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校長室便り
【高2】「足クラふぇすた」大盛況!
11月5日(土)15:00~19:00、足利の「鑁阿寺」北側の住宅地の中にある「@蔵風土」(くらふと)で、佐高生4人組(佐高SGクラブ、足利研究班・アシ×アシ隊(明日も足利))が企画運営した「足クラふぇすた」が開催されました。夜も更ける中、「八木節女前Japan」の奏でる音楽に、大勢のお客さんの踊りの輪が広がりました。空には月が輝き、妖しい光を放っていました。大成功、おめでとうございます。
「足クラ ふぇすた」を企画・運営した佐高生4人組(左から、坂田君、若林君、大山君、清水君)。最後の主催者メッセージで、4人は大きな拍手を浴びました。
「足クラ ふぇすた」のチラシ(清水君が作成)
蔵の内部の装飾もすべて4人が企画しました。
今日は学校で模試がありましたが、終了後に大勢の佐高生が来てくれました。
主催者の4人は、ばっちり着物でお出迎えです。
蔵の2階は、足利銘仙を使った飾り付けがされています。
外では「足利シュウマイ」も売られていました。できるそばから売れていました。
18時半を回り、いよいよ最後の大トリとして、蔵の前で「足利八木節女前Japan」のコンサートが始まりました。
アンコールの声をきっかけにして、会場はさらに盛り上がりを見せました。会場のお客さんも踊りの輪に加わりました。
こうして、祭(ふぇすた)は、最高潮のうちに幕を閉じました。
主催者の代表として、坂田君が感謝の挨拶を行うと、さらに盛り上がりを見せ、主催者の佐高生4名は、ステージ上へと上げられました。ついに、一人一人がマイクを握って語り始めました。まずは、若林君。
そして、大山君。
最後は、清水君です。4人は足利出身であったり、縁があったりで、感謝の言葉や抱負など、これからの足利をしょって立つ気構えを見せてくれました。素晴らしい挨拶だったと思います。聞いていた大人たちも、大きな歓声で応えていました。
こうして、大団円の内に、「足クラ ふぇすた」は終了しました。
この後、かたずけなど、20時くらいまで作業をし、残りは明日、ということで、名残惜しく帰途についたようです。
ここまで、周到な準備を重ね、イベントを大成功させた4人の佐高生の皆さん、お疲れさまでした。みんな、輝いていました。
【中学】「県駅伝競走大会(男子)」10年ぶりの出場
11月5日(土)那須野が原公園特設周回コースで、「令和4年度 第75回栃木県中学校駅伝競走大会」が行われました。男子チームが10年ぶりの出場を果たしました。
大会にエントリーした9名(3年生3名、2年生6名)
当日は、朝6時くらいにバスで出発しました。特に、3年生は昨日まで修学旅行でしたので、大変だったと思います。しかし、一人も遅れることなく集合しました。
会場である「那須野が原公園」のプール付近に学校のテントを張りました。
立澤先生から、本日の出走メンバーと走る区間の発表があり、それぞれにゼッケンが渡されました。
「那須野が原公園」は紅葉がまさに見頃を迎えていました。修学旅行先の京都や奈良でも、ここまでの紅葉は見られませんでした。
大会には、補助員として、2年生の大塚さんと1年生の関口さんがついてきてくれました。
テントでは、各自、調整をしていました。皆、徐々に集中力を高めていました。
3年生の河村君、西君、星野君です。
2年生の橋本君、荻原君、高野君、川上君、太田君、渡邉君の6名です。
ユニフォームに着替え、気合十分です。
いよいよレースが始まります。
13時ちょうどに発走しました。
1区の高野君は素晴らしいスタートを切りました。
コースの終盤では、大塚さんと関口さんの応援を受けながら、走り抜けました。
2区の荻原君です。
3区の西君です。
4区の川上君です。
5区の星野君です。
6区の橋本君です。
チームの6名は必死に走り切り、見事タスキをつなぎ、ゴールすることが出来ました。
レース終了後、顧問の立澤先生から、選手全員の健闘を称える言葉がありました。
また、本日引率してくれた菊地先生、小林先生、校長からもそれぞれ、よく頑張ったこと、ここまで支えてくださった多くの方々への感謝を忘れないこと、この大会に出て初めて見える世界があったこと、などのお話がありました。
