な返事が響きました。壇上から校長が一人一人の卒業生を見守りました。代表生徒が堂々と卒業証書を受け取りました。真岡高校を卒業したはれの瞬間です。



校長式辞があり、続いて同窓会長佐藤様、全日制PTA会長冨山様から心のこもった祝辞を頂戴いたしました。



卒業式式辞全文(クリックで別画面に表示されます)





送辞。在校生を代表して現全日制生徒会長から卒業生に向けたメッセージが伝えられました。



答辞。卒業生を代表して前全日制生徒会長と定時制代表の2名が在校生・保護者・来賓・教職員などお世話になった方々への最後の挨拶がありました。真岡高校の次を担う在校生にバトンが受け渡されました。



最後は講堂内に響き渡る校歌斉唱で締めくくられました。卒業生全員で歌うおそらく最後の校歌でしょう。



閉式の辞が述べられ、退場の時の空は完全に晴れわたっていました。

下の写真は校歌の1番にある「古き歴史に 新しき 光添えなん」という歌詞の碑です。卒業式がおこなわれた講堂の玄関脇に設置されています。今日の門出を祝って、隣では紅梅がちょうど満開を迎えていました。



先月から朝日新聞の青春スクロールでは様々な業界で活躍する本校OBが紹介されています。207名の卒業生がいれば、これから残されていく道は207通り。それぞれ違った人生という道を進んでいくことになることと思います。素晴らしい可能性を秘めた本校生の前にある道は、もっともっと多岐にわたることでしょう。207名が選んでいく色々な道で活躍し、光輝いてくれることを願います。卒業おめでとう!!

朝日新聞青春スクロール2/28版・教育関係特集

本日で6回目を迎えた朝日新聞の青春スクロール。今回は教育関係者特集ということで、本校の校長、教頭も登場です。

今日の記事に載っているのは、県教育長の宇田貞夫氏、元真岡市教育長で現在の同窓会長でもある佐藤務氏、真岡市副市長の嶋田寛氏、県総合教育センター所長の軽部幸治氏、現菊地校長の所属していた空手部でその5年先輩にあたる高久光二氏、そして現菊地透校長と小宅徹教頭です。

記事のとおり、校長と教頭がOBコンビというのは22年ぶりです。二人ともOBとあって、日頃のちょっとした場面にその母校愛がにじみ出ています。それを象徴しているのは校長室の壁のグッズや、新調した応援團旗。そして人工芝化をきっかけに校長の発案で導入したドローンでの空撮などです。母校の良さをもっとみんなに知ってもらおう、という思いです。教頭は教頭業務をこなしながら物理の授業も担当しています。教え方に定評がり、HP係の私も別の高校で、小宅教頭の物理の授業を受けていました。



校長自ら揮毫した駅伝大会の記念手ぬぐいなどに囲まれた校長室で、日々の仕事をする菊地校長。



教頭になった今でも物理を教える小宅教頭。物理のわかりにくい部分を少しでもわかりやすく教えるための、多彩な実験道具を用いる授業スタイルは昔から変わっていません。

記事には出ていませんが、現在の職員室にも多数の本校出身の教員がいます。教育の世界でも本校出身者が次の世代の育成に励んでいます。

卒業式予行

2月28日の午前中、3年生学年末の各種表彰式がおこなわれました。



いつも学期末の表彰式の際に校長が日本一の表彰式と言っていますが、今回も学校長賞や学業賞、部活動などの特別活動賞、3カ年皆勤精勤賞などの精励賞などあわせて100名を超える生徒が表彰されました。

