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2010年11月の記事一覧
国際理解だより 20
「ミレニアム開発目標」は単なる努力目標ではありません。それが達成されなければ、それまでの貧困削減戦略や経済運営を大きく変えていかなければいかないのです。この目標を達成するためには、どのようなプロジェクトにいくら支出し、その費用はどのように調達するかといった計画が必要になります。それらの現実性を世界銀行やIMFも検討し、承認するのです。
このように世界全体の「ミレニアム開発目標」は、各国における「貧困削減戦略書」の作成と実現によって支えられています。各国が数値目標を達成することにより、世界全体で「ミレニアム開発目標」が達成されるという仕組みになるのです。
つづく
国際理解だより 19
前回、「ミレニアム開発目標」をあげましたが、この目標は8つあり、最後のGoal 8は先進国に向けられた目標であります。それ以外の7つの目標に対しては、それぞれに数値目標をかかげており、各国はそれらの数値目標を目安に開発を行うことになります。「ミレニアム開発目標」達成のための戦略は貧困削減戦略と呼ばれ、各国がこの目標を達成するための計画書は、「貧困削減戦略書」と呼ばれています。
この計画書は、開発途上国が世界銀行や国際通貨基金(IMF)から譲許性の高い融資を受ける場合や、債務削減を受ける場合に、作成が義務付けられています。現在では多くの低所得国が世界銀行やIMFから譲許的融資を受けていますので、「貧困削減戦略書」を作成し、世界銀行、IMFの承認を得ているのです。
つづく
「学校評価のためのアンケート」実施依頼について
駅伝大会 豚汁作り
前日の13日(土)には、約30名の保護者の方々が、手分けして、大鍋洗い、食缶洗い、ブロックでかまど作りをしてくださり、重労働であるはずの準備があっという間に終了いたしました。特に今年はお父様方の参加が多く、大鍋洗いや、かまどの準備に大助かりでした。
校内駅伝大競走大会結果
駅伝大会中継所地図
環境教育講演会
国際理解だより 18
くりかえしますが、開発目標のテーマは貧困削減であり、国連は貧困削減を究極の目標と位置付けたのです。「ミレニアム開発目標」は以下のとおりです。
Goal 2 普遍的初等教育の達成
Goal 3 ジェンダーの平等の推進と女性の地位向上
Goal 4 乳幼児死亡率の削減
Goal 5 妊産婦の健康の改善
Goal 6 HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延防止
Goal 7 環境の持続可能性の確保
Goal 8 開発のためのグローバル・パートナーシップの推進
(国連開発計画東京事務所HPより)
つづく