最後に、今日一日お世話になった競技場に一礼し、会場を後にしました。
*3年生は修学旅行明けで十分な練習ができなかった中でも、生徒たちは最後まで諦めず、力を出し切り、タスキをつなぎ切りました。これは大きな自信になったと思います。佐附中の代表としての誇りを持って走っている姿に感動しました。素晴らしい生徒たちです。これは引率していた3名の先生方共通の思いでした。生徒の皆さん、引率の先生方(全員、修学旅行明けです。)、たいへんお疲れさまでした。
【中3】修学旅行~京都大学研究室訪問
11月3日(祝)修学旅行3日目、この日はタクシーを利用した「班別自由行動」がありました。私は、本校の科学部から京都大学理学部に進学した小松原君(大学2年生)の案内で、爬虫両生類研究室を訪問する予定でしたが、京都大学を見学場所に入れていた班があったので、一緒に行かないか誘ってみました。その結果、中学3年生4名との京都大学の研究室訪問が実現しました。
(左から)京都大学2年生の小松原君、中3生の松葉君、丸山君、神田さん、森田さん(1組6班)
目指す研究室は、京都大学の吉田南構内の「人間・環境学研究科棟」にあります。この日は祝日ということもあって、大学構内に大学生の姿はあまり見かけませんでした。(逆に、高校生対象の模擬試験が行われており、高校生の姿は見かけました。)
広い構内を5分くらい歩いて、ようやく、研究室にたどり着きました。
京都大学爬虫両生類学研究室「西川研」です。西川完途(にしかわ かんと)准教授の研究室です。
「西川研」のHP →かなり斬新です!https://nishikawalab.h.kyoto-u.ac.jp/
西川研は、京都大学大学院「人間・環境学研究科」などに所属しており、総勢30名の学生がいる大所帯です。大学院ですので、京都大学だけでなく、他大学や海外からも、両生類や爬虫類を研究したい学生が集まってきます。むしろ、京都大学から進学する学生は少数派(数名程度)だそうです。
主な研究テーマは、東・東南・中央アジアの爬虫両生類および小型動物の系統分類学、種多様性、生物地理学、保全生物学です。西川先生個人のテーマは、「小型サンショウウオの分類学」ということでした。
また、「西川研」は総合人間学部にも所属しており、そこで「総合フィールドワーク演習」(ボルネオ演習、2016年)の参加者を募集したところ、以下の写真のように大勢が参加者しました。
↑「西川研」のHPに掲載されていた写真です(「演習最終日にアミメニシキヘビと記念撮影」とのこと)
活気がありますね。「西川研」は、我が国の両生類や爬虫類にかんする最高峰の研究室、と言っても過言ではありません。
また、京都で生息しているオオサンショウウオの保全・外来種との交雑問題の対策も大きなテーマとして取り組んでいます。オオサンショウウオ調査合宿も行っており、小松原君もこの合宿に参加して、西川先生と知り合ったそうです。
こうした活動を普及啓発するため、オオサンショウウオの着ぐるみをつくったり、ぬいぐるみを作ったりもしているそうです。近年、在来のオオサンショウウオに加えて、中国から移入されたチュウゴクオオサンショウウオが繁殖しており、さらには、両種の雑種(ハイブリッド)も増えてきています。そこで、その3種類の違いが分かるよう、3種類のぬいぐるみを作成したそうです。
体色が濃いのが、在来のオオサンショウウオで、一番薄いのが、外来種のチュウゴクオオサンショウウオ、その中間が、ハイブリッドです。
私は、在来種のオオサンショウウオを購入しました!(校長室に置いてあります)
また、本校の科学部が研究しているトウキョウサンショウウオの分類にも関わっており、この8月には、茂木町に生息する個体群は新種「イワキサンショウウオ」と命名されています。つまり、科学部の研究とも深い関わりを持った先生でもあります。
ところで、30名の研究室の学生の内、女性は約7~8割を占めているそうです。なぜ、そんなに多いのか聞いたところ、こんな答えが返ってきました。