表彰式の後は、全日制・定時制合同で同窓会入会式がおこなわれました。



卒業生代表の宣誓の後、晴れて同窓生の仲間入りをし、同窓会長から挨拶をいただきました。

明日の卒業式に向けて、予行もおこないました。進行の確認や入退場、校歌と国歌の練習をし、あとは本番を待つのみです。



明日は朝まで雨が残るようですが、その後は晴れる予報が出ています。晴れの門出になることを願うばかりです。

朝日新聞青春スクロール2/21版・芸術家特集

第5回となる朝日新聞の青春スクロールが本日掲載されました。今回もその記事で紹介された様々な芸術分野において活躍する5名を、簡単ですが以下に載せておきます。

重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝である濱田庄司の孫にあたる濱田友緒氏は本校の美術部に所属、現在は濱田庄司記念益子参考館の館長を務める傍ら、益子焼などの作品も作り続け、その作品は県内の美術館にとどまらず、ボストン美術館など海外の美術館などにも収蔵されています。同じく美術部に所属していた田中功起氏もベネチア・ビエンナーレという国際美術展で特別表彰を受け、現在も国内外で活躍しています。版画家である故・飯野農夫也氏も本校の出身です。非常に味のある画を残し、現在は三男の道郎氏によってその作品の保存会が運営されています。絵の世界とは少し違った芸術業界で活躍している卒業生もおり、谷口卓敬氏もその一人です。谷口氏はNHKのチーフ・プロデューサーとしてドラマ製作を手掛け、そのうちの一つ、朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」はあまりにも有名です。谷口氏には本校の112周年記念式典の際に記念講演もしていただきました。そして本校出身の若手俳優芹沢尚哉氏も本校の出身です。ジュノン・スーパー・ボーイ・コンテストで1万5千人の中から12人のファイナリストに残り、その後はドラマや舞台などに出演しています。

今日の記事では上記の5人がアーティストとして取り上げられましたが、それ以外にも2000年以降大食い選手権で一躍有名になった白田信幸氏や、アニメ忍たま乱太郎に登場する土井先生の声を担当している声優の関俊彦氏など、経済界やスポーツ界にも負けず劣らず芸術・芸能界でも本校OBが活躍の場を広げています。今の生徒たちも先輩たちに負けず、数年後には多方面で活躍してくれることと思います。

プール濾過材の補充作業

プールで濾過材の補充作業がおこなわれています。

上から様子を覗いてみると、トラックには濾過砂利、シャモットサンドと書かれた袋が載っていました。



シャモットとは粘土を焼き固めた多孔質のセラミックサンドで、吸着剤としても知られるゼオライトの素にもなっています。ゼオライトは様々なところで使われていて、琵琶湖で水質汚染問題になったリンが含まれていた洗濯洗剤のリン化合物の替わりに使用されたり(成分表示ではアルミノケイ酸塩)、ディーゼルエンジンの排気に含まれる窒素酸化物を分解・除去するための触媒などにも使われています。

環境問題の対策にもなっている魔法のようなゼオライトですが、それの素になるシャモットサンドということで、効果を期待できます。

朝日新聞青春スクロール2/7版・歴史学研究者特集

先月から掲載が続いている本校OBに焦点を当てた朝日新聞の青春スクロール。ここ2回は部活の特集が続いていましたが、今日は歴史学の研究者5名が紹介されています。その5名をここでも簡単に紹介します。

まず作新学院で教員をする傍ら、県内の埋蔵文化財の発掘活動をおこなってきた塙静夫氏。1975年から34年間県考古学会会長を務め、2000年には栃木県文化功労者にも選ばれました。それからしもつけ風土記の丘資料館副館長を務めた橋本澄朗氏。橋本氏は新聞には記載はありませんが、他にも「栃木県の歴史」や「知られざる下野の中世」といった書籍の執筆にも携わっているようです。そして文化庁文化財部主任文化財調査官である上野勝久氏、県埋蔵文化財センター職員を務めた小森哲也氏、田中正造と足尾銅山鉱毒事件の研究しその思想と運動を広める活動をおこなっている渡良瀬川研究会顧問の赤上剛氏の5名が紹介されています。

最初の1回目は経済界で名を上げた企業の創業者がクローズアップされていましたが、歴史学の世界でも本校OBが活躍しています。もうすぐ120年を迎えようとしている本校、その長い歴史の中にはたくさんの卒業生がいて、多方面で活躍してきました。そしてそれは現在進行形で今も続いています。

朝日新聞青春スクロール1/31版・サッカー部特集

先週の吹奏楽部に続き、今日の朝日新聞青春スクロールはサッカー部特集。「サッカー名門/Jリーガーも 経験生きた」と題し、創部91年の歴史あるサッカー部から5名のOBが紹介されています。その5名をここでも簡単に紹介します。

