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校長室便り
校長室便り
【高校】福井インターハイ・ボート競技②
8月15日(日)今日は天候が回復したため、公式練習が行われています。1日目(14日)の公式練習が荒天のため実施できませんでしたので、競技種目ごとに、時間を決めて、各校80分間、練習しています。

朝、艇の準備をしている様子(雲がかかってます)
朝、艇の準備をしている様子(雲がかかってます)
14日に大会本部のHPに掲載された「15日の配艇表」さらに、日程が2時間遅れになったことにより、本校の公式練習時間は以下のようになっていると思われます。
男子シングル 9:10~ 10:30
女子ダブル 9:20~ 10:40
男子ダブル 9:30~ 10:50
女子クオドルプル 13:20~ 14:40
男子シングル
女子ダブル
男子ダブル
女子クオドルプル
昼過ぎです。少し晴れ間も見えてきていますね。
今日は風が強く、かなり漕ぎずらい状況でしたが、選手たちは一生懸命頑張っている、と顧問から報告がありました。明日は風が弱くなる予報だそうですので、いいコンディションで漕げることを祈っています。
【高校】福井インターハイ・ボート競技①
8月13日(金)朝7時頃、「福井インターハイ(令和3年度全国高等学校総合体育大会ボート競技大会)」に参加するボート部が、佐野からバスで出発しました。雨の中の出発でしたが、15時過ぎには、福井県美浜町の久々子湖(くぐしこ)ボートコースに到着しました。雨は降っていないそうです。

しかし、明日(8月14日)予定していた公式練習は、大雨警報に伴う災害や交通網の乱れ、ボートコースへの流木やごみ等の流入の恐れがあるため、中止となりました。15日に公式練習が行われる予定です。
しかし、明日(8月14日)予定していた公式練習は、大雨警報に伴う災害や交通網の乱れ、ボートコースへの流木やごみ等の流入の恐れがあるため、中止となりました。15日に公式練習が行われる予定です。
福井県美浜町はこの辺にあります。(美浜町HPより)
三方五湖(みかたごこ)とは、三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の5つの湖の総称で、若狭湾国定公園に属する名勝です。その一つの久々子湖(くぐしこ)にボートコースがあります。
身近な風景 ~トンボ(ウチワヤンマ)の羽化
8月1日(日)ボート部が普段練習している「渡良瀬川」から、トンボの羽化の情報提供がありました。セミの羽化を紹介したので、ついでにトンボの羽化も紹介しようと思います。

腹部に「うちわ状の突起」があることから、「ウチワヤンマ」ではないかと思います。(トンボに詳しい人がいたら、何トンボか教えてください。)
腹部に「うちわ状の突起」があることから、「ウチワヤンマ」ではないかと思います。(トンボに詳しい人がいたら、何トンボか教えてください。)
この情報の提供者は、前佐高教員で現在は佐野東高のボート部監督の増田先生です。
佐野東高と佐野高のボート部は、よく一緒に練習しています。
今回は、ボートを岸に付ける「船着き場」のような場所で、練習の合間に目撃した大変貴重な映像です。
日時は、8月1日(日)11時です。
①幼虫(ヤゴ)から成虫の頭部と胸部が出てきました。
②腹部も完全に出てきました。
(動画)→ ウチワヤンマの幼虫の羽化①
③羽が少しずつ伸びてきています。
④さらに羽が伸びてきました。
(動画)→ ウチワヤンマの幼虫の羽化②
⑤羽を広げてきました。この時、11時30分です。
(動画)→ ウチワヤンマの幼虫の羽化③
つまり、①から⑤までにかかった時間は、約30分間ということになります。想像以上に速いです。この後、すぐに飛んで行ってしまったそうです。トンボがこのような人が大勢いる場所で、真っ昼間に羽化する、ということを初めて知りました。とても勉強になりました。増田先生、貴重な情報ありがとうございました。
身近な風景 ~セミ(アブラゼミ)の羽化
8月9日(月)19時半頃、佐野市富士町の梅林公園の駐車場近くで、セミ(アブラゼミ)の幼虫に出会いました。
最初は地面を樹木と反対方向に歩いているところを発見しました。幼虫はすぐに方向転換し、樹木の根元にたどり着き、登り始めました。
かなりのスピードで登っていくので、ちょっとびっくりしました。20分程度で、3mくらいは登っていました。
(動画)→ ひたすら登るセミの幼虫
この写真の一番上の枝まで登りました。
枝の付け根付近にいます。20~30分程度で、ここまで登ってしまいました。
