校長室便り

校長室便り

【高校】安全委員会「カーブミラー清掃」

10月14日(木)放課後、高校の安全委員会の1,2年生が、毎年恒例の「カーブミラー清掃」を行っている場面に遭遇しました。

カーブミラーは雨風にさらされているので、汚れてくると見えにくくなり、危険が高まります。学校の周囲のカーブミラーを綺麗にすることは、登下校中の小中高生の安全に直結しています。絞った濡れ雑巾でミラーをひと拭きすると、ミラー越しの視界が広がったような気がしました。


近所に住んでいるおばさん(赤い服)も、手伝ってくれました。



見違えるように綺麗になりました。ご苦労様でした。
また、犬の散歩をされていた近所の方からは、信号機のない交差点では、一旦停止をしないと危険である、とのご指摘もありました。特に、自転車通学の生徒は「信号機のない交差点での一時停止を必ず守ってください」その時、カーブミラーでも安全を確認しましょう。

【高校】壮行会 ~陸上競技部・囲碁将棋部

10月13日(水)昼休み、高校の「陸上競技部」と「囲碁将棋部」の関東大会出場の壮行会を行いました。

☆陸上競技部☆
①出場者
加藤瞳さん(2-2):「女子三段跳」
新井美月さん(2-4):「女子棒高跳」
生井求君(2-3)、熊倉直希君(2-1)、小野悠人君(2-1)、須藤涼佑君(1-4):「4×100mリレー」
②大会名
「第25回関東高等学校選抜新人陸上競技選手権大会」
③日時
・令和3年10月23日(土)、24日(日)
④会場
・茨城県ひたちなか市笠松運動公園陸上競技場
⑤代表挨拶(生井君)
関東大会では、それぞれが持てる力を発揮してきます。



☆囲碁将棋部☆

①出場者
竹熊柊君(2-4)、荒川成瑠君(2-2)、渡辺将有君(1-1)
②大会名
・第32回関東地区高等学校文化連盟将棋大会
③日時
・令和3年12月19日(日)
④会場
・浦和コミュニティセンター
⑤代表挨拶(竹熊君)
関東大会の日は私の誕生日です。絶対に優勝し、誕生日のプレゼントにしたいです。また、佐野高校で1位から3位まで独占します!



*2つの部から、力強い挨拶がありました。それぞれの目標を目指して、力を出し切ってください。応援しています。

【中2】オンライン・インターンシップ発表会

10月12日(火)6・7限目、中学2年生の「総合的な学習の時間」の授業を見学しました。授業は、今年度「マイチャレンジ」の代替事業として実施している「コーポレート・アクセス」(企業へのオンライン・インターシップ)での「新人研修」発表会を実施しました。

生徒達は、12の企業の中から、それぞれ一つ選び、クラス横断的にグループを作っています。新人研修の最初の課題として、自分たちがインターンシップを行う企業について、調べて発表しました。

<6限目>発表の最終的な準備が行われています。








<7限目> いよいよ各班の発表が始まります。今回は、12の企業のうち「大正製薬」がZoomで参加しました。

コーポレート・アクセスの担当者


「大正製薬」の担当者

「大正製薬」3グループと同じ教室で発表する「パナソニック」3グループ、「フォレストアドベンチャー」2グループも、Zoomで発表しました。










それ以外の教室では、対面で発表が行われました。








*生徒たちは、まず、インターンシップ先の企業について、インターネットや本、テレビ番組など様々なメディアを使って調べてきました。中には、実際に、企業を訪問したグループもありました。その結果、分かったことに加えて、各企業が目指しているものがSDGsのどの目標につながっているか、また、自分たちの生活や社会全体にどんな影響を与えているかについても、自分たちの意見をまとめ、堂々と発表していました。


最後に、「大正製薬」と「コーポレート・アクセス」の担当者から、講評をいただきました。「これだけ前向きに取り組んでいる皆さんの姿に感動しました。すばらしい生徒達です。次のミッションがとても楽しみです。」といった絶賛のお言葉をいただきました。実際に、本当に素晴らしい発表だったと私も思いました。

*なお、講評終了後、少し時間があったので、企業(大正製薬)に関する質問の時間をとっていただきました。3グループから質問がありましたが、とても丁寧に答えてくださいました。






*今後は、各企業からそれぞれ「ミッション」が与えられます。生徒達は、その「ミッション」を達成するため、探究活動を行い、その結果を発表します。どんなアイディアが出てくるのか、今から楽しみです。

【高2】校内フードドライブにご協力を!