1954年の北海道国体に出場した伊藤健氏、2000年に全国ベスト8に導いた元監督の谷中次夫氏、サンフレッチェ広島でプレーし現在は浦和レッズの育成部門コーチを務める上野優作氏、それから現在サガン鳥栖でDFとして活躍している三丸拡氏、そして最後の一人として登場しているのが本校で現在体育教諭とサッカー部の監督を務める川上栄二教諭。錚々たるメンバーです。

人工芝のグランドになり、練習環境も一段と良くなったサッカー部。ゴール裏にあるキックボードには大きく「歴史に名を刻め」と書かれています。文字通り今後もさらなる活躍が期待できるのではないでしょうか。

ちなみに創部1927年は昭和に直すと昭和2年、中国から蒋介石が来日した年だそうです。インターネットで検索すると、歴史の教科書に載っているような出来事がいくつも出てきます。そんな頃から本校サッカー部は今日まで続いてきているんですね。

1学年奉仕活動

今日の午後、1年生による奉仕活動がおこなわれました。

1学期は3年生、2学期は2年生で、3学期が1年生という割り当てになっています。

校舎内と校外とに分かれ、中は教室の床のワックス掛け、廊下の汚れ落とし、トイレ清掃、外は学校周辺のゴミ拾い、そして今回は雪の後ということで雪かきをおこないました。









非常に寒い中での作業でしたが、全員で協力して中も外も綺麗になりました!!

朝日新聞青春スクロール1/24版・吹奏楽部特集

1月24日版の朝日新聞「青春スクロール母校群像記」は吹奏楽部特集です。

初回1月17日版は有名企業の創業者など各業界で活躍した本校OBが取り上げられました。2回目は吹奏楽部にスポットを当てた記事となっています。本校(旧制中学時代)OBで吹奏楽部発足の初期から27年間顧問を務めた島田芳郎氏、そして初代部員の一人で現在は茂木町慶翁寺住職の都野祐俊氏、1975年に全国合奏コンクールで日本一になった時の3年生で現在真岡市民会館の館長を務める橋本好造氏、本校のすぐ近くで楽器店を経営しながら吹奏楽部OB会現会長を務める篠崎勝美氏、それから現在広島交響楽団でバストロンボーンを担当している武崎創一郎氏の5名が紹介されています。

1963年の創部当初から各時代を支えてきた5名、その時代時代を回想しながら当時のエピソードが紹介されています。朝日新聞が手元にある方はぜひご覧ください。

陸上の練習前に

大雪の後、太陽も沈み黄昏に染まる空を背に陸上部が雪かきをしていました。



グラデーションの空に浮かび上がる欅のシルエットと雪かきの様子が画になっていたので載せてみました。

一昨日の雪と今朝の冷え込みで路面が凍結している部分もあります。登校・通勤の際は時間に余裕を持ってお気を付けてお出かけください。

朝日新聞青春スクロール1/17版・経済界特集

1月17日付けの朝日新聞「青春スクロール」母校群像記で本校OBの野澤一郎氏(巴組鉄工所現巴コーポレーション創業者)、大塚実氏(大塚商会創業者)、豊田計氏(全国農協中央会会長)、山納茂治氏(巴コーポレーション元社長)、小出雄二氏(桃屋社長)が紹介されました。

「大塚商会・桃屋・全中・・・経済界で活躍」の見出で、5人の写真と経歴、学生時代のエピソード、そして本校が紹介されています。

すっかり観光名所となった東京スカイツリー(自立式鉄塔として世界一の高さ)の鉄骨製作を担当した巴コーポレーション、「サイズはA4でえーよん」などのCMでもお馴染みたのめーるの大塚商会、発売から今年で68年日本の食卓のそばに常にあり続けた海苔の佃煮「江戸むらさきごはんですよ!」の桃屋、全国に約700近くある農協をとりまとめ後方支援をする全国農協中央会(JA全中)、どれも一度は目にしたり耳にしたことがある企業や商品ですね。