「昔は、女性がカエルやヘビに興味を持つことに世間は否定的だったが、今は、男女を問わず、誰もがやりたいことをやれる時代になってきたのが、まず第一だと思います。また、カエルやヘビを研究しても飯が食えるのか、という不安は男女を問わず、今もあると思いますが、女性は自分の得意な分野を活かして起業する人もたくさんいます。研究室のHPのイラストもその学生によるものだし、両生類の解剖などを教材化し多くの高校に売り込んでいる学生もいます。学問は、もはや理系、文系、と明確に分かれているものではなく、世の中の課題やニーズに対応できる柔軟な発想が必要とされています。そのためには、中学生、高校生から、様々な探究的な活動に取り組むことが重要だと思います。そういった活動で培われた力は、あとで必ず役に立ってきます。」といったお話を中学生たちにしてくださいました。
中学生の松葉君から、「ボルネオなどで調査を行うそうですが、サンショウウオは北方に生息している生物なのではないでしょうか?」という実に的を得た質問もあり、西川先生は、いろいろなお話をしてくださったばかりか、地下の標本室を見ていきませんか、と案内してくださいました。
この樽の中に、採集したチュウゴクオオサンショウウオや雑種のオオサンショウウオの標本がぎっしり入っていました。この研究室で捕獲された雑種のオオサンショウウオで状態の良いものは「京都水族館」に提供されるそうです。
骨格標本も見せてくださいました。
在来の生物がいつどこで生息していたか、という情報(標本や記録)は、実は日本の領土を主張する際にも重要なエビデンスになっている、というお話も印象的でした。
こうして、予定していた20分を大幅に超え、1時間近く、案内をしてくださいました。本当にありがとうございました。西川先生は、明日、学会のため沖縄に旅立つそうで、忙しい時間を割いて、私たちのためにお話してくださいました。
生徒たちは、次の見学先にタクシーで移動しました。素晴らしい体験だったと思います。
PS:私たちが帰った後、西川先生は小松原君に「すごくいい学校ですね。」と言ってくださっていたそうです。
【中3】修学旅行〜平和を祈る心
11月1日(火)修学旅行1日目、広島での平和学習を行いました。広島平和公園での平和祈念式典、平和記念資料館での見学を行いました。
原爆の子の像で、千羽鶴を奉納しました。
中学3年生は、修学旅行の事前学習として、毎年、広島から「語り部」の方に来ていただき、お話を聞いていましたが、今年は、それに加えて、高校2年生の青木藍花さんによる平和に関するワークショップを行いました。生徒たちは、真摯な思いを胸に、今日の日を迎えました。
生徒代表の言葉 立川君
原爆慰霊碑での「平和宣言」 鶴見さん
「献花」 山口さん
平和祈念式典や原爆資料館見学の感想を聞きました。
立川璃空君(生徒代表の言葉)
→「英語の授業で佐々木貞子さんのことを知りましたが、実際に、原爆資料館で禎子さんに関する詳しいことがわかり、原爆の子の像には、全国からたくさんの千羽鶴が奉納されているのを見て、本当にあったことなんだと思い、胸が痛くなりました。原爆で亡くなられたすべての方々の思いを伝えていかなければならないことを感じました。」
笹沼樹威君(千羽鶴奉納)
→「今まで意識したことのない雰囲気の中で、自分たちで作った千羽鶴の持つ重みを改めて感じました。一人一人が気持ちを込めて鶴を折ったように、それぞれが向き合っていかなければならないと思いました。」
鶴見碧衣さん(平和宣言、修学旅行実行委員長)
→「原爆慰霊碑を前にした時、衝撃を受けました。テレビで見た広島の「平和祈念式典」と同じ場所で、自分が平和宣言をすることの重さを痛感しました。最初は、用意した「平和宣言」を読みあげればいいか、と考えていましたが、そんなことはできないと思いました。富永先生から「自分の言葉で伝えればいい」と言われ、原稿を見ないで、平和宣言をしました。ここで自信をもって宣言することは、自分たちが作っていく未来にとって、大切なことだと思いました。最後に噛んでしまいましたが、責任を果たすことができたと思いました。」
*生徒の皆さんの心のこもった祈念式典に感動しました。特に、高らかに、自信をもって平和宣言をした鶴見さんには、周りにいた多くの一般の方からも尊敬のまなざしが注がれました。