追っかけていた幼虫が通り過ぎた近くの枝に、別の幼虫を発見しました。しかし、この段階では、羽化した抜け殻なのか、これから羽化する幼虫かどうかは、はっきりわかりませんでした。
1時間半後の21時。再び同じ樹木でさっきの幼虫がどこにいるのかを探してみましたが、見つかりませんでした。しかし、抜け殻かなと思っていた幼虫に変化が起こっていました。
どう見ても、これは羽化している幼虫でした。
やっと、羽化する姿を見ることが出来ました。ちょっと距離が離れていて、観察しにくかったです。
(番外編)
同じ時刻、昼間うるさく鳴いていたセミの成虫たちは、樹にとまってじっとしていました。寝ているのでしょうか? 近くに寄っても逃げません。
アブラゼミ
ニイニイゼミ
コクワガタもいましたが、こちらは夜行性で活発に動き回っていました。
(注)梅林公園では、この時期、例年はもっと多くの羽化するセミの幼虫の姿を目にすることが多いそうですが、今年はどういうわけか、羽化する個体が少ないようです。セミの幼虫は、土から穴をあけて出てくるので、その穴が見つかれば、幼虫が羽化していることがわかりますが、梅林公園ではその穴がほとんど見つかりませんでした。不思議でした。
ちなみに、佐高の前庭のクスノキの周辺は、今年も幼虫が出てきた穴だらけです。
【中学】SGクラブ「日本語ディベート」
8月11日(水)の選択4教室では、中学のSGクラブ「日本語ディベート」の練習が行われていました。
日本語ディベートは、SGクラブ(Sano グローカル・クラブ)の一つで、特設部(他の部との掛け持ちが可能です)として活動しています。数年前は10名程度の人数でしたが、年々人気が高まり、今年度は中1から中3までで、25名を数える大所帯となってきました。
今日の活動は、日本語ディベートの関東・全国大会出場チームが、どのような戦い方をしてきたのか、3~4名のチームごとに、学校を決めて分析をしていました。関東や全国大会では、他校同士の対戦についても、立論や反駁など、試合を詳細に記録しています。例えば、どのような反駁が効果的だったのか、を分析することで、自分たちが考える際の幅や選択肢が広がることになります。一人一台パソコンが大活躍で、チームスを使って、チームごとに一つのファイルを完成させていました。
どのチームも自分たちで考えて行動していました。生徒たちは、この作業がどのような意味があり、どういうまとめ方をすれば役に立つかを考えながら、チームごとに作業を進めていました。パソコンをうまく活用した「主体的対話的で深い学び」がなされているように感じました。とても素晴らしい活動だと思いました。
ところで、今日は2年生の新部長が決まったそうです。
生徒からの投票結果等をもとに、中学2年1組の落合さんが新部長になりました。
誰からも相談しやすい雰囲気があり、ディベートに対するやる気が、みんなから一目置かれているところが評価されたようです。頑張ってください。
【中高】職員室等の大掃除ありがとうございました。
明日12日(木)から16日(月)まで、学校閉庁日と土日で、学校は5日間の休業日となります(働き方改革の一環で、教職員は出勤しません)。休業日前の練習終了後に、中学の女子バレー部員と、高校の男子バスケットボール部員が、職員室や廊下、トイレ、体育館等の大掃除をしてくれました。夏休み中は、通常の清掃はありませんので、とても助かりました。ありがとうございました。(なお、写真に写っている生徒はその一部分です。)

中学生の女子バレーボール部員の有志
中学生の女子バレーボール部員の有志
高校の男子バスケットボール部員
【高1】筑波エアロスペーススクール2021参加
8月17日(火)~19日(木)の3日間、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「筑波宇宙センター」で、高校生が「日本の宇宙開発の最前線」を体験する「筑波エアロスペーススクール2021」が開催されます。全国からの多数の応募者の中から、高校1年2組の青柳妃砂(あおやぎ きずな)さんが、参加者24名の一人(栃木県からは1名のみ)に選ばれました。
エアロスペーススクールは、JAXAの現場で、高校生が、宇宙航空分野の「最前線」を体験し、チームで協力して「宇宙航空ミッション」に取り組むプログラムです。
(JAXAのホームページより)
本日、本人がネットでの参加登録を行うために登校していましたので、登録終了後、校長室でお話を聞かせてもらいました。
Q1:「筑波エアロスペーススクール」は何で知ったのですか?