この機会に、本校OBとゆかりのあるこれらの企業各社のホームページで、企業概要や商品を調べてみてはいかがでしょうか。

真岡新聞ビブリオバトル全国大会出場取材

1月18日に真岡新聞から来週末のビブリオバトル全国大会出場に関しての取材が入りました。

取材を受けたのは栃木県代表として本校から出場する2年生と、その指導をした国語科の教諭です。



上の写真はその時の様子です。ちなみに隣で校長が読んでいるのが、今回全国大会を決めた時にビブリオバトルで紹介した本です。

と、先ほどからビブリオバトルというワードが登場していますが、まだ誰もが知っている競技ではありません。私HP係もなんとなくしか知らなかったので、公式HPを覗いてみました。

ビブリオバトル、これを日本語で表現すると知的書評合戦となるそうです。公式HPでは「本の紹介コミュニケーションゲーム」と書かれており、「人を通して本を知る、本を通して人を知る」がキャッチコピーなんだそうです。そして公式ルールなるものが存在します。

1.発表参加者が読んで面白いと思った本を持って集まる。
2.順番に一人5分間で本を紹介する。
3.それぞれの発表の後に、参加者全員でその発表に関するディスカッションを2~3分おこなう。
4.全ての発表が終了した後に「どの本が一番読みたくなったか?」を基準とした投票を参加者全員一票で行い、最多票を集めたものを「チャンプ本」とする。(公式HP抜粋)


これがルールで、このルールを用いることでビブリオバトルの名称を使うことができるそうです。

そして紹介時間5分というのも意味があるようで、これは本校のドローン動画でもお馴染みのYou tubeを意識しているんだそうです。You tubeにてビブリオバトルの本の紹介シーンをアップする際に、5分程度が丁度良いとなったとか。確かにドローンの空撮映像も撮ってそのままではなく、見ていて間延びしないよう編集をかけて3~10分程度にするようにしています。ちなみにカップ麺の3分というのも人間がストレスを感じず待てる時間が3分だという心理学的根拠が3分設定の根底にあります。世の中上手くできているものです。

少し話は逸れましたが、5分という持ち時間で自分の用意した本を最大限プレゼンできるかが勝負なわけですね。

全国大会まであと少しですが、本校代表として、そして栃木県代表として頑張ってきてもらいましょう。当時は校長も応援に行くようで、既に大会に出る本人以上に(?)気合いが入っているようです!!

なお、この取材の記事は1月26日の真岡新聞の記事に載る予定となっています。

校長と生徒会役員のランチミーティング

1月18日の昼休み、校長室で校長と生徒会役員が一緒に昼食を食べるランチミーティングがありました。



以前からこのランチミーティングは開かれているので、2年の生徒会役員は今回で4回目という生徒もいました。

最初に生徒会役員一人ずつ自己紹介をしながら、今後の抱負や昨年の反省などを話しました。去年の後半から各部活動や生徒会もホームページの更新ができるようになったこともあり、そのホームページをもっと更新できるようにしたいなどという話も聞かれました。

そして校長からは各運動部部長などが所属する自治委員会などとも連携し、もっと周りを巻き込んで学校全体の活性化を図ったり、学校祭のさらなるレベルアップなどといった案が話されました。

そして最後に本校OBでもある事務の方が作った真岡高校クイズなるものに挑戦するという企画もありました。生徒会長が問題を読み上げ、校長が判定をしました。校長も本校OBということで、一つの問題ごとに色々なエピソードが飛び出し、生徒会のメンバーもなかなか楽しそうに聞いていました。ちなみにどんな問題かというと、「真岡高校の創立は何年だったか」や「全日制定時制併せた過去の卒業生の人数」や「学校の番地」についてなどでした。現在学校の番地は白布ヶ丘24-1ですが、白布ヶ丘1-1になる可能性もあったとか、校歌は本校OBで後に音楽科の教員になった方が生徒だった当時に書かれたとか、教室にある「至誠」の額の字は東郷平八郎が書いたとか色々な話題が飛び出しました。確かに校長室の「至誠」の額には伯爵東郷平八郎書としっかり書き込まれています・・・