・原爆資料館では、一つ一つの展示に付けられた解説を食い入るように読み、すすり泣いている多くの生徒たちの姿が、目に焼き付きました。一人一人が、広島でなければできない体験ができたことをうれしく思いました。
【高1】ウルグアイからの留学生
10月31日(月)今日から、ウルグアイからの留学生「弥生・レジーナ・レイ・ウエダ」さんが、高校1年4組のクラスで一緒に学びます。朝7:50頃、ホストファミリーの吉田華菜さんと、校長室に挨拶に来てくれました。
(左から)吉田さんと弥生さん。日本語がとても上手です。「ヤヨイ」と呼んでくださいと言ってました。
弥生・レジーナ・レイ・ウエダさんは、お父さんがウルグアイ人(レイさん)、お母さんが日本人(ウエダさん)で、母国語のスペイン語と日本語が話せます。日本語は、家庭で小さい時から話していたそうです。
弥生さんは、お母さんの母国であり、アニメや映画などで知った「日本」で、日本の文化を学びたいという強い思いを持っています。剣道、茶道、囲碁将棋などの部活動にも参加したい、と話してくれました。日本に来る直前に18歳になったそうです。
1年4組のクラスに籍を置くことになり、SHRで、日本語で挨拶をしてくれました。とても上手な日本語で、全く違和感はありませんでした。コミュニケーション力は抜群です。
席は、一番後ろです。
担任の長谷部先生によると、今日は他の生徒と全く同じように授業を受けていたそうです。
弥生さんは、11月25日(金)までの短期の留学です。
弥生さんを見かけたら、話しかけてみてください。たぶん、喜んで答えてくれると思います。
身近な風景 ~「かこさとしの世界」展(館林美術館)
10月30日(日)、群馬県館林市にある群馬県立館林美術館で、「かこさとしの世界」展を見学しました。日本を代表する絵本作家である「かこさとし」の絵本の原画などが特別展示されています。まさに、「大人も絵本を楽しむ」ことができました。
美術館へと続く道は、紅葉が見頃でした。
美術館の全景です。広い空間の中に広がっています。
黄色い看板が印象的です。
(↑ 群馬県立館林美術館のHPから、上記チラシをダウンロードできます)
「日本を代表する絵本作家であるかこさとしは、32歳の時に最初の絵本『だむのおじさんたち』(1959年/福音館書店)を出版して以来、「だるまちゃん」シリーズ、「からすのパンやさん」シリーズといった物語絵本から、『かわ』、『地球』、『海』といった科学絵本、美術や歴史の絵本にいたるまで多岐にわたる著作を生み、現在でも子どもたちをはじめ多くの人々に親しまれています。」(群馬県立館林美術館のHPより引用)
かこさとし(加古里子)さんは、東京大学工学部応用化学科卒業の工学博士でもあります。「海」「地球」「宇宙」といった科学絵本だけでなく、さまざまな著作から、科学的な視点が感じられ、人間の可能性、人間性を信じる前向きな生き方がストレートに伝わってきました。大人だからこそ味わえる「絵本の世界」があることを感じました。12月25日まで開催していますので、ぜひ、行ってみてはいかがでしょうか。
館内での写真撮影はできませんが、下のスペースだけは、撮影可となっています。大人から子供まで楽しめる展示です。
PS:家にも、「かこさとし」さんの絵本が何冊かありました。
海、人間、宇宙、地球、などです。子どもが読んでも、大人が読んでも、楽しめます。
また、館林美術館のミュージアムショップでは、「かこさとし」さんの絵本だけでなく、「鈴木まもる」さんの絵本が販売されていました。「鈴木まもる」さんは、「かこさとし」最後の絵本「みずとはなんじゃ」の絵を手がけたことで知られています。「鈴木まもる」の最新刊「鳥は恐竜だった」を購入しました。
鳥の巣研究家でもある鈴木さんの研究論文に匹敵する読み応えです。それを子供たちにもわかるように、噛み砕き、絵の力で説得力のある内容になっていました。これは本当に素晴らしい絵本です。まさに、「大人が楽しむ絵本」なのかもしれません。
【中3】「大人も絵本を楽しもう!!」(読み聞かせボランティア)
10月27日(木)昼休み、中学3年1組の小倉優佳さんと三田莉央奈さんが、10月16日に行われた「はじめよう 読み聞かせボランティア」に参加した報告にきてくれました。
