栃工トピックス

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令和7年度 高校生未来の職業人育成事業 「竹あかり」の製作

 「竹あかり」の製作は今年度8年目を迎えました。本校生徒は、「竹あかり」製作を通して、地域の皆さまとの交流を深めています。

 9月11日(木)、機械科と電気科の3年生「竹あかり」製作の課題研究班12名は、蔵の街遊覧船の佐藤雄造様から、蔵の街栃木の歴史や「うずま川行灯まつり」を始めた背景などに関する説明を聞き、「竹あかり」の製作に向けて技術指導を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 9月27日(土)、9月28日(日)の二日間にわたり、本校の実習室において、「竹あかり」製作の課題研究班12名が、栃木市内の小中学生を対象に「竹あかり」の製作の指導を行いました。今年度は、小学校6校から16名、中学校4校から9名が参加し、「竹あかり」の製作に熱心に取り組みました。

 本校の生徒たちは、小中学生がけがをしないよう、事前にどのような作業に危険が伴うか、どのような点に注意が必要かをしっかりと検討し、当日は、工具の正しい使い方について丁寧に指導するなど、安全面に最大限の配慮をしながら作業を進めました。また、参加した小中学生が作業を楽しむことができるよう、コミュニケーションを取りながら指導にあたりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 10月24日(金)、課題研究班12名が、巴波川幸来橋付近の綱手道において、小中学生が作成した「竹あかり」の設置作業を行いました。蔵の街遊覧船の佐藤雄造様から、作業の段取りや設置方法についてのご指導をいただき、スムーズに設置することができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 11月1日(土)、「うずまの竹あかり点灯式」が開催され、「竹あかり」の製作に関わっ小中学生と本校生徒が招待されました。

 参加した小中学生と本校の生徒は、「竹あかり」が美しく灯る様子を鑑賞し、幻想的な夜の景観を楽しみながら、自分たちが製作に携わった作品の完成を実感する貴重な時間を過ごしました。

 令和7年11月1日(土)から令和8年2月28日(土)まで、巴波川幸来橋付近の綱手道は、柔らかな「竹あかり」の光に包まれます。ぜひ足を運んでみてください。