校長室便り

校長室便り

【高1】情報の授業見学(大宮先生)

10月5日(火)1限目、高校1年2組の「情報」の授業(大宮先生)を見学しました。
高校1年生は、情報の授業で、夏休み中などに参加した「大学のオープンキャンパス」(リアル or  Web)などの結果を「大学リポート」として、パワーポイントでまとめました。今日はその発表会が行われました。

全員が一人ずつ全体で発表することはできませんが、1クラスを7つのグループ(5名)に分け、5人の中で、一人ずつ発表し、お互いに評価し合いました。
グループ分けは、出席番号を7で割り、あまりの数で、7班に分けました。例えば、出席番号10番は、7で割ると3余るので3班、という具合です。それぞれ、班ごとに集まって座り、出席番号の速い順に発表を行いました。

<1班>


<2班>


<3班>


<4班>


<5班>


<6班>


<7班>

*それぞれの発表内容は、とても素晴らしかったです。実際に大学に行った生徒もいれば、オンラインのオープンキャンパスに参加した生徒もいました。また、一つの大学だけを調べただけでなく、複数を調べて、それらを比較できるようにした生徒もいました。調べた大学もバラエティに富んでおり、お互いの発表をきくことによって、新しい知識を身につけることができましたね。
聞いて良かった、聞いて得をした「発表会」でした。発表もスライドが良くできていてわかりやすい内容でした。皆さん、よく頑張りました。

【中学】中間試験・質問教室

10月4日(月)、今週の木曜日から、中学生は「中間試験」が始まりますが、今日から、放課後、「質問教室」が始まりました。生徒は教室で自習したり、先生に質問したりすることが出来ます。3学年とも、たくさんの生徒が教室に残って勉強していました。


5時半を回りましたが、まだ多くの生徒が勉強していました。なお、6時には最終下校になっています。

【中3】数理探究の授業見学(茂木先生)

10月4日(月)6・7限目、中学3年3組の「数理探究」(理科分野)の授業(茂木先生)を見学しました。今日のテーマは「自分で豆腐をつくってみよう」です。茂木先生は高校の化学が専門ですので、化学の知識を活用して「なぜ豆腐が固まるか」という原理から考えます。



<豆腐の基礎知識>
・豆腐は、「豆乳」と「にがり」から作られます。
・豆乳の主成分は、たんぱく質ですが、豆乳の中のたんぱく質は、大きな粒子なので、コロイド溶液になっています。
・にがりは、塩化マグネシウムと呼ばれる電解質です。
・コロイド溶液は、電解質を加えると、コロイド粒子が沈殿します。これを、「塩析」といいます。
・塩析は、浄水場で細かい土や砂(コロイド粒子)を固まりにして取り除くときにも利用されています。




豆腐が固まる原理は、「豆乳(コロイド粒子)に電解質(ここでは、塩化マグネシウム=にがり)を加えることで、塩析(沈殿)させる」ことです、それを集めると自分の重さで固まり、豆腐ができます。

という原理が分かったところで、実際に豆腐を作ってみました。これが、各班の材料一式です。

大豆は水につけて柔らかくしてあります。まず、水を捨てます。


ミキサーで大豆を粉砕します。


ガーゼの上から、ビーカーに流し込みます。

下に溜まった液体が「豆乳」で、ガーゼに残ったものが「オカラ」です。


豆乳をバーナーで90℃になるまで熱します。これによって、豆乳の中のたんぱく質が熱で変性しコロイド粒子になります。90℃になったら、火をとめて、3分間静置します。

続いて、ビーカーを降ろし、ぬれぞうきんで85℃まで冷まします。コロイド粒子が落ち着いた状態になります。


いよいよ、ここで、にがり(塩化マグネシウム)を投入します。


コロイド粒子は、みるみる沈殿します。これも3分間静置します。


動画 → 豆乳に「にがり」投入

この沈殿物をガーゼをかぶせたビーカーに注いで、そのまま5分間静置します。
しばらくすると、沈殿物は、自身の重さで固まっていきます。
最後に、丸形水槽に水をはり、豆腐を水にさらして出来上がりです。

動画 → 沈殿物をガーゼに注ぐ













*どの班もうまくいったようです。ただし、今回の豆腐は実験としてつくったものですので、残念ながら、食べることはできませんでした。今日の夕飯で豆腐を食べたくなった人もいたのではないでしょうか。
*豆腐という身近な食べ物が、「化学反応」でできていたことに気付くとともに、化学そのものに興味を持ってくれることを期待します。

【中3】理科の授業見学(中村先生)

10月4日(月)5限目、中学3年1組の授業「理科」の授業(中村先生)の後半を見学しました。今日の単元は、第1分野「力のはたらき」に関する内容で、本時の目標は「はねを同じ長さ引き伸ばすときの力のはたらきについて調べる」でした。


「ばね」を引き伸ばすのには、力がはたらいていますが、一本の「ばねばかり」で引き伸ばした時と、2本の「ばねばかり」で引き伸ばした時とでは、どのような違いがあるでしょうか。今日の実験は、2本の「ばねばかり」の間の角度で、その合計の力はどのように変わっていくか、その規則性を解明します。

班ごとに、実験の方法を考えます。そのため、班ごとにやっていることが少しずつ違います。そこがこの実験の面白さで、「さあやってごらん」で皆、すっとやれてしまうところが、附属中生の素晴らしさでもあると思います。















*今日はデータを取るところまででした。中村先生が用意した実験台はシンプルですが使い勝手が良く、とても効果的に使われていました。
次回は、その結果の発表ですが、どんな発表になるのか楽しみです。

【中高】保健委員会・お昼の放送

今週も、中高の保健委員会の皆さんによって、昼休みに、感染防止を呼び掛ける放送がありました。

それぞれが、放送の内容を工夫して考えてくれました。皆さんも協力をお願いします。

〇須賀さん


〇塚田君


〇山中さん


〇高橋君