左から、小倉さんと三田さん
「はじめよう 読み聞かせボランティア」を企画された「城北小学校 地域コーディネーター」の大久保様から、本校から参加した二人のとても熱心で積極的な姿勢に、講師の先生をはじめ、他の大人の参加者も感銘を受け、大いに刺激を受けたと、感謝のお手紙と写真が学校に届きました。それがきっかけで、本人たちからの報告となりました。
二人は、教室の壁に貼ってあった「はじめよう 読み聞かせボランティア」のチラシを見て応募したそうです。二人とも、本が大好きという共通点があり、お互いに読んでいる本のことを話したりしていたので、一緒に参加してみよう、ということになったそうです。
今回の講座は「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマで、読み合いサークル「こころ」代表で、絵本セラピストの永島典子先生によるワークショップでした。
ところで、「絵本セラピー」という言葉を聞いたことがありますか。絵本は子どもが読むものと思われがちですが、絵本セラピーの対象者は大人です。絵本の読み聞かせやグループディスカッションを通して、自分の本当の望みや意思を見つめ直し、気持ちを前向きにするサポートを行います。また、子どもに読み聞かせをしているつもりでも、知らず知らずに、読んでいる大人の心も癒されることもあるそうです。子どもを含めた「誰かの心を楽にしたい」という願いが、今回の「~大人も絵本を楽しもう!!~」というテーマに込められているのではないかと思いました。
このワークショップでは、まず、「絵本」という言葉から、どんなことが連想されるか、想像を広げます。例えば、こんなふうに‥
そして、グループ内で、それぞれの思いを共有します。人それぞれに違っているのがいいところです。もちろん、正解はありません。
続いて、「絵本の読み合い」を行いました。ここでは、自分が大好きな絵本を持ち寄り、それを使って、読み合いを行いました。
二人も、小さい頃から、読み親しんできたお気に入りの一冊を持参しました。幼稚園の頃から読んでいる絵本だそうです。
読み合いでは、絵本を持つ位置、支え方、めくり方、声の大きさ、読む速さなどを学びました。親子での読み聞かせとは異なり、声色を変えたり、抑揚をつけたりする必要はありません。たんたんと読んでいくことが大切だそうです。
こうした「読み合い」から感じたことをグループで話し合いました。
子どもはよく絵を見ている。絵は感情を表現しているので、最後までしっかり絵を見せる。言葉の力は大きく、子どもに読んでいるつもりでも、大人に届いていたなど、大切なことを学んでいました。
コロナ以前は、本校生は小学校に「読み聞かせボランティア」に行っていましたが、ここ数年は途絶えてしまったようです。今回の二人の報告を聞き、また復活できるといいなと思いました。
【高校】祝!関東新人陸上競技大会「男子200m」優勝
10月22日(土)・23日(日)、神奈川県「相模原ギオンスタジアム」で行われた「第26回 関東高等学校選抜 新人陸上競技選手権大会」で、高校1年3組の若菜敬君が「男子200m」で堂々の優勝を果たしました。おめでとうございます。
表彰台の真ん中に立つ若菜君
10月28日(金)の昼休み、若菜君が、関東大会等の報告に来てくれました。
大会1日目(22日)、「男子100m」に出場し、会心の走りで自己ベスト10秒82をマークしました。しかし、わずか0.003秒差で9位となり、決勝に進出することが出来ませんでした。とても悔しい思いがしたそうです。
大会2日目(23日)、「男子100m」での悔しさをバネに「男子200m」を走りました。予選2位通過で、決勝に進みました。気温25℃で走りやすく、若菜君のコンディションも良かったので、顧問の川田先生から「決勝ではタイムが出るぞ」と言われていたそうです。
電光掲示板に若菜君の名前が映し出されています(下の写真)。そして、決勝のレースがスタートしました。
若菜君は、先頭を争っています(緑のユニフォーム)
どんどん加速し、トップに躍り出ました。
ぶっちぎりの1位で優勝しました。21秒34で自己新記録をたたき出しました。
おめでとうございます!
