総合文化部(男女)

第1回部内発表会

総合文化部では、キーボード、ギター、ドラム、絵画(水彩)、クラリネット、歌唱、演劇に取り組んでいます。

4月からスタートした部活で、まずは自分の挑戦したい表現方法を選んで、ほとんどの生徒が一から練習を始めました。

3か月の練習を経て、その成果を披露するため、部内発表会を開きました。

 

 

発表会第1部は、水彩画に取り組んでいる副部長の作品披露から始まりました。

初夏の季節感にあふれる紫陽花や金魚を描き、作品に込めた工夫と思いを語ってくれました。

 

続くドラムやキーボードに挑戦した生徒は、練習曲からポップミュージックまで幅広い楽曲を演奏しました。

ピアノを習ったことがある生徒から、まったくの初心者まで様々でしたが、それぞれが自分自身の目標を設定して練習してきました。緊張した面持ちでしたが、全員きっちりと演奏することが出来ました。

 

 

 

 

休憩をはさんだあとは第2部です。演劇・ギター・クラリネット、そして歌唱の4分野の発表でした。

演劇は高校生の淡い恋を描いた創作劇、ギターは弾き語りに挑戦し、クラリネットはポップミュージックに加え、野球応援の際に演奏した曲を含む2曲を披露しました。最後は、のびやかな歌唱で発表会が締めくくられました。

 

 

 

 

発表のあとは、部員が相互に感想とコメントを書いたカードを交換し、口々に「よかったよ」「すごいね」と笑顔と賞賛を交わす場面が見られました。

 

 

本校の総合文化部では、コンテストで優勝を目指すことよりも、むしろ表現することそのものについて深く向き合い、異なる表現方法に挑戦する生徒同士が互いに刺激し、高めあう場づくりを目指しています。

 

講評として顧問からは、演奏や演技が終わったあとの一瞬の間を大切にするようお話がありました。作品そのものだけではなく、その一瞬の間に緊張と感動を共有することの重要さについての指摘でした。

 

この後は、文化祭に向けて、今度は部活動全体で新しい表現方法を模索していきたいと考えています。