10月12日(火)放課後、高校2年生で「子供の貧困問題」をテーマに課題研究を行っている研究班の4名が、校長室まで来てくれました。

左から、中村そのかさん(2-1)、長島智珠佳さん(2-3)、小川優莱さん(2-1)、笹村色織さん(2ー2)です。

このグループのリーダーである長島さんから、「校内フードドライブ」について、教えてもらいました。

フードドライブとは、家庭で余っている食べきれない食品を持ち寄り、それを必要としている福祉団体・施設などに寄付する活動です。今回、集まった食品は「NPO法人 子どものとなり佐野」に寄付し、そこから、支援を必要としている家庭に配付するそうです。

夏休み中にも、「NPO法人 子どものとなり佐野」は、佐野市内の30~40軒のご家庭に、食料品を配付したそうです。これだけ多くのニーズがあり、この活動によって助かった人も多いことがわかります。

そこで、「NPO法人 子どものとなり佐野」の一員としても活動している4名の佐高生が、本校生の家庭に呼びかけ、余っている食品があれば、学校に持ってきてもらう「校内フードドライブ」を企画しました。

Q1:食料品はいつ、どこに持ってくればいいのですか?
→「今週から、毎週金曜日に中高の昇降口に段ボール箱を用意しますので、その中に入れてください。1回目は10月15日(金です。」

Q2:特に、こういうものを持ってきてもらえるとありがたいというものはありますか?
→「お米やパスタ、そうめん、缶詰、インスタント食品、レトルト食品、調味料などが一般的です。また、粉ミルクや離乳食などを必要としているご家庭も多いです。」

Q3:量が少なくてもかまわないですか?
→「たとえば、缶ジュース1本でもかまいません。むしろ、たくさんのご家庭から少しずつでも提供していただけると、それだけすそ野が広がるのでありがたいです。ぜひ、御協力をお願いします。」



*よくわかりました。余っている食品があれば、協力したいと思いました。
この4名のチャレンジが成功することを願っています。

【高3】美術2の授業見学(梅澤先生)

10月12日(火)6限目、高校3年文Ⅱの「美術2」選択の授業(梅澤先生)を見学しました。選択者は5名です。「コラージュのある自画像」というテーマで作品を制作していました。

コラージュは、ばらばらの素材(新聞の切り抜き、壁紙、書類、雑多な物体など)を組み合わせたり、張り付けたりする技法ですが、それと自画像を組み合わせることろが、「美術2」という専門性を感じます。

将来、美術方面の進路を目指している生徒もおり、皆、一心不乱に作品制作に取り組んでいました。こだわりの色使いをしたり、段ボールをはがして立体感を出したりするなど、独創的な作品づくりをしています。


コラージュの素材として、英字新聞の切り抜きがよく使われていました。



布のような素材も使っています。


背景がパズルになっているのは、面白いアイディアだと思いました。


背景には、金魚のコラージュが施されていました。

生徒たちは、それぞれ自分の感性を信じて自由に制作していますが、時々、梅澤先生にアドバイスをいただいています。しかし、それを鵜吞みにするのではなく、納得のいくまでよく考え、眺めながら、完成度を高めていこうとしていました。そんなところに、作品を仕上げていく「楽しみ」を感じました。







静かな中にも、自由な雰囲気と集中力の絶妙なバランスがあり、心地よい緊張感に包まれていました。