次の目標は、
①佐野高校陸上競技部の歴代記録(21秒20)を超えること
②来年のインターハイで、決勝のレースを走ること
以上の2点を上げてくれました。
若菜君なら、できると思いました。
頑張ってください。応援しています。
【高校】「続・キッチンカーフェスティバル」大盛況!
10月28日(金)JR足利駅北口広場で、高校生が企画運営する「続・キッチンカーフェスティバル」が開催されました。この企画のチームリーダーは、高校2年2組の清水健成君です。普段は閑散としている駅前広場は、JR足利駅を利用する高校生たちの熱気に包まれていました。15:30~19:30の時間帯、高校生たちの夢が花開きました。
この企画を立ち上げた「アシモリ隊」の清水健成君と坂田公希君
「続・キッチンカーフェスティバル」は、足利を盛り上げようと集まった「アシモリ隊」の高校生だけで、企画・運営されました。会場には、不思議なくらい大人の姿は見かけません。写真を撮影した瞬間だけでも、百人以上の高校生たちが、キッチンカーの前に長い列を作っていました。
今日は、松井先生と2人で、会場を訪れました。
「菊ちゃんラーメン」のキッチンカーで、ラーメンと餃子を買って食べました。
佐野ラーメンとは違いますが、屋台で食べるラーメンには格別のおいしさがありました。
佐野高校の生徒たちも、このイベントの事を知り、大勢来てくれました。清水君たちに声をかけていました。
清水君は「誰も来なかったらどうしようと思っていましたが、まさかここまでたくさんのお客さんが来てくれるとは!嬉しいです。」と喜んでいました。
足利駅の敷地内には、「アシモリ隊」の活動拠点である「アイダッコ」というスペースがあります。
普段は、電車を待つ高校生の自習などにも使われています。
今回の「続・キッチンカーフェスティバル」のチラシもここで配布されていました。
「高校生が放課後の駅前でどんなものを食べたいか」アンケート調査を行い、出店するキッチンカーを選定し、オーナーと交渉することなども、高校生だけで行いました。
今日は、この「アイダッコ」を運営している足利市の地域創生課のスタッフも多数、応援に駆けつけていました。応援と言っても、手を出すわけではなく、ただ、見守っているだけです。しかし、まちづくりを進める大人の先輩たちから学びながら一緒に活動する、絶妙な「距離感」から、お互いに信頼し合っていることを感じました。
このような活動が、さらに広がるといいなと思いました。
「続・キッチンカーフェスティバル」大盛況(大成功)おめでとうございます。
そして、お疲れさまでした。
【中高】全国大会入賞者の横断幕(第一陣)
10月27日(木)放課後、学校の東側のフェンスに、今年度の全国大会で活躍した生徒の「横断幕」(5枚)が掲示されていました(第一陣)。
「横断幕」は本校の同窓会によって、作成していただいています。他校では、全国大会に出場しただけで横断幕が貼られるところもありますが、本校は、全国大会に出場しただけでは「横断幕」は作られません。
全国大会で入賞(8位以上)が条件です。本校で「横断幕」で紹介されるということが、どんなに凄いか、おわかりいただけると思います。
今回の新作「横断幕」(第一陣)に加えて、「国体でのボートの7位入賞」、「中学の全国英語ディベート大会4位入賞」の「横断幕」は、完成次第、掲示いたします(第二陣)。全部で7枚、これだけの枚数になることは、初めてです。皆さんの頑張りが、一般の方にも、目に見える形でお示しできることは、とても嬉しいです。もちろん、全国入賞まで行かなくても、皆さんの様々なチャレンジは、本HPでも、どんどん紹介していきたいと思います。
今回は、歩道沿いで低い位置に貼りましたので、凄く目立ちます。目の前を走っている東武線の電車からも良く見えるそうです。
さっそく、以下のような写真も届きました。
これは本人たちが写っています。こんな写真がとれるところもいいと思います。
今後、本人が写っている写真も撮って、紹介したいと思っています。
特にありません。