最後にランチミーティングの記事ですので、東郷平八郎と食べ物の面白エピソードとして肉じゃがの話を載せて今日の記事の〆にしたいと思います。日本で初めて肉じゃがを作らせたのは東郷平八郎だという説があります。イギリス留学中に食べたビーフシチューを気に入った東郷平八郎が、帰国後に料理人に作らせようとしてその時に出来たものが肉じゃがだったというエピソードです。ただ既に当時ビーフシチューは洋食として日本で知られた料理になっており、料理人が作り方を知らないはずはないというこの説に批判的な意見もあり、実際どうだったのかは定かではありません。ちなみに今日のランチミーティングで肉じゃがを食べていた生徒はいませんでした。

この肉じゃがエピソードは都市伝説とされていて、信じるか信じないかはあなた次第です。

34年前のOHP物理実験で蘇る

17日の4時間目、2年生の物理の実験の様子です。



気体の分子運動の様子をモデル実験器を用いて見せているところです。最近は原理や構造を説明する時、理科の実験に限らずCGなどの動画が用いられることが多いですが、この実験器は昔ながらの“昭和”のものです。分子に見立てた鉄球をモーターを介して弾き飛ばし分子運動を再現、それをOHP(オーバーヘッドプロジェクタの略)で黒板に投影するというものです。OHPというのも懐かしいですね。私HP係も最後に見たのは小学生の時ですので、今の高校生は知らない生徒も多いのではないでしょうか。実験器には昭和48年の購入マークが、そしてOHPには昭和59年の購入マークがついています。OHPは物理講義室の隅にホコリをかぶった状態で放置されていましたが、この度これのために専用電球を購入し復活しました。おそらく何十年も使用されいなかったと思われます。

ちなみに写真に写っているのは教頭で、本校OBでもありますが、在学していたのは昭和50年代で在学当時はこのモデル実験器を見たことがなかったそうです。演示とはいえ、レトロな実験器で印象に残る実験だと思いますので、今回見せてもらった生徒にはずっと記憶に残るものになるでしょう。

始業式から1週間

2018年がスタートしてはや2週間、始業式からも1週間が経ちました。ここ数日は寒波による日本各地の大雪のニュースが流れていますが、真岡市も毎朝-4~ー7℃、13日は-8.4℃という寒い朝が続いています。

そんな寒さに負けず、先週火曜日に本校でも始業式を迎えました。



始業式の校長講話の後で新たに寄贈された昔の本校の学帽とマントが紹介されました。時代と歴史を感じさせるアイテムですね。下の写真がその時の様子ですが、木枯らし紋次郎を思い出させるようなシルエットです。昔はこのような格好で登校していたのですね。



それから文武両道賞の表彰と壮行会(図書委員会・吹奏楽部)も併せておこなわれました。





13.9 第3学期始業式.jtd

今週末には大寒を向かえ、さらに寒い日が続くと思われます。短い3学期ではありますが、年度の最後でもあります。終わりよければ全てよし、そうなるよう3学期の最後まで気を抜かず頑張っていきましょう。

2学期終業式にあたって

2学期終業式~「運」・「今年の漢字」・「キタサンブラック」~
今週の月曜日、82日間の2学期が終わりました。ちょっと振り返ってみましょう。

比較的涼しかった夏休みが終わり、8月25日に始業式を迎えました。下の写真は野澤賞授賞式の様子です。その日の午後から学校祭が始まりました。





そして9月1日は合唱コンクール。



2学期のスタートは慌ただしく過ぎていきました。
季節は秋を迎え、校内の木々も鮮やかに色づき、校内持久走大会、駅伝大会と行事が続くはずでしたが・・・
10月23日の校内持久走大会は台風の影響により中止となってしまいました。
11月19日の校内駅伝大会は見事な秋晴れとなりました。




駅伝大会も終わると秋も終わり。期末テストが過ぎれば、季節は冬。


欅の枯れ葉もほぼ回収が終わりれば、2学期終業式です。
表彰式の写真がこちらです。

さて、一番最初の2学期始業式の時とステージ上で1カ所違う部分がありますが、
お気付きになりましたでしょうか??
いつの間にか校章が・・・

終業式が行われ、校長講話です。


今回は“運”についての話でした。常に周囲への感謝を忘れずにいれば運は来るという内容でした。「運も実力のうち」という言葉があるように、運を味方につけられるかどうかは、時に人生を左右することもあります。運が良い人が心身ともに豊かな人生を送るのではなく、心身ともに豊かに過ごそうと心がけていると運も自然とついてくる、そう思ってこれからの冬休み、そして来年はプラス思考で過ごしましょう!!