→「6月ごろ、学校の教室に募集要項(上の写真)が貼ってあったので興味を持ちました。もともと宇宙に興味があったので、家に帰ってネットで詳しく調べてみました。」
Q2:宇宙に興味を持ったのはいつごろからですか?
→「小学4年生の頃、「宇宙少年団の佐野分団」に所属しており、宇宙や科学の面白さを体験していました。その頃、両親とJAXAの「筑波宇宙センター」を見学に行きました。その時、偶然、宇宙飛行士の若田光一さんが、外国の方に英語で説明をしているところに出会いました。宇宙飛行士を身近に感じるとともに、国際的に活躍するのはこういうことなのかと思いました。」
Q3:今も宇宙に興味を持っているのですか?
→「最近の新聞記事で、今年から宇宙飛行士は文系でもなれるようになったことを知りました。私は、小学校の先生になることを目指していますが、宇宙飛行士として宇宙から子どもたちに授業ができたらいいなと思っています。」
Q4:今回のプログラムでどんな点が楽しみですか?
→「宇宙のことを学べるのはもちろんですが、全国の多くの高校生との交流を楽しみにしています。自分とは考え方の異なる人たちと交流することで、自分の価値観を広げることができるのではないかと思っています。」
Q5:どうやって参加者に選ばれたのですか?
→「非常に人気が高く、倍率も高いそうです(10倍以上)。プログラムに参加するためには、応募動機400字による書類選考で選ばれました。上記のQ2~4で答えたような内容をアピールしました。」
*ありがとうございました。話を聞いていて、参加できて嬉しいという気持ちが伝わってきました。大いに楽しんできてください。今年度はオンラインによる講習となっていますが、チームでミッションに取り組んだり、実験を行ったりと、多彩なプログラムが用意されているようです。ぜひ、今回の体験で得たものを学校でも伝えて欲しいと思います。体験談を聞けるのを楽しみにしています。
【緊急】8月8日から31日までの県立学校の対応について
8月8日(日)から31日(火)までの期間について、本県の警戒度レベルが県版「ステージ4」に引き上げられます。県立高校の教育活動については、以下の通りですので、引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。
○引き続き感染防止対策を徹底しながら、教育活動(部活動を含む。)を実施する。
○特に、部活動に付随する場面(飲食、更衣等)での感染防止対策を徹底する。
○宿泊を伴う活動や校外での活動については、原則不可とする。
これにより、「校外での活動」は原則不可となります。また、部活動については、大会に関わるものも含め、練習試合や合同練習については実施しない方向になります。課外や面談等の校内での教育活動については、引き続き、感染防止対策を講じて実施します。
なお、佐野高校の一日体験学習(8月25日)については、実施を見送ります。今後の対応については、県からの指示に基づき、検討いたします。
学校祭については、不特定多数の来場は不可となりますが、保護者等の関係者については、各校の対策に応じた参加者の把握や人数制限等により、来場を可とすることになりました。なお、本県に緊急事態宣言が出された場合には、保護者等の来場者を入れずに校内発表のみとなる可能性があります。
【中学】関東中学生テニス選手権大会
8月6日(金)、埼玉県の智光山公園で「第74回 関東テニス選手権大会」が開催されました。本校は団体戦に出場しました。(直接応援に行くことはできませんでしたが、顧問から写真とともに報告がありました。)
1回戦で、富士見丘中(東京大会準優勝校)に1-4で惜敗し、敗者復活戦でも、千間台中(埼玉大会優勝校)に1-4で惜敗しました。生徒たちは、悔しい気持ちもありましたが、やりきった清々しさを見せてくれました。
1回戦で、富士見丘中(東京大会準優勝校)に1-4で惜敗し、敗者復活戦でも、千間台中(埼玉大会優勝校)に1-4で惜敗しました。生徒たちは、悔しい気持ちもありましたが、やりきった清々しさを見せてくれました。
団体戦にエントリーしたメンバーです。
1,2年生も先輩たちのプレーをしっかりと目に焼き付けてくれました。
<部長のコメントです>
「関東大会では他県の強豪校がたくさん来るので、圧倒された部分もありましたが、今までの練習の成果を発揮して試合に全力で臨めました。ですので、悔いはありません。これからは3年生が頑張ってきた姿を忘れずに1,2年生に伝統を継承して欲しいと思います。」
