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2018年3月の記事一覧

卒業生による合格体験発表会

16日のLHRの時間に、この春卒業した3年生が1・2年生に向けて大学合格のためにやってきたことや、勉強法のコツなど、自分の体験を元に1・2年生にアドバイスとなるよう合格体験発表会がおこなわれました。
今年は6名の卒業生から、そぞれぞれの体験を話していただきました。

事前に配布された資料を見ながら熱心に先輩の話に耳を傾けました。

苦手科目の勉強法では具体的な問題集の名前を挙げたり、1年生のうちから部活だけでなく勉強もしっかりこなした方がいいなど、本校の先輩ならではの話をたくさんしてくれました。6人それぞれの体験談の中から。自分に合った学習法やライフスタイルなどを参考にして、今後の受験に、多いに役立てよう!

朝日新聞青春スクロール3/14版・政界特集

3月14日の朝日新聞に本校特集8回目となる青春スクロールが掲載されています。本日の記事が連載の最後です。最後を飾るのは政界で活躍している人たちです。その10名をここで短く紹介します。

最初に登場するのが国井正幸氏。参議院の議員を2期務め、そのなかで農林水産副大臣なども歴任してきました。国井氏の他に本校出身の議員は参議院議員の岩崎純三氏、衆議院議員の神田厚氏がいらっしゃいます。政界の記者として日本経済新聞社元顧問の久保庭啓一郎氏と、その同級生で西明寺の住職だった田中雅博氏も紹介されています。益子町にある西明寺は歴史を感じさせる建造物と、笑った顔の笑い閻魔の像があることで知られていて、その閻魔様をモチーフにした御朱印も御朱印ガールなどから密かな人気となっていました。政府専用機の機長だった舩木滋氏、県議の岩崎信氏と一木弘司氏、そして芳賀郡の市貝町長である入野正明氏と隣接する益子町の町長大塚朋之氏も掲載されています。

国を動かす国会や地元の活性化のために手腕を振るう地方議会でも本校OBが活躍しています。

全8回のシリーズでしたが、記事に登場したOBは本校出身者の一部で、まだまだ色々なところで本校で学んだ卒業生たちが活躍しています。もうすぐ120年を迎える長い歴史の中で、今も変わらず「至誠」の精神の基で、生徒たちは文武両道で高校生活を送っています。そして真岡高校で培われたすべてのものが卒業生のその後の活躍を支えています。

朝日新聞青春スクロール3/7版・スポーツ界特集

3月7日に、7回目の朝日新聞青春スクロールが連載されました。今回はスポーツ界で名をあげた真高出身者たちです。

まずは旧制中学時代から2名、日下田実氏と堀口恒男氏です。日下田氏は戦時中に本校に在学、その後早稲田大学へと進み、その後1956年に世界で8番目の高さを誇るヒマラヤのマナスル登頂に成功しました。弱冠25歳の時のこと。マナスルへの登頂は彼が世界初という快挙でした。そしてピストン堀口こと堀口恒男氏。堀口氏もまた早稲田大学へと進み、上京後ボクシングと出会います。そしてデビューから引き分けをはさみ47連勝という記録を打ち立てました。戦時中ということもあり、世界王座への挑戦は叶わなかったようですが、東洋フェザー級チャンピョンの座を奪取しました。現真岡高校になってからの3名は弘山勉氏、上野誠氏、山崎泰史氏が掲載されています。弘山氏は筑波大学で陸上競技部のコーチを務めています。1990年の福岡国際マラソンで2位という実績を残しています。上野氏は本校空手部に所属、3年時に全国大会に駒を進め、そこで見事優勝を果たしました。県スポーツ振興課に勤務する山崎氏は、2年時に関東大会でベスト8になりました。今も野球部OBとして声援を送っています。

1月の連載3回目にはサッカー部特集がありましたが、サッカー以外のスポーツ界でも本校には凄いOBがいます。今年度も色々な運動部が大会等で好成績を残しました。今の生徒たちもOBに負けず劣らず勉強以外の部分でも頑張っています。文武両道を掲げる本校ですが、その言葉通りの頑張りを見せてくれています。

卒業式が挙行されました

朝まで続いた雨が嘘のように、午後は真っ青な澄んだ空が広がっています。卒業生にとっては今日が真岡高校最後の日です。最後の朝が雨というのも記憶に残るのではないでしょうか。午後は校内のあちこちで各部活の送別会などが行われているようですが、午前中の卒業式の写真を載せておきます。

在校生とご来賓、保護者の皆様、職員に包まれるなかを、全日制・定時制あわせて207名の卒業生が入場しました。教頭の開式の辞で、厳粛な雰囲気の卒業式がはじまりました。



卒業生一人一人が名前を呼ばれ元気な返事が響きました。壇上から校長が一人一人の卒業生を見守りました。代表生徒が堂々と卒業証書を受け取りました。真岡高校を卒業したはれの瞬間です。



校長式辞があり、続いて同窓会長佐藤様、全日制PTA会長冨山様から心のこもった祝辞を頂戴いたしました。



卒業式式辞全文(クリックで別画面に表示されます)





送辞。在校生を代表して現全日制生徒会長から卒業生に向けたメッセージが伝えられました。



答辞。卒業生を代表して前全日制生徒会長と定時制代表の2名が在校生・保護者・来賓・教職員などお世話になった方々への最後の挨拶がありました。真岡高校の次を担う在校生にバトンが受け渡されました。



最後は講堂内に響き渡る校歌斉唱で締めくくられました。卒業生全員で歌うおそらく最後の校歌でしょう。



閉式の辞が述べられ、退場の時の空は完全に晴れわたっていました。

下の写真は校歌の1番にある「古き歴史に 新しき 光添えなん」という歌詞の碑です。卒業式がおこなわれた講堂の玄関脇に設置されています。今日の門出を祝って、隣では紅梅がちょうど満開を迎えていました。



先月から朝日新聞の青春スクロールでは様々な業界で活躍する本校OBが紹介されています。207名の卒業生がいれば、これから残されていく道は207通り。それぞれ違った人生という道を進んでいくことになることと思います。素晴らしい可能性を秘めた本校生の前にある道は、もっともっと多岐にわたることでしょう。207名が選んでいく色々な道で活躍し、光輝いてくれることを願います。卒業おめでとう!!