それから今月の白布ヶ丘だよりの冒頭にもあった“今年の漢字”に選ばれた「北」。北が選ばれた理由には“北“朝鮮のミサイル問題や“北“海道日本ハムファイターズの大谷選手や入団の決まった清宮選手の話題などがありました。そしてちょうど終業式前日に開催されたグランプリ有馬記念を見事優勝して引退した“キタ”サンブラックもその一つ。今や競馬をあまり知らない人でも名前とその馬主(歌手の北島三郎氏)くらいは知っているであろうこの馬ですが、はじめは血統からもそれほど人気を集めたわけではなく、まして祖父(母父)に短距離馬をもつこの馬が2500mという長丁場の有馬記念を勝って引退すると思った人はそうはいなかったはずです。そして今回キタサンブラックの最後の手綱をとった“天才”と称される武豊騎手。今回無事勝利に導いた彼が天に向かって小さくガッツポーズをしましたが、これは昨年亡くなった彼の父と、キタサンブラックのデビュー戦に騎乗した後藤騎手(騎乗から27日後に逝去)への報告だったそうです。“天才”と称される彼も周囲への感謝を忘れないからこそ、こうして運(逃げ馬として絶好の内枠をひく)も見方につけることができるのではないでしょうか。

こうして引退レースを勝利で飾り、無事オーナーの北島氏も「まつり」を歌うことができたわけですが、本校の「まつり」である白布祭が来年も実施することが校長の話の中で生徒に発表されました。毎年開催は今までになかったことなので、これまた良いものになるように頑張らなくてはいけませんね。そして3年生はもう残り少なくなりましたが、キタサンブラックのように有終の美を飾れるよう、ラストスパートの冬を乗り切ってください。


上の写真は終業式後におこなわれた3年生へ向けた激励会の様子です。

長くなりましたが、今年最後の記事になります。皆様良いお年をお迎えください。

※終業式校長講話の要約は以下をクリックするとご覧になれます
12.25 第2学期終業式.jtd

正門・北門の工事による閉鎖

正門・北門付近の工事を行います。
以下の日程の工事で、校門の一部が閉鎖となりますのでご注意下さい。
12月26日(火) 北門全面閉鎖 正門からお入り下さい。
12月27日(水) 正門全面閉鎖 北門からお入り下さい。
              大型車両はご注意下さい

昇降口に飾られたメッセージ

先日から昇降口に張り出された3年生へのメッセージです。入試を控えた3年生に向けた先生方1人1人からのメッセージです。



まさに十人十色、それぞれ“らしさ”の出たメッセージとなっています。なので、3年生に向けたメッセージではありますが、それ以外の生徒が見ても楽しめると思います。

イラスト付きだったり、装飾があったり、英語だったり、書いた先生の趣味が垣間見れるものや、シンプルで力強い言葉のものだったり。もちろん私HP係も気合いを入れて書きました。ちょっと手の混んだことをやり出してしまい、1時間以上かかってしまったのはここだけの話。

全48枚、この中から自分に響くものや、お気に入りのものを見つけてみるのもいいかもしれませんね♪

駅伝大会スタート地点の空撮動画をYou tubeに載せました

先月19日におこなわれた駅伝大会の動画をYou tubeにUPしました。

ドローンを使ってグランドから北門を出るまでの所を空撮したものです。スタート地点から最初の直線だけを撮影する予定でしたが、高度を上げたら北門付近まで映せたので、校外に出る所まで入れることができました。



天気が良かったのでドローンの影もしっかり映っています!!