*強豪校相手に全力でチャレンジしてくれました。写真の表情からも、やれることはやった、悔いはない、ということが伝わってきました。笑顔で締めくくることが出来た3年生にとっては、最高の思い出となりましたね。よく頑張りました。ぜひ、高校でも続けてください。1,2年生は、これからが主役ですので、よろしくお願いします。
【高校】PDA全国高校 即興型英語ディベート大会2021
8月6日(金)・7日(土)の2日間、PDA全国高校 即興型英語ディベート大会2021が開催されています。例年、大阪を会場に実施していますが、今年度は、Zoomを使った開催となりました。全国の強豪校が参加しており、本校からは3チームがエントリーしています。

課外活動の部(初心者)
佐野Aチーム→ 青木藍華さん、王一汀さん、岡村初奈さん、吉田菜々さん(以上、高校1年生チーム)
課外活動の部(初心者)
佐野Aチーム→ 青木藍華さん、王一汀さん、岡村初奈さん、吉田菜々さん(以上、高校1年生チーム)
課外活動の部(一般)
佐野Bチーム→ 横塚功樹君、片柳賀那さん、石塚凜花さん(高校2年生チーム)
佐野Cチーム→ 大澤菜乃さん、大川優貴君、内村悠之介君(高校2年生チーム)
*それぞれのチームで、持てる力を出し切ってください。応援しています。
【中高】栃木県吹奏楽コンクール2021
7月30日(金)、「栃木県吹奏楽コンクール」中学校の部 B部門、7月31日(土)、同 高等学校の部 B部門が、開催されました。その結果、佐附中は「銀賞」、佐高も「銀賞」を受賞しました。中高ともに、よく頑張りました。

中高ともに、部長が報告に来てくれました。
(左:高校の尾花彩華さん、右:中学の恩田小春さん)
中高ともに、部長が報告に来てくれました。
(左:高校の尾花彩華さん、右:中学の恩田小春さん)
2人の部長には、それぞれコンクール当日の演奏について、聞きました。
<中学吹奏楽部部長:恩田小春さん(3-1)>
・昨年度は、コンクールが中止になってしまったので、中学生でコンクールに出るのは、今回が初めてでした。演奏曲は「エンジェル・イン・ザ・ダーク」です。
・5月3日に佐野市文化会館で実施した「定期演奏会」でもコンクール曲を演奏しましたが、十分な練習ができず、ぜんぜん納得がいく演奏ではありませんでした。こんな音しか出せなかったことが嫌でした。部員の気持ちもばらばらで、このままではだめだと思いました。
・6月の上旬頃、部員みんなで話し合いを持ち、コンクールに向けて「本気でやろう」という気持ちになることができました。そこから、苦手なところをどうやって克服するかに焦点を当てて、練習を行ってきました。
・今回のコンクールで「銀賞」を受賞できましたが、これは、練習の成果が結果に表れたと思っています。少なくとも、5月の定期演奏会に比べて、明らかに上達しており、演奏については納得しています。やればできるという自信にもなりました。これからは、さらなる演奏のレベルアップに向けて、頑張っていきたいと思っています。
(コンクール当日のリハーサル室での演奏です。)
*定期演奏会で納得いく演奏ができなかったことが、コンクールに向けて本気で頑張ることができたことにつながったのですね。コンクールで納得のいく演奏が出来て、良かったですね。
<高校吹奏楽部部長 尾花彩華さん(2-4)>
・5月の定期演奏会以降、金賞を取る、という目標を立て、できる限りのことをやってきました。コンクール当日も、納得のいく演奏ができた、できることはやった。後は結果を待つだけ、という感じでした。
・今回の「銀賞」という結果には、ああそうなのかと思いましたが、審査員の点数で、金賞まであと2点という僅差だったことを知り、かなりショックを受けました。また、審査員の講評によると、絶対に届かない金賞ではなかった、今の自分たちでもできたことが書かれていて、悔しい気持ちになりました。しばらく、立ち直れないほど落ち込んでいました。しかし、改めて当日の演奏を振り返ってみると、やはり、できるだけのことはやった、演奏に悔いはない、やり切った、と思っています。
・今回の「銀賞」という結果には、ああそうなのかと思いましたが、審査員の点数で、金賞まであと2点という僅差だったことを知り、かなりショックを受けました。また、審査員の講評によると、絶対に届かない金賞ではなかった、今の自分たちでもできたことが書かれていて、悔しい気持ちになりました。しばらく、立ち直れないほど落ち込んでいました。しかし、改めて当日の演奏を振り返ってみると、やはり、できるだけのことはやった、演奏に悔いはない、やり切った、と思っています。
*2点差だったということがショックだったということでした。その気持ちはよく分かります。こういう経験は、誰にでも起こりうることですから。しかし、何点差であれ、とにかく差があった、という現実は受け止めなければならないと思います。金賞という目標は、その差を乗り越えた先にあったのだと思います。
しかし、そのことで、皆さんの頑張りが否定されるものではありません。金賞を目標に練習し、納得のいく演奏ができた、やれるだけのことはやった、という達成感は、頑張ったものだけが得られるもので、金賞が取れなかった悔しさもその一部だと思います。おそらく、思い通りの結果が得られなかった経験の方が、すべてうまくいった経験よりも、はるかに多くのことを学ぶことができると思います。この経験は、皆さんの青春の1ページとして、ほろ苦さとともに輝き続けると思います。お疲れ様でした。
しかし、そのことで、皆さんの頑張りが否定されるものではありません。金賞を目標に練習し、納得のいく演奏ができた、やれるだけのことはやった、という達成感は、頑張ったものだけが得られるもので、金賞が取れなかった悔しさもその一部だと思います。おそらく、思い通りの結果が得られなかった経験の方が、すべてうまくいった経験よりも、はるかに多くのことを学ぶことができると思います。この経験は、皆さんの青春の1ページとして、ほろ苦さとともに輝き続けると思います。お疲れ様でした。
【中高】栃小教研佐野支部理科部会研修会
8月3日(火)9時~11時半、 佐野市内の小学校で理科を教えている先生方の研修会が、佐野高校の理科室(3階の化学室)で開催され、小学校の先生方40名近くが参加してくださいました。また、研修の後半では、科学部の生徒による研究発表も行いました。

今回は、本校が全面的に協力させていただきました。
今回は、本校が全面的に協力させていただきました。
本研修会を企画されたのは、嶋田政己校長(犬伏東小)で、かつて佐高や佐附中で化学や理科を教えてこられた同僚の先生です。
実技実習では、「液体窒素」を使った物質の変化を観察しました。
この実習は、附属中の「数理探究」の授業のネタでもありますが、一般の小中で体験することは、なかなかありません。本物に触れる実習は、小学校の理科の先生にとっても貴重な体験です。
まずは、事務局の河田安彦先生(犬伏小)による演示実験から始まりました。河田先生は、佐野市の宇宙少年団などでも活躍されています。
液体窒素の実験の定番中の定番です。-196℃の液体窒素で「バラ」を凍らせます。
そして、バラの花びらは「バラバラ」に!
さすがに、つかみはOKですね。小学校の先生方の期待が一気に高まりました。
続いて、先生方は各班ごとに、いろいろなものを液体窒素で冷却し、その変化を観察しました。
膨らませた風船やレタスなどを冷却しています。
これならどうだ、と目一杯膨らませた風船を冷却する先生方もいました。
動画でも記録されています。
もっとやってみたい先生方は、液体窒素のお代わりをしています。
スプレー缶に入った酸素や二酸化炭素をビニール袋に入れて液体にする班もありました。
ここで、再び河田先生が登場し、またまた定番の実験を披露します。
「バナナ」を凍らせています。
これもお決まりで、凍ったバナナで釘を打ちました。
「そんなバナナ!」先生方の興奮はますます高まります。
そして、最後のクライマックス。高温超電導の実験です。
確かに、よく見ると物質が浮かんでいます。
約40分間の実験の後、先生方は実験結果をまとめ、少しクールダウンしました。やはり、実物を見ることは最大の研修ですね。なお、中学2年生の松葉君と丸山君がアシスタントとして協力してくれました。
その後、研修の第二部として、生物室に移動し、科学部の生徒たちによる特別講義が行われました。
科学部の代表6名の自己紹介の後、パワーポイントによる研究発表を行いました。
その後、今年度はどんな研究をしているか、それぞれの研究班のリーダーが説明し、生物室内で飼育、実験している生物を自由に見学してもらいました。先生方は、とても熱心に話を聞いてくださり、質問もしてくださいました。また、小学校での教え子がりっぱになった姿に感動している先生もいらっしゃいました。