動画は以下のURLからご覧いただけます。(URLをクリックするとYou tubeの新しいウィンドが開きます)

https://www.youtube.com/watch?v=uCFeTPaWa08&feature=youtu.be

2年生による奉仕活動

今日の6~7時間目を使って2年生は校内外を綺麗にする行事、奉仕活動に取り組みました。校舎内は教室、廊下、トイレを、校舎外はグランドや駐輪場付近を、校外は学校周辺の道路の落ち葉やゴミなどを回収し、2時間でかなり綺麗にすることができました。





途中で雨が降ってきてしまい、外は10分ほど早めに切り上げた箇所もありましたが、生徒たちが手際よく動いていたため、道端の落ち葉もかなり回収できました。

ちなみにHP係は校舎外を生徒と一緒に回っていたため校内の奉仕活動中の写真がありませんが、校内もワックス掛けや床磨きをしっかりとして、いつもの掃除ではできない所まで綺麗にしました。

3年の写真撮影風景を撮影

今日の避難訓練の後、3年生は講堂前で卒業アルバムに使用する集合写真を撮影しました。その様子をドローンで撮影しました。



天気も良く、きっと良い写真が撮れたのではないかと思います♪

ちなみに写真屋さんは写真右上の講堂入り口の屋根の部分から撮影しています。

防災避難訓練実施しました

期末テスト最終日の今日、全てのテストが終わり、その後防災避難訓練がおこなわれました。



生徒への事前告知はなし、突然の校内放送により実施しましたが、整然としかもスピーディーに集合が完了しました。訓練の成果を発揮するようなことがないのが一番ですが、もしもの時に備えて動きを確認しておくことが大切です。

栃の葉から欅へ

教室の前の栃の葉がキレイサッパリ落葉しました。



葉がある時期は見えにくかった校舎もこの通り綺麗に見えるように。そして大量に落下した栃の葉は清掃の時間に美化委員が毎日回収していましたが、それもようやく先週で終わりました。

そして今日から美化委員はグランド南側の欅の落ち葉回収に作業内容を変更しました。元々この区域は1年生が清掃で割り当たってはいるものの、とんでもない量の欅の葉が落ちるので、美化委員も加わり増員態勢でこれからやっていきます。

快晴の駅伝大会

台風直撃予報で中止となったマラソン大会とは打って変わって、駅伝大会は天気、気温ともに最高の駅伝日和となりました。



前日の18日(土)には、たくさんの保護者の方たちのご協力で当日配布する豚汁の準備もしていただきました。駅伝同様、こちらも毎年恒例となっています。



そして朝9時、教頭のスタートの合図で各クラスの第1走者が一斉にスタートしました。スタート時は第1走者以外は生徒・職員・保護者ともに係の持ち場についていることもあり、静寂の中、ピストルの合図だけが響く静かなスタートとなります。実況中継が入るなら「快晴のもと、15人によるたすきリレーの戦いの火ぶたが今静かに切られました・・・」なんて感じでしょうか。





人工芝のグランドから講堂を回り、職員駐車場を経て北門から校外へ。二宮、益子をぐるっと周り学校に戻ってくるコースを21人でたすきを繋ぎます。



スタート直後の様子を撮影するドローン↓



序盤は1年生がペースを作り先頭をキープする展開だったようです。実際に記録にもその数字は出ていて、前半10区間のうち6つの区間で1年生が区間賞をとりました。スタート直後、ドローンは第10中継所に移動しスタンバイしていましたが、第10中継所でも1年生がトップと2番手で入ってきました。



後半は2~3年生も盛り返しましたが・・・。



スタートから約2時間50分、講堂の曲がり角から出てきたのは1年生でした。



1位は1年5組。前半から飛ばし、最後まで逃げ切っての優勝でした。2位は写真でもわかるように2秒差の接戦で1年3組が頑張りました。続いて3年5組、1年4組、2年5組と続きました。

全クラスがゴールした後は、PTAのご協力で作いただいた豚汁を食べ表彰式をし、無事全日程を終了することができました。最後の校長講評でも話がありましたが、色々な方の協力があっての駅伝大会です。勝負事なので順位という結果だけみれば走者1人1人の“個”の力が大きく左右するのが駅伝大会ですが、その“個”の力を発揮するために今回も多くの方が準備や運営の手伝い、応援などに協力してくれました。そのお陰もあって、今年も非常に素晴らしい駅伝大会となりました。