生徒たちにとっても、大きな励みになりました。
最後は、再び、3階の化学室に戻り、おさらいの実験を本校の神戸先生と田所先生によって披露しました。液体窒素で液体状になった酸素を試験官に入れ、火をつけました。
激しい燃焼が起こります。
こうして、午前中2時間半にわたって行われた研修会は、先生方の大満足の中、無事に終了しました。小学校の先生方にとっても、本校で行われる授業や科学部の活動はとても魅力的だったのではないかと思います。お役に立てて光栄でした。
小学校の先生方とのコラボは、今までほとんどありませんでしたが、附属中に入った生徒がどんな学校生活を送っているか、そして、どれだけりっぱに成長しているかを知っていただく良い機会でもありました。(まだ他にもいろいろなネタがありますので、第二弾も実施可能です。ご検討ください。)
【中3】シンカゼミ・フィールドワーク②
8月2日(月)10:00~、中学3年の細貝さん、田中さん、尾島さんのグループの研究テーマ「なぜ栃木県の男性育休取得率は低いのか」に関するフィールドワークとして、大芦守教諭(佐野北中学校勤務)にインタビューを行いました。

今日は、佐野高校まで足を運んでくださいました。
今日は、佐野高校まで足を運んでくださいました。
大芦先生は本校の卒業生ですので、皆さんの先輩にあたります。なお、大芦先生のお父さん、そして、お子さんも佐野高校を卒業されましたので、親子三代にわたって佐野高校を卒業されたことになります(令和元年度に「三代表彰」を受けました)。
大芦先生は、2番目のお子さんが誕生された際、佐野市の男性教員で初めて育児休暇を取得されたそうです。その体験を踏まえて、大芦先生が育児休暇を取得された時の状況、そして、育児休暇取得の現状などについて、教えてくださいました。
また、御家族の写真を見せてくださり、父親としての思いや、教職員としての思いなどについても話してくださいました。生徒達の想像以上に、育休を取得することは大変なことだった、ということが伝わってきました。本当に、貴重なお話をありがとうございました。
(注:インタビュー終了後に写真を撮らせてもらいましたので、ノートは閉じています。実際にはきちんとメモをとっていました。)
*今回のフィールドワーク(インタビュー)を参考に、さらに研究を進めてください。どんな研究になるか、楽しみにしています。頑張ってください。
大芦先生、今日はありがとうございました。
【高校】わかやま総文祭「自然科学部門」
7月31日(土)、和歌山県紀の川市の「近畿大学生物理工学部」を会場として、第45回全国高等学校総合文化祭「自然科学部門」の発表がありました。本校科学部を代表して、高校3年4組の戸室琴乃さんと3年3組の青木華瑚さんが、「トウキョウサンショウウオの保全活動」に関する発表を行いました。
発表は、7月31日の16:51~17:07までの16分間で、発表時間は12分以内、質疑応答は4分間以内、ということになっています。当日の行きの新幹線の中でも発表内容の最終チェックを行っていました。
研究発表は、物理部門、化学部門、生物部門、地学部門からなり、それぞれが2会場に分かれて行います。本校の発表は、生物部門の第1会場です。
審査委員の2人の先生(近畿大学教授等)と30名程度の観客を目の前に、発表が始まりました。まず、青木さんが前半を担当しました。正面に座っている方が審査委員の先生です。かなり緊張しますね。
後半の担当は戸室さんです。
2人の発表は、ほぼ完璧でした。プレゼンについては、もう佐高の「お家芸」という感じで、わかりやすく丁寧、安心して聞くことが出来ました。皆さんは、佐野高校の中でお互いの発表を見聞きしていますので、うまくできて当たり前くらいに考えているかもしれませんが、他校の発表と比べると、佐高の発表は、何を伝えたいか、といった内容に合わせてメリハリをつけたりしていて、明らかにわかりやすいです。話すスピードも重要です。これまでに10回以上は発表の練習をしてきた成果がありましたね。さすがでした。
発表後の質疑応答です。質問は高校生1名と審査委員1名からありました。
審査委員からは、「なかなか良い研究である」というお褒めの言葉をいただきました。審査委員の質問は制限時間で途中になってしまいましたが、2人は休憩時間に直接、審査委員の先生のところに行き、途中になってしまった質問内容について答えたり、発表の際の心得など、有益なアドバイスもいただいていました。
「やれることは全てやった」という感じでした。
充実感を持って、会場を後にしました。お疲れさまでした。
【中高】美術部、旭城祭の巨大壁画
7月30日(金)、中高の美術部は、9月4日(土)に開催する「旭城祭」で展示する、恒例の「巨大壁画」の制作中でした。今回の壁画は、高校2年1組の塩原明莉さんの原画をベースに、美術部員全員で制作します。
7月29日(木)、段ボールを貼り合わせて、壁画の土台を制作しました。この段ボール上に壁画が描かれていきます。
7月30日(金)正午、今日の午前中で、壁画の背景となる部分の下絵が完成しました。水性のペンキを使って描かれています。
この背景の上に、何かが描かれていきます。何が描かれるかは「お楽しみに!」ということでした。今までの壁画とは全く違ったものになるそうです。
それでは、楽しみに待つことにしましょう。
【中1】ウーパールーパーの繁殖
7月28日(水)、中学1年3組の板橋風花さんが、校長室に「ウーパールーパー」を持ってきてくれました。「ウーパールーパー」は、「日本両棲類研究所」の篠崎所長(先日実施した創立記念講演会の先生です)が命名した愛称で、成熟しても幼生のままでいる個体は「アホロートル」と総称されています。

まだまだ幼生です。
まだまだ幼生です。
板橋さんの話によると、ちょうど1年前の7月頃、弟さんとお父さんが、ウーパールーパーの幼生2匹(数センチ程度)を300円で買ってきたそうです。
それを家で育てたところ11月くらいには20センチ近くまで成長し、おおよそ12月から4月にかけて、産卵を始めました。(ということは、オスメスが1匹ずついたんですね。)卵の数は約500。それが、発生し成長し大きくなっているそうです。
成長した「ウーパールーパー」
産卵した卵塊(ばらばらに産み付けているようです)
ちゃんと発生が進んでいますね。これらが全て成長したそうです。500匹ですから大変でしたね。いろんな方に分けたりしたそうです。
今回は、学校でも飼えないかと持ってきてくれました。
そこで、生物室に水槽を用意し、水温が馴染むまで一日、容器に入れたまま、水に浮かべておくことにしました。
一日後の29日、水槽に移してやると、動き回っていました。板橋さんがエサをやると、食いついてきました。今は、5,6センチですが、これが冬には20センチ近くになるということです。生物室に新たな生き物が仲間に加わりました。板橋さんが、ちょくちょく面倒を見てくれるそうです。(安心しました!)
板橋さんは、このことがきっかけで、両生類(特にサンショウウオ)に興味を持ったそうです。また、板橋さんの話を聞いていて、家で繁殖させているお父さんの飼育技術も凄いなと思いました。
【中3】シンカゼミ・フィールドワーク
7月29日(木)10:00~11:00、中学3年の黒尾さん、山本さん、舩江さんのグループが、早稲田大学教授の金 敬黙先生に、Zoomを使ってインタビューを行いました。

3人は「日本と韓国の交流を深めるために」というテーマで、どうしたら良好な関係になることができるか、また、そのために自分たちで何ができるのか、について研究しています。
3人は「日本と韓国の交流を深めるために」というテーマで、どうしたら良好な関係になることができるか、また、そのために自分たちで何ができるのか、について研究しています。
始めは、韓国について理解を深めるサークルが、早稲田大学にあることが分かり、そのサークルの方と連絡を取ろうと、中村先生を通して大学に連絡をとりました。ところが、サークルの学生はすでに卒業してしまっていたので、韓国に関して生徒の質問に答えていただける早稲田大学の金 敬黙先生を紹介してくださいました。
金教授は、3人の質問にとても丁寧に答えてくださいました。
また、中学生として、こんなことから初めてはどうか、といったアドバイスもいただき、とても参考になったようです。
金教授は、学生達で行われるゼミ(Zoom)に参加することも誘ってくださいました。3人はこのように対応していただけたことに感動し、とても、やる気がでてきたようです。あまり堅苦しく考えずに、楽しみながら研究できるといいと思います。頑張ってください。
【中学】第9回科学の甲子園ジュニア栃木県大会
7月28日(水)13:30~16:00、化学室東で、今年度の「科学の甲子園ジュニア栃木県大会」出場にむけた勉強会を行っていました。本校からは、2チーム14名(2年生10名、1年生4名、希望者)が出場します。
大会は、8月28日(土)に栃木県総合教育センターで行われますが、すでに、実技試験の課題(かなりの難問です)が出ており、当日までに準備しなければなりません。夏休み中ですが、何度も集まって対策を練って仕上げていきます。
皆、やる気と好奇心に溢れています。知恵を絞って、いいアイディアを考えてくださいね。応援しています。
【中学】栃木県中学校総合体育大会(陸上競技)
7月26日(月)、28日(水)の2日間、「第74回栃木県中学校総合体育大会陸上競技大会」が、佐野市運動公園陸上競技場で開催されました。佐附中から13名が出場しました。2年女子100mHで、矢代さんが4位、山田さんが6位に入賞しました。おめでとうございます。
7月27日(火)は台風の影響で、28日(水)に順延になりました。
26日の一部と28日の午前中の競技を見学・激励に行きました。
<28日>
・2年女子1500m決勝:中村さん
・3年男子1500m決勝:兵藤君
・1年男子1500m決勝:荻原君
・3年男子110mH予選:初谷君
・3年女子100mH予選:坂本さん
*見ることが出来なかった種目もありましたが、皆さん、自己記録の更新を目指して頑張っていました。(後で、それぞれの感想等を聞かせてください)
・2年女子100mH決勝:矢代さん、山田さん
(実は、1日目に決勝が行われ、矢代さん4位、山田さん5位でしたが、何らかの不備があり、本日、再試合が行われました。)
↑ 7レーンの矢代さんです。
↑ 9レーンの山田さんです。
スタートします。
第1ハードルです。
第2ハードルです。
第3ハードルです。
矢代さん4位、山田さん6位でゴールしました。県大会で入賞というのは、素晴らしい結果です。良かったですね。
走った後の本人たちの感想を顧問の吉永先生から聞きました。
矢代さん:「100mHでは自己新を出すことが出来てうれしかった。しかし、この後走った200mでは力を出せなかった。夏にしっかり練習して強い選手になりたい。」
山田さん:「26日に行われた1回目の決勝の方が、記録が良かった。また、中盤から後半にかけては、イメージ通りにいかなかった。」
*吉永先生によると、矢代さんも山田さんも、今シーズンの4月当初は18秒台でしたが、矢代さんは今回16秒を切りました(15秒97)。山田さんも2秒くらい記録を伸ばしているそうです。100mHの全国標準記録は14秒80なので、2人とも十分全国が狙えるところまで来ているそうです。さらに、力をつけて上を目指してください。これからも応援しています。
身近な風景 ~ハス池の生き物たち
7月25日(日)、サッカーの試合の帰りに「つがの里」のハス池に寄ってみました。

前回、「つがの里」のハスを紹介したのは、6月22日でしたので、約1か月後のハス池です。そこには、ハス以外の生物の姿もありました。
前回、「つがの里」のハスを紹介したのは、6月22日でしたので、約1か月後のハス池です。そこには、ハス以外の生物の姿もありました。
ハスは、まだ葉っぱは青々としていますが、果托はだいぶ固くなり、種子が出来ているものもありました。1か月で種子はできるんですね。
ところで、果托は同じ方向(南向き)を向いているような気がしました。ヒマワリの花が太陽に向いているのと似ている、と思いました。花は真上を向いていましたので、種子ができるときに南向きに傾くものが多いということなのでしょうか。
花は真上を向いています。
花びらを落とすと、確かに少し傾いているようにも感じます。種子が成熟すると、その重さに耐えきれず、傾いてしまうのでしょうか。真偽のほどは、今のところ、わかりません。
ところで、ハス池にはハス以外の生き物の姿が見られましたので、紹介します。
水面を見ると、メダカが大繁殖しています。かなりの数がいます。
シオカラトンボが、何匹か飛び回っています。
池に近づくと、ウシガエルが警戒して水に飛び込みます。他の種類のカエルは見かけませんでした。
アブラゼミの鳴き声も聞こえます。
ハス池は人工の環境ですが、そこには様々な生物たちが生活しています。
さらに一月たったら、どう変化するのか、今後も注視していきます。
緊急情報
特にありません。
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